2018年1月19日金曜日

釣り人のための気象サイト一覧


どうもです.
そのうち,「釣り人のための気象学」と題しまして,釣り人が最低限身につけておいたほうが良い気象に関する知識について書いてみたいなぁと思っているのですが,そんな記事を書く前に.まずは実用性だ!

ということで,細かい理屈は抜きにして,私が釣行の際に参考にしている気象サイト群を紹介すると伴に,どのようなところに着目してみればよいのか?ということを紹介したいと思います.


特にオフショアでは天気だけでなく,風は重要で,出船の可否を決める重要なファクターです.晴れているから出船すると思ってたのに中止と言われて予定が狂った!という方もたまに見かけます.オフショア船,特に外洋に出るからには最低限自分で出船するかしないかの予想ができると良いかと思います.
また,どれぐらい時化るか予想できれば,覚悟もできますし,釣り方や展開も大きく違ってくると思います.
船長の判断と自分の判断が一致しだしたら,だいたい天気を読めるようになってきたということかもしれません.

また,私はカヤックフィッシングをやります.
カヤックで浮くかどうかの判断は自分でする必要があり,かなり慎重になる部分です.
昔,カヤック出艇の目安というような記事を書いたことがありますが,最近ではそれからいくらか考えが変わった部分もあるかもしれません.
人間進歩する生き物ですから,昔と違ったことを言っていても目くじらたてないでくださいね.

とりあえず今回は私が基本的に見ているのは以下のサイト群について紹介だけします.

1.GPV気象予報
2.SCW天気予報
3.Windy
4.気象庁天気予報
5.Yahoo天気 波
6.Yahoo天気 風
7.気象庁 週間寒気予報
8.バイオウェザー
9.桜島上空の風
10. MICS
11.imoc

最近はだいたいこの11サイトを見ています.

台風の時期は台風予報サイトをみますが,それはここでは割愛します.

一番見るのはSCWとGPVかとおもいます.
SCWとGPVはほとんど同じですが,SCWだとスマホでの操作が簡単なのと,切れ目なく見れるので重宝しています.広域予報もGPVは1日に1回ですが,SCWは4回更新しています.
また,SCWの有料会員になると6時間先までの局地予報が見れます.これはカヤックではかなり重宝しています.GPVの詳細で吹くはず無いのに吹いてる?ってときにもSCWの局地予報を見ると,たしかに吹いているときもあるからです.

予報は予報で完全に信用する訳にはいきませんが,このサイトは十分信用できると思います.

次に,最近流行りのWindy(アプリもあります)ですが,こちらも対比のためによく見ていますが,結構外れていることも多いように思います.
私が海に出て実感したものとしてはWindyよりGPVのほうが正確であることが多いです.
もちろん,Windyが当って,GPVが外すこともあるので,なんとも言えません.
ただ,GPVもWindyもどちらも同じような予報を出しているときにはだいたい当たっているので,どちらも凪ならかなりの信頼度があるように思います.imocの波予想はほとんど見ませんが,遠征のときなどはここも見ています.

ただ,Windyに関しては潮流や波,波長,かなり多くの項目について予報が見れるので,様々なシーンで利用方法があると思います.

Yahoo天気の波と風ですが,こちらはGPVやWindyと比べるとかなりメッシュが荒いですが,たとえば,Yahoo天気の波で一番下の〜1.0mかつ風で一番下の〜5m/sであればほぼほぼ凪が確定するので,そういった指標には使えます.

GPV,Windy,Yahoo!これらの予報が一致している場合に予報が外れたことは記憶にありません・・・・.

バイオウェザーは天気図を見るのに使います.
天気図の見方はここでは割愛し,もしかしたら今後簡単に記事にするかもしれません.

週間寒気予報ですが,高気圧が来ているのに変に時化になるときがあります.
そういうときは上空に寒気が来ていたりします.寒気が来ていると,要注意です.特にこの冬場.
鹿児島に限らず,日本が先週はかなり寒く,今週は暖かったですよね?
そういうのもこの寒気予報を見ていればなんとなく分かるようになります.

