ラベル ロッド の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ロッド の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019年8月30日金曜日

【がまかつ終了】ラグゼ ジグレボ スペックNの紹介動画に対する違和感と疑問点をつらつら書きます

何も分からずに釣りをしていた小学校,中学校の頃,釣具はものすごく釣りが上手な人達が,自分の思いもつかないような技術で作っているんだと思っていました.
しかし,そんなことは無く,特にロッドに関してはあらゆるジャンルでメーカー感格差もあれば,特定のジャンルに関しては全然その釣りを理解していない人が作っていることもあると思うようになりました.

そんな話.

今日はがまかつの新しいジギングロッド,

ジグレボ スペックN

これの紹介動画があまりにひどかったので,皆さんにもご紹介するとともに,特に初心者の人達にはこういう口上に騙されないでほしいなという思いで記事を更新します.

まず,ことの発端はYoutubeの紹介動画.
貼っておきます.
これを見てから,記事を読んだほうが,良いかもしれませんが,今見れない人のために動画の概要を以下に記します.

以下概要

--------------------------------
魚は振動を嫌うんですよ.
ジグが水中の中で動くと,魚が嫌う振動を発生させるんですよ.

人が思いっきりしゃくると,当然ジグにも振動がものすごく伝わる.
その振動があると魚は逃避行動をとる.
そのジグから発せられる振動を少なくして魚をジグの周りにまとわりつかせる.

物体が水中の中を動くと,ジグの周りで圧力の変化が起こる.
圧力の乱れはジグに対して揚力や回転力を生む.
力いっぱい引けば引くほどジグは水の中で暴れる.

魚は圧力の変化を振動に変換して内耳で感知する.
その振動が嫌なものだったら魚は逃げる.

その振動を抑えようとするロッドがこのジグレボスペックN.

その振動を抑えるためには?
こちらからしゃくる力を一瞬にしてあげれば,竿が復元する力でジグを持ち上げることにより,ジグが水中で安定する.人間の力が伝達する時間が短くなれば短くなるほど竿が仕事をしてくれる.

スローピッチジャークの考え方に違いが・・・.この竿にはゴールがある.
なめらかに復元力であげて,ジグを水中停止させる.
停止した状態は振動がゼロ.
魚は自分から遠ざかるものは追いかける.
止めてからジグをおとしてやると,追ってきた魚はジグを追いかけに行くか掴みに行く.それれまでを作り出す竿.

これは釣り人のイメージの世界ではなく,本当の話である.
例えば,魚探を切るというこういうは振動子から出る振動を魚が嫌がるから切る.
太い糸の食いが悪いのは太いものが水中で動くため出す振動が細いものよりも大きい.だから細い糸のほうが食う.

中略

浅いところで魚が大きいからって硬い竿で動かしちゃうと,自分が思っている以上に力が入っちゃうんで,魚が嫌がる振動が出る,だから柔らかい竿でやらないと.

--------------以上がおおまかな概要になると思います.

ちなみに,メーカーHPはこちら
http://www.gamakatsu.co.jp/client/product/showDetail?itemCode=24582

メーカーの説明は以下の通り
補食行動が逃避行動を上回っている状況以外、魚にとってジグは危険なモノでしかなく、危険と感じる要因のひとつに振動がある。
ジグの振動を極力抑えることで、ジグへの追従、補食の確率を増大させる事ができる。
このロッドでは張りのあるバットパワーによりジグの高速移動を可能にし、ターゲットにジグの存在を認識させる。
さらに復元性に富んだティップセクションがジグをバタつかせずナチュラルに持ち上げ、最終的に静止&フォールさせ、ターゲットにジグを違和感なく追わせる(掴ませる)“間”を作り出すことができる。そういったコンセプトを基に熟成して仕上げられたこのロッドは、究極を追い求めるジギンガーに向け開発された渾身のジギングロッドと言っても過言ではないだろう。
バックスライド系ジグのハイスピードリフトからの静止~フォールを安定して連続で実行するジギングスタイルをコンセプトに開発。
跳ねすぎず滑らかに復元する独特のティップと急加速に対応できるバットパワーを備えている。
水深や潮流などの状況にあわせ、ジグウエイトに応じ使い分けできる6アイテムのラインナップ。

コレ見てすげー!!!!って思う人居ます?
居たとしたらもう少しちゃんと考えたほうが良いと思います.

で,動画の話に戻します.

そもそも竿の説明しました?
振動ってなんですか?
嫌がる振動ってなんですか?何ヘルツですか?どういう振動ですか?全然説明されてないですよね?
強くしゃくったら振動がジグに「伝わる!?」伝達するということでしょうか?そうであれば,ロッドが振動していて,その振動が糸を通じてジグに伝わるということになろうかと思います.それってどういうメカニズムですか?
強くしゃくるってどの程度のことを言っているのでしょうか?曖昧すぎませんか?
なら強くしゃくらなければいいんじゃないでしょうか?
なんというかどこから突っ込んでいけばいいか意味がわからないレベルです.
魚と一口に言ってもいろんな魚種が居るでしょうか?
すべての魚を「魚」とまとめるのは無理があると思います.
しゃくる力を一瞬にする?一瞬ってどれぐらいの時間ですか?他の竿に比べて,この竿がしゃくる力が一瞬で済むメカニズムはどうなってるんですか?この竿じゃないとだめなんですよね?

結局,商品を売るための口上なのでしょうけれども,言ってることが意味不明すぎる.
意味不明というかどういう竿かこの話を聞いて分かった人が居たら本当にすごいと思います.

竿の紹介の動画のはずです.
結局どういうロッドなのか?何が新しいのか?(そもそも新しいのか?
ちゃんと説明されるべきであると考えます.

※一応,動画の中で加藤さんが言いたいことはなんとなくは分かっています.が,敢えてどういうことが言いたいのかはここでは説明しません!


ちょっとジギングができるという人達にスローピッチジャーク関連の嫌がれるところってこういうところだと思います.
根拠が希薄.見てきたような事を言う.断定できないものを断定的に言う.
少しでもロジカルに考えられる人から見たら相手にもされない説明だと思います.
要は胡散臭いんですよね.
誰であれ,ちょっと私個人的には理にかなってないことを言ってることはあると思いってます.理に適ってないというのはは物理的に本当に違うという意味です.

ジグレボスペックエヌの話に戻りましょう.
バックスライド系ジグに特化したロッドのように書いてますが,正直バックスライド系ジグばかりが釣れるわけじゃないと思いますし,逆に言えば,バックスライド系のジグ以外には使えない竿なんでしょうか?個人的にはバックスライド系のアクションこそ硬い竿でもできると思います.アカムツみたいな釣りはちょっと考えが違いますが・・・.

前作のアルメーアもがまかつファン以外殆ど使ってる人を見たことがありません.
鹿児島では一人も使ってる人を私は見たことありません.
売れないもの=ダメものというわけではないですが.

がまかつのジギングロッド終わってるなって気がしました.

ジギングロッドは誰がテストするかで出来がかなり変わってくると思います.
加藤さんの釣りにシンパシーを覚えて,加藤さんの釣りをコピーしたい人は買っても良いかもしれませんが,私は要らないなと思いました.
こんな説明する人が開発したロッド,使うのが恥ずかしいです.

ということで,選択肢が増えるのは良いことなのかもしれませんが,ゴミかもしれないものが市場に増えるのはちょっとなぁって思う次第です.

使ってみないと分からないですけど,使う前から説明聞くだけで使う気も買う気も無くのはある意味ですごいなと思いました.

この竿をこの情報だけで推すような釣具屋,プロショップがもしあったら,そのショップも胡散臭いかもしれないですね〜・・・・.

でわ.

Youtubeを見て思った率直な感想をコメント欄に書いていただければ幸いです.



2019年8月2日金曜日

ディープライナーではない?クロスボーダー新発売 | ガレージナギ

これは国内で発売されるのでしょうか!?
国内発売されるかどうかは分かりませんが,ディーパースファクトリーに新しいブランドが.

ガレージナギ

Garage NAGI

https://www.facebook.com/pg/garagenagi/posts/


ディープライナーともコジャントとも違う,第三のブランド.
海外向け?

最初に出す予定の製品はロッド.

クロスボーダー

CROSS-BORDER


のようです.

これがめちゃくちゃ良さそうなんですよね.


ラインナップは2番,4番,6番,8番,12番,14番.
何が良いって硬いところがある.
さらにはレングスがある.
12番までは6フィート,14番は5フィート9インチ.

ディープライナー既存のロジカルは私の好みには合いません.なのでビートのプロパゲートを使ってます.
しかし,ロジカルの10番は鹿児島南方海域であれば,1本でほぼすべての釣りが出来る良いロッドだとは思います.
潮が飛んできたり,ディープエリアをやるならまた話は違いますが・・・.

マニアフェローズは使ってます.が,レングスが欲しい時がある.

曲げてみないと分かりませんが,私が欲しいのは6フィート〜5.5フィートぐらいの今使ってるロッドより硬い好みのロッド.
12番と14番あたり,触ってみたいです.
国内で発売されて欲しいところです.

上のFacebookには14番で800gのSPY-Nを250m水深で東村さんがシャクってるどうがあります.
これぐらいのカエリであれば,結構いい感じにも見えます.

発売されるのか?されないのか?
分かりませんが,期待して待っておきたいと思います.

良いロッドだったら買いたいです.







2019年2月4日月曜日

アルコナイトについての諸特性を調べてみた | ガイドリング素材 | ハードガイド?

どうもです.

発売に先んじてご紹介した19グラップラー,ホームページ等には一切記載がない情報ですが,ガイドリングがトップガイドだけSIC,残りのガイドはアルコナイトが使われているということがわかりました・・・・.
それに伴い,紹介記事も加筆修正をしています.

Kガイドにもアルコナイトの設定があったんですね.
確かにその後,検索してみると,海外向け製品にはKガイドでもアルコナイトの設定があるということがわかりました.基本的には海外向けの製品群としてかなり昔からあったようです.無知でした.

