2019年7月12日金曜日

フルノ魚探 DFF-3D + TZ professionalが魚探革命すぎる件

どうもです.

またまた魚探ネタ.
しかも,ほぼ庶民には縁遠いと思われるハイスペック系魚探ネタです.

Garminに標準搭載されている技術,クイックドローコンター,クリアビュー,サイドビュー及びパノプティクスは日本の魚探会に衝撃を与えたと思います.
クイックドローなんか今は数万で買える魚探にすら付いているものですから,本当にすごい時代になったと思います.

そして,サイドビュー,船下断面が見ることができるパノプティクス.このあたりも特定のユーザーにとっては非常にありがたいものでした.

が・・・・・

私は思いました.

モット出力がほしい.

要はGarminのサイドビューの場合,一番遠くまで音波が飛ぶもので周波数が260kHzの500Wになっています.
なんとなく惜しい・・・・.
というのも,これだと,快適に使える水深が高々50m〜60m程度(80mぐらいでも使えるっちゃ使える)にとどまるからです.
十分じゃねぇか!と思う人も居るでしょう.

でも,もっと深い海で使いたい人間だっているのです.

そこで,色々調べていた結果,去年たどり着いていた答えが,FurunoのDFF-3D.
https://www.furuno.com/special/jp/fishfinder/dff-3d/?=yt

これはNavNet TZtouchシリーズに接続して使うセンサーシリーズのうちの一つです.
マルチビームソナーという名前が付けられています.
なんと,これが,断面画像&サイドスキャン&マルチ魚探をこなすという画期的なソナーになってます.
周波数は165kHzの800W.ちょっとだけ物足りないですが,Garminに比べると,高出力,低周波数のため,深い海でも使えます.

縦方向に限れば300m,断面映像,サイドスキャンの実用範囲は水深200m.

めちゃくちゃ使えます!
どのようなイメージか?というのはFurunoの紹介ムービーを見てもらったほうが早いでしょう.


断面映像モード
3D履歴モード
マルチ魚探モード
サイドスキャンモード

全部めちゃくちゃ使えそうです.
良いなぁ・・・・.
値段は標準価格で54万円です.高いですね・・・・.

それにDFF-3Dはモジュールブラックボックスのみなので,それをつなげる機器(画面)が必要です.
日本の場合は,NAVNetのTZTouchシリーズに繋がります.
オープン価格なので,値段がよく分かりませんが,FurunoUSAのドルを参考にすると,40万〜65万ぐらいって感じです.

100万コースですね・・・・.
Furuno魚探は高いです.高嶺の花.

さて...このFurunoのDFF-3Dを含めたモジュールシリーズ.
他にはチャープが使える,DFF1-UHDや3kwの振動子まで駆動できるDFF3,底質判定機能付きのBBDS1などがあります.

そして,これらはNavNetシステムによって,TZTouchシリーズに繋げなければならない・・・と日本語のサイトでは謳っています.

が・・・英語版のサイトにはもう一つつながる機器が書かれてあります.

それが・・・

TZ Professional というソフトを搭載したPC.

TZ Professionalとは?
欧州で開発されている,海洋ナビゲーションソフトです.

https://mytimezero.com/tz-professional

MAXSEA・Nobeltecが開発しています(たぶん.

で,このソフトにモジュールを追加することで,Furunoのモジュールシリーズを駆動することが出来ます.

そこまでは,まぁ,別に・・・・って感じだと思いますが.

TZ professionalの更に別売りのモジュールにPGBモジュールというのがあります.
PGBとは,Personal Bathymetric Generator の略です.
適当に直訳すると個人の等深線生成機.
要はGarminのQuickDrawのように等深線を生成できる機能を追加することが出来るんです.
しかもモジュールとして追加するので,かなり高機能です.
等深線の細かさを指定したり,表示方法を指定したり,色分けを細かく指定しり・・・.
編集もできます.

とにかくすっごく高機能なクイックドローだと思っていただければ.
PGB moduleの紹介はこちら
https://mytimezero.com/tz-professional/personal-bathymetric-generator

さらにTZ professionalでDFF-3Dを使うにはDFF-3D用のモジュールも必要になります.

色々なものが必要になりますが・・・・
通常の魚探であれば,船の真下の地形図を書いていくことしかできませんが,DFF-3Dを使えば,断面の水深をいっぺんにマッピングすることができます.

その機能をわかりやすく紹介した動画があるので,紹介します.

日本語ではないですが,直感的に凄さが分かると思います

これはかなり効率が良いと思います.
ポイントを探すときなんかも楽そうですね.

日本でここまで導入している人いるのだろうか?

ちなみに,Furuno本社に電話で問い合わせたところ,日本では売ってないけど,海外から買ってつなげれば対応はしていると言ってました.
最初,担当の方もTZ professionalって何?みたいな感じでそんなもんは知らん!って対応でしたが,詳しく説明すると,あとで確認しますということで,確認して貰いました.

また,TZ professionalですが,国内に販売店はありません.
海外から買うことになりそうです.

ミスった水深のところなど,エディットできたり,水深色分けとか3D表示とか,通常の魚探ではなかなか出来ないかゆいところに手の届く機能が盛り沢山です.

湯水のように金があったらコレ導入したいです.

TZ proは本体が約1500ドル,PGBモジュールが1500ドル,Fruno DFF-3Dモジュールが900ドルが定価となっているようです.結構お高いなぁ.3900ドルぐらい導入に必要ってことですね.※ディスカウントして売られているショップも多々あるので,安いところを探せば,もう少し安いと思います.
でもまぁ,TZ touchもそれぐらいの値段しますからね.似たようなもんって感じです.

でもまぁ,このシステム導入できれば,かなり無双できそうな気がします.

海の中が見えすぎるという世界に最近到達してきている気がして・・・・
それって楽しいのか?と言われるとよく分からんのですが,ハイテク魚探の導入はまた違った釣りの世界を見せてくれるような気もしています.

戦略的に釣ることが好きな人は,好きなんじゃないかなぁと思います.

導入するかしないか?等は個人の考え方もあると思いますし,何事も賛否両論あって良いと思います.

存在を知っている.
ということは一つアドバンテージだったりもします.

ということで,今日はハイエンドクラスの魚探と,日本ではあまり馴染みのないナビソフトの話でした.

また,魚探の話などはちょこちょこ更新していきたいと思います.

でわ.
普通のフルノ魚探の価格が知りたいという方,例えば,下記からアクセスしてみてください.
その価格にびっくりすると思います(笑.












---スポンサーリンク---

---スポンサーリンク---


0 件のコメント:

コメントを投稿