桜島上空の風は佐多岬沖の風と大体にたようなところがあり,参考にします.
凪予報になっていても,佐多周辺だけは吹くということが多々あるので,参考にしてます.

MICSはリアルタイムで灯台で計測した風向と風邪の強さが出ます.
現場に出ている時,特にカヤックなどでは一時間〜二時間おきにチェックしてます.

ここで紹介した以外にも色々な予報サイトがあり,情報はできるだけ多いほうが良いのかもしれませんが,処理しきれなくなるとそれはそれで大変なので,私個人的にはこれぐらいでいいかなと思っています.

でわ.




2018年1月17日水曜日

ザイロンもケブラーもロープもスパスパ切れるアラミド繊維用ハサミを紹介

どうもです.
たまには小物紹介.



私はアシストフックをザイロンで作っています.
ザイロンというと世界最強の強度を持つ繊維製品です.
防弾チョッキなんかにも採用されています.

そんな繊維界で最強のザイロンですから,なかなか切れないという問題が発生します.
フィッシング用のプライヤー付属の刃も最初のうちは結構切れますが,ザイロンを切り続けていると,刃が訛ってきて,切れないプライヤーになってしまいます.

フィッシングプライヤーの刃はいざという時スパッと切れてほしいので,私はザイロンはザイロンを切る用のハサミを使っています.

これがまた・・・ありえないほどスパスパ切れるんです.
フィッシングプライヤー付属の新品の刃よりも切れます.

2つ使っていて,どちらも遜色ない切れ味です.

1つめがSK11のKS-160ARです.


ちょっと刃が小さめのところが逆にGoodで細かい作業がし易いです.
切れ味はスパスパです.

お値段は安いところで1800円,Amazonで2000円前後かなと思います.
この手のアラミド繊維用のハサミはくっそ高いものがある中で,SK11のこのハサミは破格とも言える値段,切れ味バツグンです.
アシストラインを切るときにちょっと切れにくいな?と思ってる人は持ってて損はないと思います.

もう一つ使っているのがエンジニアの鉄腕ハサミザイロンPH-51です.

こちらはSK11のKS-160ARと比較すると,ゴツいです.
ゴツいぶん,太いロープなんかも切るのに重宝しています.当然ザイロンもスパスパ切れます.
ちょっと重いのが難点です.価格は1500円〜1800円ぐらいだと思います.

切れ味は両方使ってみたところKS-160ARのほうがイイように感じます.
アシストラインだけならKS-160AR,ロープとかも切りたいならPH-51って感じです.

これまでザイロンやケブラーの切断でちょっとだけストレスを感じていた人,このハサミを使ったら衝撃を受けると思います.

で・・・・.
ハサミ界にはもっとブルジョワなハサミがあるので,ついでに紹介します.
アルスのはさみアルスーパーH 526H

アルスのアラミド繊維用のハサミです.
実売価格3万オーバー.
定価は6万超えです・・・・.

いったいどんな切れ味なのか気になりますね.

同じアルスでアシストラインを切るのに適している大きさのハサミが
アルスーパークラフト370


こちらは14000円ほどです.

他にも...
貝印の7240AS


包丁で有名な貝印ですが,アラミド繊維用のハサミもあります.
こちらは17000円ぐらい.

 他にも沢山のアラミド繊維用ハサミがあります.
刃物の世界も奥が深いです.

が,とりあえず,実用的には最初に紹介した2つがコストパフォーマンス良いと個人的には思っています.

使ったことない人,是非使ってみて下さい.

でわ.


2018年1月15日月曜日

栄真丸で黒島,梅吉曽根へ釣行(イズハナダイ,ネリゴ)

どうもです.
まだまだ去年の釣行記が続きます.
この記事の次が釣り納めです.

12月末の釣行記更新します.

この日は枕崎の栄真丸で黒島と梅吉曽根に釣行しました.
黒島はよく出てきているのでご存じの方もいらっしゃると思いますが,梅吉曽根は黒島から南南東に15マイルぐらい行ったところにある小さな曽根です.口永良部から見ると北西に9.3マイルぐらいになります.