アルコナイトはバスロッドのゾディアスに採用されたことで,一時期話題になっていたという記憶はあります.

昔あった「ハードガイド」とはまた別物の素材になります.

アルコナイトを少し調べてみると,ちょっと極端な意見が多く,誤解もあるようだったので,とりあえず,色々な特性を調べてみて,根拠に基づいて良いのか悪いのか?今の所の意見をまとめたいと思います.

アルコナイトは英語の綴りをALCONITEと書きます.

とりあえずは,ネットの海を漁ります.

私が確認できた中で日本語ページ,アルコナイトについての最古の記事はこちら
http://www.finaldamnation.com/Another/build/guide.html

※2006年の記事なので,もう10年以上前からアルコナイトあったんですね.

私,このページ,以前見たことありましたが,アルコナイトというものが強化版アルミナだとは分かってなかったようです・・・.

で,アルコナイトについては海外のフォーラムでは2003年ごろにすでに議論がされているので,発売は15年以上前だと推測します.
https://www.rodbuilding.org/read.php?2,39996

とりあえず,現行のFujiのリングの説明としては以下の通りとなっています.

FujiのHPより引用
http://anglersresource.net/FujiFeatures.aspx

TORZITE®: TORZITE is Fuji's answer to the ultimate ceramic ring. This new material is smoother and tougher than SiC, with better fracture resistance, higher polish and enough strength to reach SiC performance levels in a narrower ring that is up to 30% lighter than SiC.


Silicon Carbide (SiC): The premier ring material featuring unequalled hardness and a polish that puts it in a class by itself. For top performance, light weight, durability and a luster your customer is sure to notice, choose SiC.


ALCONITE®: Jet black and ready for action, ALCONITE® is a breakthrough blend developed by FUJI that approaches the incredible strength and hardness of SiC. In fact, Alconite's characteristics allowed the design and construction of Fuji’s smallest diameter ring to date. Even at weights up to 35% lighter, ALCONITE® is 50% stronger than competitive "mid-priced" products.


Silicon Nitride (SiN): Wire line tough and used in some very special applications, SiN is incredibly hard and surprisingly tough. This material is used to make ball bearings for JET ENGINES! What more can we say about compression, hardness and heat dissipation after that?


HARDLOY®: Still going strong after decades of service, FUJI’s improved hard ring, dubbed HARDLOY®, provides excellent service in thousands of applications around the globe. For economy and toughness, HARDLOY® is the number one choice.


Aluminum Oxide: Don’t let the generic name fool you, FUJI’s Aluminum Oxide is the perfect blend for everyday applications and economical factory offerings and has proven itself to be more than adequate for thousands of satisfied customers


んまぁ,全体的に全然ピンとこない説明ばかりですね.
それなら物性値出してほしいところですが・・・.
SICに近いパフォーマンスがあると書かれてあります.

他に,ガイド販売店の説明では・・・

Fuji’s engineers thought long and hard on how to make a guide lighter and stronger yet keep the cost down. After years of research they came up with Alconite™, a special type of ceramic that offers strength, lightness, and durability. In fact Alconite™ offers 80% greater compression strength and is 20% lighter than Aluminum Oxide. Also, through Fuji’s Diamond Polishing, Alconite boasts a finish that is smoother than that of Hardloy. Fuji engineers were also able to make Alconite™ the thinnest and lightest ceramic ring available today; even 7% lighter than standard SiC Rings! When combined with the lightweight Concept frame the results are unparalleled ... 35% lighter and up to 50% stronger than ordinary guides.
とりあえず,アルコナイトは強くて耐久性があると書かれてありますが・・・数値はないです.ダイヤモンド研磨で表面がハードロイと比べると,スームズだと書かれてありますので,アルコナイトの表面状態は良いものだろうと推測できます.

なかなか,特性について,信憑性のあるデータというものは出てきませんでした.

一応,海外のフォーラムにて,ビッカース硬度が以下の通り・・・.

Stainless Steel (SS): 200
Chrome: 800-1000
Aluminum Oxide: 1200-1400
Alconite: 1700
Zirconia: 1400-1800
NANOLITE: 1800
SiC: 2200-2400

データが示されている日本語のページだと・・・下記アタリ・・・
http://www.finaldamnation.com/Another/build/guide5.html

まぁ,総じて言えるのは・・・SICほどじゃないけど,他のリングよりは全然強いし,表面もきれいっぽいから普通に使えるんじゃね?ってことです.

実際,硬けりゃいいってわけじゃないんですよね.
表面性状性とか放熱特性とかも重要です.

トルザイトなんかもビッカース硬度で1300〜1500ぐらいしか無いので,それよりは硬いのがアルコナイトと言えるかもしれません.

放熱特性については,トルザイトは実際,SICの半分以下です.

なのに,ライン摺動実験ではラインがかなり切れにくい.

ということは?表面状態とか形状によるライン接触圧の関係でラインが傷つきやすいかそうでないか決まりそうということでもあります・・・・.

まぁ,いろいろ調べてみたけど,はっきりした物性値はでこなかったですが,ネット上に書いてある物性値から推測するに,そんな簡単にPEライン等に傷がつくような代物でもないし,リングが削れたりするような代物でもないということです.

長い間海外では普通に使われてきた製品のようですし,海外フォーラムでの評価も上々です.

ということで,まぁ,これを使うことでロッドの値段が5千円ぐらい下げられるのなら,初心者が中級タックルに手が出やすくなっていいんじゃないかなぁと個人的には思いました.

でわ.


2019年1月4日金曜日

ジギング&キャスティング全面包囲! | シマノ 19グラップラー | 全34モデル

12月中旬,シマノのHPが更新され,19グラップラーの全ラインナップが公開されました.

※1月15日加筆修正しました.

ガイドリングについて,トップはSICですが,残りのガイドはアルコナイトを使用しているとシマノの公式より回答頂きました.ちょっと残念ですね.たぶん耐久性等については問題はないと思いますが・・・.



19グラップラー


http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/5593

モノというのは,基本的に値段が高いほどモノは高性能になって来ると思います.
ボッタクリというのもあるので,値段というのはあくまで1つの指標にしかなりませんが・・・.

釣具も例にもれず,値段が高いほど良いものが多いと思います.
釣り竿の場合,「良い」の定義は難しいとおもいますが,扱いやすい竿が増えると思います.

私の中の釣具の価格と性能についての関係を示すイメージは以下のとおりです.

こんな感じ.
※あくまで概念的なイメージ図で,すべての製品がこの通りというわけではないです.メーカー間格差もあると思います.
※実売で1万5千円ぐらいまでは性能と価格は比例し,2万前後で打ち止め,それ以上になってくるとちょっとずつしか上がっていかないし,物によっては2万円のものに5万円のものが追いついてない.そんなこともあると思います.

で,グラップラーというのはちょうど激安店のセールで2万前後だと思うので,この関係性で言えば, ちょうど性能に対して,価格が安い.つまりコストパフォーマンスが良い製品であると個人的には思います.

19 グラップラーの何が良さそうか?

・ラインナップが凄いです.ジギング&キャスティングで全34モデル
・スパイラルX,ハイパワーX搭載

19グラップラーのもうちょっとなところ(上級モデルとの棲み分け)

・トルザイトリング非搭載
・ガイドはステンレスフレーム
・上級モデルはスパイラルXコア

こんな感じです.1つ1つ少し説明します.

・ラインナップが凄い

全34モデルありますが,細かくタイプがJ,スローJ,LJ,Cの4タイプに分かれています.
Jはスタンダードがジギングロッド
スローJはスロージギング系のロッド
LJはライトジギングロッド
Cはキャスティングロッド
となっています.

で・・・まずJですが,ここのラインナップが凄いです.
スピニング,ベイト両方ともに3番〜8番までのラインナップ.
シマノのジギングロッドは旧オシアジガーなどでは6番までのラインナップしかありませんでした.
グラップラーはそれより硬い7番8番のラインナップがあります.
こういうロッドは最近大手の中では減ってきていたので,貴重な存在だと思います.
一回触ってみたい.と思わせるラインナップです.

次にスローJ ですが・・・
ベイトのみで1番〜5番のラインナップ.
6フィート8インチというレングスです.
もしかして,ゲームタイプスローJが名前を変えてグラップラータイプスローJになったんでしょうか?
スロージギング(スローピッチ)用の竿としては価格抑えめなので,もしいい感じだったら買いだと思います.
私も頃合いを見て触ってみて,よかったらゲスト用に購入したいと思っているところです.

タイプLJですが・・・
0番〜3番のラインナップでスピニング,ベイト,両方あります.
Jタイプと多少のクロスオーバーはあると思いますが,こちらのほうがライト向けなのでしょう.
もしかすると,調子がちょっと先調子だったりするのか?と思っていますが,これは触ってみたいと分からないです.
これももしかして,ゲームタイプLJがグラップラータイプLJに名前を変えてモデルチェンジしたのか?と思わせるような表記になってます.

最後にCモデルキャスティング・・・.
旧作のグラップラーでも4モデル?ありましたが・・19グラップラーは・・・・全9モデル.
シイラからヒラマサ,マグロ,GTまでいけんじゃね?というぐらいのラインナップです.

 ・スパイラルX,ハイパワーX搭載

実際,シマノの竿を使ってみると,ライトパワーのロッドほどこの恩恵を感じます.
スロー用の竿なんかはジャークが悪いと,ねじれてしまってちゃんとジグが動かなかったりするんですが,シマノの竿はねじり方向の剛性も強いので,ねじれにくく良いと思います.強度も出ますし.スパイラルX,ハイパワーXの調子は好き嫌いもあると思いますが,私は好きなので,搭載されるのはいいことだと思ってます.


 で・・・・
ダメなところ・・・少しだけコメント

・トルザイトリング非搭載
トルザイト自体は正直上級者向けだおともうので,SICにして正解だと思います.
 
