2018年3月30日金曜日

ライフジャケットの着用義務拡大!意外と知らない事実?

どうもです.

ライフジャケットの着用義務拡大が2018年2月1日から実際されています.※違反点数の付与は2022年の2月1日からになります.

既に色々なところで情報の拡散が行われて,知っている人が増えてきたところだと思いますが,未だにインターネットではよく分からない,どれを買ったらいいんだ?という話や,ちょっと間違った解釈をして解説してあるようなブログを発見するので,私も調べた限りでまとめていきたいと思います.

※私は遊漁船を利用する釣り人なので,遊漁船(瀬渡し含む)についてのみ書きます.

最初に結論を書きます.
船釣りでは認定品のライフジャケットで,かつ,航行区域に応じたライフジャケットを着用して下さい.
磯渡し船,瀬渡し船の場合は,認定品のライフジャケットでなくとも構いませんので,ライフジャケットを着てください.


※以上は2018年2月現在の話です.※

一部,えっ?っと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが,私が調べ,問い合わせた限り,上記に間違いはありません.

船釣り瀬渡しに分けて解説します.

■船釣りの場合
船釣りの場合は国土交通省認定品のライフジャケットの着用義務があります.
いわゆる桜マークと呼ばれるマークがライフジャケットのどこかにありますので,探してみて下さい.これがない場合は認定品ではない.ということになります.

船釣りでは膨張式のライフジャケットを着用することが多いと思いますが,その場合は大抵,中の黄色い浮力体にマークがあります.

これは私のライフジャケットです.

桜マークありでTYPE Aです.
そして,もう1点の注意点.
ライフジャケットは航行区域に応じた物を着用しなくてはいけません.
ライフジャケットにはTYPEがあり,A,D,F,Gの4タイプがあります.
このうち,TYPE Aはすべての航行区域に対応しているので,どれか迷われるならTYPE Aを買っておけばいいと思います.

あと,桜マークがあっても・・・

救命浮輪はNGです!

ポーチ型の自動膨張式ものもに稀に見られるのが浮き輪です.

例えば,

こういうやつ.
これはダメです.

しかし,ポーチ型でもジャケットが飛び出すタイプはOKです.


こういうやつ.

ということになります.


●瀬渡し船,磯渡し船の場合

瀬渡し,磯渡しの場合でも,船外では桜マークの着いたライフジャケットを着なければならないと認識している人が多数いらっしゃいます.
これは誤りです.

もちろん,桜マークの着いたライフジャケットでもよいのですが,基本的に磯タイプのジャケット,非認定品でもOKとなっています.

ソースとしてはこのあたりを参照して下さい.
http://www.jfa.maff.go.jp/j/enoki/yugyo/what/attach/pdf/index-4.pdf
http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000153805

さて,以下は他愛もない私の戯言なので,お暇あられる方のみ御覧ください.

この磯渡しのライフジャケットについて調べようと思ったそもそものきっかけはとあるブログで,鹿児島の海上保安庁と瀬渡し船が揉めて,瀬渡しでも認定品のライフジャケットを着用しなければならなくなりました!と書かれていたためです.

そんなことってあるの?と思いました.というのも,私は国土交通省のパブリックコメントや,水産庁のパンフレット等で磯渡しの場合は認定品ではなくとも良いと認識していたためです.また,取り締まる側の裁量で決めて良い話ではないと思ったためです.

このことを確認するために,まず,第十管区と第七管区の海上保安庁に問い合わせました.
第十管区は鹿児島,熊本,宮崎あたりを取り締まっています.第七管区は福岡,長崎,差が,大分あたりを取り締まっています.
とりあえず身近な2つに聞いてみようという感じ.

第十管区からは一切返信がありませんでしたが,第七管区は翌日丁寧な返信が来ました.
その内容は九州の漁業調整事務所に聞いてくれというものでした.

次に言われたとおり,九州の漁業調整事務所に問い合わせました.
そこでの回答は,「瀬渡し船であっても,船外にでるときは認定品のライフジャケットを着用しなければならない」でした.
私は国土交通省のパブリックコメントへの返答や,水産庁のパンフレット等の記載を引き合いに出すと,担当者は私はそこまで詳しくないので,水産庁本体に問い合わせてくれと言いました.

水産庁の担当部署の電話番号を教えてもらって,すぐに電話しました.
水産庁の正式な回答は,私が記しているとおりです.「瀬渡し船の場合に限っては磯タイプのライフジャケット(非認定品)でもOK」とのことです.
担当者はこの回答「即答」しました.官僚とか普段バカにしているけど,やっぱ頭がいい人はこっちの言うこともすぐ理解してくれるし,判断が早いなと思った次第です.

ちなみに,シマノの相談窓口でも瀬渡しの場合は磯ベスト非認定品でもOKと言われたと回答を得ています.

一応,この一連の流れは第十管区と,第七管区にはフィードバックしておきましたが,第十管区からはなんの連絡もありません.こんな他愛もないことに付き合っていられないということでしょうか?
とあるブログに端を発した今回の話ですが,色々な問題の原因を垣間見たように思います.
ちゃんとしてもらいたいものです.

色々詳しく調べたい方は下記ページなどを参照下さい.
http://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_fr6_000018.html
http://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_tk6_000011.html

個人的に,ライフジャケットはブルーストーム(高階)がオススメです.





2018年3月28日水曜日

激安リール!POSEIDON 50SLを買ってみた(レバードラグ)

どうもです.

中深海用のレバードラグリールを探していました.
中深海でレバードラグって意味あるの?って思われる方もいらっしゃると思いますが,それはスタイルやレバードラグを使った細かなテクニックをどう考えるかだと思います.
実際.レバードラグじゃなかったら釣れない!なんてことはないと思ってます.
スタードラグにしかない利点はありますし,レバードラグにしかない利点もあると思います.

私が中深海レバードラグリールに求める条件としては

1.最大巻取り量が最低1mぐらいは欲しい
2.軽量である
3.ラインキャパは1.5号が600m入ればとりあえずOK
4.出来るだけ安く買いたい
5.左巻き

以上です.レバードラグの味付け(カムの刻みなど)について,本当はフォールが細かく調整できるのが理想なので,求める条件に入れるべきかと迷いましたが,レバードラグならだいたい調整の難易,ピーキーさはあれどどんなリールでもフォールの調整はできると思います.なので,ドラグ入り付近カムの微調整具合は基本無視です.