梅吉も結構デカイ魚が入るときは入る曽根だと思っていますが,いかんせんまだ深場は未開拓なのです.この日も開拓しようかとおもって朝一から入りましたが,まさかのここでは珍しい2ノットオーバーの激流.潮向きもちょっとオカシイ.

潮波と風波が変に同調して三角波を作っている.

ということで,予報より荒れており,ちょっと開拓したい気持ちもありましたが,2流しで黒島へ.

凪の日に1日走り回って良いポイント見つけたいですね.
250m前後のミゾみたいなポイントなどもあるので,何が釣れるか楽しみな場所でもあります.

一旦黒島の影まで退避して魚を狙います.
ちょっと深いポイントを開拓.
240mから300mちょっとまで急激にドロップする場所を発見.
いい感じに海底岬になっていて,魚は付く場所って感じです.

個人的にはいいサイズのクロムツ,アラなんかがいるといいかなという感じの水深.
ハマダイも狙えるような水深.カンナギはどうかなぁって感じです.
ただ,トカラ海域と違って,三島海域のハマダイは浅場に多い(120m〜180m)ので,ここまでの深場に居るかどうかはわかりません.

1流し目.
ドロップの中腹でアタリ.
このアタリは・・・・ユメカサゴ.

でも黒島でこいつを釣ったのは初めてだったので嬉しかったです.

次はドロップの上からかけ下がりでの流し.

※ちなみに240m〜330mぐらいを流していますが,何が来るか分からないのでPE3号の650gでやってます.狙いはあくまでデカイ魚.

潮は1ノットちょっとで素直な釣りやすい感じ.

ドロップするちょっとだけ手前の240mでヒット.
大きい魚じゃないですが,上がってきたのは初めて見る魚.
一瞬黄色い模様がアヤメカサゴにも見えましたが違う魚.
アヤメカサゴより鱗がでかくて,どっちかというとハタに近いような魚.


ずっと不明だったんですが,捌くときにエラにも歯があるのが分かって,これハタなのか?と思って調べていると,ドンピシャな魚が居ました.

イズハナダイ
100m〜300mぐらいの「岩礁帯」に生息しているようです.
ただ,沖縄などでは400mちかい水深からも漁獲があるようです.
岩礁帯にいる魚ということで,このポイント周辺,今後色々探ってみたくなりました.

フックをはずしてすぐに落とし直し.
ドロップの中腹ぐらいにさしかかってます.

深場の釣りなので,それほどジグを動かさず,ここではゆったりジャークでイカ系,エビ系の動きを意識して誘います.

何回か上げ下げしていると,ズシッとくる重い魚がヒットしましたが,直ぐにバレてしまいました.結構重量感があったので,正体が見たかったです.

その後またすぐにヒットしてきたのはドでかいヒメ.
アカムツなんかやってて手のひらぐらいのは釣れますが,30cmぐらいあるヒメは初めて釣りました.
このサイズが居るということはほとんど場荒れしてないのかなと・・・・推察します.

結構面白そうな場所でしたが,2流しで移動.

カンパチ狙いで200mライン.
喰わず.

仕方なく,ちょっと水深を浅くして120m前後.

ようやく船中ヒットしてきたのはネリゴ.
やっぱりちょっと水深を浅くするとこれぐらいのサイズが当たってきてくれるんですねー.

しかし,スレも早く,次の流しからは当たりにくい状況になります.

この日は乗り合いの釣行でしたが,同船していただいていた方にハイピッチがめちゃくちゃ上手い人がいらっしゃいました.
最近の鹿児島ではスローピッチよりハイピッチをちゃんとデキる人が少なくなってきているなぁと感じていて,もっとみんなハイピッチをちゃんとやったらいいのに・・・と思います.前にもそんな記事を書いた記憶があります.

そこからはちょっと実績のあるポイントをランガン.
途中で発見した瀬もやってみました.

船中ポツポツあたりがあって,私は2本ネリゴを追加しましてタイムアップでした.
最大で4.3kgぐらいでした.