・ガイドリングがトップだけSIC,残りはアルコナイト
この価格帯でアルコナイトリングを使うのはちょっと・・・と思います.
その分ブランクの質を高めているのかなぁと.実際どうなのかはわかりません.
アルコナイト自体は海外ではよく使われている材質で,問題はない材質だと思いますが・・・.にしても,Kガイドにアルコナイトの設定があったんですねぇ.

・ガイドはステンレスフレーム
このあたりが上級モデルとの棲み分けかと思います.
ただ,よっぽどセンシティブな釣りをしない限りステンフレームとチタンフレームの違いはわからないと思うので,コストカットの優先順位としてガイドのグレードを下げるのはかなり有りだと思います.

・上級モデルはスパイラルXコア
上級モデルにスパイラルXコアが採用されたので,普及価格帯にスパイラルXを採用してくれたんだと思います.

という感じで・・・
19グラップラー・・・.こいつが19年以降のオフショア界で猛威をふるうんじゃないかなぁと個人的には思ってます.
オフショアってなかなか人に竿を勧めようと思っても,いい竿って高かったんですよね.
グラップラーがいい竿であることを願ってます.

安くていい竿が出てくるのは良いことだと思います!
アングラー側としては選択肢が多いに越したことはありません.

私も買ってみたらまたブログで報告します.

でわ.





2018年11月7日水曜日

ロッドの性格を数値化する方法を考えてみた


どうも45です.

ロッド選びって難しいですよね.
そして重要ですよね.

私がメインでやっている「ジギング」ですが,ジギングと一口に言っても,色々なスタイルがあり,色々な魚種が居て,色々な海域があって・・・・多種多様です.そのため,ロッドの種類も豊富!

他のスポーツをあまりやらないので,わかりませんが,ロッドは例えば,ゴルフでいうところのクラブよりも,野球で言うところのバットよりも,テニスで言うところのラケットよりもバリエーションに富んでいて,そのために選ぶのが非常に難しいと思います.

個人的にジギングロッドの性格を大きく特徴づける要素は「素材」「強度」「強さ」「重量・バランス」「調子」の5要素だと思います.

それぞれが独立した要素ではないですが.これらの複合,そして,相互に影響を及ぼし合って,一つの「竿」は完成しているものと思います.

何本かロッドを使ってみて,自分の理想とするアクションがわかってくれば,店頭で曲げただけである程度好みの竿かそうでない竿か判断できるようになります.
判断できるようになるためにはかなりの経験が必要だと思います.

つまり,初心者からすると,ロッドとロッドを比較的できる指標が欲しくなってきます.

初心者のうちは目に見える指標に頼りがちです.
例えば,このロッドのジグ適正値は○○g〜✗✗gと書かれているのを見て,そのグラムが重ければ硬い竿,軽ければ柔らかい竿と評価しがちです.
しかし,この適性重量というものは,ジギングロッドの場合,メーカーによって全然考え方が違います・・・.
なので,ほとんど当てになりません.

実際,私は適正値120gのジギングロッドで400gのジグをシャクったりもします.
普通にしゃくれますし,普通に釣れます.

というような感じで,何かメーカー間を超えて,ロッドを評価できる画一的な指標が欲しいと考えたのがことの始まりです.

で,とりあえず,それぞれの特徴を別個に抽出して数値化することは難しいので,とりあえず,完成品の「ロッド」の「性格」を数値化する手法について考えてみました.

個人的に「数値化」というのは重要だと思います.
「数値化」は「感覚」の対局にあるような言葉ですが,きちんと必要項目を「数値化」できていていれば,同じ数値の「製品」はつかった感覚も「同じ」になるはずだからです.そして,数値が「近い」「遠い」などの傾向で分類分け出することができ,実際のロッド選びの際の指針になりうると思います.

数値が重要なのは例えば,ノットの「強度」や「ドラグ値」などです.
「強い」とか「弱い」とかいう人間の感覚が如何に曖昧なものかがよく分かります.
数値で出されたものは真ですが,感覚は真が偽か分かりません.

で,ロッドを数値化するということにおいて,いくつか項目を考えました.
簡単に測定出来る外観的数値としては

①長さ
②重量
③重心

この3つかと思います.
意外と重要なのは③の重心.

そして,「調子」に関して数値化すると良いと思うのは

①ロッドの角度,負荷重量,ロッドのベンド量の関係

複雑化しようと思えば,いくらでも項目が増やせますが,とりあえず3変数ぐらいにしておかないと,データ取りが難しいので,このような項目を考えてみました.
3変数であばれば3次元空間上にデータプロットが出来るので,データ曲面を作ることができます.

データ曲面の近似性を持って,似ているロッド,似ていないロッドというのが決定されてくると思います.

もし,データとして色々なメーカーの色々なロッドでこれらのデータが揃ってくれば,今の所発売されていないロッドの領域も見えてくると思いますし,もう少しこういうロッドがほしい.と思ったときの指針になると思います.
自分の感覚と他人の感覚を比較することも出来るし,自分のロッドの数値から,自分が持っていないロッドの調子などを想像することも出来るようになると思います.

データの取り方.
①ロッドスタンドにて,ロッドをある角度に固定する.
②ロッドの先端におもりを吊るす
③下がった量を測定する

この①②③を色々な組み合わせで行う.
実際は,下がった量と,手前にシフトした量の両方を測定すると良いと思いますが4次元プロットになると,空間にプロットしにくくなるので,できれば3変数までに抑えたいと思い,入れませんでした.

もし,カスタムするとしたら,①を0°に固定しておいて,②おもりの重さ,③下がった量,④手前にシフトした量
この3変数にすると良いと思います.

基本的なデータ曲面の作製としては,
①の項目は竿が地面と0°と地面に対して45°をやればだいたいのところが見えてきそうな気がします.
②,③についはロッドの強さによって変わりますが,変化が大きいところは刻んで,変化が小さいところは大きく開けてもよいのかなとも思います.

こういうデータの開示はほとんどのメーカーがやってないです.
私が知っている中ではまともにカーブを出しているのはZENAQぐらいです.

硬いか柔らかいかの指標として,ある重さにおけるロッドカーブの違いはダイワやシマノ,ヤマガブランクスなんかも出していますが,大体の感じはつかめるとしても,きちんと数値化されたデータにはなっていないので,評価が難しいところです.

個人的にはどこかの釣具屋さんが,こういう緻密なデータ取りをやってくれないかなぁと期待しているところです.
釣具屋というのはものを売るプロフェッショナルなのかもしれませんが,売るもののことをどれだけ理解しているか?は非常に重要だと思います.

まずは,自分の手持ちロッドでこれらを測定できるシステムづくりをやってみて,データが取れそうなら,今後公表していきたいと思います.

でわ.




2018年10月17日水曜日

期待のオフショア新ブランド TRUTH JAPAN

TRUTH JAPAN

トゥルースジャパン

 

情報の早い人なら既にご存知かと思いますが,リップルフィシャーを退職された前田大輔さんが立ち上げられたロッドメーカーになります.

とりあえず,Youtubeチャンネルはこちら
https://www.youtube.com/channel/UCbllKbRSB5Uu2CTdwDqDQOg

ヒラマサ,マグロ,GT用のキャスティングロッド,アジングロッド(ショップOEM?),各種ジギングロッドなどテストされているようです.

リップルフィッシャー時代の前田さんの竿といえば, 魚を制御できるマッチョな中にも優しさのある竿って感じでした.

リップルフィッシャー,結局,社長が変わってから個人的にどうなるか心配していたんですが,まぁ,こうなったかって感じがします.

今度はトゥルースジャパンとして,どんな竿を出されていくのか,楽しみです.
ユーザーとしては,選択肢が多いに越したことはないですからね.

truthjapanのinstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/truthjapan/

今日は短く,このあたりで.

でわ.






2018年8月10日金曜日

ビート | プロパゲート BLX vs ノーマル無印 どっちがいいの?

どうもです.

※非常に個人的な【感想】を述べる記事です.あくまで私の感覚でありますので,これが全てではないと思います.


ロッドは嗜好品なので,これがいいとかあれがいいとか,人によって何が良いかは違ってくると思います.自分が納得して自分の竿を使っているのであれば,それが一番良いと思います.
よく,どのロッドが良いですか?と聞かれますが,一緒に釣りをしたことがあれば,まだ答えようもありますが,どういう釣りをされるのか分からないので,なんとも言えないです.

重要なのは,自分が今持ってるロッドの特性を自分なりに解釈して理解すること.
あと自分のスタイルについてちゃんと理解することだと思います.

感覚は人によって異なると思うので,あるロッドを硬い竿だと思う人もいれば,柔らかい竿だと思う人もいるでしょう.昔は,店で曲げただけでは何もわからないと思っていましたが,最近は,自分が持ってるロッドのことがよくわかれば,店で曲げたときに釣ってるときのアクション,魚がかかったときのアクションを想像することも出来ると思ってます.

その感覚がわかるようになるためには経験も大事かなと思いますが・・・.

さて,前置きが長くなりました.

私がメインで使っているスローピッチジャーク用のロッドはビートのプロパゲートです.
別にこれじゃないとダメだ!とは思いませんが,愛用している7番なんかは他で代用できない調子,硬さの竿だと思うので,この記事を書いている時点では,他の選択肢は無いかなと思ってます.

ビートのプロパゲートシリーズには40トンの高弾性カーボンを使用したBLXシリーズと,30トンと40トンのコンポジットの無印プロパゲートがあります.トン数についてはいずれもメーカー発表値なので,本当かどうかは分かりません.

BLXシリーズは606-2+,603-5+,506-5を所有してます.
ノーマルシリーズは606-3,606-4,(606-5は昔持っていて紛失),600-7を持っています.

触ったことあるだけでいえば,BLX 606-0+以外はすべて触って曲げたことはあります.

使ってみた体験から,このBLXとノーマルの違いや好みについて書いてみたいと思います.

