2019年6月28日金曜日

リサイクラーDSのワンウェイベアリングが壊れたという話

どうもです.

ラインの糸巻きは自分でやる派の私です.
以前にも書いたとおり,ラインの糸巻きは自分でやって自分で管理するほうが良いと思っています.
結構めんどくさいですが,いちばん大事なところなので,あんまり他人(釣具屋の店員さん)には任せたくないです.
信頼できる店員さんならいいんですが,よくわからない店員さんなら何をされるかわからないからです.

で,糸巻き,巻きかえにはリサイクラーDSを使用しています.
https://www.daiichiseiko.com/products/4960/

初期は高速リサイクラーを使ってたんですが,数年前に入れ替えました.


これは結構良いものです.
ドラグをきちんとグリスアップしてあげると,とてもスムーズで一定負荷での糸巻きが可能です.
ジギングであれば,リサイクラーDSのテンションで十分だと思います.
高速リサイクラーも良いんですが,テンションがちょと不均一.
あと,結構すぐ壊れます・・・.何回も買い直すぐらいならリサイクラーDSあったほうが良いと思います.これはこれで高いですけど....

UOYAのテンショナーは5万もするので高すぎです(笑.

このリサイクラーDS,ずーっと愛用してきていたのですが,最近,ついに逆回転するようになりました・・・.

ローラークラッチ(ワンウェイ)がイカれたな.
ってことで,注文.

リサイクラーDSはパーツごとに注文できるのが良いですね!
展開図はこちら
https://www.daiichiseiko.com/product_parts/3202/

ワンウェイは13番のパーツです.
価格は1000円.かめや谷山で注文したらすぐ届きました.仕事早い.
 これを交換するだけです.

ついでに,またドラグのグリスアップも行いました.

最近,少し引っかかりが出来ていたのが超スムーズに!

これでまた数年は使えます.

めでたしめでたし.

ラインの管理はとても重要です.
特に大型を釣ろうと思うなら.
一度釣行したら,塩抜きや傷チェックのために,一度スプールに出して,観察したり,濡れたタオルで拭き取りながら巻き上げたり,テンション均一で巻き直したり・・・.
そういう細かい作業をやっています.

そうやって,いつか来る大物に備えています・・・・

結構いいサイズのカンパチを2回連続サメに取られているので,そろそろ上げたいところ・・・.

でも今年はすでに10kgオーバー釣ったので,それだけでも満足です.
10kgオーバーで満足できないという人はよっぽどのジャンキーですね(笑.
今はもう昔とは違う時代なのだから,その次代にあった喜び方をしてもよいのではないか?と思います.
10kgなかったら価値ないなんてこともないですし,色々なシチュエーションが釣りにはあって,魚の価値は人それぞれではあるけれど,ずっと魚が釣れることだけでも嬉しいと 思っていたいなと思います.

後半はよくわからないことを書きましたが,ライン管理,やるならリサイクラーDSはおすすめです.反転もしやすいですしね.





2019年6月26日水曜日

第三朝飛丸で太平洋遠征ジギング | ヒレナガカンパチ10kgオーバー | 鹿児島県志布志市

どうもです.

6月上旬の釣行記更新します.
ようやく今年3回目?のカンパチジギング.去年はもうすでに6〜7回は行っていたような・・・.基本的にずっとまえから入ってる釣行予定でのみ遊漁船に乗ってます.
※超久しぶりのカンパチジギングだったので,釣るのに必死であんまり写真撮ってません・・・

去年だったかの新年の目標で,新しい遊漁船や新しい海域にも挑戦したいなぁなんて行っておきながら,全然挑戦してこなかった私.
実際予約を入れて出航中止になったりもしていましたが・・・.

で,今回は初遊漁船&初海域へ挑戦です.

釣友のOさんに誘っていただいていた釣行でした.
鹿児島志布志の第三朝飛丸さんにお世話になりました.
https://asahimaru.jp/index.php

この船,村田基さんが魚種格闘技線でエバ釣り(ロウニンアジの幼魚)で乗られていた船です.松岡さんも志布志湾のライトジギングで乗られていたような?
そういうライトなキャスティング,ジギングから,GTキャスティング,遠征の大物カンパチ狙いまで幅広い釣りを案内している遊漁船のようです.

船長もフレンドリーで面白い人でした.やる気もGood.こういう船長さんがたくさんいてくれると良いのですが・・・.

今回は太平洋側での遠征ジギング.
自分が初めてジグを落とすポイントなのでワクワクします.
釣りに行くときのワクワク感大事な気がします.童心に帰るような.

最近は結構大型の魚も当たってくるらしく・・・しかし切られているとのこと.
大きい魚が捕れていないので,何なのかもよくわからないとのことでした.
たぶんカンパチだと思うんですけどね.

この日は色々な水深に連れて行ってもらいました.

潮流れがあまりよくなく,終始底潮が0.1〜0.3ノット,上潮が0.4〜0.7ノット

ぱっと魚探を見させてもらった感じ,そんなに根の荒いポイントはそれほどなかったので,本カンパチが来たら結構余裕でファイトできそうだなぁと思いました.ヒレナガだったら油断してたらヤラれます.もちろん,ポイントによると思いますが.

で,朝一はちょっとうねりがあったため,行きたかったポイントには行かず,実績ポイントを転々と・・・・

今回はヒレナガがとても多く,いい感じのペースでぽつりぽつりとヒットさせることが出来ました.

途中,カンパチがジグについてきてるけど,なかなか口を使わせられないタイミングがあって,ジグやアクションを工夫して食わせた気になって楽しかったです.
※実際,こっちが工夫してるから釣れてるのか,たまたま時合なのかよくわからないですからね.

なによりも超久しぶりのカンパチ!
小型でも,大型でも,なんでも嬉しい!!!!

2箇所目か3箇所目ぐらいのポイントでポツポツとヒレナガ,ヒレナガ,ハガツオをゲット.

ファーストカンパチ.
まぁ,これだけでも正直自分は満足です.

ヒレナガの10kgオーバーはそこそこ上がる海域らしく,自分はヒレナガはこれまで9.7kg止まりだったので,10kg釣れたら良いなぁなんて思ってました.

ちょっと深場へ移動.
深場では反応なし.魚探の反応がいいときもあるらしく,とても楽しみですね.

ちょい浅場へ移動.(と言っても150mよりは深いです)
地形がものすごく好みです.
掛かったら取りやすいゆるめの地形変化,長く流してポツポツ当たるような地形.

今日は,前回紹介した新しく導入したライン「オシア8」と従来から使っている「PEジガーULT」の釣り比べ.
全く同じロッドに同じリール.PEラインだけ換えたタックルを用意して,色々試しました.その結果はまたいつかインプレします.

このポイントで船中ぷちフィーバー.
5流しか6流しぐらい?しても船中ポツポツ当たってきます.
ポイントが広い感じがしました.
 吐き出された小型のベイト.ロウソクチビキ??

私もここでさらに3匹ぐらい釣りました.