最後の流しでそれほどでもないサイズがヒットしたんですが,なんとタカギレ・・・・ラインに傷がついていたのかなぁと反省です.

底でゆらゆらして水平方向に居る魚を寄せてからハイピッチで誘って食わせる感じの個人的には今日一番きもち良いヒットだったので残念でした.

黒島周辺は個人的には鹿児島近海離島では一番アツく,これから面白い海域だと思ってます.ちょうどいい水深に色々未知のポイントがありそうです.

300mぐらいまでを色々やりたいなと思ってます.

釣果:ネリゴ(カンパチ)×3(最大4.3kg),イズハナダイ,ユメカサゴ,ヒメ

一番上のヒメでかくないですか?

久しぶりにカンパチ釣れて楽しい釣行でした.
またお世話になります.

でわ.



2018年1月12日金曜日

釣りを上達するために批判的思考力を鍛えましょう

どうもです.
思考力のお話書きます.

まず,タイトルにある「批判的思考」とはどういう思考なのか,ご存じの方はどれぐらいいらっしゃるでしょうか?ちょっと細かく説明したいと思います.

そもそも批判とは何か?


「批判」と言うと,ネガティブなイメージを持っている人も多いのでは?
「批判ばっかりしてる人」という言葉があるように,批判はダメなものという勝手な刷り込みはありませんか?

本記事で扱う「批判」にはネガティブな意味はありません.
が,近年では批判の意味も変化してきて,ネガティブなイメージとしての意味も持つようになってきているように思います...

ネガティブなイメージの「批判」は本来の日本語で言えば,「非難」の意味に近いように思います.語感は似ていますが,批判と非難は全く別の意味の言葉です.

批判とは辞書を引けば,以下のことが載っています.


物事の可否に検討を加え、評価・判定すること。 「学説-」 「 -を仰ぐ」

誤っている点やよくない点を指摘し、あげつらうこと。 「政府の外交方針を-する」

〘哲〙 〔ドイツ Kritik〕 人間の知識や思想・行為などについて、その意味内容の成立する基礎を把握することにより、その起源・妥当性・限界などを明らかにすること。

出典:大辞林 http://www.sanseido-publ.co.jp/

ここでは①あるいは③の意味で取り扱います.

では批判的思考力とは?


また,批判的思考とは,何か?については様々な人が色々なことを言っているので,かならずしもこれだ!という定義は無いのですが,
https://www.psych.or.jp/publication/world_pdf/61/61-5-8.pdf
こちらの言葉を引用させていただくと,

批判的思考とは
第1に,証拠に基づく論理的で偏りのない思考である。
第2に,自分の思考過程を意識的に吟味する省察的(リフレクティブ)で熟慮的思考である。
そして,第3に,より良い思考を行うために目標や文脈に応じて実行される目標指向的な思考である。
と,こう定義されています.

さらに詳しく知りたい方は,Wikipediaもご参照ください.
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%B9%E5%88%A4%E7%9A%84%E6%80%9D%E8%80%83

つまり,きちんと「証拠」にもとづいて,「論理的」に「偏り無く」物事を考え,自分自身の思考過程を「批判的」に「意識的」にきちんと良し悪しを考えて,「緻密さ」を持って「熟考」するということです.

当たり前のようで当たり前ではありません.

たとえば,釣りにおいて,しばしば見受けられる以下のような議論

「このルアーに変えた途端に魚が釣れた,だからこのルアーがいいルアーで,このルアーしか釣れない」

「このロッドは折れやすいからダメなロッドだ.使う意味がない」

「このロッドじゃないと,ジグがきちんと動かない」

「ラインが細くないと魚が食わない」

「一回行っただけの場所なのに,全然魚が釣れない,この場所が悪い」

「カンパチはフォールすると喰わない」

「ドテラ流しではジグのフォールアクションが出ないから釣れない」

「この釣りは全く新しい釣りです」

「カンパチは底で食う」

等々・・・.例を出し始めればキリがないのですが,上記のようなことを言う人や言っているブログ記事,雑誌の記事などはよく見る光景です.