竿の調子の違い.
ノーマルプロパゲートは少し深めのスローアクション.BLXはノーマルに比べて少し先調子感があると思います.
この調子の違いからくる体感的な違いとしては,正直ノーマルプロパゲートのほうが幅広いジグを扱えます.BLXは尖った性能をしているので,ジグの適正ウェイトのレンジがかなり狭く感じます.BLXのほうが40トンカーボンを使用されているので,高反発にもかかわらず,ティップの返りがイマイチだと感じます.特に〜150mぐらいまでのレンジで使い,私のように超低伸度ラインが好きな人にとってはジグの使える幅,与える事ができるアクションの幅が狭いと感じます.特に低番手では,ノーマルプロパゲート1番手あたりでカバーできる範囲をBLXは1.5番手〜2番手使わないとカバー出来ないような感触すらあります.

個人的には,BLXは使い手をかなり選ぶロッドだと思います.

なので,個人的に,まず最初の1本ということであればノーマルの方を圧倒的にオススメします.いきなりBLXを使ってしまうと,自分の釣りを理解するまでに時間がかかると思います.

前述したとおり,ノーマルはBLXよりもスローなアクションなので,ロッドを曲げてエネルギーを溜めてから,ジグを長い距離持ち上げてから加速させ,飛ばすような動作がやりやすいです.BLXでは適正ウェイトを超えてくると,最後のティップセクションでティップが負けて失速するような動きになり,飛ばすのにコツが要ります.全体的にロッドが負けたようなシャクリ,ティップにジグが吸い付くようなシャクリが好きな人はBLXはかなり良いかと思いますが,それを好む人はどちらかというと中深海の釣りをよくやられる方かもしれません.なので中深海向きのロッドのように思います.ただ,前にも書いたとおり,使える幅が狭い・・・.

感度について
感度の定義は難しいところですが,高弾性カーボン,小径コルクグリップの採用もあり,BLXに分があるように思います.リングもトルザイトを採用していますし(ノーマルもトルザイトモデルはあります),以前書いたノイジーな中の感度があります.
ただし,ノーマルモデルでは感じ取れないほどの変化を超敏感に感じ取れるか?と言われるとそうでもなく,ノーマルモデルもかなりの感度があるロッドだと思っています.

BLXは折れるのか?
BLXは私の観測範囲で言えば,かなり折れてます.使ってる人が少ないのに折ってる人が多いので,折れやすい竿だと思います.40トンカーボンの細身ブランクであのアクション,テーパーなら無理をさせられないのは自明で,無理をさせられない竿だと認識した上で使わないとそういうことになるのかなぁと思っています.特にBLXの506シリーズは無理がさせられない竿なので,十分竿の扱いになれた人,特性を理解できる人が使ったほうが良いと思います.

ノーマルは折れないのか?と言われると分かりません・・・・あまりに周りに使ってる人が居ないので.私は600−7をシャクリで折ったことがあります.この竿しか使ってないんじゃね?ってぐらい酷使していたので,寿命のような気もします.私のシャクリ方も結構無理をするシャクリ方なので.ただ,折れるからダメってわけではなく,この竿は一生使っても良いと思ってるぐらいの竿なので,私はすぐに買い直しました.

という感じです.


2018年1月3日水曜日

コスパ最強のスロージギングロッド教えます.

ジギング,特にスロージギングはカネがかかる!
これは多方面から寄せられた声です.

私も非常にお金がかかる釣りだなと感じでします.

でも,それだけ金をかけてでも楽しい中毒性がジギングにはあると個人的には思ってます.

参入障壁が厚い理由の一つに道具が高いということがあげられるかと思います.
特に・・・ロッドが高い!

正直ロッドはなんでも良いと私は思ってますが,そこそこちゃんとしたロッドではじめたほうが上達が早いのも確かだと思います.

スロージギング(スローピッチジャーク)のロッドでキングオブ王道なロッドといえば・・・エバーグリーンのスロージャーカーです.
王道過ぎて私は通過してないのですが,ほぼスロージャーカーのデッドコピーとも言える(と個人的には思っている)BEATのプロパゲートを愛用しています.
それでも高い・・・4万とか・・・そういう優しくない世界.

入門用で,結構ちゃんとまともなシャクリが出来ると評判なのはシマノのゲームタイプスローJ.実売で2万中頃から後半ぐらいの価格帯です.
持ってませんがシャクらせてもらった感じ,悪い竿ではないと思います.

で,もっともっとスロージギングをやるにあたってベーシックな作りになっていて,なおかつ安く,感度は上級モデルクラス・・・・で,なおかつ国産!という凄まじいロッドがあります.

個人的にはこの釣り,みんなに普及してほしいと思っているのですが,普通の人はハマるかハマらないかわからないものに大きな初期投資は難しいと思います.中途半端な竿で初めると,楽しさもわかりにくいと思います.やっぱりいい竿ではじめたほうがいいと思います.モノはいいもので始めたいけどできるだけ安く始めたい!そんな人にオススメできるロッドが・・・

オリムピックのプロトン.

http://www.olympic-co-ltd.jp/fishing/products/protone/ 
2番〜6番までラインナップがあります.

タチウオには2番3番,
アカムツや近海ジギングには2番3番,深いところで4番あたり.
カンパチ・マハタには4番5番6番あたりいかがでしょうか?

噂だけ聞いてて,いや流石にパチもんは・・・と思ってましたが,私もついに買ってみました!

買ったのは中深海用に2番です.カヤックからも使います.
柔らかい竿は殆ど持ってなかったので,どんなもんかなと.

2014年に発売されていて存在は知っていたのですが,禁忌を犯しすぎたのかなかなかどこの釣具屋にも置いてないです.まさにス◯ージャー◯ーのデッドコピー.
安く買える店なら2万前半〜2万中盤ぐらいの値段で買えると思います.
革命的な安さです.これでいて,トップからベリーまではトルザイトを使って,さらに無塗装ブランクなので十分な感度を確保しています.


で,Made in Japan・・・・.
なんでこんなに安くできるの?ってレベルで安いですね.
他のメーカーが利益をいかに上乗せしているか闇が見て取れます.
まぁ,値段で買うわけじゃないですからね.いいんですけど.

グリップ周りもチープな感じはほとんどありません.


写真で見ると,結構バットのブルーがキツイかなと思ってましたが,実物はベリー以降は無塗装なので,そんなに主張しすぎることもないです.
触った感じ,感度はビンビンです.バットジョイントですが,曲がりも悪くないと思います.ちゃんとグリップ部も曲がる設計になってますし.
もちろんワンピースのほうが綺麗で感度もイイと思いますが,プロトンでも十分な感度はあると思います.

実際,すでに何回か使ってますが,値段を考えると信じられないぐらいのパフォーマンスになっていると個人的には思います.

高級ロッドを1本買うならこのロッドが2〜3本買えてしまいます.
この釣り,なかなか1本のロッドでなんでもこなすというのが難しいので,複数本揃えているほうが戦えることが多いです.
複数本揃えるコストがそこまでかからないというのも魅力かなと.

ちなみにですが,海外産のプロトンEXというのもあります.
http://www.olympic-co-ltd.jp/fishing/products/protone-ex/
3番4番6番があります.
こちらは未購入なのですが,安いショップなら1万前半〜中盤ぐらいで売ってます.
もはや価格破壊に近いレベルです.
3本揃えておけば,カンパチ・マハタの200m,ジグが500gぐらいまでの釣りはだいたい対応できると思いますし,中深海なら〜400mぐらいまでは対応できると思います.
安い店なら3本揃えても4万未満だと思います・・・.すごい・・・.

ということで,スロージギング始めてみたいけど,安いロッドで本格的なロッドが無い!と思っていた方,どうでしょうか?



でわ.


2017年11月17日金曜日

ショアジギング,プラッギング用大物ロッドのビルドと破壊

本来なら記事にしないような内容で,内容もほぼ無い記事です.
すみません.

どうもです.
色々実験したいことがあって,ショアからの大物ロッドを暇な時間を見つけてはコツコツビルドしました.

試し組みなので,スレッド巻は少々雑ではありますが,固定はしっかりやったつもりです.

完成後・・・負荷試験.
いきなり高負荷は怖いので,1kgから徐々に上げていく感じ.
基本的にこいつは200g前後のルアーまで背負える設計のブランクなので,ドラグ設定値で言えば,無理な角度ではない限り10kgはクリアして欲しいところ・・・.

結果・・・・10kgドラグで破壊しました.




かなり竿も寝かせた状態で,普通のロッドよりガイドは密に設置してあるはずだったのに・・・.

まぁ,こういうトライ&エラーの先にイイものは出来ていくんだろうと思います.
今回はベリー部分のつなぎで折れている感じで,まぁ,欠陥ブランクだったかもしれません.
もともと破断強度に関しては評判の良いメーカーでは無かったので,こんなもんかと身をもって体験した次第です.

ブランクメーカーは敢えて公表しません.
わかっちゃった方がいらっしゃってもコメント欄では伏せていただけると助かります.

なぜ記事にしたのか?・・・今年の1月1日に更新した,今年の目標というブログ記事を覚えていてくれている人はピンと来ていらっしゃるかもしれません・・・.

アンダーグラウンドでちょこちょこ動いていますので,もうしばらくお待ち下さい.
別に待ってる人が居るとは思ってませんが.

それでわ.


2017年11月15日水曜日

どれだけ知ってる?ロッドに使われるガイドの種類クイズ〜全14問

どうもです.

ロッドはブランク,グリップ,リールシート,ガイド,+その他の細々したものから構成される釣りに不可欠なものです.(手釣りでは不要ですが・・・.

なので,釣りをしている方のほとんどはロッドを持っていると思います.

で,のべ竿を除いては基本的にリールを使うので,ラインを通すための「ガイド」が付いています.このガイド,色々種類があるのですが,はたして皆さん,どれぐらいご存知でしょうか???
というのが今回の記事になります.

正直,種類なんて分からなくても釣りは出来ますので,ただのウンチクだとおもっていただければと思います.

画像が出た後,下に答えが書いてあるので,クイズを楽しみたい方はゆっくりスクロールしてください.






