2017年6月30日金曜日

ナブラにも遭遇!大満喫のカヤックフィッシング!

やっぱり1ヶ月に1回は浮かないとね!
ってことで久しぶりに外洋カヤックフィッシングへ行ってまいりました.
6月上旬の話です.
トロトロの凪.

そしてこの日はブログ始まって以来の念願かなってランデブー!
とはいえ,お互い好き勝手に釣りして同じ海域に2艇居たらいざという時助け合えるしいいっすよね?ぐらいのゆるーいスタンスのお付き合いで行きました.

朝一,ちょっとトラブって現地入りが遅れ,先に出艇されていたのですが,小一時間でアカハタやオオモンハタ,クロホシフエダイなど釣られていました!

で,私は最初の数流しでアカハタ.

浅場でかけることが出来たので,リリース出来ました.

一路,沖を目指します.
今日はひときわ凪なので,ちょっと私はやったことない潮の速いエリアへ.
下げ止まり前の激流.潮流1.8ノットほど流れています.

あっという間に流され,ポイントを通過.
ここでアカハタ小が釣れましたが,リリース可だったのでリリース.

こういうポイントは緩み時が時合になることが多いのですが,ちょっと釣りにならないので,移動!
カヤックで2ノット近い潮流はちょっと怖いです.

で,潮裏に行くと潮ゆるい・・・.
底ベタの反応を打ってみると,赤ヤガラ!
掛かりどころもボディーフッキングでぐるぐる巻きになってしまい,リリース不可と判断しキープ.でもヤガラ汁がちょうど食べたかったので良かったです!

その後,一緒に出艇してもらった方は午前中で上がられるとのことで,軽く挨拶を交わしてソロへ・・・・.

浅場にキビナゴが群れているのはわかったのですが,青物の回遊待ちって感じだったので,こちらから攻めていくことに・・・・というわけで新規開拓深場へ.

※今年はカヤックからスジアラ釣ろう!と思っており,ここまでじつはスジアラを狙って釣りしていましたが,完全に青物へシフト・・・・.やっぱり海に出たら何かと青物を探してしまいます.

100mラインまで行ってみようかなぁと思って走っていると,潮目付近に”とろみ”っぽいのを見つけまして,そろーっと近づいていると,スーパーボイルが発生!!!!
カヤックの周りをヤズの群れに囲まれました.

釣りをやらずに水中写真撮ってみます.
写真の中だけでも数十匹いますね(笑.

これ釣れるやろ!と思ってジグを落とすも反応はしますが,見切って食いません.
むちゃくちゃベイトが小さいです.シラスみたいな感じでした.キビナゴの稚魚!?
で,あまりにナブラが続いているので,その間にスピニングにリーダーを結び,リングを結束し,トップウォータープラグをつけました.

ナブラは移動していたので,追っかけて行ってキャスト!
一発で出ました!キモチー!
で,正体はヤズ.

リリース.
キャスト!着水と同時にヒット!!!


タノシー!
で,コイツはキープ.
このサイズのくせにムシいました.けど,ハラミはトロトロで若魚ながら美味かったです.

さて次はどうだ!?
とキャストすると,後ろから10匹〜20匹チェイスしてきますが,バイトまでは至りません.ナブラもちょっと収まってきて,食い気が下がってきた感じでした.
一瞬の時合ですね〜.

2匹釣れたので満足し,まだちょっとナブラがありましたが,それは置いて深場を目指します.

100mラインへ到達.
走り回りますが,それらしい瀬を見つけることが出来ず,ちょろちょろっとしたベイト反応を流してみますが,アタリません.
ひとしきり走って満足したのでちょっと浅場のポイントへ.
60mライン.魚は居るようですが,デカイ魚っぽい反応は無し.
流れもちょっとあって雰囲気だけはあります・・・・.

スジを変えて4流しほどして当たらないので浅場へ戻りました.
赤潮発生中でまだまだ海としては本調子ではない様子.

ここからは浅場の開拓.ということで,一応狙いはスジアラ・・・・だけどやっぱり魚群反応にカヤックを入れたくなるので,シブダイ狙いにチェンジ.

ちょっと浅場で探っていると,シブダイっぽい浮いた反応!
ジグにも着いてくる!10mほどしゃくり上げたあとのフォールでコッコッコっと狙い通りアタリ!
シブダイでした!

こういう,狙った魚を釣る.っていうことがものすごく個人的には面白いです.
たまたま考えていることがハマっただけなのかもしれませんが,ある魚種についてその食性や行動,住処,性格などを考え,魚探の反応からポイントや魚種を推定し,狙ったやり方で食わせる.一連の考えにすべて根拠はアリます.
それが正しいのかどうなのかは置いておいてです.
実際,釣りしていてこれが正解だ!なんて思う瞬間はほぼ皆無です.色んな可能性を疑うからです.魚が釣れていてもです.正解の中の一つではあるのかなとか思ったりはしますが.
ですが,そうやってある意味頭を使いながらあーでもないこーでもないと釣りをするのが個人的には好きです!

シブダイまで釣れたので今日は超満足!
で,その後は地形の把握に努めます.
なかなかスジアラが潜んでそうな近いは見当たらず・・・
というかどこにでも居そうな地形してます(笑.
でもそうじゃないことも多いんですよね〜.
回遊している時間ならばどこかでベイトつきで当たる可能性は高いですが.住処直撃型で釣ろうと思うと・・・もう少し経験が必要だなと思っています.
浅場にはびっしりキビナゴの群れ.

やっぱり私は「釣れた」ではなく,「釣った」を目指したいです.

そうこうしているうちに,タイムアップ?
出艇場所付近も気になっているポイントがいくつかあるので,戻ります.
途中,またまたヤズナブラに遭遇!
しかしスーパーボイルではなく,単発ボイルがチョロチョロと.
トップを投げても見向きもしません!
ふと魚探に目をやると,ん?中層のコレがベイトで,その下のがヤズか?

っていうことで,ジグを取り出し,落とします.
魚探を見ながらジグの落ちていっている層を把握し,着底を待たずにヤズの泳層のちょいしたで止め,ゆったりしたワンピッチからフォールを入れながらヤズの居る層を長く動かします・・・・.

ん!???っとヒット!

これは嬉しい.これも狙って,「釣った」といえる一尾でした.

その後,もう一匹追加!

これも中層ジャーク.魚探を見ながら完全にシューティングしています.
下の画像,ジグの軌跡と,ヤズがジグに反応しているのがわかりますか?
この後ヒットでした.

2匹ジグでも釣ったので満足!

あとは出艇場所付近の調査で気になっている場所へ.
ちょうどアジが溜まっているポイントを発見し,流してみると,アジの中からシブダイ!

もう一発!


ってことでシブダイが2連発.
※アジはボトムに固まった反応を出します.キビナゴとは明らかに違う反応です.
ちなみに,引っかかってきましたよ.小アジですね.


もうお腹いっぱいだけどスジアラは?と思いつつ,こういうところの割れ目にいそうだなぁと色々考えるも,スジアラからのアタリはなく,タイムアップでした!

本命こそ釣れなかったものの,めちゃくちゃ楽しめたカヤックフィッシングでした.
夏も楽しみですね〜.

釣果:ヤズ×4,アカハタ×2,アカヤガラ×1,クロホシフエダイ×3

一日カヤックできて幸せでした.
やっぱり自分の足で探す魚もこれはこれで格別の面白さです!
1匹の意味がまた違ってくるなと思った日でした.

梅雨明けからはカヤック最盛期!
8月の灼熱期はカヤック三昧やりたいなと思ってます.
もちろん遊漁船も乗りますが・・・.

それではまた.


2017年6月28日水曜日

巨大根魚(マハタ,クエ,カンナギ)との勝負を制するためには

どうもです.

今年はこれまでカンパチ狙い一辺倒だったジャークを根物に寄せたりして,ちょこちょこですが根物を釣っています.



桃太郎さんでもマハタ釣らせたもらったり,明日丸さんではクエらしき大型の根魚を針ハズレにてバラシ,つい先週あげたブログ記事ではそのリベンジとして?20kgオーバーのクエを仕留めることが出来ました.