少しロジカルシンキングが出来る人であれば,これらはすべて誤謬の議論であるということがわかると思います.

誤謬の議論について,意味がわからない方はWikipediaを参照して下さい.
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%A4%E8%AC%AC

批判的思考力を鍛えるためには?

では,どうしたら批判的思考力が鍛えられるのか?
これは非常に難しい問題だと思います.

私が個人的に思うのは,まず問題を探すことをだと思っています.
与えられた問題を解く能力ではなく,問題を設定する能力.
それは当たり前だと思っていたことに疑問を持つことから始まるかもしれません.

そもそもあんまり考えない人はトレーニング本や解説書などを読んでみるのもよいかもしれません.



批判的思考力についてこのブログ記事で扱うには規模が大きすぎるので,そういう名前すら知らなかったという人に名前だけでも知ってもらって,どういうものかを理解してもらうところまでをこの記事の趣旨としたいと思います.

でわ.


2018年1月10日水曜日

大物思考の方へ中深海ジギング(特にアカムツ)のススメ

どうもです.

昔,釣りはドラグが出なきゃ面白くねぇと思っていた私です.
大物思考っていうほど大物思考ではないんですが,適切にドラグがすべっていくような釣りが好きでした.
いや,いまでも好きです.

「中深海ジギング」との出会いは鹿児島で仕事し始めてから,ブログを初めて以降になりますので,ジギング歴の中では非常に「浅い」です.これまでは年に数回しか行くこともなく,あんまりメインの釣りではない.これまでの「中深海のみ」の釣行回数両手で十分足りるぐらい.そんな感じだったのですが,ここ最近,中深海熱がメラメラと急上昇中です.

とりあえずここでは中深海というのは200mオーバーの釣りと定義しておきます.
場合によっては180m前後も中深海というとは思います.

海の95%以上は200m以上水深があるんです.
そう聞いただけで200m以上の海でも釣りをしてみたいと思う方はいらっしゃるのでは?

中深海と出会った頃の記事を読み返すと,ちょっと恥ずかしい気もしますが,それが人の成長かなということで,残しております.なんかわかったようなことを書いてるけど・・・いやいや全然分かってないと思います.

で,中深海でのメインターゲットといえば? アカムツ,クロムツ,アラなんかがパット思いつきます.その他ゲストとしては,タチウオ,ユメカサゴ,メダイ,真鯛・・・etc.とにかくいろんなターゲットが居ます.

でも,なかなか大きい魚って居ないんですよね.中深海の最大のターゲットはイシナギ,マハタかなと思います.深海釣りになればアブラボウズとかバラムツなんかも居るかなと.

今日はそういう中深海の大物をオススメしたいわけではなく,おすすめしたいのはアカムツ釣りです.

アカムツ釣りについて,私は最初,「そんな小さなか魚をチミチミと釣って楽しいのかな?」
と私は思ってました.

1匹釣ってもそう思ってました(笑.

ただ,これが何回か中深海ジギングに行くにつれて,だんだんと面白くなってくるんです.
少しはいいサイズのカンパチを釣ることが出来たりして,心にゆとりが持てたからなのかもしれませんが,魚ってサイズじゃないなと最近はつくづく思います.

また,中深海でのジギングを経験して色々考えたからこそ,去年はけっこういい魚に出会えたのかなと思ってます.

去年,出会ったいい魚(と私は思う)の釣行記は下記の釣行記をご参照下さい.

トカラ口之島から屋久島帰りの週末ジギング(明日丸) 
クエ20kgオーバー,ヒレナガカンパチ10kg弱
第八恵比須丸で鷹島遠征一泊二日!(2nd day)
なぎさ丸で宇治群島一泊二日!クエ25kg


これらは,中深海で得た,あるいは考えた,フィードバックした釣りで釣れたと言っても過言ではないと思います.
何を得るのか,何を考えるのか?というのは人それぞれだと思うので,あえてこの記事では答えは言わずに,まずは楽しんでもらいたいと思います.

で,自己を振り返ってみて,初心者に向けた中深海ジギングの楽しさってなんだろうか?と思うわけです.私もまだまだ初心者ですが.