1問目

 こちら・・・


よく見ますよねぇ.

知ってる人も多いと思います.

答えは・・・・Kガイド!

・・・・・ではありません! 正式にはKLガイドです.

Kシリーズの中の1つになります.
本クイズではKシリーズのガイドはすべて別々に扱いたいと思います.
はい.そういうクイズだと思って下さい.


では二問目.


よーく観察して下さい.
こちらのガイド.
これもよく見たことある方はいらっしゃると思います.

はい・・・・.

こちらのガイド.



答えは・・・・・KWガイドです.

KガイドのWフットという意味で,糸を巻いて固定する足が前後2箇所あります.
2箇所で固定するので,かなり強固にブランクに固定できますが,そのぶんブランクにとっては節になりやすいので,一般に大物用ロッドや高負荷の掛かるバットガイドに採用されています.


三問目


あー・・・・見たことあるなぁ・・・・っていう人いらしゃると思います.
最近はあんまり使われなくなってきました.

答えは・・・・・LCガイド
ローライダーガイドになります.

私のエギングロッドはまだこのガイドが付いていますよ.
ダブルフットなので強いですが,フット間距離があるので節になりやすいですが,ローライダー(背が低い)のでそれを活かしたガイド設定には良いかと思います.
一部のジギングロッドでもバッドガイドにアシダカのMが採用されていたりします.
個人的にはカタチはすごくかっこいいガイドだと思ってます.


四問目
見たことあるかも・・・・
ちょっと古い?


答えは・・・・LDBガイド

私の持っているエギングロッドにはローライダーガイドとセットでこのガイドが付いています.深絞りの1フレーム設計の軽量ガイドになります.
最近ではあんまり使われなくなってきた印象です.

五問目
はい.出ました.
見たことあるなーなガイド.ちょっとライトなロッドに使われていたりする・・・.

正解は.KL-Mガイド,KL-Lガイド,KL-Hガイドになります

ちょっと反則ですが,KLガイドの範疇に入るので,KLガイドでも正解です.

KLガイドにはないラインナップのリング径で高さのあるものや,同じ径でもさらに高さのあるものなどのラインナップがあります.
ちなみに他のガイドでもHガイドMガイドなどリング径同じで高さ違いをラインナップしているシリーズはあります.

六問目
よく見る軽量ガイド.
ジギングロッドでもガイドの重量増を気にしてこのガイドにしているロッドは多いです.
果たしてそれがよいか悪いかは考え方次第ですが・・・.

答えは・・・Lガイド.

基本的にはトップまわりに使うと思います.



七問目
あんまり馴染みない人も多いんじゃないでしょうかー

答えは・・・RVガイドです.

その昔?Kガイドが出はじめた時,KWガイドをバットガイドに使ってスピニングの場合,ラインの放出時に暴れたラインがフットにこすってラインが痛むのを嫌って,KWガイドを手曲げして逆付けしたりしてました.私のビルドしたロッドもそうやってつけてあるロッドもあります.それを解消したのがこのRVガイド(リバースガイド)です.
二股に分かれている方をトップ側,シングル側をリールシート側に向けてつけます.
軽量で個人的にはお気に入りのガイドです.
まだまだ採用してくれているロッドは少ないように思います.
基本的にはちょっと大きな魚を狙うロッドのバッドガイド,チョークガイドに使うと思います.




八問目

鬼問です



・・・・・分かりますか?

わかった人すごいと思います.

答えは・・・・・KBガイド

Kシリーズのベリー専用ガイドになります.




九問目


これはもうKBガイドがすでに出ているので分かる人もいるかもしれません???

答えは・・・KTガイド

Kシリーズのトップ用ガイドになります.
※トップというのは穂先につけるトップガイドではなくて,歩先周りという意味で使っています.


十問目
....このガイドが使われているロッドは私は持ってません・・・.


答えは・・・・Nガイド.ちなみにボンガイドとも言います.

チタンフレームが無いので,持ってないのか,イマイチ使い何処がないので持っていないのか・・・・定かではありません.
船用のロッドには結構ついているイメージがあります.

十一問目

アジングとメバリングとかしているひとならこのガイド,見たことありますよね.

答えは・・・ATガイド



十二問目



これは・・・もう,ご存じの方も多いハズ.
あれ?KWガイド?って気がしますよね?
違います.

答えは・・・・MNガイド
Nガイドのミディアムシリーズになります.
スーパーオーシャンガイドとも言います.

ショアジギロッドや大物ジギングロッドに採用されていることが多いように思います.
チタンフレームが無いので,このガイドがついていると自然とステンガイドになります.
Kっぽいですが,リングが傾斜していません.横から見るとまっすぐにリングがなるので,そういう見た目が好きな人もありかもしれません(笑.



十三問目




最新のガイドになります.

答えは・・・・LRVガイド.

リバースガイドのライトタイプ.
ベイトジギングロッドのベリーにも使えるぐらいのリング径が揃ってます.
それでいて,「最軽量」
このガイドでこのまえビルドしましたが,個人的には「あり」だと思います.
これからLRVガイドを採用したロッド,どんどん増えるんじゃないかなぁと予想しています.ダブルフットガイドですが,軽いし,何よりフット間の距離が短いので,節になりにくいと思います.ジギングロッドのシングルフットでよく見かけるガイド抜けとかもしにくいですし,いいんじゃないかなぁと.


十四問目
?一瞬カタチはMNガイドかと思いますよね?


答えは・・・・LNガイド
Nガイドのライトタイプになります.

個人的にはベイトロッドのジギングロッドで軽さや感度を追求するライトよりのものによく使われている印象です.ただ,かなりフットがか細いので,ダブルフットなのにグニャっと曲がったりします.
強度的には難アリですが,それなりに実績はあるガイドだと思ってます.
でも個人的にはLRVが出てきたので,そのうちLRVに置換されていくんじゃないかなぁとふんでいます・・・・.


ということで,ロッドガイドクイズいかがだったでしょうか?
ここでは紹介しきれていないガイドも多数あります.

結構なガイドの種類があって,トップガイドは一切紹介できていません!
そのうち,トップガイドのクイズをするのも面白いかもしれません.

他にどんなガイドがあるのか,気になった方は富士工業のHPにカタログがあるので,それを見てください.他にも豆知識になりそうなことが色々書いてあって面白いですよ.

https://www.fujitackle.com/


それでわ.




2017年10月25日水曜日

今更語るトルザイトの良し悪し

トルザイト.

もうすっかり釣り人には浸透したガイドリング素材だと思います.

トルザイトは2013年に富士工業が発表したSICに変わる次世代ガイドリング素材です.
SICリングが発売された1981年以来,SICと入れ替われる可能性があるリング素材は提供されてきませんでした.実に30年来の革新的リング・・・とも言われたトルザイト.

発売から4年が経った今こそその意味,真価が分かってきた頃かと思い,記事にしました.

さて,トルザイトですが,メーカーサイドが発表しているSICと比較したコマーシャルをいくつかご紹介しておきます.

1.曲げ強度二倍

トルザイトはSICと比較して2倍高い曲げ強度を誇ります.

2.1.5倍の靭性

トルザイトはSICとと比較して1.5倍の靭性を誇ります.

3.SICに比べて40%の軽量化

トルザイトは強くて粘いので,SICに比べてスリムリングに出来,その為重量は40%カットできました.

4.ラインに易しい

トルザイトリングは扁平にできており,ライン接触長さがSICの2倍,故に接触圧が半減,故にラインに易しいのです.さらに表面荒さはSICの0.05Raに比べて0.01Raと1/5の値になっているほど表面凹凸が少ない材料です.接触面積が小さく,接触角は鈍角になることから,ラインのちぢれもしにくいです.

5.ライン滑りが良い

ほぼ無負荷時のライン滑りはトルザイトはSICの4倍です.

6.熱伝導率はSICの約1/2なので,それほどよくありません
7.ビッカース硬さはSICの約63%とSICに比べると硬くないです

6.7はある意味でデメリットでもあります.

ということで,こんな感じでコマーシャルされているわけです.
何もかもをトルザイトがSICを凌駕しているわけではないです.

実際どうなの?

というところなのですが,実施ロッドに組み込んで使ってみると,以下のことが分かります.

1.糸鳴りが大きくなる.

トルザイトリング搭載のロッドはキコキコとリーディング時に糸鳴りがかなり大きくなります.
故にアジングやメバリング,トラウト,その他シーバスといった比較的繊細な釣りでこの糸鳴りが嫌いな人はトルザイトリング搭載のロッドは使わないほうがいいと思います.
トルザイトリングの出始めの時期,私も新しもの好きで飛びついて使ってみましたが,当時の私は音鳴り大嫌い派だったので,すぐに手放しました.

2.でも感度は良い

これはジギング特に深場でのジギングをトルザイトリング搭載ロッドを使ってやってみた感想なのですが,糸鳴りや,糸ノイズはかなり大きいものの,その分なのか?感度は格段にアップします.SICと比べると雲泥の差です.
表現が難しいのですが,その糸鳴りのノイズで感度を上げている.そんな感じがします.
糸鳴りはただのノイズで不要なものだと思っていたのですが,考えが変わりました.
トルザイトでしか感じられないことはあります.情報量は多ければいいのか?と言われると必ずしもそうではないので,適材適所が重要かと思います.

ということで,感度と糸鳴り,この相反するようなメリットとデメリットについて,自分の中でどれだけ取捨選択できるか?でどういうガイドを使えばいいのか?というのが見えてくると思います.

ちなみに,ちょっといいところどりなセッティングは一番負荷がかかるトップガイド,次いで負荷のかかるベリーガイドをSICにして,中間をトルザイトにすることにより,オールSICをよりは感度を上げて,オールトルザイトより糸鳴きを減らすというガイドセッティングもアリだと私は思います.
BEATなんかはトップSICを使って残りトルザイトなど,独自のガイドセッティングです.