とりあえず,ちょっとだけ大型のハタ類を釣り上げた実績を作れたということで,妄想ではない,実体験に基づいた感想のもと,大型の根魚を捕るために必要なことについて書いてみたいと思います.もちろん,まだ20kgオーバーのクエまでしたあげたことはありませんので,それ以上の魚についてはまだまだ未知だと思っています.

私がよく狙うターゲット,「カンパチ」と比較して以下の点について考えを述べたいと思います.



ハタ類の引きの強さ

ハタ類のバイトレンジ

ハタ類とのファイト


※一応,毎度毎度いっているので,ブログを良く読んでくださっている方は分かっていただいていると思いますが,私はあくまで私の考えを述べているのであって,これが正解だ!と主張したいわけではないです.自分の考えをシェアすることによって,みなさんの考えるきっかけになれば良いなと思っています.また,現時点での考えなので,今後変わる可能性も当然あります.あまり真に受けないようにということです.

ハタ類の引きの強さ

あくまで「カンパチと比べて」.という話をしますと,非常に引きの弱い魚だと思います
それはマハタ,クエにかぎらず,スジアラなども例外ではないです.
20kgのクエは10kgのカンパチより引きません・・・.体感ですが,ヒレナガの5,6kgぐらいじゃないでしょうか?
ここでの「引き」の定義が難しいのですが,ここでは反転してドラグを出していく力,走る距離のことを言っています.
カンパチはこちらが結構なプレッシャーを与えていてもいとも簡単に反転します.特にヒレナガはその能力に長けていると感じていて,どんどん巻いていてもくるっと反転してドラグを出します.一旦出始めると一気にスピードが乗って力強いです.
一方ハタ類は反転する能力がカンパチに比べると劣っていて,プレッシャーさえ掛ければ反転しにくいように思いますし,仮に反転されてもスピードにノリづらく,短い距離だけ走らせてこっちを向かせることが可能だと感じています.
かといって,走らせてしまうと,根に張り付く能力はカンパチの比ではないので,根に潜られるということが無いカンパチに比べ,ボトムまで走られてしまうことを警戒する必要はあります.

ハタ類のバイトレンジ

よく言われるのはマハタは底から5mぐらいまで.クエも同じぐらいです.
スジアラなんかは中層でも当たったりします.
自分が見たことある最高はマハタもクエも底から20mぐらいまででしょうか?
ただし,クエはマハタに比べてかなり浅場にも居たりするので,磯釣りで水面まで追っかけてくることもシバシバです・・・. とはいえ,マハタ,クエはジギングで狙う場合はやはり底中心.あげても20mくらいかなと思います.
このベタ底でかかることが多い.ということがハタ類のキャッチ率を下げている一番の要因かと思います.
ハタ類といえど,キチンと誘って上で食わせる努力は惜しまずやりたいなと個人的には思います.上まで追ってくる時間帯(時合)がものすごぐ短いので,いつも上で釣れるとは限らないと思いますが.

ハタ類とのファイト

あくまで個人的な考えを書きます.
ハタ類との勝負はかなり上でかけた場合や砂地でかけたを除き,最初は「ドラグ出したらヤられる」「常にプレッシャーをかけて1cmでも多く巻く」が正解だと思います.
それは上にも書いたとおり,根に張り付くことができるからです.
基本的にはハタ類の住処はゴツゴツした岩場,穴があって,スリットがあって,そういうところを根城にしているようにおもいます.したがって,必然的にヒットした時の近くにはそういう根があります.
ここに入られたらまず捕れないと思います・・・・.
あとは正確なライン放出量と水深の把握が重要だと思います.
ドラグを出してはいけないと言いつつも,水深150mで140mしかラインが出て無ければ,10mは走らせても最悪OKとなります.走らせてもOKな状況を作るために1cmでも巻く,これが大事だと思っています.
完全に止めっきりでファイトすることは好ましくなく,反転してもスピードが乗るまで時間がかかるので,数mのダッシュで止めることは十分可能です.もし反転されてしまった場合,逆にそこで無理に止めてしまうとブレイクの危険性がアリます.ライン強度を超えない,かけられる最大のプレッシャーを自分で分かっておくことが重要です.
かかったらとにかく何も考えず巻く.サイズとか魚種とか気にするのはちょっと上まで魚をあげて少し走られてもOKになってからで十分間に合います.
魚がヒットした瞬間に大きさとか魚種とかを気にしてリールを巻かない人多いですが,こういう人で大型魚を釣ってる人はあまり見かけません.それは巻かないうちに反転されて,根に行かれるからです.もちろん,20m上で食わせたとか30m上で食わせたとかであれば,あと20m〜30mは様子見をしても良いと思います,しかし,ベタ底で食わせて様子見をしてしまうと,もしそれが大型のハタ類だった場合,十中八九ヤラれます.

ということで,ファイトについて簡単にまとめると,
・魚がかかったら即巻!
・色々考えるのは20m,30mあげてからでOK
・ゴリ巻きするための適切なドラグ設定をお忘れなく!
・走られてもOKな状況を作って,本当に走るヤバイときには無理して止めないけどなるべく全力で止める!

そんな感じだと思います.ハタ類相手にドラグ緩めたら駄目だと思います.
もちろん,底から50mぐらい切れて相手も弱ってきたら少しドラグを緩めにして身切れを防ぐことは大事です.

というような感じで,当たり前のことしか書いては居ないのですが,一番伝えたいのは魚がかかったら色々考える前に巻かなきゃ捕れないですよ!ってことです.


2017年6月26日月曜日

ブルーヘブン,それは最低のドラグを装備した最高(価格)のジギングリール

※非常に個人的な感想となっておりますので,リールの性能や相性,好みについては各人でよく考えてください※

ブルーヘブンが好きで好きでたまらない,ブルーヘブンの悪口は聞きたくない!という人は読まないことを推奨します.



ブルーヘブンというレバードラグリールがあります.
スタジオオーシャンマークから発売されています.

近年ラインナップも充実して,120,120N,50,30とラインナップされています.
スロージギングに特化したモデル,S2Tというモデルもあります.

ブルーヘブンのラインナップ

BLUE HEAVEN L120Hi/Pw
BLUE HEAVEN L120N-Hi
BLUE HEAVEN L50Hi/Pw
OGM BLUE HEAVEN L50Hi/Pw-S2T
BLUE HEAVEN L30Hi
OGM BLUE HEAVEN L30Hi S2T

となります.

ブルーヘブンの価格一覧

BLUE HEAVEN L120Hi/Pw 145000円
BLUE HEAVEN L120N-Hi 145000円
BLUE HEAVEN L50Hi/Pw 100000円
OGM BLUE HEAVEN L50Hi/Pw-S2T 125000円
BLUE HEAVEN L30Hi 77000円
OGM BLUE HEAVEN L30Hi S2T 155000円

ベイトのレバードラグリールにして10万超え連発15万ぐらいするモデルもあります

そこで思うわけです.

すっごいイイリールなんだろうなぁ?と.見た目は超高級感あります.簡単にサワレナイみたいな.


私はとにかく高嶺の花!良いリール!そう思ってました.
触ってみるまでは.
ジギング界において錚々たる顔ぶれのテスターの方々がテストしていらっしゃるので,さぞかし出来がイイリールなんだろうなと.そう思ってました.

ブルーヘブンとの最初の出会い

売ってるところすら見たことなかったのと,高価でどうせ手が出ないからという理由で触りもしていなかったのですが,ある日,近くのポイントで売っているのを見かけて,巻かせてもらいました.
ファーストインプレッションは以下にアリます.
https://kimamanitsuri.blogspot.jp/2015/09/somever-green.html

ギアノイズの多さ,それが一番最初の率直な感想でした.
スパーギア(平歯車)なので,多少のノイズはあろうかとおもいましたが,ここまでとは?と.

個人的に考えるブルーヘブンの問題点

ただ,その後,色々と調べたり,実際に見たりしているうちに,ブルーヘブンにおける最大の問題点はそんなところには無い.といういうことに気づきました.

一般的ににレバードラグの一番の利点.それはドラグ調整が瞬時に出来るということにあろうかと思います.
ブルーヘブンの問題はこのドラグに深く切り込むことになります.