私は5つあると思ってます.

1つ,ジグを比較的ゆっくり動かしても食う釣りである
2つ,ジグの操作に集中することが比較的容易な釣りである
3つ,繊細な釣りが可能な速度域で釣りができる
4つ,差の出やすい釣りである
5つ,普段食べられない美味しい魚が釣れる

すべての釣りがある意味で特殊であると思っているので,敢えて水深で区切られているだけであって,中深海のジギングだからといって,何かしらの特殊性があるのか?と言われると,正直「無い」と思ってます.ただ,確実に,水深や地形,底床が違えば,そこに住まうターゲットが違うということは言えます.つまり,浅場には居ないターゲットが居るということです.

また,この釣りで体得できる(体得しやすい)スキルは以下のとおりです.
1.ジグの操作ミスを減らすこと
2.魚の追従をラインを通して感じること
3.潮をラインを通して感じること
4.ジグで探る場所を広範囲にする手段
5.潮が悪い中でも魚が口を使いそうなジグ操作

普通のジギングでもこれらの5つは常に意識して,体得しているのとしていないのでは釣果にかなり差が出ると思いますが,アカムツの場合はこれらがさらにシビアに感じることが出来ると思います.

特にちょっとむずかしいときのアカムツ.

とまぁ,アカムツ信仰が過ぎる感じで書いてしまいましたが,アカムツ釣りはそれほど難しい釣りではないと思います.
食ってくるときは適当な動きで誰にでも食ってくるので,潮にかなり敏感な魚だと思います.逆に,とことん食いが悪いときは食いが悪いです.潮に敏感なのはカンパチと似ていると思います.

腕の差がでるのはそんな食いが悪い時,気難しい時.
そんな中でもすべてをアジャストできれば釣れると思いますし,実際,アジャストしている人だけ連発するなんてことも多々あります.

なので,状況に臨機応変に対応してアジャストしていく能力も身につくと思います.


大物思考の方以外でも,例えば,錦江湾内の近海釣りからちょっと抜け出してみたいという人にもぴったりだと思います.
錦江湾内の釣りというと私のイメージでは私がカヤックでやっているような釣り.
マイクロジギングやら流行ってますが,錦江湾内で普通のスローピッチでやろうと思えば,ロッドはポセイドンなら1.5番〜4番,プロパゲート,ロジカルなら2番〜4番このあたりを使って,ジグが80g〜150gぐらいの釣りだと思います.ちょっと深場で200gぐらいでしょうか?
湾内にどれほどスローピッチを真面目にやっているアングラーが居るかは分かりませんが.タックルはこのままでいいので,少しだけ重いジグを買って気軽に中深海は挑戦できるのかなと思います.
具体的には200g〜300g,特殊な場合でも350gぐらいまでを揃えれば鹿児島のアカムツ釣りには対応できると思います.
リールもオシアジガーなら1500番,ソルティガなら20番でも出来ますし.オシアコンクエストの300番ぐらいでも出来なくはないです.

※深場の大物釣りとはまた違ったジャンルですので,考え方とかはある程度一致しますが,タックルは全然ちがってくるので,注意して下さい.あくまでアカムツをやるタックルを書いてます.

深いところを釣る場合は,ラインプレッシャーが非常に大きく,太いラインだと潮の影響をうけやすいです.中深海の場合は,必ずしも細いラインが食うということはないと個人的には思っていますが,細い糸のほうがやりやすいことが多いです.
細いと言っても1.2号ぐらいが標準で,潮に合わせて1号〜1.5号ぐらいで十分釣りが成立すると思います.
アカムツはPEラインが細ければ食う魚でもないと思います.

やったことない人,アカムツを10匹「狙って」釣れば,たぶん,また新しい扉が見えてくると思います.

なんか今の釣りにマンネリ感や行き詰まり感を感じている方は是非挑戦してみて下さい.

今のところ,本当のジギング好きに中深海を勧めてハマらなかった人は居ないので,本質的に楽しい釣りなんだろうなと思います.

でわ.