候補はいくつかありました.

1.Accurate BV-300
2.エバーグリーン オケアノス
3.オーシャンフリークス キャプチャ 30HG
4.ブルーヘブン L30
5.ポセイドン 50SL

の5機種.ただ,オケアノスは左巻きがラインナップにないので,あくまで比較対象です.

私が求める条件について,比較を行います.
まず,巻取り量ですが,

オケアノス(106cm)=ポセイドン(106cm) > L30(99cm)> BV-300(93cm)>キャプチャ (92cm)

という感じです.

次に重量ですが,軽い順から

BV-300 (280g) > ポセイドン (345g)>キャプチャ(360g)>L30(408g)>オケアノス(510g)

という感じ.
ラインキャパの要求はおそらく全リール満たしています.

最後に価格ですが,安い順から

ポセイドン<BV-300(海外)(コミコミで5万ぐらい)<キャプチャ(約6万)<BV-300(国内)(約6.8万)<L30(約8.3万)

ということになります.

軽さを取るならBV-300一択ですが,巻取りがもう少し欲しい,ポセイドンは巻取り量がオケアノスと同量で完璧です. 軽さも申し分ない!あとはお値段ですが・・・.他に比べると破格とも言える値段で売ってます.気になるお値段は最後に発表します.

このリール,マレーシアのメーカーのようで,結構なパクリ物を売ってます.
パクリ品を買うのは気が引けるのですが,この安さなら騙されてもいい!という思いで購入してみました.
最近ではリブレのハンドル丸パクリのものを出していたりしますね・・・.
怖い怖い.

私はマレーシアから直買いしました.

配送はFedExだったので,自宅までマレーシアから3日で到着しました.

開封してみます.


箱は結構カッコイイです.

開けたところに展開図ありです.

こういう配慮は嬉しいです.

あとは中にはリールと保護カバーだけ.


見た目こんな感じです.


で,この50SLはスロージギングモデルということで,ハンドルがオケアノスの丸パクリの可変式ロングハンドルがついてます.約ですが83mm-95mmの可変ハンドルです.ノブはオーシャンマークの丸パクリノブがついてます(笑.


ハンドルを替えなくても十分使えるというところにコスパの高さを感じます.

見た目のチープさは一切ありません.


また,上で公称スペックで重さが345gと書いてましたが,これはノーマルハンドルのものの重さのようで??今回購入したモデルはロングハンドルとパワーノブがついており,重さを測ったところ,383gでした.

まだ空回ししかしていませんが,気になる点はローラークラッチベアリングがちょっとうるさいぐらい.巻き感はこんなもんかなぁってぐらいです.オケアノスやL30を巻いた時より流石にノイジーです. とはいえ,ゴリ感はないです.ノイズのほとんどはローラークラッチがダブルで入っていて,そこからくるノイズなので,ローラークラッチを高性能な国産物などに交換するとか,単発にするとかでノイズは減るかもしれません.このあたりは今後の検討課題で.

ちなみに,この軽さでツインドラグになってます.
ドラグはメーカースペックでは30kgとなっていますが,ドラグを強く入れると巻きが重くなるので,実用30kgはないなと思ってるところです.

いいとこ実用で10kgでしょうが,中深海メインということで,私はこのリールをMAXでも5kg程度で使うと思います.
ドラグ30kgだから超大物でもイケる!と思ってる人は注意したほうが良いです.

まだ,ラインを巻いていないので,正確なラインキャパは不明ですが,スプールの外形と幅がほぼオシアジガー1500と同じなので,PE2号は450m〜500mは巻けるんじゃないかなとおもってます.なので,1.5号で600m〜670mぐらいのキャパはあるんじゃないかと思います.

とりあえず,1.5号を巻いてみたいと思ってます.

あとは分解してみてグリスアップと,実際に使ってみて,使用感がどうか?というのを試していきたいと思います.

最後に,このリールの値段ですが,送料込みで2万ちょっとでした.

レバードラグでここまでスペックそろっててこの値段は価格崩壊に近いなと思います.
本体だけなら150ドルでした・・・. マレーシアからなら送料も割と安いですね.

これなら失敗してもいいかなと.

※ここからは一旦記事を書き上げた後の追記です

ラインキャパについて,ラインキャパは1.5号のパワープロを巻いてみたところ・・・パンパンに巻いて約800m巻けることがわかりました.
なので,2号なら600m,1.2号なら1000mぐらい入るリールだということが分かりました.

パーミング的にはオシアジガー1500サイズよりも少し小ぶりのフレームでやりやすいと思います.

あと,問題が発生しました.
・・・・ハンドルノブ軸がもげました(笑.
幸い,社外のボルトオン式のノブシャフトを持っていたので,それをつけて,シマノ用のノブを付けました(笑.

外観的なところはチープ感は全然ないんですが,ところどころ強度が不安なところもあり,一定期間以上,使用してみないと耐久面はまだ分からないなと思います.

レバードラグについて,ドラグの入りはかなりマイルドです.
レバー後半はグッっとドラグが入りますが,最初の2ノッチ,3ノッチはメカニカル的にドラグがはいっていくので,フォール調整もやりやすそうな感じがします.

しかし,やはり,安かろう悪かろうなのか?

でわ.


2018年3月26日月曜日

G-fishingの焦り?ワイズギアがGarminの取扱を開始しました

どうもです.
魚探の取扱店のお話です.

しょーもない記事で殆どの方には役に立たずどうでもよいことです.
しかし,一応,Garminユーザー,魚探愛好家,これから購入を考えている方には知っておいても良いことかと思いますので,説明のために書きたいと思います.

今月,突如?ヤマハ傘下のワイズギアからGarminの取扱が発表されました.
https://www.ysgear.co.jp/marine/navigation/garmin/

このニュースを見た時は,「へー」ぐらいにしか思ってなかったのですが,どうやら,このワイズギアはこれまでGarminを販売していたG-fishingとは全く別の仕入れからなされているようです.G-Fishingのメカニックディーラーにはヤマハ系列の店もあったように思いますが,どうするんでしょう?

ワイズギアのGarmin取扱に際しまして,G-fishingがこのような声明を出していました.