だんだんサイズがよくなっていって,7kgぐらいのサイズを釣ったあとに,底付近でいいアタリ!底付近で食わせてるのはアングラー側なんですけどね.もう少し上まで引っ張ればいいんですが,なかなか口を使いにくい状況,長く追ってこさせられない状況では底付近で食わせちゃいます.
結構ドラグを出してく元気なヒレナガ
ヒレナガの引きは格別です.

魚をリフトした感じで10kgぐらいの魚だなぁ.ヒレナガだったら10kg釣ったこと無いから取りたいなぁと思ってファイト.
しかし,ヒレナガの反転能力はすごいです.
結構なプレッシャーをかけていても一瞬のスキで反転します.怖い怖い.
そして・・・・何故かお祭りしまくる騒ぎに・・・.

ラインをフリーにしている間になんとか解いてくださり,ファイト再開.
といってももう十分にカンパチは弱っていたので,もう一回底から上げ直し.

これが,11.1kgでした.ヒレナガ自己ベスト.

 全然長さ無いけど,プロポーション抜群の個体でした.

超嬉しかったです.なかなか10kg超えるヒレナガって釣れないです.
たぶん,自分は初めてフックアップした10kgオーバーのヒレナガだと思います.
と思ったんですが,夏丸で行った六ノ瀬で切られたのはヒレナガだったかもです・・・・まだ未熟な頃.あっちの海域も忘れ物があるので,一泊二日で乗り合いに行きたいですね.

とはいえ,今日は10kgオーバーのヒレナガが釣れて嬉しい!!!

船中だんだんサイズが上がってきて,最後にドカンと来そうな雰囲気.
小型が活性しなくなって,ほとんど当たらなくなります.

だいたいこういうときにデカイのが来ることあります.というかでかいやつはいつ来るかよく分かりません・・・.
ちょっと思考を変えたアプローチで狙っていると,ヒットしました.

巻いた感じが明らかにいいサイズ.


ちょっとラインが斜めに出ているので,よく分かりませんが,サイズ感としては先程の11kgよりも明らかにサイズUP.リフトするとき頭をこっち向けるのがよっこいしょって感じでリフトしないと向きません.
底での攻防を制して・・・・ゆっくりゆっくり上がってきます.
やはりカンパチとのファイトはこの底付近での攻防がたまりません!
もう,相手は弱っていて,底も30m以上切れている状態.
そろそろドラグを緩めて,ゆっくりあげて行くだけだ〜なんて思っていたら?

・・・・・サメに食われました(笑.

 

全く巻けなくなり・・・・・ドラグは出ていく・・・・.
100%サメって感じの引き.
魚が変わったのは確実なので,このままファイトして時間を浪費するのも悪いため,ドラグをさらに上げてガチンコでやってると,ほどなくして切れました.
リーダーの先っぽがザラザラで鮫肌に擦れた感じ.

たぶんソコソコいいサイズだっただけに残念です.
でも,自分はこういう時の場合は「あとは魚を慎重に上げてくるだけのところまでファイトしたから満足だ」と思うようにしています.魚を上げることも大事なんですが,サメに食われたことよりも魚とのファイトが出来た経験を大事にしないといけないと思っています.
というのも,サメが食ったということは食われた魚にファイトでは勝ってたということだと思います.弱った魚じゃないとサメは食わないので.
4〜5kgの魚ならガンガン巻いてサメを交わす確率を上げることも出来るかと思いますが,10kgから30kgぐらいの魚を高速でゴリ巻きするってなかなか難しいと思います.
とりあえず食われたサイズは自分の記録級の魚であるほどの大きさはなかったと思います.
でもどれぐらいのサイズかちょっと見たかったです.

それからはまた,ぽつりぽつり小型が食うようになりますが・・・サメサメサメ!!!
サメがついてきているんで,大きく移動.

移動先で,Oさんにド級のやつが掛かりましたが,あとちょっとのところでブレイク.
惜しかったです.魚は何か分かりませんけどね・・・・.

私はちょっと違う釣り方も試したくなって,SPYの釣りで2本ほどヒレナガを釣ったかと思います.
1本は9kgぐらいあったかな?
 小さい方の写真だったと思います.

最後は浅場のジギング.
久しぶりに100mアンダーをやった気がします(笑.
なんか感覚違うけど,面白いです.
ドテラの100mで700g使ってバイトは出したんですが,乗らず・・・でした.

で沖上がり.

この日は非常に良い日に当たったみたいで,大型は上げることが出来ませんでしたが,自分自身,はじめての海域にしては,上等だと思います.
今回は潮が緩かったので,ゆるい潮でこれまで釣れてきたパターンをいくつか試してみて,うまくハマった感じがしました.
潮が早すぎてどうにもならんときもあるらしいので,そういうときに挑戦したいです.
自分は潮が早いほうが手返しが良く,広範囲に探れるので好きです.

あとは状況があまり良くない日にも行きたいです.
魚とのやり取りは掛けてナンボで上達しますが,魚を掛ける力は難しい日に磨かれることもあるからです.状況対応能力重要です.

結局,ヒレナガカンパチを8本,オオヒメ1本,ハガツオ1本で大量でした.
自分が釣ったヒレナガは型がよく,一番小さいやつでも3.5kg〜4kgぐらいだったと思います.
内訳は3.5〜5kgが5本,あとは7kg,9kg,11kg.で8本.

ポテンシャルある海域だなぁと思いました.
ここまでヒレナガの割とまともなサイズが揃う海域もそんなに無いです.
たまたまシーズンってのもありますけど.

今回の自分の釣りは,こっちの海域ではあまり使用する人が少ないヘビーウェイトジグをメインに組み立てました.
500gを軸に,下限で400g.深場で600g,ドテラで700g等々・・・.
どれでも釣ったorバイト出してます.

特に深場の方はベイトのサイズも大きい?こともあると思うので,大型に絞るのであればこれぐらいのジグサイズでもいいのかなと思います.
ヒメダイ系がベイトになってて,それについてるデカイカンパチが居たりします.
ヒメダイ系についてるカンパチは基本15kg以上あります・・・.

まだまだディープレンジの開拓は進んでおらず,200m前後を開拓すればまた大きい魚がかかると思います.200m前後ぐらいなら個人的にはまだまだシャロー.いろんなジギングを経験してこそこんなことが言えるんですが,4年ぐらい前の自分なら200m?結構深いなぁと思っていたと思います.色々なジギングやってみると面白いです.

そして,深くなるに連れて,ジグが重くなっていきます.重たいジグを使うのはキツイという人が居ますが,重たいジグでも体の使い方だと思います.私も特別持久力がある方ではないし,筋力も普通ぐらい,ザ・ノーマルって感じの体ですが,500gぐらいなら一日振ってもちょっときついなぁぐらいで済みます.200m前後のカンパチジギングには数行っています.慣れも大事ですね.300mぐらいまで釣りが成立させられるようになると,どこの海域でもカンパチが釣れるようになるので面白いと思います.

浅場は...もう少し軽いジグのジャカ巻きとか色々またテクニックがあるので,そういうのもまた試したい海域でした.

