2017年8月30日水曜日

「自分のジギングスタイル」を確立していますか?

貴方は自分なりのジギングスタイルがありますか?


ここでいうジギングスタイルとは,広義にはスローピッチジャークとかスロージギングとかハイピッチとか呼ばれるザックリしたスタイルも含みますし,もっと細かいコダワリのようなものも含みますし,大物だけを狙っていくとか,数を狙っていくとか,その場にいる魚をとりあえず狙っていくとか何を狙うのか?というスタイルも含みます.
スタイルと一口に言っても,いろいろなスタイルがあると思います.

釣りの楽しさは魚を釣り上げるという「結果」だけではないと私は思います.

釣りは結果が全てである.

という考え方(スタイル)もあるようですが,私はそうとは思いません.

もちろん,賞金のかかったトーナメントや大会において,「プロ」として飯を食うための「釣り」をしていれば,結果が全てという考え方になろうかと思います.

しかし,釣れても釣れなくても,我々のような一般人には命を取られる,あるいは飯が食えなくなるなんていうことはありません.あくまで釣りは「趣味」や「娯楽」の範疇にとどまると思います.

なんでもそうですが,そういう「趣味」や「娯楽」においては要は「楽しんだもんが勝ち」だと思っています.

では,釣りを楽しむためには?という話になるわけで,それこそがタイトルに有る「自分のスタイルを確立する」ということになってくると個人的には考えています.

とはいえ,完全に1から自分のスタイルを確立出来る人は極少数だと考えます.
最初は誰かの模倣,つまり真似事から始まるんじゃないかなと思います.
私はジギングについては誰かに教えてもらったことは無いですが,実際テレビなどで映像を見て真似をしてみるということは多々やりました.
学ぶということは真似ぶということであり,まずは過去の偉人の知見や経験を自分の体験としてやってみるということ.これは大事だと思います.

ただ,この時,個人的に重要なのは,「あの人はOK」,「あの人は駄目」とやってもみずに決めつけることだと思います.何事も自分でやってみて判断するものだと思います.

真似るということから始まる釣りも,真似る中で,真似る事以外にプラスアルファの自分なりの何かを試行錯誤の中で確立していくということが自分のスタイルを確立するということだと思います.

ジギングは正直プロがうるさい分野だと個人的には思います.

つまり,「こうしなければいけない」といわれることが多いし,他のスタイルを否定するプロだっています.どこどこの竿はダメだ!とかそういう話です.

某ジギング界の大御所様のセミナーではエバーグリーンのポセイドンでなければ参加できないなどの謎の制限があったりして,こういうところが一部から嫌われる原因なんだけどなぁと個人的な思ってしまいます.

また,そういう「こうしなければならない」というプロに感化されて,自分が使ってもいないのに,どこどこの竿はダメだ!と言ってしまう人もいます.
「スタイル」というものは他者や他社との比較によって有利不利を主張するものではないと思います.
他社を落として自分を上げるという行為自体,信者はそうだ!と思ってしまうかもしれませんが,冷静に見ている人から見れば「そういう他を落とさないと自分の有利を主張できないのかなぁ」と思ってしまうわけです.


さて,話が若干それましたが,自分なりのスタイルとはなんなのか?
自分だけのオリジナリティみなさんはありますか?

それが1つでもあるだけで,釣りは何倍にも楽しくなると思います.


2017年8月28日月曜日

カヤックフィッシングの夏 開幕?

どうもです.
8月中旬の釣行記更新いたします.

この日は風速は朝は4m,次第に落ちて無風の予報だったので,カヤックフィッシングで外洋方面へ出かけました.
朝一は風が残る可能性があったので,少し遅めに現場に到着.

ちょうど上がってきていたインフレータブルボートの方に話を伺うと,ぼちぼちとのこと.
そうしていると,また別のインフレータブルボートの方が今度は出艇準備中.
ここは出艇し易いので,結構人気がありますね.

今日のカヤックフィッシングは,スジアラ狙い!と言いたいところですが,もうメタルジグでピンで狙うのは不可能なんじゃないか?と思うぐらいよくわからないのでベイトを探して落としてみる作戦で行きます.

この日はキャスティングやら他も持っていくか迷いましたが,不退転の覚悟でジギングロッド1本にメタルジグのみ積んで出艇しました.

ちなみに,GARMINに変えてから初海域なので,海底地形図の作製も楽しみです.
まずは近場の様子をみますが,イマイチということで,沖ではなく,海岸沿いに移動.

一時走ると,ベイトが貯まるワンドがあるのでそのあたりまで.
ここはベイトはいつもいますが,魚はいつもついているとは限らない・・・・.
こういう場所ってだいたい潮が止まったタイミングで青物やら入ってくるんですよね.
何故か.

海底地形図もあるので,ダラーっと流しながら釣りをします.
待望のアタリがありますが,バラシ.たぶんアカハタです.
すぐにまたつぎのあたり!

アカヤガラでした.

いいダシ出ます(特に頭から)

これまであまり流したことのなかった場所をダラーっと流しますが,アタリ無く,やっぱりベイト付きを釣りたい!ということで,開拓へ

等深線ではフラットになっているところに,瀬を発見!
これもサイドビューの力です!
が,魚は着いておらず.逆の潮だったらよかったかもしれません.

さらにもう1個瀬を発見!
ここも魚は着いていませんでしたが,逆の潮なら面白いし,秋口は魚がつきそうです.

こうやって根を探していく過程がまた面白いですね.

んで,かなり凪になってきて,ほぼ無風になってきたので,ちょっと沖へ出てみます.
海図では35mほどの瀬になっているようですが,やっぱりこの地形図で見るのと,実際見るのは違いました.