GARMIN機器を購入される上での確認事項

http://www.g-fishing.com/blog/?p=406022

長々と書かれてあるので,要約すると,G-fishingのメカニックディーラーから買った商品じゃないと,うちは面倒見ませんよ.サービス内容も異なる可能性があるので気をつけてくださいね.でもワイズギアから買っても,並行輸入で買っても,買うのはお客様の自由ですよ.でもね,ウチが一番Garminのこと分かってるとおもいますよ?

って感じです.

相当焦っているのか,それとも,本当に混同したユーザーから問い合わせが来たのかどうなのかは定かではありませんが,上記文章を見てみると,他でGarminが扱われていることは相当頭にきている様子が伺えます.

ここでいくつか,私はG-Fishingメカニックディーラーについて,いくつか懐疑的なところがあるので,以下3点述べます.

1.G-Fishingのメカニックディーラーってほんとにそんなに魚探に詳しいの?
 G-FishingのメカニックディーラーはHPに公開してある数で48あります.この全てに当てはまることではない.という大前提は踏まえた上で見ていただきたいのですが,このうちGarmin並びに,魚探,あるいは釣りに詳しいディーラーってかなり限られてくるんじゃないかと思っています.
 というのも,私もブログをやっている以上,いろんなところから情報が集まります.どこのメカニックディーラーとは言いませんが,「ただ魚探を売って儲けたいだけに感じます」といった内容や,「ディーラーに質問しても全然的を射た回答が来ないので気ままにさんに問い合わせました」 といったご意見を複数頂戴しているためです.
 さらに言えば,私が知っていて,コンタクトを取ったことあるディーラーが2つあるのですが,対応は最悪でした.
 具体的には,私の質問に的を射た回答がない(どうせ相手は魚探の素人だろうからこの程度の回答でよいだろうぐらいの回答),さらに突っ込んだ質問をすると無回答など・・・.こっちは真面目に質問しているのに対応悪いなぁと思いました.上のURLにはデモ艇も持っていて,現場でちゃんと実証などもしているというふうに書いてありましたが,それは一部のディーラーであって,下々のディーラーはそこから聞きかじったような内容を話すのみです.URLの内容は誇張表現であると私は思います.

2.メカニックディーラーって間違った情報出してる時あるよね ?
URLにはGarmin魚探の国内知名度は我々が築き上げた的なことが書いてあります.
そこは間違っていないと思いますが,間違って発信している情報も数多いのです.
例えば,魚探の振動子周波数.魚探の振動子周波数は探知可能な深さを考えたり,どの程度海底の凹凸に敏感な像が得られるか,また,どれぐらいの範囲を映し出すのか?を考える上で非常に重要なファクターの1つです.それを間違って表記していることがあるのです.常識では考えられません.私が指摘したら,間違ってました.で終了です.
ウェブ上の表記は直ってません.その程度の仕事ということです.
他にも,QuickDrawについて,G-Fishingのメカニックディーラーは400mオーバーでも30cm刻みで等深線MAPを作成すると謳っているところがあります.
それは本当でしょうか?私の持っているEchomapでは水深ごとに等深線の刻み幅は違いますよ?本当に400mオーバーで30cm刻みになってますか?日本語仕様だけの特別特典というわけではないと思います.
このあたりはミスだと私は思ってます.QuickDrawコミュニティの等深線を見ても,深いところは30cm刻みになってません.
こんな単純なミスや間違った課題表現をしているようなディーラーって本当に信用できるんでしょうか?

3.純粋に国内販売価格が高いよ.
これはワイズギアにも言えることですが,日本消費者の足元見すぎです.
日本語じゃないと使えないでしょ?国内で保証受けられたほうが良いでしょ?
まぁ,自分で出来ない人達の弱みにつけこんだ強気の価格設定に見えます.
昔,色々と比較した記事は書きましたから,あんまりここでは言いませんが,例えば・・・.
 ・国内で約75万するGPSMAP7412xsvという機種があります.直輸入なら42万ぐらいか買えます.30万差があるのはさすがにボッタクリと言われても仕方ないのでは?
 ・国内で26万ぐらいするB175Lという1kwの振動子があります.海外から直で買えば,11.5万ぐらいからあります.輸入なら2個買えます・・・.魚探はまだ日本語化や設定サポートなど,日本独自のサービスがありますが,振動子にはそういった日本ならではの付帯サービスはありません.アフターが良いぐらいでしょうか?それなのに価格は2倍以上違う.差額13.5万で海外から下位のGPSMAP 722xsなんかは買えちゃいます.
 ・国内ならEchomap Charp 75svにGT51というサイドビューが使える振動子をセットで買うと,22.5万ほどします.海外のセール時には650ドルつまり,7万弱で買えてしまいます.

 こうやって考えると,その差額の十万以上の価値が有るだけの情報やサービスを国内のディーラーがしてくれるのか?と考えたくなります.
人によっては身近に相談できる人がいることが強みのこともありますから,人によって考え方は違っていて,国内で買ったほうが安心!という方もいらっしゃると思います.
 ただ私は,そこまでお金を払うぐらいならリスク覚悟で自分で管理するわ!と思うわけです.そもそも魚探は自分で色々考えられ無い人じゃないとまともに取扱できませんし,色々試行錯誤でやるほうが楽しいです.
 個人海外輸入を私は推奨するわけではないですが,選択肢の一つとして購入を検討しているユーザーに個人輸入での価格を示すことは,なんらメーカーと関わりのないそこらへんのいちブロガーとして意味のあることかなと思っています.

ということで,ボロクソ国内代理店のことを言ってしまいましたが,国内で見当されている方はワイズギアが良いのか,それともG-Fishingのメカニックディーラーが良いのか,よくご検討されてから購入されると良いかと思います.

国内での魚探購入は取り付けまで面倒を見てもらえば,結構な金額行きますから,よくよく考えて購入されて下さい.

今日はこのへんで.

でわ.


2018年3月23日金曜日

分かったら魚博士!?魚のフィレで魚種を当てるクイズ.

どうもです.
Instagramでフォローしている福島の卸市場の競り人さんの投稿で面白いものがあったのでシェアします.

魚をさばいた後の片身からその魚種を当てるというものです.

早速問題に行きたいと思います.
全3問あります.

答えは,後半にあります.

問題1




問題2




問題3




というような感じです.