人によって,何が良しで何が悪いかは変わると思いますから,要は特性をちゃんと理解して自分にあったガイドを選ぶ.これが大事なんだと思います.
たんに否定するだけ,肯定するだけなら誰にでもできますから.

よく考えてガイドセッティングを選びたいものです.

でわ.




2017年9月18日月曜日

【カンパチ・マハタ】ジギングタックル紹介(2017年9月版)

はいどうも.
みなさんこんにちは.

20時に予約入れているつもりが下書きのままだったので,20時30分に更新します.

あれ?月曜日って釣果UPの日じゃなかったの?
と思っていただいた方,申し訳ありません.
釣行記ストック尽きました.
正確に言えば,この土日で釣りに行けていれば,ストックはありますが,更新する暇がないという感じです.

1〜2週間ほど釣行記は無しになります.
釣行に行けば更新されますが.

今週は私のジギングタックル紹介2017年9月版として最近煮詰めてきてだいたい形になってきたタックル一覧をご紹介しようと思います.
補欠製品,買ったけど今は使ってねぇ製品も一部ご紹介します(笑.

※ここでご紹介するタックル以外にもタックルは色々持ってまして,必ずここで紹介するタックルガチガチでやってるわけではなく,その時の気分とかに応じて少し変更しています※

また,これはあくまで2017年9月の私が考える自分のタックルであり,今後も変わっていくものだと思いますので,現時点での!を強調してご覧ください.

ということでジギング編.
※SEO的にはスロージギングとかスローピッチとかそういう単語を入れたほうが良いのでしょうが,個人的にジギングはジギング.と思っているので,ジギング編とします.

最近の私のジギングはというと,ブログを御覧頂いている方なら説明しなくてもおわかりだと思いますが,基本的には鹿児島県海域(佐多岬,三島,宇治,草垣,鷹島,津倉,トカラ)あたりのジギング.水深は100m〜250mぐらいまで.でカンパチ,マハタを狙っています.

潮はゆるいときで0ノット・・・0.5ノット平均の海域もあれば,2ノット,3ノットある海域もあり,二枚潮の発生もしばしば.

そういう海域での釣りと思ってください.

※1番手から紹介していきます.1番手が一番握っている時間の多い組み合わせで,次いで2番手,3番手となります.

【1番手】

ロッド:Beat Propagate 600-7
リール:Accurate BX2-600NN Green+CCM110mmハンドル
PE:PEジガーULT 3号 600m

永遠の相棒とも思っているビート プロパゲートの7番.
ジグは300g〜500g,600gまでぐらいをカバーします.だいたいの海域がコレ1本でいけてしまうマジカルロッドです.飛ばす釣りから落とす釣りまで色々イケマス.
カンパチ21.5kg,25kg,クエ20.5kgなどを釣らせてくれた組み合わせです.
普通の人には硬すぎると評価されがちです.
合わせるリールはDX2ではなくBX2.理由はグリーンが好きだから.
ドラグ性能に関してAccurateのDXとBXは変わりありません.

【2番手】

ロッド:Deep Liner MANIA FELLOWS 55
リール:Accurate DX2-600NN Red+CCM110mmハンドル
PE:PEジガーULT 3号 600m

最近,二番手につけているディープライナーのマニアフェローズ55です.
55と53で迷って,どっちも欲しかったですが,長さが欲しかったので55を選びました.
400g〜800gぐらいまでをカバーします.
プロパゲートの7番に比べると,少しだけパリっとしていて,短いぶん操作が楽です.
最近買ったロッドなので,まだまだ釣果は出せていませんが,カンパチやらマハタやらは釣っています.ジグの操作感,テクニカルなことができる幅だけで言えばプロパゲートの7番を上回っています.
何故赤のリールをつけているかというとロッドが赤いからです.

【3番手】

ロッド:Beat Propagate 400-14
リール:Accurate DX2-600NN Gold+CCM110mmハンドル
PE:PEジガーULT 3号 600m

プロパゲートの14番?そんなのねぇだろ?と思われた方.
無いです.すみません.先代のプロパゲート7番が折れたものを再利用して作りました.

4フィートのバチバチロッド.ちなみにですが,ガイド代をケチって1個少なく配置していたり,大口径高足を使わないといけないところをケチってつかってなかったり,色々ガイドセッティング的には無茶苦茶な竿です.見る人が見れば一発で分かります・・・.
800gを使っても,ほぼ穂先が入り込まないバチバチ具合です.
300mでPE4号,800g・・・そんな釣りでもジグを普通に動かせます.
今は3番手としてPE3号をセット中.これで1kgのジグも怖くない.

【4番手】

ロッド:FCL labo FCB46
リール:Accurate BX-600N ミゾハン130mmハンドル
ライン:PEジガーULT 4号 600m

FCLのガチガチロッドFCB46にアキュレートのシングルスピードハイギアを配置.
130mmの超ロングハンドルで巻き上げ力を上げています.
主に浅場(〜150m)の根が荒い場所,根魚狙い,とにかく糸をあまり出せない,魚を止めないといけない場所で使用しています.
ジグはこちらのロッドも500gでようやくティップが入り始める程度のバチバチロッドです.ほぼ棒です.適正は1kgぐらいじゃないでしょうか・・・.
一応,ティップが結構柔らかいので,棒のようにも感じますが,身体的負担はそれほどでもありません.
ディープでも使ってみようかとおもっていますが,なかなか200m台にこのタックルで落とす勇気がありません・・・.

【5番手】
ロッド:Daiko TIDEMARK OCEANICS TMOJS-56/06-3
リール:ステラSW 6000HG
ライン:PEジガーULT 8本撚り 3号 300m

今は無きダイコーの忘れ形見とも言うべきオーシャにクスシリーズ.
本当に良い竿だと思っています.
で,唯一今の一軍に生き残っているスピニングロッドとリールの組み合わせ.
やっぱりスピニング,1本は持っていきたいんですよ.
ジグは100g〜350g程度までをカバーします.
リールがちょっとチャチーですが,これでもまぁ,なんとか・・・.
8000番は私のシャクリに対して,身体負担が大きすぎます.
ネリゴも含めたカンパチの本数ならば,圧倒的にこいつが水揚げ匹数No.1です!
基本的には浅場のネリゴ釣りで使います.
10kgぐらいまでなら不意の魚でも上げています.
それ以上は....まだこのタックルには食ってきてません.
が,経験上,15kg以上はこのタックルで上げれる気がしません.時間をかければ別ですが.
そういう理由から最近は出番が減ってきています.

【6番手】

ロッド:SHIMANO OCEA JIGGER B565
リール:Accurate BX2-600NN CCMロングハンドル110mm
ライン:PEジガーULT 4号 400m

PE4号タックルのライトバージョン.
まだこの組み合わせで未使用ですが,これで一時使ってみようかなと.
オシアジガーの565は800gぐらいまではスローに使えます.


【補欠ロッド群】
daiko TIDEMARK OCEANICS TMOJB-56/08-4
daiko TIDEMARK OCEANICS TMOJS-52/15-12
ZENAQ フォキート ウイッピー 5番(スピニング)
ヤマガブランクス ギャラハドスロー 4番
ヤマガブランクス ギャラハドスロー ロングフォール
ビート プロパゲート #4 #5

【補欠リール群】
シマノ オシアジガー 2001HG ×2
シマノ TORIUM
Accurate FX-600NN
Accurate FX2-600NN


だいたい,1番手〜5番手までの5セットあれば,事足りています.6番手は未使用.
ロッドはPE3号との組み合わせでは使用していて,結構いい感じです.
欲を言えば,マニア55と自作プロパゲートの間が1つ欲しいところです.
マニアの50あたりかなぁと思ってます.

という感じでカンパチ・マハタのジギングに使っているタックル紹介でした.
遂にベイトのメインリールをすべてAccurateにすることができました.

まだまだ未完成形なので,色々考えていきたいです.

でわ.


2017年8月2日水曜日

マニアフェローズが折れた!ディープライナー

どうもです.
メシウマの時間です.

前回の釣行記で25kg弱のクエを仕留めたマニアフェローズ43.
見事に殉職しました!

一応,釣行の様子は以下から

なぎさ丸で宇治群島一泊二日!クエ25kg



見事にパックリ!
マニアフェローズ20ぐらいになってしまいました.

ディープライナーが出しているロッドはロジカルシリーズとマニアフェローズシリーズがあり,ロジカルシリーズはいわゆるスローピッチ系のロッド.マニアフェローズは硬めのスローアクションのロッドとなっています.

で,折れた時の状況ですが,ベンド試験をしていました.
大体私は竿を購入したらどれぐらいの負荷でどれぐらいの曲がるか確認します.


これはFCL laboのFCB46にて10kgをリフトしているところです.

こんな感じで,500g単位ぐらいでいろんな重さでリフト試験をします.
何キロでどれぐらい曲がるのか?ということを覚えておくことで,限界値をしり,ファイト中にもいまどれぐらいの負荷がかかっているのか?ということを感じ取れるようになります.

ということで,マニアフェローズ43も同様に試験していたわけです.
もう折れてしまったので,ベンドカーブの載せることはできませんが,硬さとしてはFCB46と変わらないぐらい,FCBのほうが少しティップが入るかなという感じです.

ちなみに折れた負荷ですが,手元水平の10kg負荷です・・・・.

え?

これを聞いてすごーく不安になったアングラーの方はいらっしゃると思います.
そう,10kg負荷であればかなり重めのジグの瞬間的な入力で到達してしまう値だからです.
FCBは45度立てでも10kg楽々クリアだっただけにこの硬さなら10kgは楽々だろうと思ってただけにちょっと残念でした.

ちなみに,何故折れてしまったのか?についてですが,1つはアクションとガイドセッティングにあるとおもいます.

マニアフェローズ43は非常にスローなアクションです.ティップという概念がないぐらい竿先が入りません.ガイドにラインを通した段階で,最初のうちはティップガイドにしか負荷がかかっておらず,ベンドするに従って徐々に手前のガイドにも負荷がかかってきますが,スローすぎて結局ティップガイド以外にはほとんど力が加わっていないような状態になるんです.