端的に問題点を書けば,「動的なドラグ作動時にドラグ調整が出来ない」ということになります.
つまり,大きな魚がかかって,ドラグが勢い良く滑り出ている最中にドラグ調節が細かく出来ないんです.
例えば,「ドラグがちょっと強すぎたな,緩めたいな」と思った時,ドラグが滑り出ている状態でドラグを緩めると,急にテンションが抜けたようになり,最悪バックラッシュします...それぐらいテンションがスッと抜けます.逆に「ドラグが緩すぎたな,ちょっと強くしたいな」と思って1ノッチドラグを入れた瞬間にスプールがロック!最悪ラインブレイク.そんな感じです.
動的な動作の中でのドラグ調整に超がつくほど難があるんです.
それがブルーヘブンです.ブルーヘブンの評判は正直悪いです.

ブルーヘブンに着目するようになってからそういった光景を見たのは1度や2度ではありません.さらには「1ノッチ入れただけでタカギレ...1ノッチに泣く・・・」なんてブログ記事を見たり,テレビ映像でも巨大カンパチが掛かっていて,1ノッチ入れた瞬間タカギレする映像も見たことあって,やっぱりそういう仕様なんだなと思うようになりました.

最近ではアンバージャックの店主さんのブログにて
http://ameblo.jp/amberjack-jigging/entry-12282205330.html
プラス1ノッチに泣く、、、間近に何度もの見て来た光景です。誰もが経験してる??
と書かれてあります.リールはブルーヘブンL50です.
仕様ラインやドラグ初期値などの状況が詳しく書かれていないので,わかりませんが,本来は勢い良くラインが出ていて,レバードラグを1ノッチ入れただけで,ブレイクなんかするはず無いんです.よっぽどの限界値でファイトしていない限り.1ノッチでブレイクするようなときは何よりリール疑ってください.そのリールのドラグ,ちゃんと機能してますか?

さらにコレを確信したのはブルーヘブンを使っていた玄人な方々がみなさんブルーヘブンを使わなくなったことです.
実際に話しをうかがうと,私の予想と同じようなことをおっしゃっていました.
「ブルーヘブン,見た目は最高にかっこいいし,巻きもそこそこ強いけど,ドラグだけはポンコツ」 
複数人からの声です.
だからドラグに人一倍拘る方々には私は絶対にオススメしません.
1つのドラグセッティングで決めてしまって,サミング等でドラグ調整するスタイルの人ならばアリの選択肢だと思いますが,レバードラグの利点を殺してしまっているリールを敢えて使う理由も無いのかなと個人的には思います.
"大物釣りをやる上では"決して最適解であるリールでは無いと個人的には思います.
すべてが悪いとは言いませんが.

パパ大津留さんはブルーヘブンででっかいカンパチを何匹も仕留めていらっしゃいますが,映像を見ていてドラグ調整をされているところを見たことありません.魚を掛けてから上に上がってきてもドラグを締めることも緩めることはされません.
証拠としていくつかの映像で魚をかけたときと船に上がった時でレバーの位置が確認できますが,ポジジョン変わってません.ブルーヘブンのいいところだけを使ってファイトされている感じです.できるだけ上で食わせ,太いラインを使い,初期ドラグ調整からいじらない.そういうスタイルであればブルーヘブンは選択肢としてあってもよいかとは思います! 

あと,ドラグの味付けについてドラグプレートがコルクなので,少し粘ってから出るようなそんな感じの味付けです.(120はデュアルプレートでコルクとテフロンのハイブリッドですが・・・)
西本さんがオーシャンマークのL50の宣伝動画の中でも明言されています.
これも個人的には微妙ですね.味付けについてはアングラー側の好みですから何が良いかは人によって変わると思います.個人的には一定負荷で出てほしいですし,できるだけドラグの出て行く速度に依存せず,さらには熱にも強い.そんなドラグが好みです.つまり,クロスカーボンのドラグが好みということになります.ということでブルーヘブンもクロスカーボンプレートがオプションであったりしたらまた変わるとは思うのですが.
現状のドラグ味付けでは高感度ラインのハイドラグではいくらラインが強くなったとはいえ,一時的にかなりの数値まで負荷がかかってしまいますので,ブレイクの原因となり,ライン本来のポテンシャルが生かせず,したがって,ファイヤーラインのようなある程度伸びるライン「しか」選択肢として上がってこなくなってしまいます.
ブルーヘブン「しか」使ったことない人はよもやブルーヘブンが悪いなんて思わないと思います.あれだけ高いお金を出して買ったリールなのですから・・・・.

ことのついでに言えば,ブルーヘブンのメカトラブル(巻けないとか,スプールロックとか・・・)も目の前で見ていますし,ハンドルのノブ軸が折れたのも目の前で2回見たことがあります.それ以来オーシャンマークのハンドルは使わないようにしています・・・.
安物買いの銭失いなどとよく言いますが,高いものがすべて良いものかというとそういうわけではないとおもいます.

ブルーヘブンの代替機

ここまでドラグクソミソに書いて,じゃあ何買ったらいいんだよ?
という話ですが,私が使っているリールはAccurateのEXTREMEとDAUNTLESSです.
ツインドラグ,ドラグプレートはカーボンです.
https://www.accuratefishing.com/
ツインドラグを採用しており,左右にドラグプレートが付いています.
そのせいで若干スプールは重いですが,600NNまでならジギングに使用しても気にならないレベル.600Nはかなりスプール重く感じます. 回してる時のジャイロ効果がすごいです.
1ノッチの入り方がブルーヘブンやマーフィックスとくらべてマイルドなのでレバーが効かない!と感じる方もいらっしゃる方も居ますが,ちゃんと計測すればドラグ値があがっていることは分かりますし,絶妙な調整になっていると私は思います.
嬉しいことに私の周りにAccurateユーザーが多く居ますが,今のところ,ドラグ操作についてトラブルを聞いたことはありません.大物を釣るリールとして,個人的な最適解はコイツです.ドラグにうるさい人に是非使っていただきたいリールです.
Accurateの大物用機種にATDという機種がありますが,こちらのリールでは400kg近いクロマグロも釣られており,ドラグに対する信頼性は抜群に高いです.
あと,一般的にレバードラグリールの多くが,強いドラグを入れるとハンドルの巻きが重くなってしまう現象が起きますが,Accurateはそれがあまりありません.そのあたりもGoodだと個人的には思います.




2017年6月23日金曜日

佐多沖ジギング釣行記

どうもです.
6月上旬の釣行記になります.

佐多沖へ釣行してまいりました.
5月の中旬ぐらいから海が絶不調となったまま,いよいよ梅雨入り・・・.
今年は佐多沖にデカイカンパチが回遊してこないのか?
とすら思ってしまうレベル.
佐多沖では結果を出すのが難しい釣行が続いています.

この日も例に漏れず.
朝一入ったポイントでは不発!
このポイントで不発な場合は一日を通して難しいことが多いです.

ちなみにこの日はなぜか体調が悪く,異常に眠い・・・.
途中ジャークしながら寝てたことも(笑.
寝ながらでも釣りできるんだなぁと思いました.

その後,到着したポイントでパタパタっと船中アタリ.
色んな魚が上がる中,私はウッカリカサゴ.

とりあえずお見上げを確保.

この時船中でかなりアタリが出たので,時合か!?
と思いましたが,次の流しから潮が変わりました・・・.
こういうの,不思議ですよね〜.

で,仕方がないのでランガン....
ポツポツと拾っていく感じ.
ちょと上まで誘っていると,10mほどでライン停止!から・・・チカメキントキ.

10m上だとちょっと期待するんですけどねぇ(笑.
でも,旨い魚ですよ!何にしても美味い上品な魚.

その後・・・底トントンしてマハタ狙ってみますが,ウッカリ.
 そして更にウッカリ・・・・.

というような感じで,ウッカリを交わしきれませんでした.

底だけを狙う釣りをやっているとカンパチが遠ざかっていくのを感じます.
かといってボーズ覚悟でカンパチのジャークを続けられるほど海況も良くなく・・・.
このあたりは難しいところだなぁと思いました.
まぁ,ウッカリは1日2匹ぐらいまでにしたいなぁと個人的には思います.
根魚はあんまり抜くと冗談抜きで居なくなりますからね.