総じて今回は,自分の過去の経験どおりにヒットしてくれるパターンが多く,助かりました.
船長は状況に応じてドテラやバーチカルを使い分けてなるべく広範囲を探るように操船してくれてました.こういう操船はかなり好きです.
ラインが斜めに出ることも多いのですが,バーチカルじゃない状況もかなり好きです.
バーチカルじゃなくてもカンパチ普通に食わせられますし,フォールも効かせられます.
ヘビーウェイトならば.

あとは,久しぶりに新鮮な同船者の釣りも見ることが出来てこれもまた勉強になりました.色々考えることありますね.

また,ちょっと時間が出来たときに行ってみたいなと思った船&海域でした.

でわ.

釣果:ヒレナガカンパチ×8(最大11.1kg,ヒットジグ:ディープライナースロースキップCX500g アルミシルバー),オオヒメ×1,ハガツオ×1


2019年6月24日月曜日

1.5億 日本最強のフィッシングクルーザーが売られてる | 出口造船 | 80フィート

どうもです.

ヤバイ船が売られていたのでシェアします.

出口造船の80フィート,航行区域はなんと・・・近海.
小型船舶免許で運転できる船としては国内で初だったんじゃないかな?と思います.
今は浦田のUR80Vも近海を航行できる小型船舶免許で運転できる船としてあります.


https://www.boatworld.jp/boat/stockList/detail.html/?shopNo=016-1&shipNo=1197

スペックが半端ないです.
http://www9.plala.or.jp/hune/kaito2.html

全長23.85m,幅5.2mの超大型船.
総トン数は36トン.
36トンあっても全長が24mを超えていなくて,業務に使わなく,1人で運転できれば小型船舶免許で運転できます.

MANの1360馬力を2機がけ.

航行区域は近海.
近海って言うと・・・
この範囲・・・

一瞬日本どこ?ってなるレベル.
無休で1000海里航行可能.
(本土から小笠原が往復可能)

当たり前の前後スラスター付き.

なにより嬉しいのはウォークアラウンド

片弦12人並んでジギングも余裕ですね(笑.

燃料タンクは1.1万リットル.・・・・とにかく規格外.

浦田のUR80Vもだいぶ規格外だなぁと思っていたんですが,こういう船があったなんて知らなかったです.

製造は平成21年とのことでちょうど10年落ち.
ちなみに,製造元の出口造船は閉業しています.

http://www.tokyo-keizai.com/archives/29333 

2017年に破産手続き開始とのこと・・・
残念ですね.

価格はASKになってますが,別のページでは1.5億と書いてありました.
感覚が麻痺しますが,このクラスの船が1.5億であれば,高い方ではないと思います.

作った時はその倍ぐらいはかかってるんじゃないかなぁと思います.

この船がどこへ行くのか?謎ですが,ちょっと注目してみておきたいですね.

でわ.






2019年6月21日金曜日

オシア8のインプレ&強度テスト | PE3号現行最強?のPEライン | シマノ

どうもです.
発売以来気になっていたので買ってしまいました.

シマノのオシア8買っちゃいました!
ネットでポイントが溜まっていたのでね・・・ついポチッと.



ジギングでいつも使っているラインはサンラインのPEジガーULT4本組の1200mモデル.
強度ソコソコ,感度ビンビン,水切り良好って感じで,深場のジギングには向いているラインだと思っています.
低伸度なので,扱いは難しいです.万人向けではないと何回も記事で書いてます.
しかし,私が釣ってきたいい魚の100%がこのラインで釣ってます.
なので,ちゃんと扱えば武器にもなるライン.
たまーにはずれろっとがあり,強度が出ないのが難点.でも世の中そんなラインばかりです.

ULTの3号システムだとだいたいドラグ値で10kg〜11kgぐらいをMAXに見て運用しています.

しかし,浅場だったり,地形がきつかったりして,15kg近いドラグでやり取りしたいなと思う場面もちらほら経験してきました.

そういう場合には4号ラインを使っていたのですが,できればもっと強いラインでやりたい.
ということに加えて,純粋にラインの使い分けが気になる.という理由で,新しいPEラインを模索していました.

今年発売したシマノの新ライン,オシア8.
メーカー発表の直線強度が半端なく高い!!

PE3号で63ポンド,2号で45ポンド,4号で76ポンド・・・.
いやいやおかしい値.
同じ強度を出そうと思うと,他メーカーならもう1号太くしないといけないです.
PEラインの1号ってものすごく大きいと思っていまして.
できれば強くて細い糸を使いたいのです.
ドラグ15kgシステムに耐えるためにはノット強度で20kgは無いと厳しいです.
63ポンドは28.6kgなので,ノット強度で20kgを超えてくる可能性はあります.

なぜこんなに強いのか?
基本,原糸が同じで同じぐらいの密度で編んで,同じぐらいの太さであれば,どこのメーカーでも大した強度の差は出ないと思います.
リールに巻いた感じ,オシア8は普通のPEと同じ太さです.

原糸の種類が変われば話は別です.
オシア8は新しい原糸 Xフィラメント を採用しているらしいです.
このXフィラメントが何者なのかはよく分かりませんが,原糸が違えば強度も違って然りなので,強い原糸であるととりあえずは理解しておきます.

パット見の太さは通常のPEと大差ないように見えます.

かなりしなやかです.8本撚りなので,結構毛羽立ちが早そうな感じがします.
このあたりは使ってみないと分からないですね.

さて,みなさん気になる強度試験やります.
買ったのはPE3号.

これまで,ブログで3号の強度テストは2回記事にしています.
PEジガーULTとフィッシングファイターズのエアブレイドワイルドエイトです.

それぞれの記事はこちら.


ちゃんと動画を載せて,何キロ出てるか証拠を見せています.
なかなかここまでしている人はいないと思います.
文字だけなら何キロって書けちゃいますから.

結果はPEジガーULTはだいたい16kg,ワイルドエイトは20kgです.

果たして,オシア8は!?

・・・・・結果23kg出ました.




ただ,何回かやってみましたが,ノットが安定せず,20.5kgぐらいの時もあります.
こういうのは下限値で見ておいたほうがよいので,20kgぐらいの強度は出るラインなのかなぁと思います.自分のノットの甘さも再認識.キレイに組む必要はないけれど,強いノットを組みたいですね.

4号の代わり!とまではいいませんが,3.5号ぐらいの強度感覚で使えそうです.

あとは実際海でシャクってみて,感度やら水切れやらみたいと思います.
少し伸びるようであれば,ソフトな動きにしたいときにも使えますしね.
魚の制御も比較的楽になります.

ということ,実釣後のインプレをお楽しみ!

でわ.






2019年6月19日水曜日

絶望の錦江湾中深海ジギング

この日は短時間だけマイボートにて湾内でジギングしました.

一人なので,燃料もあんまり使わないように近場です.

とはいえ,一応は新しいエリアへ.
結構中深海行ってるんですが,全然成果が出ないです.
難しい.

200mを超えてくると一気に魚影が薄くなります.
ウッカリカサゴが釣れるぐらい・・・サイズはいいんですけどね.

他の魚が釣りたいです!

で,この日は無風に潮0ノット.
終了〜.

って感じでした.

湾内なのでそれほど流れるわけではないのですが,やはり潮がある時のほうが食います.
それに0ノットは船で引っ張らないとジグの落ちる場所すら変わらないので厄介です.