したがって,ガイドで負荷を分散できずに,一箇所に負荷がかかってしまい,そこでパックリいっちゃったんだろうなぁと予想します.

つけてたリールはアキュレートの600Nでした.
ベイトリールの場合,スプール径が大きくなってしまうと,竿とラインの角度が大きくなってしまうので,これもまたガイドで負荷が分散できない原因になります.
ガイドでの負荷分散を狙うのであればスプール径が小さいほうがいいですけど,大物を狙う竿ですからそれなりのリールを付ける必要があり・・・.選択肢が難しいところです.

とはいえ,マニアフェローズはジグを操作することに関しては非常に良い竿だとは思います.
破断強度は低めだとおもいますから,その点みなさんも気をつけて使っていただければと思います.

お高い竿なので代替の竿も持ってますし,買い直すことはしないと思いますが,マニアフェローズは50以上は欲しいなと思っているので,別レングスで買い直すかもしれません!

ということで,マニアフェローズが折れたよ!という話でした.





2017年1月27日金曜日

【ロッド】東レの新素材ナノアロイって何?あれこれウンチク

ここ数年,とくにここ一年ぐらい,釣り業界において,東レのナノアロイという「新素材」の名前を釣業界界隈で耳にするようになりました.

出典:http://nanoalloy.toray/licence/lic_003.html

ナノアロイを開発した東レ社のHPにも特設ページが作られているほどです.
http://nanoalloy.toray/

ってもう私のブログ記事を読むまでもなく,上のサイトを見ればよいのでは?
はい,まったくその通りです.なので以下は適当に思ったことを書き殴ろうと思います.

ナノアロイ自体の技術としては10年ぐらい前に確立されていてウェブなどでも見たことがあったように思うのですが,商品化に至るまでそれだけ年月がかかるということなのでしょう.

しかし,釣業界で名前をきくようになったのはここ最近.
何故か?釣り竿の原料となるプリプレグ,これにナノアロイが応用された製品が開発されたのが最近だから.ということになります.

ナノアロイはポリマーのことであり,カーボン繊維のことではないです.

なので,ナノアロイの適応範囲は何も釣竿をはじめとしたカーボン繊維に限られることではないのです.
カーボンロッドは元となるプリプレグ(炭素繊維に樹脂を含浸させたシート上のもの※TORAY社のHP説明より引用)から作られます.
このプリプレグ中のマトリックス樹脂にナノアロイ技術を適応したプレプリグによって製造されるロッドをナノアロイを採用したロッドと呼ばれます.

素材の開発って難しそうですよね.
釣り竿の素材であれば,深刻な人命に関わるようなこともさほど起きませんが,カーボン繊維は今や航空機の胴体や翼にまで使われている構造用材料です.
飛行機が素材のせいで落ちたりしたら・・・相当深刻な問題になると思います.

ということで,10年という年月も致し方ないのかなと思います.

で,ナノアロイナノアロイ言ってるけど,ぶっちゃけなに?
って話ですが,HPによる定義としては
”複数のポリマーをナノメートルオーダーで混合したポリマーアロイ構造を形成させる技術.”とと書いてあります.

少しだけ専門的な話は以下のウェブページから見ることが出来ます.

ナノアロイ®による新素材の創出

そもそも,アロイというのは英語の綴りをAlloyと書き,「合金」という意味です.
超合金とかの「合金」ですが,この「合金」の定義は難しいところでありますが,基本的には原子レベルで混じり合った金属の様相を呈するものだと思います.混ざるものは金属でなくとも合金といいます.たとえば,みなさんの身近にある「鋼」シマノのHAGANEコンセプトの由来にもなっていますね.「鋼」とは本来,「鉄」という金属と「炭素」という非金属元素の合金です.
原子レベルでの混じり合いが合金だと言いましたが,共晶などはもうすこし大きいオーダーでの混じり合いとなります.

ちなみに,かなり大きなオーダーで異種材料を複合したような材料は「複合材料」といいます.FRPとかCFRPとか,鉄筋コンクリートとかそういう材料です.カーボンロッドも樹脂と炭素繊維の複合材料と言えます.

っと,話が逸れ過ぎました.
あくまでナノアロイというのはRマークが付いている通り,「商標」なので,ナノでもアロイでもなくても名前はつけることが出来ます.

で,もう一度,ナノアロイってぶっちゃけなに?って話です.
複数のポリマーをナノメートルオーダーで混合したポリマーアロイ構造を形成させる技術.と書きましたが,これを言い換えると,
ナノアロイは2種類以上の樹脂をナノオーダーで相分離させたポリマー:ポリマーの複合材料とも言えます.

そもそもなぜ2種類以上必要なのか?という話ですが,この考え方は複合材料と同じです.
たとえば,片方は非常に柔軟で耐衝撃性に優れる材料Aがあり,もう片方にものすごく強度はあるが,脆い材料Bがあるとします.Aは柔軟であるがゆえ,強度がなくて使えません,Bは強度があるが,耐衝撃性がなくて使えません.我々が欲しいのはAとBの中間の性質の材料だ!とします.
そこで,ならAとBを組み合わせちゃえばいいじゃん?
という考え方です.
もちろん,A+Bという材料と同じような特性をだせる単一の材料Cを開発するという方策もありなのですが,AとBがあるからそれを活かしましょう!ということだと思います.

で,ナノレベルオーダーで分散させたら何がいいの?って話ですが,結果だけ言えば,ナノレベルより大きいオーダーで分散させるより,耐衝撃性の向上や破壊強度の向上が挙げられます.
なぜこのような性質が発現するか?については,まだまだ研究段階であるように思います.
基本的にはゴロゴロとたとえばマイクロメートルオーダーで分散させた場合,どこかにかならず偏析やサイズの大きなものが存在していたりして,そういうところに応力が集中して破壊に至る,もしくは局所的な弱い部分が出来てしまうという可能性が高くなりますが,ナノメートルオーダーで分散されている場合にはある意味で物質が均一となるため,このようなことが起こるのだと予想されます.

で,この技術が採用されたロッド達が例えば以下のような製品

APIA
Foojin’AD(風神AD)
Foojin’BB(風神BB)

宇崎日新
ZEROSUM 磯 弾 V3

オリムピック
カラマレッティー プロトタイプ Due

がまかつ
がま磯 インテッサG-Ⅴ
LUXXE OLTRE

ClearBlue
Crystar-57

ダイワ
銀影競技メガトルク大鮎

メジャークラフト
NANOACE

ヤマガブランクス
Blue Current TZ NANO
Ripple Fisher "NANO" Series

FCL labo
UC10pro (最新バージョン
UCB81EXT MH (最新バージョン
など

パームス
メタルウィッチクエスト

シマノ
ポイズンアルティマ(グリップ部
オシアプラッガーフルスロットル

コレ以外にも現在では多数の製品があります!


プリプレグを変えるだけですから,新技術が必要なわけではないので,これからもどんどん増えると思います!

東レの現在のプリプレグラインナップは下記ページにあり,
http://www.torayca.com/lineup/product/pro_003_01.html

注目するとこは「樹脂」です.
これが#2573と#2574がナノアロイ樹脂になります.
2573は耐衝撃用,2574は高圧縮用なので,釣り竿としては基本的には2574が使われると思います.
上記URLを参照すると,2574が使われるプリプレグは今のところ1種類,T1100GCシリーズのみです.33トンカーボンですね.
周りの製品と見比べても,引張強度の高さが伺えます.

釣り竿製品までに加工した場合,従来の釣り竿とくらべて,同じマンドレルで焼いて約20%〜30%の強度向上があるとFCLの津留崎さんは述べられていました.

これから他のプリプレグにもナノアロイが使われていけば,幅広い弾性率でナノアロイが使用ができるようになり,色々なロッドが出てきそうですね.
※一部では既に幅広い範囲のトン数にてナノアロイを使用したプリプレグが出回っているという記事を見ましたが・・・真偽の程は私には分かりません.

カーボンロッドは面白いもので,トン数の高いカーボンを使えば,パキパキに仕上がる「傾向」にありますが,ただそれだけではないというような感じです.
一般的には弾性率の高い材料を使うと,それだけ体積が抑えられるので,軽く仕上がります.故にキャスティングにおいてはティップの収束がはやかったり,色々とメリットが生まれます.ロッドに関するウンチクはまた今度にでも.

工業製品において様々な技術ってあると思うんですが,素材の進歩は製品のパフォーマンスに直結するので,個人的には非常に重要だなと思っています.
これは竿だけではないです.例えば車だってボディは先に述べた鉄(鋼)で出来ています.革新的な材料ができれば車はもっと軽量化できるはずで,低燃費化や衝突安全性が確保されるはずです.

我々はどうしてもユーザーなので製品を作っている会社ばかりに目が行きがちですが,縁の下でさせてくれているような素材メーカーも応援したいなと思いました.

ま,あとはナノアロイってなんのことかイマイチ分かってなかったよって人が,あーいちおう,そういう代物なのね?と分かっていただければいいかなと思いました.

でわ.


2017年1月11日水曜日

姿を消す日本製のシマノロッド

どうもです.
※写真は私の所持しているロッドです.

Made in Japan.
つまり日本製ということですが,近年,シマノのルアーロッドラインナップから日本製が次々と姿を消していっている事実をご存知でしょうか?

一個人として,悲しい限りです.
別に日本製だから世界一だ!!
いいものだ!!!

などと言うわけではないのですが,気持ちの問題として,日本製のロッドを使いたいと思っています.本当にただの気持ちの問題です.

シマノのロッドラインナップですが,それぞれ専用機種があり,それぞれのハイエンドクラスロッドをあげると,

シーバスならエクスセンス
エギングならセフィア・エクスチューン
メバリング・アジングならソアレ・エクスチューン
ショアジギングであればコストスナイパー・エクスチューン
オフショアジギング・キャスティングならオシアジガー,オシアプラッガー
ヒラメ・マゴチなどのフラットフィッシュであればネッサ

そしてキャスティングゲーム全般としてAR-Cがあります.
また更にある意味オールラウンドなロッドとしてワールドシャウラもあります.
シャウラは一部モデル海外生産です.