底物以外を積極的に狙いに行く,上層以外で食ってくるカンパチ以外のターゲットを狙ってみる等々,色々今後工夫して楽しんでいきたいなと思わせられる釣行でした.
邪念に惑わされること無く,狙いたい魚を狙って釣るを目標に頑張りたいと思います.


釣果:ウッカリカサゴ3匹,チカメキントキ1匹

うーむ.
もっと腕を磨きたいですね.


2017年6月21日水曜日

ご存知ですか?自分のリールの巻き上げ力,パワーのあるリールとは?

リールの巻き上げ力

別に明確な定義はないのですが,リールだけで巻き上げられる最大の重さのことをここでは”巻き上げ力”と定義したいと思います.

このリールはパワーがある!
なんてことがたまに言われていますが,そのパワーって何?って話です.
私は巻き上げ力が強いリールのことがパワーがあるリールだと思います.

リールパワーの測定方法

”リールだけで巻き上げられる最大の重さ”
これをどうやって測るかを解説します.
言葉では簡単に説明できますが,具体的にどうやって測るのか写真にて説明します.

1.強めのロッドを用意します.
2.目標物を吊り下げます
3.ここからリールのハンドルだけを回してどれぐらいの重さまで巻き上がるか試します

という脳ミソ筋肉な簡単ステップで計測します.
ロッドやロッドの角度,使用ラインによって変わる部分もあると思いますが,そのあたりは微差だと思いますので,シカトします.
※この方法はとりあえず,独自のものであり,世間一般に認識されているものではなく,私の中での測定方法として紹介しています.この方法がベストであるかは議論の余地があります.

さて,タイトルの問に戻ります.

ご存知ですか?自分のリールの巻き上げ力?

どれぐらいの巻き上げ力があるかどうか?
どれぐらいだと思いますか?把握してますか?
答えを見る前に想像してみてください.

何故重要なの?巻き上げ力

各リールの巻き上げ力をご紹介する前に,何故これが重要になってくるかをお話します.
しつこいようですが,ここで定義した巻き上げ力はリールのハンドルだけを回して引っ張れる最大の力のことを言います.

つまり,これが実際の釣りにおいてどういうことに対応するかというと,「ポンピング無しでどれぐらいの強さで引っ張れるか」ということになります.

ポンピングという行為は時に諸刃の剣となります.
かなり熟練した人でも,ポンピング中においても常に一定の負荷をかけることは難しいです.一定の負荷がかからないということは軽い負荷と重い負荷が交互にかかるということであり,その場合,魚が反転するリスクやフックの刺さっている穴が大きくなる可能性もあります.
足場が悪かったり波が高かったりした場合,ポンピングが困難なこともあります.
しかし,根から少しでも魚を引き剥がしたい.
そういう場合にリール素の巻き上げ力というものが物を言います.

カヤックでもポンピング難しい時もあり,リールを巻くだけであげたほうがよいときもあります.

総じて,巻き上げ力はあるに越したことはないのです.

測定するラインナップ

巻き上げ力を比べるのは以下のリール

・13ステラSW 14000HG ロングハンドル
・オシアジガー2000HG (オシアジガー3000ハンドル)
・Accurate DX2-600NN 2speed(ローギア,ハイギア)

※記事が好評であれば,私の手持ちリール,残りも測定します.
ステラSW6000やSW10000PG,ステラSWスプール違い,オシアコンクエストやジガー1500などなど・・・.

※巻き上げ力はリールを巻く人の力にも大きく左右されますので,あくまで私の値として見ていただければと思います.しかし,リールを巻く人(私)が同一なので,相対的にどのリールが巻き上げ力が強いかということはわかると思います.
また,リールの場合は残りライン量(スプール最外径)でも巻き上げ力は大きく変わってきますのでご注意ください.一応,以下の巻き上げ力比べはラインキャパほぼ満タン時のものと思ってください.

基本的に10kg程度がリフト出来る竿でないとテストできないため・・・・私が持っているスピニング,ベイトともに最強のタックルを使用しています.

リール巻き上げ力測定結果
それではスピニング代表ステラSW14000HG ロングハンドル
※SW8000に14000スプールをつけて,ハンドルを18000のものに換装しています.
スピニングはこんな感じでやってます.
ちなみにこれは10kgリフトしてます.

ということで,SW14000HGロングハンドルの巻き上げ力・・・・4.5kg
これでも結構頑張った数字です.これ以上上げると,リールシートあたりがよじれてパワーロスになるという理由もあろうかとおもいますが,概ね4.5kgがリールだけで巻き上げられる重さになりました.

次・・・・オシアジガー2000HG(リミテッド3000のハンドルに換装しています)
結果・・・・7.5kg
これもまぁ,かなりギリギリの数値で,思いっきりハンドルを回して得られた数字です.
ですが,ステラSWでは100%不可能な数値.オシアジガー2000でもかなりパワーあるんだなぁと感じました.

次,アキュレートの600NN,2スピード.
こちらのハンドルは ほぼオシアジガー3000HGと同じ長さのものに換装しています.
こんなかんじ.ちなみにこれは10kg負荷.
2スピードあり,ローギアとハイギアがあります.

ハイギアの結果・・・・巻き上げ力8kg!
オシアジガーとほぼ同等の結果となりました.

続いてローギア・・・・・計測不能!
いやすみません,私がチビって上げられなくなったんです.
最大の巻き上げ力ではありませんが,テストでは12kgを楽々クリア.
まだ余裕がある感じでした!
さすがのローギア.半端ないパワーを持ち合わせていることが分かりました.
使っていて,薄々は感じていたんですが・・・まさかココまでとは!?

12kgをポンピング無しで巻ける.魅力的に映る人には映るかと思います.

ということで,手持ちのリールのうち,よく使うリールを計測してみました.
みなさん予想と結果はどれぐらい違っていたでしょうか?

また,いずれの負荷にしてもリフト試験などやったことない人はどれぐらいの負荷なのかも想像つかないと思います.想像つかないということは釣りにおいて不利な面が多く,大物とのやり取りを想定して,リフト試験だけでもやっておくと,色々イメージしやすいとおもいます.

最後に,ここでは巻き上げ力にフォーカスしましたが,じゃあ単純にステラSWは巻き上げ力がオシアジガーより無いから駄目だね! なんていう安直な話にはなりませんので,ご注意ください!

ということで,でわ.


2017年6月19日月曜日

スポーツフィッシングってなに?






スポーツフィッシングという「言葉」が嫌いでした.



というのも特に意味も分からず,普通の釣りと何が違うの?偉いの?なんなの?特別なの?なんで単純にフィッシングではだめなの?
とハテナばかりの言葉.だれかが説明してくれたりしませんからね.

個人的な話ですが,型にハマっていることがあまり好きではなく,もっと自由に考えて楽しんだらいいんじゃないの?と思うタイプなので,この固定観念的に「スポーツフィッシング」なる「言葉」はイマイチ耳障りのよい言葉じゃないなぁと思っていたのです.

「スポーツ 」というと私は「競技」を連想してしまい,私はルールを決められることも,競うこともあまり好きでないのでそういうところでも非常にバッドな「イメージ」がありました.

ということで,改めて調べてみることにしました.
Googleで「スポーツフィッシング」と検索すると,

JGFAのHPがトップヒットします.

「スポーツフィッシングの意味とその歴史(釣り人からの質問に答えて)」

https://www.jgfa.or.jp/news_o/detail.html?LM_NWS_ID=477

ここに私の望んでいた答えが書いてありました.
引用します. ※全文は皆さんちゃんと読んでほしいですが.

【スポーツフィッシング】とは、広い意味で漁師以外のアマチュアの釣り人が行う釣りのことをさしており、欧米では、この傾向が強いですね。つまり、日本の人たちがやっているハゼ釣り、フナ釣りなどもひっくるめて、すべての釣りがスポーツフィッシングということです。

したがって、ルアーや、フライ、トローリング、ジギングなど横文字で呼ばれる釣りのみを指してスポーツフィッシングというのは間違いです。

なるほどね.
つまりはプロとしての漁師が行う漁以外の釣りすべてがスポーツフィッシングということですね.なーんだ・・・・漁師以外はみんなスポーツフィッシングをやっていたんですね!

そういう解釈であればかなり賛同できるなぁと思いました.