みなさん分かられましたか???


ちなみに・・・


私の回答は


問題1



イシダイ




問題2



ハチジョウアカムツ



問題3



金目鯛


でした.



答えは....


問題1


イシガキダイ




問題2



ハマダイ



問題3


キンメダイ



という感じで,問題1では福島の市場ということで,イシガキは無いだろうと思ってイシダイにしていたのですがニアミス.問題2はハマダイかと思ったんですが,微妙に身に色が入っているような気がしたのと,問題1でちょっとだけ裏をかかれたのでハチジョウアカムツにしましたが,ここはストレートにハマダイ.問題3はナンヨウキンメとキンメダイで迷いましたが,幅からキンメダイかなとおもってキンメダイにしました.

という感じです.

魚のことを考えるのなら,魚の要所要所の筋肉のつき方なども考えないといけないなと思っています.

そういう目でもう一度写真をみていただければ,また面白いかなと思います.

しかし,このクイズで魚種が分かりやすいのは腹の中の形と膜の色かなぁと思います.

もし,3問何も見ずに正解できた人がいらっしゃれば,魚博士(鮮魚博士)を名乗ってもいいレベルだと思います.

ということで,たまにはこんな感じの記事でもと思って書きました.

でわ.




2018年3月21日水曜日

アマダイを狙って釣るために動画で勉強

どうもです.

先日はアマダイ狙いで見事撃沈した釣行記をアップロードしました.

まずは敵を知ることから.
魚を釣るためにはその魚がどんな魚なのか?どこに居るのか?など魚のことを知っておくと,釣りが2倍,3倍にも楽しめますし,釣果も上がりやすいと思います.

今日は,アマダイを狙って釣るために,とりあえず動いているアマダイの動画を漁った結果をまとめたので紹介したいと思います.

と,その前に.

日本で釣れるアマダイ(アマダイ科アマダイ属)は「キアマダイ」「アカアマダイ」「シロアマダイ」の3種類に加えて,「スミツキアマダイ」,沖縄方面で「ハナアマダイ」が,釣れます.他にも未同定の種が居るような話もあります.

メジャーなのは最初の黃,赤,白の3種となります.
釣れる水深などは異なりますが,性格はどの種も似ているのではないか?と推測しています.

ちなみに,私はアカアマダイしか釣ったことはありません.

アマダイについてよく聞くのは「巣を作って生活する」ということ.
この巣とはどういうものなのか?と思っていたらちょうど動画がありました.



かなり貴重だと思います.
この穴,自分で作ったんですかね?
なかなかオモシロイですね.

かなり警戒心が強い魚のように思います.

また,巣作りの様子?は展示してあるアマダイですが,下の動画などでも確認できます.


砂を口に含んで別のところまで移動して,吐き出す.
という作業をしているように見えます.
泥を口の中に積極的に入れる魚ということがわかります.
なので,エサの拾い食いもする.ということです.

つまり,ジグで釣る場合はボトムベタベタに置いていても喋まれるので,釣れる可能性があるということになります.


こちらの動画でも同様に,口に砂を含んで,別の場所に移動して吐き出している様子が伺えます.


こちらは餌を食べる様子.
上方向の餌も食べられるとは思いますが,下方向の餌でも探して食べるということが分かります.


最後にダイバーさんが撮影された巣からでているところの写真.
説明にもあるように,巣は「あるところにはある」とのことで,じゃあそこがいったいどういうところなのか?というのはわかりません.

以上のように,アマダイは砂泥質な場所に居るということはとりあえず分かりました.
一説では潮通しが良い方が良いや,周りに比べて丘になっているところ・・・など色々ありますが,それはそのピンポイントの地域でも変わってくることかなと思います.

映像で見て,ちょっとは想像が膨らんだので,またチャレンジはしてみたいと思います.
なかなか魚探に映りにくい魚でストラクチャーにつくわけではない魚を探すのは難しいことだと思いますが,難しいからチャレンジするかいもあるというものです.

でわ今日はこのあたりで.




2018年3月19日月曜日

アマダイ狙いで錦江湾ジギング 当然撃沈

先週に続き,貧果が続きます.

3月上旬のカヤック釣行記更新します.

この日は午後から用事があるので,浮くなら午前いっぱいまで.
ということで,久しぶりに湾内へ行ってきました.
友人と2人で行ってきました.

過去記事の今年の抱負?でも書いたのですが,湾内釣りモノとして興味があるのは,アマダイ,ヒラメ.このあたりです.

ヒラメはまだ少しだけベイトに着く傾向もある魚だと思っているのですが,問題はアマダイ.釣ったこともあんまりないので,全然生息地などが読めません.

一応,少し潮通しのよい,砂泥系の底質のところに居るんじゃないかなぁ?と.
でもそんな場所,無限にありますよね?

しかし,やっぱり魚なので,ある程度固まっているはず.
鹿児島でアマダイ専門船というのはないですが,他地域では聞く話もあります.
鹿児島ではマダイ船の外道としてよく釣れています.深いところではアカムツの外道で釣れます.

難しい魚にチャレンジするということもまた釣りの面白さです.
色々事前に考えて,出ましたが,結果としては完敗でした.

これまでほとんど攻めたことがなかったポイントへ行ったので,地形を見ることから始まりましたが,なかなかクセのある地形.
100m前後から流し始めて,150mぐらいまで探ります.
底はたぶん砂泥系だとは思いますが,どうでしょうか?

壁にアミみたいな反応が固まってました.
そのラインで一度あたりますが,これはアマダイじゃないでしょう.

色々と試します.

150mベタ底で巻だけ糞重い魚が掛かりました・・・・.
私はサメのスレだとおもってましたが,正体はエイ.

エイってこんなに深くても居るんですね.
この種のエイはかなりの種類が居て,同定が難しいので,エイとします.

友人はムツ釣ってました.
ムツいいなぁ(笑.

気を取り直して探りますが,やがて,潮がゼロノットに.
そして,風も無風に.

カヤックが全く動きません!!!

ということで大きく移動.
移動先も底質が砂で,ジグがズボッっと入ります.

私にまた変なのがヒット.
アタリ方的にはアレですが,まさか?
と思ったらそのまさかでイカでした.

スルメイカ??
イカ天にしたら美味しかったです.
イカも結構種類が多くて同定が難しいです・・・.