と,色々とラインナップがあるのですが,この中でどれだけが日本製かご存知ですか?
私が認識しているものでは,AR-Cとワールドシャウラ.
これら以外はすべてインドネシア製となってしまいました・・・.

最後の最後まで日本製で頑張っていたオシアジガーですが,残念ならが昨年,意味不明のモデルチェンジ.もちろん,モデルチェンジしなければ売れないのでしょう.
※ベイトモデルモデルチェンジしておらず,は今のところカタログ落ちもしていませんが,時間の問題かと思います.
スピニングはナチュラルジャークとクイックジャークという2つのシリーズに分かれたのですが,完全に改悪です.特にブランクがよくなることもなく,基本的には旧オシアジガーのスペックを多少は受け継ぎながらも,一部のモデルを廃止といった具合です.クイックジャークといいながらもショートロッドが無くなったことは非常にショッキングでした.
鈴木斉さんがテストなさったのかなと「妄想」しています.というのも鈴木さんのスタイル,シャクリ方はショートロッド向きではないと個人的には思っているので,最低のレングスも6フィートとなってしまったのかなと思います.
そんな鈴木さんの玄界灘でヒラマサを狙ったジギング動画はこちら

 
そして,インドネシア製となってしまいました.それで値段が1万2万下がるのであれば,まだ納得もいきますが,ほぼお値段据え置きということで,円は安くなっているけれども,海外生産のほうが色々と都合はよいのだろうなぁと思ってしまいました.

ちなみに,これらのロッドを作っている工場は
P.T. SHIMANO BATAMというインドネシアの子会社と
SHIMANO (KUNSHAN) FISHING TACKLE CO., LTD.という中国の子会社となります.

インドネシア工場はこちら



こんな感じです.

ところで,シマノの日本製ロッドって言うけど,シマノは竿の工場持ってないよ?
とおっしゃる方もいらっしゃいます.おっしゃる通りなんですが,子会社を持っています.
ブログでは前に紹介したことはあるとおもいますが,シマノ熊本という釣り竿専門の子会社を持っています.

実は熊本の山鹿市にあるんですよね.

とはいえ,このクラスの工場でかなり多くの製品ラインナップを回していくのも不可能なレベルなので,しょうがないといえばしょうがないのかもしれません.
私としてはシマノ熊本の工場を拡大してもらって,せめてハイエンドクラスぐらいは日本で作って欲しいなあとそう思います.

シマノの企業としての強みの一つは為替相場に応じて生産国をかえられることだと思っています.堺の工場は数年前に世界最新とも言える設備でNEW工場になりました.
シマノ熊本も頑張ってほしいなぁと個人的には思っています.

で,旧オシアジガー,探しては買い求めています.
といっても全ラインナップ欲しいというわけではなく,あと2本欲しいラインナップがあります.幸いなことにかなり球数は出ているので中古市場も今は潤沢かなぁと思っています.

生産国なんてしょーもないものを気にしていてもしょうがないとも思っていますが,みなさんは何かこだわりはありますか?

追記
2017年新発売となったオシアプラッガーフルスロットルも生産国はインドネシアとのことでした.




2016年12月23日金曜日

硬いジギングロッドは柔らかいロッドを兼ねる!!

今日はジギングにおける竿のチョイスについて書きたいと思います.


オフショアのジギングでも硬い竿が嫌いな人,好きな人,色々と居ます.
ジギングと一口に言っても釣り方は多様であり,それに合わせて竿の調子や硬さも無数に存在します.

オフショアジギングにおいて私は比較的硬い竿を好む傾向にあります.
この「比較的硬い」というのが難しいところなのですが,とりあえず,硬い竿の方が好きだということを理解していただければ.
その理由を徒然なるままに書いていきます.

柔らかい竿を好む人に話を聞くと,だいたい,以下のような答えが返ってきます.
(ここでいう答えが柔らかい竿を好きな人の総意であるとは思っていません)

・硬い竿はジグが跳ねすぎる
・硬い竿は疲れる
・竿が仕事をしてくれる

このような感じです.
このような考え方の人はこれでもOKだと思います.
色んな人が居るので,釣りは楽しいのであって,こういった考え方を否定するつもりは全くありません.

ただ,個人的にはこう思うわけです.

・硬い竿でもジグを跳ねさせないことはできるのでは?
・たしかに疲れますが,体力をつければOKでは?
・もっと自分でジグを動かしたいです.

ジギングロッドを選ぶ時の基準は大きく3つ

・ジグの操作感
・ファイト中の曲がり方
・水中情報の取得

だと思います.

もし,ここで竿を曲げたファイトをする釣りを考えるのであれば,変数が増えますから,竿のチョイスはかなり難しくなります.なので,竿を曲げるファイトを想定した話はいつかの次回に譲るとして,今回想定するファイトスタイルは竿を比較的,真っ直ぐにしてリールで勝負するストレートポンピングに限定したいと思います.

さらに水中情報の取得ですが,これは理論的に硬い竿が有利です.
説明は不要だと思います.

つまり,ここで詳しく議論したいのは

・ジグの操作

これいついてです.

くっそ前置きが長くなりました.

最近,「ジグを操作する」というフレーズを耳にすることがありますが,これは何も特別なことではないです.
業界は色々なものを細分化したがりますが, どんなジギングでもジグを操作して釣りをします.こういう言葉で今まで意識していなかった人に意識してもらうことは良いことだと思います.たまに,「スローピッチジャーク」は「ジグを操作する」釣りだなんていう人が居ますが,ジギングは全てジグを操作しますので誤解なきようお願いしたいです.

色々とさらに前置くことはできますが,一気に本質的な話をしたいと思います.

シグの動きをコントロールするということはジグに糸を通じてどういう入力を与えるかということになると思います.ここでいう入力とは力の時間変化のことを言います.
力の時間変化が決まれば,ある時間tにおけるジグの速度vが決定されます.
これは高校までの物理をちゃんと分かっている人なら理解できると思いますので詳細は割愛します.

人間は入力どのようにしてジグに与えるでしょうか?
1.リールを巻いてラインを引っ張る
2.竿を動かしてラインを引っ張る

大きくはこの2つになります.要はラインを引っ張ることでジグに力を与えます.当たり前ですが,当たり前を当たり前とまずは認識します.

人間が動かせるのは自分の体,つまり手や腕,腰,肩などです.
これらを動かして, 竿を中間媒体としてラインにテンションを伝えます.

もう察しがよい方なら分かられたと思います.

そう,硬い竿であろうが柔らかい竿であろうが,入力,つまり糸に与える力の時間変化が同じであればジグは理論的に同じ動きをします.

では入力の幅が広いのはどちらのロッドでしょうか?
答えは硬いロッドです.

柔らかいロッドで手や腕をいくらはやく動かしても竿がジグの重みに負けてしまい,手や腕の動きを殺してしまいます.つまりはやく動かすことに関して限界があるのです.その代わり手や腕は硬いロッドに比べて竿が入力を吸収してくれますから,楽に動作が行なえますし,動作の再現性も良いです.このことが釣れる要因の一つになることもあるでしょう.

では,硬いロッドで飛ばさない動きができるのか?
答えは理論的には「出来ます」
先程いったように,ジグを動かすということはいかに入力をコントロールするかということです.
つまり硬い竿でジグを飛ばさない動きを演出したかったら自分の腕や手をゆっくり動かせばいいんです.ゆっくりある程度の加速度を持って.
これがやってみると実は難しい・・・・.
柔らかいロッドでできているジグの動きを人間の手や腕で再現しないといけないのですから,人間側の動きが複雑になります.
複雑になるが故に少しミスすると同じ動きはできませんし,ハタから見ると少しだけぎごちないようにも見えます.しかし,確実にラインに同じ入力を与えれば,柔らかいロッドと同じ動きができます.

さらに,硬いロッドは柔らかいロッドには出来ないジグを飛ばす動きも出来ます.
つまり短い時間で大きな入力を入れることができるのです.

それによって,アクションの幅は多彩になりますし,ジギング自体がかなりテクニカルになります.

これらは防波堤のヘリなどで,同じ長さの「極端に柔らかい竿」と「極端に硬い竿」に同じラインと同じジグをつけて試してもらえば分かってもらえると思います.ジグに全く同じ動きをさせることは可能です.ただし,人間側の動作は硬い竿のほうが複雑になります.

柔らかい竿は竿が勝手に動いてくれます.
しかし,私からすると,マニュアル感がありません.
オートマチックにジグを動かしている感じです.

なので,ジグを操作したいと思っている人にこそ是非硬い竿をチョイスしてほしいです.
※体力やテクニックは必要です.

以上のことから私は柔らかい竿というのは「ある意味」でジグのマニュアル操作ということの対局にある竿だと思います.

ということで,私は今,ディープライナーのマニアフェローズが欲しいです.
55〜50で悩んでる感じです.どれも触ったのですが,チョイスが難しいですね.
触っただけではなかなか難しいです.ロッドに書いてあるジグのコンフォートウェイトなんてまったくあにてなりませんし.

柔らかい竿を使い慣れると,硬い竿に違和感を覚えます.ん?なんかジグの動きが硬い気がする・・・とかダイレクトに反動がくるので疲れるとかという感じです.
それはそれだけ自分でジグを操作していたのではなく,竿にジグを動かしてもらっていたということになるのかなと思います.

もちろん,そういう釣りも楽しいので,私は柔らかい竿も使ってます!
みんな違ってみんな良い.

今回はあくまで私の私見に過ぎません.
色んな意見の人が居るということを知ってもらうという意味でも有意義かと思い,記事にしてみました.

みなさんはどういう竿が好みですか?
自分自身の釣りを振り返ってみて考えてみる機会にしていただけたら幸いです.