ここでハッとして英英辞典にてsportを引いてみるわけです.
※sportは英語ですし,sport fishing自体が英語由来のものでしょうから,本来の言語で解約されるべきことかと思いまして・・・.
そうしたら,gamesやhunting,funというつまり競技という意味以外にも,狩猟や楽しみという意味があるんですね.私は本来のスポーツフィッシングにはこれらすべての意味が内包された素敵な言葉だと思いたいです.決してgameだけを強調するべきではないと考えます.

私は,「がんじがらめのルールで,ラインの強度なんか気にして,それで魚が捕れて世界記録だ!みたいなそんな釣りをしている人たち」をスポーツフィッシングをやっている人と思っていました.
個人的にはそういうことをしている人たちのことをどうこういうつもりはありません.
ただ,個人的な感想を言えば型にはめないと楽しめないのかなぁとは思ってしまいます.腐った見方をすれば誰かに承認されたくて釣りをしているのか?
とも・・・
誰かに規定されたルールに従うことでしか楽しめないなら勿体無いなと思います.ルールなんて本当は無いのと同じなのに・・・.

こう考えるのも目の前で記録申請しないと記録にならないよ!とかIGFAのルールこそ至高!みたいなIGFA,JGFAバンザイの人を見たことがあるからという理由もあり・・・・本当はそんな変な人達ばかりが記録申請しているわけではないと思いたいです.

ただ,認定されることの意味が私には理解できないです.
IGFAに記録認定された魚と記録認定されてない魚・・・何が違うんでしょうね.
とはいえ,どれぐらいデカイ魚がいるんだろう?と思った時にアーカイブとしての役割は大きいと思います.

もちろん,穿った見方が出来ているとは思ってませんが.
※穿つについて日本人は誤用が多いので誤解を招かぬようここでお節介にも意味を書かせていただくと,穿つは「本質を的確に言い表す」という意味で否定的な意味はありません.

あと,ついでに言えば,私はIGFAが規定しているルールをフェアだとも思いません.
ポンドクラス別の記録認定はもはや現代にそぐわないように思います.
何にでも疑問を感じるということ,重要かと思います.

例えば,10kgの魚をPE1号で4時間かけて捕りました!というのと,9kgの魚をPE1号で10分で捕りました!というのではどちらがアングラーとして技量があるか?と考えると,私は後者のほうだと思います. あくまで例えばの話です.だから重量だけでアングラーの技量を測ることは不可能だと考えます.
※IGFAがアングラーの技量を測っているわけではないのですが.
 
私はIGFA記録を超えるような魚を何度か目にしたことはありますが,釣った人はみんな記録だなんて気にして無くて楽しそうにしていました.そういうのが本来の釣りの楽しみなんじゃないかなぁと「個人的」には思います.
ま,楽しみ方は人それぞれでよいのでいいんです,ただ,残念なのは,そういう世界記録になるような魚を見ましたよという話をしても.先に述べたような「それはJGFAに申請もされてないし,認められてないから公式記録にはならない,よって釣っていないのと同じだ」というような極論を言ってくる方が一部いらっしゃることです.
さすがにこちらもそれ以上なにも言えないです.そういう話をしてるんじゃないんだけどなぁ・・・と思ってしまいますよね.

JGFA説明にはさらに続きがあり,こうも続きます.

また、スポーツ=「競技」という意味のほうが日本人には強く伝わってしまったため、ルールのある釣りをスポーツフィッシングと呼ぶようになり、その意味では、1939年、IGFAが設立され、IGFAルールが発表されたこの年を、「ルールに基づいたスポーツフィッシングの幕開け」と考えてよいでしょう。

なるほどなるほど.
私がスポーツフィッシングだと思っていたものは正確に表現すれば,「ルールに基づいたスポーツフィッシング」ということになろうかと思います.
これから,IGFAのルールに基づいたスポーツフィッシングをやっている人は誤解のないように「ルールに基づいたスポーツフィッシング」と言ってほしいですね.

ということで,スポーツフィッシング.それはみんながやっていることであり,食べるとか食べないとか,魚が大きいとか小さいとかそんなこと関係ない.欧米風の真の意味でのスポーツフィッシングをみんながやっていければいいなと思いました.

あらためて調べてみたら少し誤解は解けたように思いますが,非常に狭義の意味でスポーツフィッシングという言葉を使われている方はもう少し頭を柔らかくして欲しいなと思いました.

でわ.


2017年6月16日金曜日

クエ20kgオーバー,ヒレナガカンパチ10kg弱

どうもです.
5月下旬の釣行です.
この日は釣友に誘ってもらってジギングに行ってきました!

いいベタ凪の日でキモチがいい感じ.

朝一のポイント,小さい瀬(といっても5mぐらい)が数個隣接するようなポイントで水深はジャスト100mほど.
反応を見せてもらうと,ボトム付近にポツポツした反応にでかそうな反応が1個.
1流し目,ベイトと思わる何かが触りますがフックアップせず.

この感じだとあまり上まで追ってくる感じでないので,じっくり見せて根物を視野に入れて誘います.

100mに対してスロースキップのCX500gをセット.
おかしなチョイスだと思われますか?
流れがそれほどあるわけではないです.
では何故このチョイスなのか?ベイトが大型であるということが魚探の反応と1流し目のあたりから判断できたからです.あと,CXはジャーク後のスライド時にウォブリングを伴ってスライドします.これが結構キモだと個人的に思っていて,デカイベイトを演出したい時に有効だと思っています.

と,うんちくを垂れたところで,根魚を視野に入れて,狙い通り,底をハンドル2回転だけ切ってハーフピッチでジグを飛ばして3シャクリ目のジグが飛んだ直後にラインが停止!アタリ!
フッキングを決めて巻きますが,なかなか重量感のある重さ.走らなさと引きの重りから大型の根魚と予想.
根に張り付かれないように軽くポンピングを入れながら根から引き離します.数回転巻いた後に少しだけ反転されてしまい2mほどラインを出されます.ここで出されたらまず捕れないので,サミング入れてギリギリのテンションで止め,巻きに入ります.
その後は一定の力でプレッシャーをかけ続け反転させるスキを作らないことで一度もドラグは出ませんでした.
なんとか底から50mほど巻き上がってきたので,ローギアに入れて一定テンションで巻きました.

※このとき根物狙いなのでちょっと強めにドラグをかけていました.
※9kgぐらいドラグかけてたとおもったのですが,あとでちゃんと測ったら8kgしかかかってませんでした.

上がってきたのはいいサイズのクエ.

ジグがでかいので,サイズ感がわかりませんね・・・.
写真見て何キロぐらいだと思いますか?

上がってきたときは10kg〜15kgぐらいかなぁと思っていたので大して喜びもせず・・・・.
しかし,帰港後正式に計量してみると20.7kgありました(笑.
根魚見慣れてなさすぎて重量がわかりません!

1つまえのブログ記事でデジタル魚拓のRe:fishさんを紹介をした際にカンパチともう1匹出してありますと言っていた1匹がこのクエになります.3980円(笑.

こんな感じです!

格好いい!
CXの500gを原寸大で入れてもらってます!
ちなみにクエは九絵とも書きますが,垢穢とも書きます.
垢穢とかいてる魚拓は少ないかなと思ったので,垢穢にしました!

今回は海況が穏やかだったのでポンピングを使って反転されないようにすることができましたが,波が高かったりしたら難しいですよね.

ということで,2流し目にしてラッキーおみくじに当ってしまったのでこの日はもう釣れなくてもいいかなぁと思っていました.

その後数流しの間にベイトの正体が判明.ヒメダイがベイトでした.

当たりが遠のいたのでポイント移動.
カンパチ狙いますが,潮がゆるく,なかなかアタリません.
風もないので,船も動きません.

とある流し,アナウンスで底から30m〜40mに濃い反応
ってことで,素早い追わせの動作とフォールの食わせを入れて誘っていると,アナウンスされた棚でヒット!
元気のいい走りですが,30m以上上でかけているので余裕があります.
走り的に「ヒレナガだと思います」浅場でヒレナガのいい型をかけると,本当に走りが気持ちが良いですね.
楽々上がっていてたのは予想通り,10kg弱のヒレナガでした.正式計量では血抜き後で9.7kgでした.