友人はイトヨリ釣ってました.
イトヨリはアマダイ釣りの外道でよくつれてるのを見るので,そこまで間違ったことはやってないと思いたいです.

相変わらず潮がゼロです.

最後に大きく移動.
移動先で私にベタ底でヒット.

引きはアマダイではなく,レンコダイみたいな感じ.
正体は・・・イトヨリでした.


正確にはこれはソコイトヨリですね.
イトヨリって140mでも居るんですね〜.勉強になります.
調べると,もっと深い200mオーバーにも居るみたいです.
ソコイトヨリは300mオーバーにも居るみたいです.

と,このあたりで雨も強く降ってきて午前中のうちに終了でした.

最初からうまくいくとは思っていませんが,湾内のアマダイ面白いと思います.
マダイ釣りの外道ではなく,アマダイだけ狙って釣れるように今後,何回かチャレンジしてみたいと思ってます.

次は丸1日どっぷり,潮もそこそこ動く日にやってみたいところです.

新しいことにチャレンジするのは貧果でも楽しいですね.

でも最近,貧果続きなので,どこかで癒やしが欲しいところです.

でわ.

釣果:エイ×1,スルメイカ×1,ソコイトヨリ×1

・遊漁船(5日)

▶カンパチ×3
▶ヒレナガカンパチ×3
▶ハマダイ×1
▶アザハタ×1
▶チカメキントキ×2
▶アカムツ×7
▶タチウオ×5
▶マダイ×1
▶レンコダイ×3
▶カゴカマス×1
▶ゴマサバ×1
▶エビスダイ×1
▶ウッカリカサゴ×1
▶ソコホウボウ×1
▶ツノザメ系×6

・カヤック(4日)

▶アカムツ×7
▶マダイ×1
▶ゴマサバ×1
▶オジサン×4
▶アカヤガラ×3
▶イネゴチ×1
▶カサゴ×1
▶オニカサゴ×1
▶エソ類×1
▶ツノザメ系×4
▶エイ×1
▶スルメイカ×1
▶ソコイトヨリ×1


2018年3月16日金曜日

アカムツからキャスティングまで使える汎用性の高いベイトリール買いました

どうもです.

あったらいいなこんなリール.
という記事を書きました.

主に,ジギングでこういうリールがあったらいいなぁというものを書いたものです.

その中に,アカムツに使えそうなリールが増えてくれないかなぁというのがありました.
具体的にはハンドル1回転の巻取り量が1mぐらいで,ラインキャパが多く,コンパクトなリール.

そこでも上げていましたが,US ShimanoのTranX401HG買っちゃいました!

こちら.

諸元を述べておくと.
ギア比:7.6:1
巻取り:MAX100cm
ドラグ値:8kg
ベアリング:5+1個
自重:340g
ハンドル長:75mm
お値段は300ドルです.



ラインキャパは今後調査が必要ですが,カタログスペックでは3号を250m以上は巻けるようです.オシアジガー1501と比べたときに,若干幅広な感じがするので,1.5号600mは楽に入るんじゃないかと思ってます.


こんな感じです.諸元だけみれば,ほぼ完璧なリールだと個人的には思います.
トランクスの300が日本ではグラップラーとして売られているので,見た目はグラップラーの大きいバージョンになります.



そして,特筆すべきは?SVSブレーキがついていること.


アカムツにも使えますが,ベイトキャスティングにも使えます!

中深海からライトジギング,ライトキャスティングまで究極的に汎用性のあるリールではないでしょうか?

このリール,300サイズはグラップラーという名前で日本でも売られています.
そのうち日本でもグラップラー400として登場するかもしれません.

自重も340gとさほど気にならない重さ.
オシアジガーの1500番が自重405gなので,それよりはだいぶ軽いです.
オシアコンクエストの300番が345gなので,ちょうどそれぐらいです.


難点?はレベルワインダーがシンクロしないことでしょうか.
まぁ,価格帯を考えれば仕方ないです.

その代わり,スプールから離した位置にワインダーセットしてあるので,放出抵抗は抑える工夫はしてあります.このあたり,クラッチオンオフが激しい中深海でどう作用するのか・・・.いずれにしても大物には向かないリールだとは思います.


個人的にははやり,あったらいいなにも書きましたが,レベルワインドシンクロで巻取り最大が1m前後のオシアコンクエストをシマノに出してほしいなと思います.

ちなみに,このトランクス,まずは中深海で使ってみようかと思ってます.
色々ダメなところも露見するかも!?





2018年3月14日水曜日

続・ガーミンのサイドビュー 海での活用法,使い方

どうもです.

以前,ガーミンのサイドビューサンプル画像集みたいな記事を書きました.

Garmin魚探 SideVuのサンプル画像と使い方を紹介,説明
https://kimamanitsuri.blogspot.jp/2017/10/garminsidevu.html

その続編というわけではないのですが,最近またサイドビューを使って,いい感じにポイントを見つけることが出来たので,それについて紹介したいと思います.

サイドビューとは?をおさらいすると,簡単に言えば,船の横方向が見れる技術になります.
そのあたりは上の記事に書いてますので,御覧ください.

で,サイドビューを使った魚礁やポイントの見つけ方,映り方を簡単にですが,ご紹介したいと思います.

今回は,比較的みなさんよくやるんじゃないかな?と思われる水深60m前後での映りを見てみることにします.

魚探機種はEchomap CHARPの9xsvで,振動子はGT41,260kHzの500Wになってます.

私は100m未満の浅場でポイントを探す時はだいたいMAP,スプリット周波数,サイドビューの3画面にしています.
で,実際走ってみているところのスクリーンショットがこちら.


既にポイントマークを打ったあとで申し訳ないですが,MAPを右から左へ,東北東ぐらいの方向へ走っている際にサイドビュー左側にモヤのようなものが映りました.サイドビュー画面の□で囲っている領域です.

こういう場合,大抵は瀬かベイトです.この映り方は瀬っぽいかんじで,影ができていることから,そこそこ落差がありそうな感じ.

サイドビューと通常魚探にに白いラインが写っていると思いますが,この白いラインが写っているところでサイドビュー画面を操作して,そのモヤモヤ.ちょうど,画像の□で囲ったところにポイントマークを打っています.
サイドビューでも100mと書いてあることから,だいたいこのポイントはカヤックに対して左側100mの位置にあることになります.そして打たれたマークが0606というポイントになります.