等深線図に乗ってない深場の瀬を発見!
なんか面白いのこないかなぁと思いましたが・・・.
ウッカリカサゴ大のみで終了でした.

帰りがけに1流しだけタチウオ調査.
バイトあり・・・乗ったがすぐにフックアウト・・・・

その後・・・・リーダーカット・・・・・で終了でした.

タチウオ,普通に居ますね.
こっち狙ってもいいかも.

ちょっと湾内中深海,200mオーバーは魚が釣れなさすぎて萎えてきました.
180mぐらいまでだったら色々釣れるんですけどね.
不思議です.

今後はアンダー50mとかで遊んだり,中深海行くときも心が折れないように100m代でなんか釣って心が豊かなときに行きたいです(笑.

でも挑戦している感じはあって好きです.

錦江湾中深海定期的にチャレンジはする予定です.
ターゲットをメダイとかクロムツに変えたほうが楽なのかなぁ?
まだまだ色々試します.

開拓だったらジギングオンリーじゃなくてエサも使ったほうが良いかなぁと思案中.
開拓だからしゃーなしと割り切って.

色々考えていきたいところです.

でわ.

釣果
ウッカリカサゴ×1

このウッカリカサゴですが,20日熟成してニンニクバターソテーにて夜ご飯になりました.
絶品中の絶品でした.



2019年6月17日月曜日

Echomap Ultra | エコーマップウルトラ | 国内正規と個人輸入価格を比較する | 魚探

どうもです.

私の居る地域の海釣り界隈では大した話題にもなっていないガーミン魚探,Echomap Ultra.
まず,高いです.そして今のままで十分というか,深い海釣りにはあまり適合しないので,無視!といった感じでした.

が・・・・.

まぁ,ブログ的にはアクセス稼ぎ的な意味で記事にしておくかなぁって感じです.
アクセス稼ぎといえど,手は抜きません.

一応最近は,マイボートでティップランエギングなど,シャローの釣りもやっているので,こういう魚探を導入してみたい気持ちも少なからずあります.

と,前置きが長くなりましたが,以下の点について書いていこうと思います.

・Garmin Echomap Ultraのラインナップ

・エコーマップウルトラと従来品の違い

・日本国内価格と個人輸入価格の差

・海での使い所はあるのか?



Garmin Echomap Ultraのラインナップ

102sv

106sv

122sv

126sv

の4機種あります.2と6の違いはUS仕様の場合プリロードマップの有無のみです.

本家HPはこちら
https://buy.garmin.com/en-US/US/p/626316/

Garmin Echomap Ultraのスペック

Ultraになって何が変わったのか?
他のEchomapと違う点をピックアップすると

高周波数のサイドスキャン,クリアビューをサポート

具体的にはGT54UHD-TMという振動子をサポートします
USページはこちら
https://buy.garmin.com/en-US/US/p/660816
800Hzのクリアビューと1200kHzのサイドビューを装備しています.
通常魚探はMID-CHARP.
全て350W.
実質的にはバス釣り,シャローエリアの海の釣りに対応って感じです.
海で使うなら水深20mぐらいまでかなぁ?

サイドなしはGT24UHD-TM
https://buy.garmin.com/en-US/US/p/660822

Garminが他の魚探に劣っていた1つがサイドスキャンの高精度さだと思います.
HUMMINBIRDのメガイメージング(1200kHzのサイドビュー)なんかが先行製品としてありましたので,それに追いついたとい感じだと思います.

画面構成画素数が増えました

1280×800 pixになりました.
上位機種のGPSMAP並の解像度になり,より詳細な絵を魚探上で見られるようになりました.
解像度高いと魚探画面もきれいに見えていいなぁと思います.

ライトライブスコープをサポート

最近GARMINが他の魚探よりも優れてる面として押してきているのが高精度のライブイメージング.LiveScopeという製品を以前に紹介しました.

ライブスコープ | Garmin魚探の新製品 | LiveScope | GT34UHD-TM UHD Sonar | 価格比較

これのライドバージョンのLVS12という振動子をブラックボックス無しでサポートします.LV12とライブスコープの違いはダウンビューとフォワードビューが同時に表示できないとう点になります.魚探で切り替えはできるようです.
※上位機種のGPSMAP8000系ではライトライブスコープでもフォワードダウンの同時表示ができるようです?


・日本国内価格と個人輸入価格の差

さて,気になる国内外の価格差です.
国内価格を調査したところ,
10インチモデルが27万,12インチモデルが39万!
振動子のGT54UHD-TMが7万.
ライトライブスコープ振動子LVS12が9万

10インチモデルでシステム組んだら税抜きで45万ぐらいかかります.

12インチモデルで組んだら+12万の57万.

完全にブルジョワの世界だわ.

一方で海外価格をチェックします

Echomap Ultra+GT54UHD-TMで,
10インチモデルが 102で約1800ドル,106で2000ドル.
12インチモデルが 122で約2600ドル,126で2800ドル
振動子無しモデルは200ドル引き.

GT54UHD-TMが350ドル
LVS12が500ドル
となっています.

別個に買う必要はなくて,GT54のセットが売ってます.
店頭価格ですが,例えば
106sv+GT54UHD-TMのセットで1800ドル
126sv+GT54UHD-TMのセットで2600ドル
となります.
LVS12とのセットまでは売ってませんが・・・500ドルで買えます.
送料は8000円〜20000円の間ぐらい.ショップや輸送方法で変わります.

ざっくりですが,向こうの定価売りで10インチモデルならGT54UHDセットでImport feeを入れても2050ドルぐらいで買えちゃます. 23万行かないぐらいですね.
それにLSV12が送料込み,関税込みでも600ドルは行きません.約6.5万円
と考えれば,29.5万ぐらいで導入できるかなと思います.
日本の価格は税別ですから,実際は48.6万です.

という感じでした.
これはあくまで定価買いしたときのはなしです.
日本国内ではあまり見られないですが,海外の場合は魚探もディスカウントされることは多く,1割引〜2割引ぐらいはセールを見計らえばあります.
従って・・・そういう時を狙うのであれば,もう少しお得に買える.
つまり,やはり,US個人輸入だと半値に近い値段で買えると言えます.

※この記事では事実を述べているのみであり,個人輸入を推奨しているわけではありません.事実を知ってどうするかは読者様次第です.
※私はGARMIN魚探,GPSMAP585を除いて,全て個人輸入したものを使っています.自己責任で.


・海での使い所はあるのか? 

正直 ,最近浅い釣りをしていなさすぎるので,未知です.
が・・・・ヒラスズキキャスティングやGT,ヒラマサキャスティング,ティップラン,など比較的シャロー帯の釣りにおいて,結構使えるんじゃないかな?という印象はあります.
もう少し安かったら使ってみたいところですが・・・.
そんなことしなくても,今までのエコーマップで今の所は十分のような気がしています.

ということで,今回はGARMINの新作,エコーマップウルトラの紹介と国内外の価格差についてまとめてみました.

でわ.