これがボトムでかけていたらなかなかキャッチするのは辛かったと思いますが,中層でかけれているので楽でした.
中層まで追わせて食わせられるならやっぱり追わせて食わせたいなと思います.

クエもカンパチも釣ったのでもう今日は竿を置こうかと思いまいたが,せっかくなので釣り.
ちょっと底をネチネチしてたらシロダイの小さいやつが釣れました.

またポイント移動.
そこでは周りがメダイ祭りしていたので,自分もメダイ狙いで参戦.1匹中型を釣ることが出来ました.メダイのフライは超絶品!

そんな感じで納竿となりました.
運良く釣れてくれたって感じでしたが,楽しい釣行でした!

釣果:クエ20.7kg,ヒレナガカンパチ9.7kg,メダイ,シロダイ.

入ってる魚が漏れ無くでかいのでサイズ感わかりませんが,下に私のスリッパが写っているのでそれで察してください(笑.メダイがひっそり隠れています.

ヒットジグ:
スロースキップCX500g(クエ
SPY-5 250g (ヒレナガ,シロダイ
DiffuseR (メダイ

※私はあんまり自分のブログに他人の釣果を書くようなことはしないのですが,この日は誘ってもらった釣友にメモリアルな魚が釣れました!感動しました.自分もいつかああいう魚釣りたいなぁと思ったのでそのことだけココに記します.

でわ.


2017年6月14日水曜日

デジタル魚拓ならRe:fish一択じゃね?→安い,早い,綺麗,かっこいい

どうもです.
デジタル魚拓.ちょっと興味あったんです.
写真を送って印刷してもらうっていうアレです.

魚は傷つけなくていいし,墨塗らなくていいし,なんなら海水染み込ませたマットの上でパパっと写真撮ってリリースまで出来るかもしれないし・・・・.
写真さえあれば,出来ちゃうわけで・・・.

最近では釣具屋さんへ持ち込みでサービスしているところもありますね.料金は取られるでしょうけれど.また,店舗によっては大きさに制限がある店もあるみたいです.

個人的には持ち込みでのデジタル魚拓はおすすめできません.
いかにも死んだ魚って感じがするからです.
・・・やっぱり生きた姿をとった写真のライブ感っていうんでしょうか?
つまり,生きた魚を撮った写真から作るデジタル魚拓にはかなわないと思うんですよ.迫力とか色んな意味で.
ということで,自分で撮った写真を出そうと思って,デジタル魚拓屋さんを色々調べていたんです.

まぁ,検索すれば普通に色々出てくるわけです.
ただ.....結構高いし,普通だなぁと.
個人的に印刷したい魚はだいたい1m超えています・・・.

あくまで私がリサーチした相場ですが,でっかい魚を印刷したかったら相場は高いです.

あるサイトは〜120cmで8000円
あるサイトは〜100cmで8200円
あるサイトは〜110cmで14000円
あるサイトは〜100cmで5000円

などとマチマチですが,写真を簡単に加工して印刷に回すだけでこの金額・・・って考えると,ちょっと悩みます.
自分で加工して印刷屋に回すっていう手もありますけどね!
さすがにちとめんどくさいのと,クオリティが保証されないです・・・.

やっぱり専門業者さんに頼みたい!
ということで,パッション溢れるデジタル魚拓を私は熱望していたんです.
ちょっと格好いいクールな加工をしてくれる.

で,目に止まったのがRe:fishさん.
4月末から営業を開始?した新進気鋭のデジタル魚拓屋さん.

※ジギング魂さんの紹介記事で知りました.
合わせてご覧ください.
http://jigging-soul.com/7079


いろんなところにビビットきちゃいまして,早速注文入れちゃいました.
お願いしたのは2点.
1匹はこの前釣らせてもらったメタボカンパチ.あまりにかっこよすぎる魚体だったので何らかの形で残したかったんです.ちなみにカンパチは持って帰って美味しくいただきました!
※釣行の様子はこちらから

トカラ口之島から屋久島帰りの週末ジギング(明日丸)




もう一匹は次の金曜のブログで紹介します

やっぱり魚拓はモノクロでしょう.ってことでモノクロオーダーにしました.
オーダー後,メールかラインでやり取りが出来るようで,私はラインを選択.
かなりスムーズにやり取りすることが出来ました.返信も早い!仕事も早い!丁寧!

で,私は魚は墨風白黒ってことだけ伝えてあとはおまかせ!
3日後ぐらいにイメージ画像が送られてきて, 打ち合わせ.
このあたりは注文の混み具合によって変わると思います.

送られてきた画像がコレ!

いやまじでごついカンパチでしょ・・・.
※125cmは又長ではなく,伸ばした時の尾ビレの先までの長さです.又長は110cmぐらいでした.
個人的には今回それほど背景などに強いこだわりはなく,とにかく,モノクロでかっこよさげであればOK!って感じだったので,カンパチのほうは,ほぼ一発OK!
もう1匹は少しレタッチの要望を出して1日後に修正版が送られてきて,Take2でどちらもOK!

OKを出したら,納期の連絡が来て,届くのを待つだけです.

届きました!


こんな感じ.


高級感!?あるよね?それもそのはず,布に印刷されているんですね〜.
ちなみに,魚は実寸大で印刷していただいています!
広げたらこんな感じ.
あの日,なかなか渋い中,食ってきてくれた記憶が蘇ります.


今回は普通な感じになってますが,デジタルならではの工夫は無限大だとおもいます!


総じてGoodでした!
写真データさえあれば,いろんな加工に答えてくれそうな感じでした.
まずは出来るかどうか問い合わせされても良いかと思います.

デジタル魚拓のほかにもフォトパネルや抱きまくら?なども取り扱っていらっしゃるようで,メモリアルな魚が釣れたときにはそのサイズ関係なく,相談してみるのもよいかなぁと思いました.

次,いつメモリアルな魚を釣り上げられるかわかりませんが,スケールとデジカメだけはとりあえず忍ばせておこうと思いました.

昔撮ったメモリアルな写真がある人もこの機会にデジタル魚拓におこしてみられてはどうでしょうか?

ちなみに,作業データは保存してあるらしいので,もし汚れたとか敗れたとかもう一枚他の場所に貼りたいから欲しい!とかそういう場合には追加で注文できるそうです!
さらに,再注文の際にはまたわがまま(デザイン変更依頼)聞いてもらえるらしく,例えば背景の変更とか,今回私は墨風でお願いしましたが,次回はカラーで!とか.違ったバリエーションで作成してもらうこともできるそうです.良心的!

で,最後にまとめとして,

Re:fishさんの個人的に良いな!と思ったところ

1.印刷が紙ではなく,布である.

正確にはトロマット(ノボリでよく使われる生地)とターポリン(テカテカナイロン布:防水バッグとかの素材)から選べます,紙は無し!
私は,せっかくデジタル魚拓作るんだからなんか高級感あったほうがいいなぁとおもっていて,布印刷の安いお店を探していたところ,これだ!と思った次第です.紙は紙で情緒はありますが,劣化が早いですし.布いい感じです!

2.安い!

120cm×45cmのトロマットなら3980円,180cm×60cmのトロマットなら5980円!
このやすさ・・・やばくないですか?180cmなんて他社なら2万とか取られますよ?いやまじで,これで利益出せてるなら,他どんだけぼったくりなんや!?
業界最安値をうたっているだけのことはあります.

3.かっこよく仕上げてくれる!

facebookのほうにギャラリーがあるんですが,どれも壁に飾ってて格好いい!と思えるようなデザイン!
https://www.facebook.com/dejigyo/
背景のオーダーまで答えてくれるので,風景を透かしたり,家の壁紙に合わせてくれたり,透かし文字入れてもらったり,自分の中でのイメージがあれば細かく伝えたほうが良いと思います.私はまずはおまかせでいいかなと思っておまかせでお願いしました.

コテコテが嫌ならシックな感じでも地味な感じでも自由自在にオーダー出来ます.細やかな注文や自分自身でイメージ画像が作れるなら,LINEを使った詳細な打ち合わせにも答えてくれそうな感じでした.他に比べてどんだけ1枚に手間かけてんのよ?って感じです.デザイナーさんの拘束時間大丈夫?みたいな.
ちなみに,細やかなレタッチにも答えてくれます.私もわがまま言っていくつかなおしてもらいました・・・.で,リフィッシュさんのすごいところはレタッチ料とか背景オーダーとかすべてあらかじめ料金に含まれていることです.料金と送料以外何も追加料金取られません!
なので,今回私は2点注文したんですが,それ以上の金額取られていません!スーパー良心的!
ということで,気になるリフィッシュさんへは下のリンクからどうぞ.