このポイントへ行ってみると,実際,どういう地形なのか?が分かります.

実際行ってみて,ClearVuと通常魚探の組み合わせにて0606を通過したあとのスクリーンショットがこちら.


こんな感じで,そうですね,走って来た側に対して大体高さで4mぐらい,落ち込んだところの高低差で10mぐらいの小さい瀬を発見することが出来ました.
小さいといっても,その大きさは部屋の2階ぐらいの大きさはありますから,魚が隠れるには十分な大きさです.

魚も着いてますね.


とまぁ,こんな感じで,船の水深50m〜60mぐらいで使えば,船の横100m〜150m,場合によってはもっと遠く離れたポイントを見つけることができるのがサイドビューの強みだと思います.

※水深100mぐらいで横200mを見るぐらいまでが実用限界範囲かなぁというのが個人的な印象です.カヤックでは十分な範囲だと思います.

もう少し深いところ,90mラインでの映りをお見せします.

深くなっているので,少し,コントラストは落ちますが,なんとか瀬のようなもの?が見えると思います.モヤモヤがあまりくっきりしないのは,それほど突出している瀬(高低差がそこまで無い)だからだと思われます.敢えて小さい瀬をチョイスして,どの程度映るか見てもらいます.


実際に行ってみます.


ちょっと盛り上がった後にドロップする,小さな瀬がありました.
高低差にして3mほどです.

3mあれば十分に魚が着きますので,こういう小さな瀬をピンポイントで打てるというのもカヤックの強みかもしれません.

という感じで,以前紹介したものより実用的?実践的?な状態でのサイドビュー活用法,使い方について書いてみました.
左右150mまでストラクチャーが見えてるということは300m間隔で走ればその海域のおおよそのストラクチャーは見えてしまうということで,ポイントを見つけるのにはかなり効率が良いです.

それではまた.




2018年3月12日月曜日

久々のカヤック浅場ジギング・・・外道7目で撃沈!

どうもです.
2月下旬の釣行記になります.

この日は,前回の遊漁船で中深海撃沈したので,カヤックでの中深海リベンジを考えていました.

が,・・・この季節特有のコロコロ変わる予報のため,ギリギリまで粘って考えた結果,中深海を諦めました.やっぱり沖合の風が強いことと,北風から南風に予報が変わるということで,万が一春一番クラスが吹くとまずいと思ったからです.

GPV予報で紫,〜3mになっていても,吹きやすい場所というのはあるので注意が必要です.
また,この季節の南風は突風で来るかもしれないので,予報は凪でも安心できないです.

ということで,風裏のある浅場のほうへ出艇しました.

朝のうちは上げ潮なので,この時間に釣っておきたいところなのですが・・・.
潮はほとんどありません.

風は余裕で大丈夫.

潮はないといっても少しは動いているので,まずは実績場所を打ちます.

いきなりベタ底でヒットしてくれたのはオジサン.
そういえば,今年初オジサンですね.
オジサンも食べれば美味しいですが,大体の場合リリース可能なのでリリースしてしまいます.

青物らしき反応は宙層にありますが,ジグに軽く反応するぐらいで,積極的な追尾はしません・・・.

すぐ見切り移動.

潮が少しでも動いてる間にランガンも大事かなと.

で,移動先.
またオジサン・・・・.
なんか魚の写真撮っとかないと載せるものが無くなりそうな気がしていたのでパチリ.

こいつらは高活性ですね.

その後・・・・.
カサゴ?ウッカリではないほうの本カサゴだと思います.

どうも青物の反応がよくないので,ハタ類を意識して狙います.
とはいえ,ハタのほうが青物より潮に敏感なときもあって,喰わない時は本当に喰わないですよね・・・.

いい感じにポイントに入った!と思った時に竿にずっしり重みの乗るアタリ.

うーん・・・・ハタではないと思うんだけどなぁ.
ハタならカツン!グッ!グッ!って感じのわかりやすいバイトが出るんですが,この当たり方は!?
でも微妙に首振りの重さがハタっぽい・・・・.

とか思ってましたが,残念ツノザメ系でした.
結構大きかったです.

うーん.サメかぁと思って小移動.

移動先で珍しい?コチ.

イネゴチです.

イネゴチ釣ったのは初めてなので,なにげに嬉しいです.
そんなに大きくならないコチだと思います.
このコチ,熟成して食べましたが,決してまずい魚ではないです.
マゴチに比べるとさらにタンパクな感じはしました.

なんやかんやと外道も含めて当たってきます.
さらにオジサン・・・.

さらにランガン.

ランガン先ではちょっと潮が流れていますが,反応は無!!!!
おかしいですねー.
ちなみに水温は14度台まで下がってました.

そうこうしていると,潮変わりの時間になってきて,潮が止まりだしました.
移動.
もうほんのちょろちょろしか流れていないので,ドテラにして底たたき.
アカヤガラを2本追加

さらに・・・

これが本当のオニカサゴです.

ミミトゲオニカサゴかもしれませんが.
※みんながオニカサゴと言ってるオレンジ色のカサゴは正式にはイズカサゴです.

ってかんじで,ひたすら外道が釣れました!

その後,昼過ぎに完全に潮停止しまして,為す術なし!
無風のため,海面が鏡のようです.

もういっそ,こうなったら新規開拓だ−!ということで,走り回ります.
その結果・・・.よさげなポイントを5箇所も見つけることが出来ました!
そのうち2箇所はかなり有望そうなので,今後潮が流れている時や時期を変えて入り直してみたいです.

よさげなポイントだったのですが,釣果はエソのみ!

何エソ?

一箇所は青物の反応もでていたんですが,ジグを完全無視です.スイッチ入れきれなかったですね.

こういうときにスピニング持っていっておけばなぁなんて思うのです.今後またちょっと考えたいなと思います.
写真でも分かるベタ凪中のベタ凪.

ということで,全然ダメダメでしたが,外道が7目釣れました・・・.
負け惜しみというわけではないですが,同海域の瀬渡し船の釣果を見ていると,潮が全く流れず,クロの釣果もこの日は2月中最低の釣果だったようです.
ジギングで釣れない時は他の魚もなかなか釣れないものですね〜.でもこういう日に釣れるようになりたいなと思ってます.