2019年6月14日金曜日

自戒 | でかいカンパチを釣るための心得 | 2019年度版 | 過去記事の紹介

でかいカンパチが釣れるシーズンになってきましたね!

(ってとっくの前になっとんじゃい!と突っ込まないでください)

大きいカンパチ・・・・.
釣りたいです.

やっぱりカンパチが一番好きですね.
アカムツも面白いですが,また違った面白さです.

大きいカンパチは掛けるのも難しいですが,捕るのも難しいと感じています.
私の最大は去年釣った38kg,次いで29.5kg,24.5kg,21.5kg・・・といった感じです.
まだまだ大きいカンパチ沢山は釣りきれていないのが現状.
40kg,50kg,60kg・・・最終80kg,100kgぐらいまで,大きいカンパチ居ると思います.

明らかに大きいと思うカンパチのブレイクはこれまでに3回経験しています.
※大きいというのは20kgオーバーぐらいかなぁという感じで思っていただければ・・・.もちろん,妄想20kgオーバーなので,船に上げてみないと何キロかは分かりません.15kgのスレだったら20kgオーバーに感じるでしょうし・・・・.
え?たったそれだけ?と思われるかもしれませんが,それだけです.それだけ掛けるのも難しいということだと思います.できるだけ捕れるタックル組みをしているつもりなので,ヒット率が低いのも仕方ないのかなとも思っていますが,捕れるタックルの中で機会を最大化するのも釣りの楽しみかなと.

それぞれ反省点アリです.

まだまだまだまだ,経験は少ないのですが,これまでの経験から大きいカンパチを釣るために重要だと思うこと.結局考え方は昔記事を書いたときと変わってないのですが,まとめてみたいと思います.

できれば,それを毎年更新していく形で,また新しく気をつけないといけないな思うこと,過去記事では必要だと書いたけど,間違っていたなと思うことなどが出てくれば修正してもよいのかなと.ということで2019年度版更新します.

まず,重要なこと箇条書き

(0)大きいカンパチが釣れる場所に行くこと

(1)自分なりの釣れるスタイルを確立すること

(2)自分なりの理論で掛かった魚が捕れるタックルで臨むこと,魚を捕れるやりとりをすること

(3)自分のシステム強度を把握すること


以上は基本概念として変わらないと思います.
それぞれの中身がどうか?という話になります.

釣りですから,何が正解かってのはわからないものですし,正解はいくつもあるものだと思います.
自分の思い込みってのもあると思います.
時に楽しむには思い込みも大切だとも思いますが,あまりにその気持が強くなりすぎると新しいものを受け入れきれなくなるので,程々が良いと自分は思っています.

(0)大きいカンパチが釣れる場所に行くこと

これは大前提として大事だと思います.
カンパチの子供1kg〜4kgぐらいまではかなり広い海の範囲に生息していると思います.
ここでは大型を10kgオーバーと考えれば,10kgオーバーの数が居る海域,場所,というものは絞られてきます.
数は居なくても,大型が狙える海域,時期というものもあります.

私は基本鹿児島でジギングをしているので,鹿児島に限った話をします.
※鹿児島の全てを知っているわけではないので,知っていることを書きます.

トカラ列島海域は基本的には年中大きいカンパチは居ると思います.
密度が低いか高いか?食いがたってるかたってないか?
その日の潮が良いか悪いか?
色々な要素はあれど,年中大きいカンパチは居ると思います.

鷹島,津倉瀬,宇治海域は春〜秋ぐらいまで,つまり冬以外に大きいカンパチが居たりします.数はあまり多くないと思いますし,潮が緩いことが多いので,当たり外れが激しいです.魚からの当たりも少ないです.でも来たらデカイ可能性が高いです.そんな海域.
結構大きいカンパチが釣れるポイントは限られます.
大きいカンパチに的を絞るのであれば,遊漁船選びは大事です.
「狙って」大きいカンパチが釣れるという意味では珍しい海域かもしれません.

佐多海域は黒潮次第.
かなり気まぐれで読むのが難しいと思います.通って通って,そしたら釣れる海域だと思ってます.大きい魚が居ないこともざらにあるかと思ってます.

三島海域はよく分かりませんが,ここは大きいカンパチが付きやす場所をまだ遊漁船が見つけていないような気がしています.
まだまだ未開拓.

草垣群島は浅場にも大きいカンパチが入る海域で,大きい魚自体は割とコンスタントに居ると思いますが,口を使わせるのが難しいような感じ.

種子島海域,奄美海域は未知です.

従って,鹿児島で大きいカンパチをできるだけ釣ろうと思えば,トカラ海域か宇治鷹島津倉海域,三島海域あたりへ足を運ぶことになります.
宇治鷹島津倉は小さいカンパチがほとんど釣れないポイントもあり,大型だけを求める遊漁船に乗ればノーカンパチなんかザラです.※小さいカンパチも狙う遊漁船だと結構豊富な資源が合って癒やされます.他にも癒やしを求めて佐多海域や三島海域へも行きたくなります.ワンチャンスもありますし.

それぞれの海域に個性と面白あがあって良いと思います.

鹿児島のカンパチジギング事情に関する記事は以下にまとめています.

鹿児島のカンパチジギング事情(オフショア) 

 

 

(1)自分なりの釣れるスタイルを確立すること

これについては,個人のスタイルの問題なので,何が正解ってないと思います.
私のスタイルはどうか?
あんまり言葉には書けませんが,基本的には状況に合わせていくスタイル.
状況に合っていれば何でもする.って感じだと思います.
固定観念に邪魔されないような釣りを目指しています.
ただ,重ためのジグをしゃくってることが多いです.重たくすることで感度があがりますし,シルエットを大きくすることで小さいカンパチや外道をある程度は避けられることもあるかと思ってます. 大きい魚が食いやすいか?と言われると,それは時々なのでなんとも言えません.
あまり人がやらないような100mぐらいの水深でも500g,600gも使います.
潮が行ってても,行って無くても.
実際,38kgはアンダー100mで600gのジグで釣りました.
カンパチじゃないですがクエ24.5kgも100mアンダーで600gのジグで釣りました.
そんな水深でそんな重さのジグ入れる人そんなに居ないですよね.
逆に軽いジグの人に当たってくるときもありますから.色々な状況があるなぁとは思っています.
ヘビーウェイトに慣れておくと,普通の人が諦めるような潮がぶっ飛んでる状況でも釣りが成立します.

(2)自分なりの理論で掛かった魚が捕れるタックルで臨むこと,魚を捕れるやりとりをすること

1にも3にも絡むことですが,理論的に考えることは魚を釣るための一つの手段だと思います.
もちろん,魚の考えていること?など到底理解できるわけでもないので,理論的に考えたら絶対に釣れるか?なんて言われるとそうじゃないのですが,少なくとも魚が引っ張る「強さ」であったりとか,「ドラグ」の滑り出しであったりとか,ロッドの「反発」であったりとか,しゃくるときの「抵抗」であったりとかそういう魚類行動学ではない範囲,具体的に言えば「力学」が及んでくるような範囲は理論的に考えるととても合理的な回答が出せると思います.
論理性がない人がすぐストレートポンピングを否定したりするのは悲しいなぁと思います.メリットもわかって,俺はそれはしない!というのであれば納得しますが,多くのメディアやウェブ上でストレートポンピングに否定的な人はメリットすらないような言い方をします.
終いには「ストレートポンピングは魚を引っ張る力が弱い」なんて人もいらしゃって・・・そういう人は根掛かりしたときにロッドを曲げて切るんですかね?竿まっすぐにしてラインカットしません?それってつまり,竿をまっすぐしたほうがラインに力を加えられているってことですよね?なんていうわかりやすい例えでもたぶん・・・わからないのだと思います.いくらか私も諦めがついてきました.