リンクはこちらから

Re:fish


ちなみに気ままに釣行記を見たと言っても何の特典もないので悪しからず・・・.
ジギング魂を見たといえば6月中なら5%引きしてもらえるようです.
私はそれで5%値引きしてもらいました.


※スポンサードじゃないデジタル魚拓屋へ頼む私・・・・まぁ,私らしくていいでしょ?
※リフィッシュさんからはスポンサード受けてません.実際に私がいいなと思ったから頼んで記事を書いて紹介しました.

でわ.


2017年6月12日月曜日

【ジギングリール】オーシャンフリークスのキャプチャ60HGについて(Ocean Freaks CAPTCHA)

たぶん・・・かなりアンダーグラウンドなところで期待されていたリールがようやく発売になるようです.個人的には超期待はしているんですが,買うかどうかはまだ迷っています.その理由は最後に述べます.

オーシャンフリークスのキャプチャ60HG


聞いたこともねぇよ!って人も多いと思います.
私もたくさんは知りません.
オーシャンフリークスはディープライナーのモニターの城戸さんが作られた会社のようですが,リール自体は外注かな?(製造元の詳細は不明です.

詳細スペックについては以下の通り

左ハンドルもアリ


ラインキャパ:PE3号が1200m
ハンドル長:110mm
自重:610g
ドラグMAX:25kg
ギア比:5:1
最大巻き上げ:105cm
スプール最外径:68mm
スプール幅:38mm

値段:フィッシングスクラップさんにて税込み76000円
http://f-scrap.com/?pid=118914244

ツインドラグ搭載でMAX25kgまでドラグ上がるようですね.
とはいえ,実用では15kg程度になるのでは?と予想します.

ドラグワッシャーがクロスカーボンだったら言うこと無いんですが...果たして?

このリール,先にも書きましたが,レフティも同時発売されるようです.
レフティの私にとっては救世主級の一品ですね.

レバードラグは現在Accurateを愛用しており,なんの不満もないのですが,ちょっと買ってみたくなるそんなリールです.

何よりもノーマルハンドルで110mmを搭載していてハンドルカスタムしなくても十分に使える!というところにコスパの良さを感じます.

また,他のリールよりかなり軽量に作られているようです.
参考までにブルーヘブンの120がPE3号1000mで800g,AccurateはPE3号1150mぐらいストックできる600Nで680gです.

まぁ,この釣りをやるのにそれほど自重を気にするか?と言われると,そうでもないようには思うのですが,軽いに越したことはないですよね.

スプールの大きさが68/38,オシアジガーの3000が60/39なので,ほぼほぼオシアジガー3000と同じスプール幅でちょっと径がでかくなったようなリールを想像しておけばOKなのかなと思います.

自重もジガー3000が615gなので,同じような感じですね.

しかし,ロングハンドル標準装備で610gはやっぱり軽いです!

ニュージーランドでディープライナーの東村さんたちがテストされている動画もありました.
この動画に出てくる黒いボディで金色のハンドルがついたリールがキャプチャ60HGのプロとだと思われます.


もっと詳しく見たい人はFacebookにてオーシャンフリークスで検索すると,ドアップの写真も見ることが出来ます!

とにかく,選択肢が増えたとこは喜ばしいことです!
実際に実物みたいです.
鹿児島でも取り扱ってくれないかなぁ?

超超個人的な購買欲について,
潮が比較的素直で,かつあまり荒れてない海況,トカラ以外ならこのリールでもいいかなぁなんて思ってしまいます.
経験として,水深が200m近く,二枚潮きつく,海況もあれているような状況でギア比5:1,外径68mmぐらいのリールを使っていて,大型の魚がかかった場合,リールだけで巻くのがキツいと思います.
一瞬の判断の遅れ,巻きの遅れ,リールが巻けないことで捕れない魚はいます.
なので,買うのを躊躇してしまう感じですね.
その点,Accuretaの2スピードはイザというときのローギアがあります.ローギアにばかり頼っているわけではないですが,頼らざるを得ない海況を知ってしまっていると,購入することを躊躇します.ただ1つ言えることはブルーヘブン買うぐらいなら絶対キャプチャ60HG買います(笑.

どんな大きさの魚でもどんな海況でもかけたら獲りたいですし,自分のスタイルもあります.

100人のジギンガーが居て,100人全てに受け入れられるリールは無いと思います.
ですから,どうかみなさん一つの選択肢として,アリか無しか,自分のスタイル,考え方,獲物,釣行海域などすべてを熟考して考えられてください.

でわ.


2017年6月9日金曜日

今年の鹿児島近海離島は死んでいる?な釣行記

どうもです.
5月下旬の釣行記.

湯瀬に釣行しました.
雰囲気はあるんですけどね(笑.


今年の鹿児島近海は水温の変化がおかしく,例年よりかなり低い状態だったのがようやく西側の離島の方は水温が上がってきて,今日の湯瀬は25度!

この潮に魚が入ってきてくれていたらよいのですが・・・?
はたして釣果は?

.....

いつもの定番ポイントでは魚出ず!
ちょっと深場の反応をやってみると・・・,アタリ?

上がってきたのはチカメキントキ.


旨い魚なんですけどねぇ.
私は好きですよ.

そして・・・・色々とポイント回ってもらうも,これっきりでタイムアップ!
え....


って感じですよね.
船中釣果もかなり厳しかったです.

ホント,今年の鹿児島近海,離島は魚の気配が無いですね.
後日談ですが,湯瀬,三島方面は旋網が入ったあとだったとか?

まぁ,旋網のことばかりを悪く言うのはよくないかもしれませんが,1回の漁で数十トン,多いときには百トン以上魚をとっちゃいますからね〜.
トンですよ?トン.仮に100トン水揚げしたとして,1kgの魚なら100000匹!10万匹ですよ?10kgの魚でも1万匹・・・・.
主にとっているのはイワシやサバなどなので,1kgもあるはずもなく・・・水揚げされている匹数を考えたらゾッとしますね.

とまぁ,ボヤキはこのあたりにしておいて,
このログが公開される頃も水温変動が激しい状況が続いています.
2度上がったり下がったり.海の中はプランクトンの死骸ダラケ.

本カンパチはどこへ行ったのかしら?
というような感じです.だいたい居場所は分かっているのですが,なかなかそういうところまで釣りに行けないのが現状.

4kg〜5kgぐらいのサイズでも釣れてくれれば結構遊べるんですが,それも叶わず.
うーん.私がシーズン張り切って釣りに行こう!と思った年はこんな感じってことですかねぇ.日頃の行いかなぁ.でも釣れてないのは私だけじゃないはずです.
ポツポツはカンパチも釣れているみたいですが,このシーズンにポツポツというのはありえないレベル.

ま,でも資源保護のためにはこういう年もあっていいのかなと思います!
シブい時を経験しないと腕は上がりませんし,釣れはしなかったんですが,シブいながらに楽しめた釣行でした!

また,リベンジ!とも思うのですが,ちょっと魚探を見てる感じ,いっとき湯瀬方面はやめておこうかなぁと思った次第です.きっと船長もそう思ったはず・・・.

釣果:チカメキントキ×1

でわ!







2017年6月7日水曜日

Youtubeでスジアラ釣りのお勉強

標準和名,スジアラ.
鹿児島方言アカジョウ,沖縄方言アカジンミーバイなどと呼ばれている大型のハタ.
ちなみに超美味.

私も過去に何度か釣っています.
が,メインで狙うことはしていません.1回だけジギングの合間にスジアラ狙いで釣りをしたぐらいで他は青物釣りの外道ですね・・・.

こいつを「カヤックから本格的に狙ってみる」というのが今年,私がカヤックフィッシングでやりたい課題の1つです.とはいえ,スジアラ!スジアラ!とそればっかり狙っても個人的には楽しくないと思うで.臨機応変なフィッシングをカヤックではやっていきたいです.