釣果:オジサン×4,アカヤガラ×3,イネゴチ×1,ウッカリカサゴ×1,オニカサゴ×1,エソ×1,ツノザメ系×1

・遊漁船(5日)

▶カンパチ×3
▶ヒレナガカンパチ×3
▶ハマダイ×1
▶アザハタ×1
▶チカメキントキ×2
▶アカムツ×7
▶タチウオ×5
▶マダイ×1
▶レンコダイ×3
▶カゴカマス×1
▶ゴマサバ×1
▶エビスダイ×1
▶ウッカリカサゴ×1
▶ソコホウボウ×1
▶ツノザメ系×6

・カヤック(3日)

▶アカムツ×7
▶マダイ×1
▶ゴマサバ×1
▶オジサン×4
▶アカヤガラ×3
▶イネゴチ×1
▶カサゴ×1
▶オニカサゴ×1
▶エソ類×1
▶ツノザメ系×4


2018年3月9日金曜日

ソリッドリングでノット強度が変わる

どうもです.

ジギングや一部のプラッギングでは「ソリッドリング」をルアーとリーダーの結束に使用します.

リール側から順番に言うと,

PEライン→リーダー→ソリッドリング→スプリットリング→メタルジグ・ルアー

という順番で結束されています.

このソリッドリングはリーダーが直接結び付けられるため,小さいけれど非常に重要な役割を果たします.

まず,ここは金属なので,破壊されるということはまずないと思いますが,その大きさでジグの動き,ルアーの動きが変わってきたり,本記事のタイトルにもある「ノットの強度が変わる」ということが起きてきます.

私は普段のカンパチジギング(大物狙い含む)で,強度が出てなおかつできるだけ小さいリングを使用するようにしています.

具体的にはこれまで,カルティバの打ち抜きソリッドリングを使ってきました.


理由としては,どこにでも売っているという入手性に加えて,打ち抜きリングの中では端面が丸く加工されていて,力が集中しにくく,ノット強度が出るからです.

リングとリーダーのノットで飛んだことはノットのミスによる数回のみでそこまで気にしていなかったんです.

でも,徹底的にシステムにこだわるなら,より強度が出て,信頼できるリングがあればいいなと思って色々なリングを物色していました.

一般に,このソリッドリングには2種類あります.1つが打ち抜きリング.もう一つが溶接リングです.
打ち抜きリングはその名前の通り,板を輪っか状に打ち抜いて作成されます.そのため,端面が少しかくばることが多いです.
溶接リングは線を丸めて溶接して作るので,輪っかの断面が真円に近くなります.
真円に近いということはそれだけ力の集中も防げるので,ノット強度が高くなります.
ですが,溶接部があるため,そこが少し凸凹してしまい,もしかするとルアーの動きの妨げになってしまうかもしれないという欠点もあります.

これまで,私がカルティバの打ち抜きソリッドを使っていたのは,この溶接部の仕上げがあまりよくない製品がおおいなと感じていたためです(あくまで私の個人的な感想になります)

しかし,最近,溶接の仕上げが綺麗で,外表面の仕上げもよい製品を見つけました.
フィッシングファイターズの鉄腕WDリングがそれです.

これ,実物をみてもらうと分かりますが,非常に出来が良いです.

フィッシングファイターズってあんまり聞き慣れないかたもいらっしゃるかと思いますが,ビッグオーシャンのいち事業部という位置づけ可と思います.同系列にネイチャーボーイズなどがあります.
http://www.fishingfighters.com/

ライン,スナップなど小物が発売されています.

で,こいつに乗り換えるにあたり,本当に強度が上がるのか確かめる必要があります.
正直,強度があがらないなら,今のままで良いと考えているからです.

私が今まで使ってきたのはカルティバソリッドリングの5.0
WDソリッドリングも同じ#5を買ってみました.

外形はほとんど同じです.内径もほとんど同じです.
ただ,厚さはWDソリッドリングのほうは断面が真円のため,厚いです.

強度を正確に測るのは難しいので,こういう実験をしてみます.
両方のスプリットリングに同じノットを組み付けます.

次に,引っ張ります.
どちらが先に切れるのか?

ちなみに,「締り切れ」という現象がありまして,締め込み不足のノットや,ずっとしまってしまうノットはある一定の負荷を繰り返し受けることで,ノット部分が徐々に締め込まれて力が集中し,最初耐えられていたはずの負荷でも切れてしまう現象です.

私のノットはパロマーノット+ハーフヒッチですが,これはほぼ締り切れの無いノットになります.イモムシノットは多少締まり切れするので,80Lbまでの結束ならこれが個人的にはおすすめです.TNノットは上手い下手が出る気がします.

とりあえず,自分のノットで測定.

あまりリーダーが太糸切るのが大変なので,とりあえずフロロ4号で試しました.

1回目.
勝ったのは・・・・WDソリッドリング

2回目
またまた勝ったのは・・・・WDソリッドリング

ちなみに二回目はWDソリッドリングの結束は1回目のままにしておき,カルティバソリッドリングのほうだけ結ぶようにしています.

ということで,実験結果から,WDソリッドリングのほうがノット強度が上ということが分かりました.

ノットの太さやノットの種類などにも依存性があるとおもうので.この関係はいついかなるときも担保されるわけでは無いと思いますが,ここに示す前提条件においては以上の結果となるということです.

とりあえず,今回は簡易的な強度報告なので,もう少し実用に近いポンド数のリーダーを使用しての実験検証を繰り返してみたいと思います.

結果鉄腕WDソリッドリングに変更することになっても,未使用のカルティバソリッドリングはアシストフックのためのソリッドリングとして使用しますので,まったく無駄にはなりません!

皆様も自分が使っているソリッドリング,見直してみてはいかがですか?





2018年3月7日水曜日

SWゲームフィッシングマガジンweb みなさんご覧になってますか?

ソルトウォーターゲームフィッシングマガジン

1994年の2月に創刊し,2016年の4月(5月号)で休刊した主にソルトウォーターのルアーフィッシングをターゲットにした釣り雑誌です.

私はこの雑誌を創刊から休刊までおそらく1度も買ったことはなく,見たことも記憶の中では無い.というレベルだったので,その情報が有益だったのか無益だったのかはわかりません.