さて,話が脱線しましたが,どういう理論で魚が掛かりやすいのか?
ではなく,どういう理論で掛かった魚を捕るかです.

私の場合は基本的はプレッシャーをかけられるときはプレッシャーを掛ける.そして弱らせる.

それだけです. 理論的に言えば,ハリが伸びない,身切れをしない,ラインが切れないだけのドラグ作動力を持って,ドラグを作動させて,魚の体力を奪うということになります.
魚を疲れさせるために反転動作をできるだけ多く入れさせる,無駄に走らせない.
ということです.

それを可能にするファイトを魚がかかったタックルでするだけです.

以前書いた記事はこちらです

大物を捕るための魚の息遣いを感じるやり取り(ファイトスタイル)

大物ジギングにおける2スピードのレバードラグリールの利点を力説する 

掛けなければ始まらないのか,獲れなければ意味が無いのか?

特に一番下の記事は皆様に好評です.私としても多くの人に読んでもらいたい内容になっています. 

 

(3)自分のシステム強度を把握すること

PE3号で切られたら細い?
PE4号で切られたら次は5号?6号?
PEの太さだけで論じるのは素人です.
脱素人ジガーを目指すのであれば,まずは強度ベースでタックルの強弱を語れるようになること,把握できるようになることだと思います.
ある人のPE2号システムは10kgドラグにも耐えれるでしょう.
しかし,ある人のPE4号システムはドラグ10kgに耐えられないかもしれません.
そういうことはザラにあります.とくに初心者の場合.
人とお祭りしたら,ラインが傷つきます.ダメージによってはもう使わないほうが良いです.

とりあえず,大物とやりとりするのであれば,滑り出しドラグ値で10kgに耐えられるシステムづくりかから始めると良いと思います.
これはあくまで滑り出し値なので,システム強度で15kg程度あれば,結構な魚と渡り合えると思っています.
まず第一の目標として15kg掲げてみてください.
欲を言えば20kg欲しいです.

システムの強度測定法などは以下の記事から.私のノット強度も参考程度に出しています.
証拠動画ありです.

コレで脱!初心者!カンパチ,マハタ,大物ジギング

自分のPE3号システムの限界強度測定 【ラインシステム強度論】

シマノ | タナトル8 | インプレ | PEライン | 強度試験結果

 

まぁ,ざっとこんな感じです.
意外と過去記事を見返すと,おお,良いこと書いてるやんなんて思っちゃいました.忘備録?備忘録?的に記事にしておくのは大事だなぁと感じた次第です.

でわ.





2019年6月12日水曜日

ディープライナー遠征 | アカムツ,マニアシリーズ縛り・・・

どうもです.

5月中旬の釣行記更新します!

今年初のディープラナーへ.
アングラーズショップアクアのツアーに参加させてもらいました.
http://www.anglers-shop-aqua.com/
ディープライナーのジグの取扱数では日本一だと思います.
その他のジグもあります.

鹿児島から室戸というとなかなか遠いんですが,週末を利用して土日釣りしてギリギリ帰ってくることが出来ます.

金曜日夕方鹿児島を出発.
佐賀関から九四フェリー乗って佐田岬の三崎へ.
三崎から下道使って室戸まで.ゆっくり走って朝4時着.

今回は2日間西村船長におせわになりました.


初日は室戸沖でカンパチ狙い.

潮は...激ユル.
イヤーな感じです.

魚は居るけど全然反応していない感じです.

一発狙いでシャクっていたんですが・・・・

結局チカメキントキを2匹釣って終了でした.

しかし,ここのチカメ,超ビックなので美味しいです.

何が悪かったのか?どうしたら釣れるのか?よく分かりません.何やっても釣れない日もあると諦めるのは簡単ですが,もう少し足掻いてみたいところです.

船中いい感じのチャンスも無く終了.

次の日はアカムツ.
室戸沖リベンジでも良かったんですが,昨日の今日で状況が改善するかどうかもわからないですしね.

夜の飲み会で何故か私がマニアシリーズ縛りで釣りをすることに.
マニアシリーズとはディープライナーの全ジグラインナップの中で600g以上のジグを指します.

アカムツなんて400gぐらいまでのジグでしか釣ったことありません.
600g?食うの?
よくわかりません.

アクア店長の喜熊さんは600gのOvoで2匹釣ったことがあるそうで,お客さんが800gのSPY-Vでアカムツを釣ったのを見たのが見たことある中で一番重いジグで釣れたアカムツだそうです.

ちなみに,この記事をご覧のみなさんはどれぐらい重いジグでアカムツを釣ったことがありますか?コメントで教えてください.

で,何故か私がこの記録にチャレンジすることになったのでした・・・・

鹿児島の場合は,まだまだ開拓って感じの釣りが多いので,実績の多い釣り方をしてしまいがちで,あんまり引き出しが増えないなぁと実感していたのでいい機会かなと.

朝一はカンパチタックルPE3号で650gを落としました.(アカムツ釣りなのに)
まぁ,流石に食ってくることはなく・・・・.

というか,こんな変な釣りしてたら周りも釣れてないのに自分だけ釣れるってほぼ不可能です.周りの様子も見ながら模索します.

さすがにカンパチタックルはやりすぎたので,ラインだけ落として,竿はそのままでチャレンジ.しっくり来ません.
ジグが重い分感度は良いので,ジグがどう動いているか,イメージしやすいです.
イメージどおりに動いているわけではないと思いますが,イメージは大事だともいます.

竿が硬いので,番手を落としてみますが,しっくり来ません.
ラインが細すぎる(1.2号)なので,ちょっと伸びてる感じと,フォールさせるときの抵抗が小さすぎる感じがしました.

一応,釣れるか釣れないかは置いておき,気持ちよくしゃくれるセッティングを出すことに・・・.

結果PE2号にプロパゲート6番に落ち着きました.
セッティングが出てからは,釣れてもおかしくない!と思ってしゃくりますが,周りが釣れる中,私には来ません.650gが悪いのか?ジグのアクションが悪いのか?試行錯誤しますが,脱出できず.

気づけば私ともう一人以外は複数匹釣ってる!みたいな状況.

シャクリも色々考えてみて,色々試します・・・・.
いっそ,底をズルズルしてみていたときに・・・当たり!!!!!

正直アカムツじゃなくてもいいので,なにか魚が釣れてほしかったため,うおー!当たったー!と一気にテンション上がりましたが・・・

これがウミヘビ・・・・.
爆笑.

でもまぁ,魚が拾えることは分かりました.