基本的に私は青物を狙います.
青物を狙う理由は「好きだから」.
どう好きかというと,地形や潮,ベイト,それらを読んで釣りをすることが可能なこと,ヒットレンジや釣法が様々あること.そういった理由からです.

根魚の場合,基本はやはりボトムの釣り.
ベイトに反応しているときでも底から5m,かなり調子が良いときでも10mぐらいしか魚を追わないよに思います.

が,ハタに分類される魚の中でも遊泳力が高いスジアラやオオモンハタ,バラハタなどはこの限りではなく,時として青物なみに中層まで上がってきて捕食すると経験上思います.そうやって釣れたこともアリます.

これまで狙ってこなかった理由の1つはまだ私が手を出せる魚ではない.
と思っていたこと,あとはそれ以上に青物が狙いたかった.という感じです.

しかし,まぁ,夏の太陽サンサンな時期は青物を釣ることも難しくなり,なかなか釣り物にも困ります.ということで今年はいっちょやってみるか!と思っているわけです.

ということで,スジアラ釣りのお勉強をしています.
お勉強という名の動画視聴.

鹿児島でスピアフィッシングをやる友人は,鹿児島はスジアラの宝庫だよ!というぐらい実際に潜ってみるとスジアラが居るということを聞いています.
で,どういうところにいるのだろうか?と思って,そういうスジアラ魚突きの動画を見ています.

いくつか紹介したいと思います.


1匹目はかなりゴツゴツした岩礁+サンゴ帯に居て,とてもジグで狙える場所じゃないですね.そしてやはり根魚っぽいところはあり,岩の隙間の中に隠れたりしています.
2匹め,3匹目は砂地が隣接する岩礁テーブルのエッジについている感じですね.こういうところならギリギリジグで攻めらそうな気はしますが,ちょっと気を抜くとやられそうです.いずれにしてもかなりタイトに障害物についていて,ここではベイトについている感じではないですね〜.



出て来る魚の数が多いので,紹介.
※水中銃は一般人は禁止漁具です.動画の方がどういう立場の人かはわかりません.
この動画だと,そこまできつい根にばばかり居るというわけではなさそうですね.
そしてベイトには着いておらず,底付近にステイ,あるいは少し回遊している感じです.
スジアラ以外の魚もゆうゆうと泳いでいます.
普段私,こういう反応が出るようなポイント釣りしないですからねぇ〜.
基本的には反応にピンで入れる釣りが多いですから.
青物狙いではなく,スジアラ狙い,根魚狙いの場合,スレとかあんまり気にせず,広大な岩礁ポイントをダラダラと流してみるのも一つの手だなぁと思わされる次第です.
あと,Grouperではあるので,青物ほどではないにせよ,群れはしますね.



こういうポイントは超理想です.
かなり大きめのゴロタ場というのでしょうか?大きい岩がゴロゴロしているけど,根はそこまできつくなくて,かけたら捕れそうなところ!いい感じに底から少し浮いてステイしているので,底から3mぐらい追わせて食わせらればかなり大型でも捕れるチャンスありますね!
魚かけても捕れないようなところでやるのは初心者だと思ってます.かけたら捕りたいです.

ってな感じで,ほかにもYoutubeにはスジアラの魚突きの動画がゴロゴロ転がってます.
面白いですね〜.

動画視聴しまくって,だいたいの場所は想像できたので,あとはこれを食いつかせる釣り方やら,実際に行ってみて釣れるかなど試してみたいと思います.妄想と現実は違いますし.かといって妄想も予想もせずにただ漫然と海に繰り出して漫然と釣りをする・・・そういう釣りは趣味ではないです.予想を現地で補正して正解へ持っていくプロセスもまたカヤック釣りの魅力です.

今回紹介した動画はどちらかというとスジアラの根魚な一面が垣間見える動画が多いです.実際スジアラが釣れるときは結構中層まで追ってたり,ベイトについていたりするときもあるので,捕食モードとおやすみモードと分かれているのかもしれません.おやすみモードでもつれなくはないと思いますが,本当はフィーディングのスイッチが入っている時の動画がみたいものです.

今月,来月まではカンパチハイシーズンということもあり,遊漁船>>カヤックですが,今年の夏はカヤックで浮きまくり!を予定しています・・・遠征とか組んじゃっててお金貯めないといけないっていうのもありますしね.
まぁまぁ・・・あと2ヶ月待ってください(笑.スジアラハイシーズンも逃しそうですが・・・なんとかなると思いたい.





2017年6月5日月曜日

最近購入したオススメの釣り便利グッズ

どうもです.
ネタが無いよう・・・・・.
書きたいことは色々あるのですが,まとめる時間がなくて困っています.
ということで,半フィリエイトネタ.

最近購入した釣りの便利グッズ紹介したいと思います.
実際に購入して使っていいなと思った物をご紹介します.

BEAT ラバーマグネット

BEATが出したラバーマグネット.

ドカットやバケットマウスなどの道具入れにつけて使います.
ちなみに,ドカットだと,ジャストフィット!

バケットマウスもD-5000ならいい感じにつきます.

こうしておくことで,プライヤーやスプリットリング,フックなどが揺れて落ちるのを防ぐのです.
昔,プロックスのマグネットをつけていたのですが,磁力が強すぎて使い物になりませんでした.磁力が強けりゃいいってもんでもないです・・・.また,磁力が強すぎると,フックが磁化してしまって,ダブルフックなどの場合は変なトラブルの原因にもなったりします.

ちょっとお値段はしますが,非常に便利な一品です!

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オーナー スプリットリングオープナー

オーナー(カルティバ)のスプリットリングオープナーです.

先端が特殊な形状をしていて,めちゃくちゃ簡単に硬いリングでも開けることが出来ますし,開けすぎないので,スプリットリングの開き防止にもなります!

注意点としては,掴む力は弱いので,スプリットリングにジグを入れ込んだ後グリグリして一周させるのにコツが要るなと思いました.
が,デカイスプリットリングほど簡単に開くので普通のツメタイプに慣れている人は驚くと思います!随所で使っています.



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謎のタックルバッグ

Amazonで注文して,中国から送られてくるアヤシイタックルバッグ.

こういうのを何故買ったのか?
ジギングしていてよく使う小物,「プライヤー,オープナー,ナイフ,ラインブレイカー,フィッシュグリップ,カメラ」これらは何かあったときのために,身につけておきたいと思っていて,かといってウエストバッグまで仰々しいのは要らないなと思っていたところ,ちょうどよいものを発見して使っております.
D管もいい感じについているので,上記すべてを1つにまとめてコシにぶら下げることが出来ます.意外といいもんです.
ロッドホルダー部分は紙製?(笑.の筒にフェルトがかぶせてあるチャチな作りなので,これを抜いて,ここにラインブレイカーを入れています.
ジグを数個忍ばせておくなんてことも出来ます.値段は私が買ったときで2000円(送料込み)なので,まぁ,最悪失敗してもいいかな?と思っていたら結構使いやすくて気に入っています.ちょっと気に入ったので壊れたときのためにもう一個買いました(笑.

メイホウ シャクホルダー

いっとき前にジャスティスからJIG−INなる商品が出て爆発的に売れました.この商品,ロッドホルダーにつけることで,ジグがバタつくのを防ぐという,ジグ収納ポケット的な役割の商品です.


JIG-INを装備していない遊漁船に乗る時,これがあったら便利です,自分で持ち込むのもありだなと.

しかし,結構高くね?と思っていたんです.

そして,おもむろにJIG INの後ろを見ると,底にはMEIHOの文字・・・.まさか?と思って調べてみると,メイホウのシャクホルダーに自社のステッカー?プリント?しただけだったんですねぇ・・・.それで値段500円アップなんて・・・.ということで,JIG-INという文字がなくても良い人は,本家メイホウのシャクホルダーを買って,タイラップを止めるほうが良いと思います.安いところだと1個200円,高くても260円ぐらいで売っています.
JIG-INを考えた人,頭いいなぁと思いました.

ーーーーーーーーーーーーーー
ということで,4つ,最近買った便利グッズ紹介してみました.
もう最近になるとこういうしょうもないもの?ぐらいしか買うことはないんですよね・・・.

でわ.