昨今様々な釣り雑誌が休刊に追いやられている中,この雑誌もその中の1つだった.という認識です.
釣りに限らず紙媒体のメディアは今,急速な勢いで衰えているように思います.

私は紙好きなんですけどね.

お金を払ってまで買う価値の無い情報だったのか,それとも.....

本題はここからです.
このSWゲームフィッシングマガジンがweb連載になって無料で読めるようになっています.

アクセスは下記URLから.

https://memenet.co.jp/sw/

webマガジンの強みを活かして,動画連携などもされており,無料で読めるならいいんじゃないかなぁと思います.

ちょっと広告がうざいですが,無料なので致し方ないでしょう.

まだまだ記事は少ないですが,有名な方が記事を書かれています.
ただ,記事を読んでみて思うのは,この情報が必ずしも正解ではないし,絶対的な真理でもないということ.

あくまで読んでみて,自分で考えて吸収することが大事だなと思います.

私の経験上それは違うだろ−と思うことも書いてあります.

そう考える人もいるんだなぁと思うことも書いてあります.

このブログもそうですが,人の考え方には「正解」というものはないです.
色々な考え方の存在を許容して,自分はどうしたいのか?どう思っているのか?を大事にするのが良いのかなと思います.

それでは手抜きですがこのあたりで.

でわ.


2018年3月5日月曜日

撃沈!なぎさ丸で近海ジギング釣行

どうもです.
2月,シケが多かったですね.
唯一私が2月遊漁船に乗れた釣行記更新します.

2月中旬,川内のなぎさ丸にお世話になりました.
アカムツオンリーで攻める予定でしたが,状況が難しく,近海のジギングもやりました.

結果的にはまた考えることが多く,引き出しが増えた釣行であったと思います.

まず,朝一集合して中深海へ.
狙いはアカムツ.

甑沖の地形ですが,私が把握している限りではアカムツが居付きやすい地形ではないため,魚の居る居ないがはっきりしていることが特徴だと思います.
結構回遊というかその日その日でいる場所が変わってるんじゃないかなぁと.

居る居ないですが,居ないといってもゼロというわけではなく,多いか少ないか程度に考えています.

今日は潮はそれほど悪くないように思ったのですが,朝一,なかなかアカムツからのコンタクトがありません・・・.

ピクッっと当たって巻き上げますが,巻き上げ途中でバレ.
でもアカムツじゃないと思います.たぶんですがシロムツとかスミヤキの類.

かなり長いこと船中沈黙.

今回,私は最近やってる釣り方を通しました.
あと,今日の海面のコンディションは波のピッチが細かいので,ジグのコントロールが難しいでした.

ひとしきり有望なポイントを打つも船中アカムツゼロ.

しびれを切らして,アラ狙いへ.

ここで私にアタリがありましたが・・・たぶんヤツ.
そう.タチウオくんです.

300mオーバーでもやっぱり居ますね.このサイズ.

船中はユメカサゴとか当たってました.

更に移動!

移動先で,グッっと重い魚がヒット.
アラの大きいのは釣ったことないので分かりませんが,重さ的には良型タチウオのスレ.
要は重いだけ.

しかし,残り30mぐらいになって謎の首振り・・・・.

もしかして?と思ったらもしかしての巨大ツノザメ.


まぁ,仕方ないですね.

潮が少し変わったので,アカムツ狙いへ戻ります.

アカムツ狙いに戻って,ベタぞこでピクンとヒット.
アカムツじゃないです.

正体は・・・
ソコホウボウ.

小さい!!!!!

次の流し,私にアタリますが,これもまた途中で外れ.
でも巻いてる重さ的にはアカムツじゃなかったです.
まぁ,サメで感覚がおかしくなっているので,よくわかりませんが.

ジグをシャクってる感じ,いかにも釣れそうな雰囲気があるのですが,魚は釣れず・・・.

その後も粘りますが,アカムツは結局上がりませんでした!

残り1時間ぐらいになって,浅場のお土産釣り.
お土産釣り場所といってもマハタの10kgオーバーぐらいまでは釣ったことある場所らしいので,気は抜けません・・・.

浅場の1流し目からウッカリカサゴ.

さらにレンコダイ.※写真撮り忘れ.

浅場の魚は意外と活性が良いですね.

ここで,PE2号タックルにチェンジ.
一応,マハタの捕れないサイズが来ることもあるというポイントだったので.
最近,潮が緩い中のジグコントロールに課題を感じていたので,私はやらないけど,他の人でよく見るジグウェイトのセッティング,PE2号の感覚ではどうか試します.

結果・・・やっぱり2号は3号に比べるとすべてが異次元ですね・・・・.
PE2号はすごいです.

PE2号でも魚は釣りました.

エビスダイ


あとレンコダイ


こんな感じでした.

今回は近海だったので3号タックルは持っていきませんでした.
大物狙いの場合,20kg程度までの魚ならPE2号のドラグ値で8kg程度+指ドラグで十分勝負出来ると思います.PE2号も結構強いですから.
ただ,遠征では30kg,40kg,50kgという魚を私は狙ってます.
そうやって考えたときに,私のスタイルや私が釣っている遠征先のポイント,潮の流れ方,色々考えると,やっぱり2号では厳しいことが多いだろうなぁと思います.
色々考えはあるなと思った次第です.

次は柔らかい竿のPE3号を試してみたいところです.

で,アカムツはやっぱりこういう風にコテンパンにやれれてしまう時ありますね.
いつも釣れていたら面白くないですから,こういうことも経験しながら考えること,機会を増やして上達していけたらいいなと思います.

釣果:レンコダイ×2,ウッカリカサゴ×1,エビスダイ×1,タチウオ×1,ソコホウボウ×1,ツノザメ系×1

・遊漁船(5日)

▶カンパチ×3
▶ヒレナガカンパチ×3
▶ハマダイ×1
▶アザハタ×1
▶チカメキントキ×2
▶アカムツ×7
▶タチウオ×5
▶マダイ×1
▶レンコダイ×3
▶カゴカマス×1
▶ゴマサバ×1
▶エビスダイ×1
▶ウッカリカサゴ×1
▶ソコホウボウ×1
▶ツノザメ系×6

・カヤック(2日)

▶アカムツ×7
▶マダイ×1
▶ゴマサバ×1
▶ツノザメ系×3