で,船中,ボコボコ釣れる時合と水深になったところで・・・・
ズル引きしていたのをやめて,ちょっと上の棚を誘うことに.
これが功を奏したのか?まさかのアタリ!

ジグが重すぎて叩きが弱々しいですが・・・・

アカムツでした(笑.


とりあえず店長超え.

ここから普通の釣りに戻しても良かったんですが,どうせなら・・・ってことで850gへチェンジ.

船中フィーバーしている中・・・・・アタリ!!!
これがアカムツだったら記録更新だー.

と思って上げてきたらアカムツ(笑.


みんなも喜んでくれました.


今回はこれ以上重いジグは家に置いてきたので,850gのまま釣り再開.
まぐれではなく,再現性があるかどうかを確かめます.

・・・・・あたりました・・・・

アカムツでした・・・・



で,沖上がり.

結局,650gで1匹,850gで2匹のアカムツを釣ることが出来ました.

何だと思って食ってきているのか?謎です.
ハリを食っている説もありますが,私はちょっと懐疑的です.

今回はちゃんとシャクって,2匹は上針にフッキングしてました.

謎です.

謎ですが,とりあえず850gでもアカムツは釣れるということが分かりました.
固定観念ってよくないですね.
これじゃ釣れないとか,これは釣れるとか.
視野が狭くなって,新しいことにチャレンジ出来なくなります.

たまにはぶっ飛んだ釣りして視野を広げたいものです.
また良い経験になりました.

今回もお世話になった方々ありがとうございました.

今年のディープライナーはあと2回予定しています.
室戸沖でカンパチ釣りたいんですが,なかなか難しいですね.
潮が流れてる日に1回もまだ当たってないので,せめて1ノットぐらいでいいので流れている日に行ってみたいです.
流れてないからといって諦めてはいけないので,また色々模索したいと思います.

でわ.


釣果(ジギング2日間)
チカメキントキ×2
アカムツ×3
ウミヘビ×1


2019年6月10日月曜日

HONDEXの新製品 ソナー HE-773Ⅲ-Diがいい感じ! TD304 ホンデックス

どうもです.
今日はボート艤装品の話.

ソナーについてです.
日本で言うソナーはサーチライトソナーのことです.

今日ご紹介するのは4月に発売になったホンデックスの新しいソナー

HE-773Ⅲ-Di


https://www.honda-el.co.jp/marine/HE-773II-Di.html

ホンデックスではマルチスキャンと呼んでいます.
センサーを回転させて,船の周りの情報を拾うことが出来ます.
あると無いとでは全然違います.

出典:HONDEX

上記のイメージはわかりやすいと思います.
で,このソナー,日本のお家芸で,日本の他社FURUNOやKODENも作ってます.

一番の問題はコスト・・・・
FURUNOやKODENは安いやつでも100万,150万,200万・・・・.
さすがにちょっと手が出ません.

ホンデックスは以前からHE-773としてソナーを作っていたんですが,問題点が・・・
振動子?というかソナー発振部分の周波数が高く,深場が映らないという問題がありました.周波数が290kHzでした.出力は1kWのようですが,この仕様だと100mぐらいが実用範囲かなぁと.

ただ!今回のアップデートで新しい振動子が!
それがTD304です.

TD304は140kHz〜240kHzの可変周波数仕様になっております.
1kWの140kHzだとだいぶ深いところまで映ると思います.

実際,ホンデックスの資料に水深300mで楽々底をとっている様子がありました!

何より価格が安いです.

TD304の手動式であれば税抜きで定価が41万円.
いや,十分高いんですけど,先に紹介したKODENとかFURUNOに比べると1/3以下のコストで導入することが出来ます.

スカッパーに取り付けるタイプもありまして,こちらは38万
https://www.honda-el.co.jp/marine/HE-773S-Di.html

それで300mぐらいでも底が取れるとなると・・・結構使い所があるんじゃないかなぁと思います.

んー,でもまぁ,自分が満足の行く船が買えるのなんて10年後・・・20年後かもしれないので,こんな高額な装備は今の所導入予定はないんですけどね(笑.

でわ.






2019年6月7日金曜日

LINE Pay | Payトク!!!で釣具も約2割引で購入しよう | 上限UP1万円へ | 総額300億円祭

どうもです.

電子マネーネタ.
釣具だけじゃなくて,色々お得に購入できるものなのですが,あまり皆さん馴染みがないと思うので,記事にしてみます.

最近,電子マネーブーム?なのでしょうか?
ずっと前からありはしたのですが,何故か最近どうも色々な業界が参入に乗り出してきているようです.
乱立しまくって,何使ったらいいか分からん!って感じもしますが,大きい還元キャンペーンをやってるところ,割とどこでも使えるところの電子マネーは持ってても損はしないと思います.
ちょっと前にはPayPayが100億あげちゃうキャンペーンをやってて,話題になりましたね. 私ものらりくらりと乗っかって,コンビニや釣具屋で買う消耗品など,使える場合は支払いをほとんどPayPayでやってました.
無駄遣いするわけじゃないですが,約3ヶ月間で結局5万ほど使って1.2万ぐらい返ってきました(笑.
普通に考えたらありえない還元率ですよね?

PayPayの波に隠れて?存在していたのがLINE Pay
こっちはどでかいキャンペーンはやってないものの,ちょこちょこ2割還元に迫るキャンペーンを開催していました.
5月末に誰にでも1000円ノーリスクで送れるという,神キャンペーンをやりました.
私は,これはまぁ,みんな不幸にならないし,いいかなぁと思って100人ぐらいに送ってみたんですが,LINE Payを使ってる人はその中の1割ぐらいで,実際,何も知らない人は,「これ口座登録とかしないといけないんだけど,大丈夫なやつ?詐欺?」という感じで疑ってました(笑.

まだまだ浸透していないんだなぁって感じです.
実際,ノーリスクで1000円もらえるにもかかわらず,期間内に配り終わらなかったので,この記事を書いている時点でもキャンペーンが継続しています・・・.
300億で一人1000円なので,3000万アカウントが受け取れるはずです.
そりゃあ,なかなか上限額に達しないはずです.

さて,そんなLINE Payですが,6月1日〜6月9日までPayトク!!!というキャンペーンをやっています.

あと2日あります!今からでも間に合う!

※Payトク!!!の開催は今回が初ではなく,これまで毎月?やってます.なので,今後もLINEPayのキャンペーンは要チェックです.

これは上限5000円で購入金額の15%が還元されるというものです.
コード支払いをすると3%の還元があり,さらに,使ってる金額で変動する自分のカラーに合わせた還元が0.5%〜2%あるので,トータルで18.5%〜20%還元されるというキャンペーンです.
上限5000円なので,33333円の購入まで恩恵が受けられることになります.

さらにさらに?
LINE PayはLINEの公式アプリからも使うことができるのですが,LINE Pay専用アプリも用意されていて,そちらを期間中1回でも使うと,付与上限が1万円に引き上げられます.

LINE Pay - 割引クーポンがお得なスマホ決済アプリ
LINE Pay - 割引クーポンがお得なスマホ決済アプリ
LINE Pay Corporation無料posted withアプリーチ

ということは?66666円までの買い物が還元対象になるんです.

初めてLINE Payを使う人のマイカラーはホワイトなので,0.5%の還元率です.
例えば,5万の買い物をLINE Payアプリのコード払いで決済したとすれば?9250円分のバックがあるわけです(LINEボーナスが15%,ポイントが3.5%).
普通に考えれば,ありえない還元ですね.

PayPayは一回の付与上限が1000円だったので,5000円以上の買い物をするとなんか損した気分になっていましたが,LINE Payは一度の払いが多くても問題ないところが魅力だと思います.

ロッドやリールなどを買っても15%還元されてくると考えれば,非常にお買い得ですね.
もちろん,釣具の消耗品も.

釣具だけでなく,ローソンやファミマなどのコンビニでもLINE Payは使えるので,余ったチャージ分も無駄なく使えると思います.コンビニ使わないって人はあんまり居ないでしょうし.

ヤマダ電機やビックカメラなどの家電量販店でも使えますし,ロフトみたいな雑貨屋でも使えます.

飲食店もスシローや松屋,白木屋なんかでも使えますし,メガネスーパー,イケアなど・・本当に色々なところで使えます.

使える店を知っておくということも今後お買い得に買い物をする秘訣かもしれません.

ちょっと導入がめんどくさい電子マネーですが,実際使ってみると,小銭いらないし,財布いらないし,会計早いし楽々です.
今後はますますキャッシュレスの時代になっていくと思うので,どこかで慣れておくと良いと思います.

大きいキャッシュバックキャンペーンをよくやっているのはPayPayとLINE Payで,LINE Payのほうが大きい金額の商品を買うときに得することが多いと思います.
両方使って適度に上手に使っていくのが良いんじゃないかなと思います.


最後に

LINE Payが使える釣具屋

釣具のポイント
かめや釣具

その他の大手でも使えるところはあると思います.
個人の釣具店でも提携していれば使えます.
この釣具屋でも使えるよ!と知っている方がいらっしゃいましたらコメントで教えてください.

でわ.





2019年6月3日月曜日

桜島の避難港が全て釣り禁止になるかもしれません

注)以下は2019年5月下旬にブログ管理者が独自に調査したものであるため,錯誤があるかもしれませんので,信じる信じない等は自己責任で.


とりあえず,桜島避難港とは?
桜島にある災害時に島外へ脱出する経路として作られた20個の漁港?のことを指します.
1番〜20番まであります.

ということで,本来は避難のために使われる港なのですが,ココ最近?友人などから釣り禁止になったらしいよ?と聞いていたので,調査してみました.

もともと,4番避難港の湯之港は立入禁止の看板が立てられており実質釣り禁止になっています.
5番,6番,7番は19時〜7時の夜間〜早朝帯は立入禁止だったと思います.

他にもそういう港がいくつかあるかもしれません.
私はここ数年桜島の避難港で釣りをしていませんので情報が少々古いかもしれません.

避難港 釣り などと検索すると色んな人が釣りをしていて,釣果写真もあります.
しかし,避難港ですから本来はレジャー利用する場所でないです.

で,タイトルにある話なんですが,避難港が全面釣り禁止になった!?
知り合いの情報源はどうやらインターネット掲示板のようです.

とりあえず,経緯がよくわからなかったので,鹿児島市の河川港湾課に電話して聞きました.
※漁協を管理しているのは漁協ではなく,市です.
ただ,実質的に利用されているのは漁協だったりするので,漁協の意見を無視して良いわけではないです.

とりあえず,管理者に話を聞くのは筋だと思いました.

で,回答としては,そのような話は現地の要望により確かに上がっておりますが,現在協議中であるとのこと.
つまり,全面釣り禁止の要望は市に出されているということですね.
でも市として,では全面釣り禁止にします.と現時点で決定したわけではない.
今後どうなるか分からないとのことでした.
ということで,本当に全部釣り禁止になるかしれないですね.

※桜島の漁港利用者としては禁止にしたいと思っているわけです.


個人的な意見としては,釣り人は避難港利用者から嫌がられているので,釣り禁止ではなくとも自主的に釣りに行かないぐらいの感じが今後トラブルなくていいんじゃないかなぁと思います.市が釣り禁止にしているわけではないから釣っても良いんだ!みたいな対応で行くと結局溝が深まるばかりだと思います. 

鹿児島市内側の港も殆ど実は立ち入り禁止ですしね.
立入禁止なのに釣りしていい道理は無いと思います.黙認されているということ.
そういうグレーなところで釣りするのもあんまり好きではないので,最近はショアからの釣りって殆どやらなくなっちゃいましたね.たまにやってますけど.
ショアからやるなら磯に行きたいです.でも初心者がいきなり磯なんか行けないしなぁ・・・.難しいですね.

今,全国的に釣り禁止になっていってる漁港が増えているようです.

釣り人のマナーが悪いのが原因だと思います.

釣り場が少なくなってる原因をSNS全盛の時代になって,晒された釣り場に釣り人が殺到するからと言っている人が結構居ますが,私はちょっと違うと思います.
たしかに,それが問題を引き起こすトリガーであるかもしれません.
でも,別にSNSで晒されて人が増えてもみんなマナーが良かったら問題ないんじゃない?と思うわけです.つまり,本質はそこじゃなくて,SNSの発展はより釣り禁止の速度を加速させているだけ.遅かれ早かれいつか釣り禁止になる.実際,SNSがなかった,あるいはインターネットがなかったような時代でも同じように漁港利用者と釣り人とのトラブルで釣り禁止になった漁港はあるはずです.
自分のお気に入りの釣り場で人が増えて困ったという人も居るとは思いますが,釣り場は自分だけのものでも無いですしね.

本質的には釣り人のマナーが悪くなっている,あるいはもともとから悪かったんだろうと思います.
その原因はよく分かりません.
ちゃんとした教育がなされていないためだと思いますが,小学校とか中学校は何をみなさん勉強したんでしょうね?(笑.

私も色々なところでマナーの悪さは感じます.
しかし,この業界に自浄作用なんて無いと思うので,私はもう全国の漁港全部釣り禁止にしてもいいんじゃない?と思います.
漁港で釣り出来なくなって,みんな初めて大切さが分かるんじゃないでしょうか?
一回釣り禁止になったものを再度開放することは難しいと思います.

その他はフィッシングライセンス制度の導入などきちんと「教育」を受けた人じゃないと釣りをしてはいけませんよ的な?そういう方向にしないと今後は難しいんじゃないかなぁと思います.

とりあえず,現状は自分だけでもマナーを守ること,できればマナー違反の人がいれば教えてあげることが重要かなと思います.

ということで,桜島の避難港が釣り禁止になるかもよ?って話でした.

釣りだけに限らず,色々なところで皆さんマナーは守ったほうが良いと思います.
当たり前ですけれど.

私自身,マナーが良いか?と言われると,自信を持って私はマナーが良い釣り人です!とも言えないので,自戒の意味も込めて.
色々考えながら釣りはしたほうが良いですね.釣果だけじゃなくて.
自分本位,自己中心的にならないって大事だなぁと思います.

でわ.