ダラーっと流しながら入念に海底地形図の作製をやります.
久しぶりのアタリ!はキジハタでした!

その場所をもう一度少しスジを替えて流すと,キジハタのポイントからやや下手側でオオモンハタ!

さらに探っていると,ちょっと良さげのアタリがありましたが,乗ってすぐバレ.
ちょっとおっきめの魚だっただけに残念!

そこから一向にアタリなし!

フラフラっとペンペンシイラが着いてきたので,ドラグをズルズルにして遊んでもらいました.

シイラももう少し大きかったらカヤックからも格好の面白いターゲットなんですけどね.

ベイトのつき場はだいたい分かってきて,やはり瀬のエッジについてる感じ.
こういうのはピンでやらないとですね.

ちなみに反応はこんな感じ.

でも釣れないんですよね〜!
釣れない原因は潮流れかなと思います.
どうも変な潮で,下げに入っても一向に下げが効かず,だらだらしてます.
下げにはいったら1ノット超えるのが普通の場所なのですが,今日は0.3ノットぐらいで1日潮がフラフラしてました.

こういうときは,場所を変えていろんなベイト反応を探してやるしか無いです.

そうしていると,中層に怪しい反応を発見.
一発で食いました.

ハガツオ!

これが今日の裏本命でした.
夏の魚といえば,ハガツオ!
今年は当たり年気味ですね.4年前ほどじゃないと思いますが.

その後,これは食うやろ!
と思うレベルでベイトが追われて割れてる反応を見つけ,ドンピシャ入れるも食わず!
真ん中にデカイ魚の反応があるんですけどね.

下手くそかよ.

で,そのあとアカハタ.




あたりも遠のいてきのと,最後まで潮が行かないので,帰りながらポイント転々と打っていくことに・・・.


オジサンを2連続・・・・

さらにアカハタ2連続・・・・

最後のオジサン,アカハタは海に帰れそうだったので,帰っていきました.

ま,これだけ遊べて開拓できたので,釣果はさておき,今後につながる釣行だったかなと個人的には思います.
やっぱり走ってなかったところを走るって大事だと思います.

釣果:アカハタ×3,キジハタ,オオモンハタ,シイラ,ハガツオ,アカヤガラ,オジサン×2

でわ!


2017年8月25日金曜日

GARMINのECHOMAP CHARP svを使った感想,LOWRANCEとの比較など

どうもです.

最近魚探をLOWRANCEのElite-4HDIからGARMINのechomap charp 92svへ変更して使っています.

3回ほど海で使ってみて,色々と見えてきた部分がありますので,LOWRANCEとの比較も含めて,個人的な感想として記したいと思います.

念のため,明記しておきますが,魚探本来の性能や良し悪しについても個人的な感想であり,なんら情報に保証は無いことを前提にご覧ください.

また,まだ3回使っただけなので,使いこなしているとはいい難いです.
使いこなしていくにつれ,評価が今後変わる可能性はあります.

1.システムの大きさについて

Echomap CHARP svシリーズはカヤック搭載には搭載できますが,システムとして結構お大きくなってしまうなと思いました.バッテリーも大容量のものを積まなければなりませんし,振動子も大きいですし,私は9インチモニターなので,これもまた大きいです・・・.
カヤック以外でも使うための将来性を考えて購入しましたが,カヤックではギリギリのサイズかなぁと思ってます.
ちなみに私のカヤックはフィールフリーのモーケン10Lに1馬力サイドマウント仕様になってます.小型のカヤックでもハッチなどがありバッテリーが格納できれば問題ないとは思いますが,システム重量は10kgを軽く超えるので(特にバッテリー),その点は覚悟しておいたほうがよいかなと.ちなみにElite-4ですと,システム重量は1.5kgぐらいでした.

2.バーチカル通常魚探の映りについて

肝心の魚探部分の性能についてです.
Elite-4は83kHz/200kHz/455kHz/800kHzの4周波数250W仕様でした.
echomap Charpは色々と振動子が選べますが,私の振動しでは50kHz/200kHz/260kHz/455kHzのそれぞれ500W(振動子は600Wですが,echomapCHARPの発信部が500Wになってます)という仕様です.

魚探の性能を測るためにはこの振動子の発振部分ももちろん大事なのですが,解析部分(ソフトウェア)も非常に大事です.
バーチカルな映りについて,今のところですが,100m未満であれば,LOWRANCEとGARMINでほとんど違いを感じません.
むしろまだLOWRANCEのほうの画面に慣れていて,魚の大きさや魚種を見抜くのにはLOWRANCEほうが勝っている?とさえ思ってしまいます.
GARMINのほうの映りに慣れて,セッティングも決まってきたらまた変わるかもしれません.

どちらもよく映る魚探だと個人的には思います.
本当にドボトム以外では魚探に映っていないのに魚が食ってくるということはない・・・そのレベルの魚探です.

3.クリアビュー/ダウンスキャンの映りについて

通常魚探というはだいたい200kHzぐらいまで,それ以上高い周波数帯で映す昨日をLOWRANCEではダウンスキャン,GARMINではクリアビュー(旧ダウンビュー)と読んでいます.
LOWRANCE魚探では455kHzと800kHz,私のGARMINでは260kHzと455kHzがそれにアタリます.
こいつは普通の魚探では山なりに写ってしまうような急激な水深変化でも海底の地形を正確に見ることが出来ます.(発振線が細いので)
LOWRANCEでは90mぐらいまでしか見れなかったダウンスキャンですが,GARMINでは周波数が下がったことと,出力がアップしたことから200m〜260mぐらいまではクリアビューで見ることが出来るようです.
今のところ,LOWRANCEとくらべて大して変わらず,超活躍している感じはないのですが,もう少し深場をやり始めると違いが分かってくるのかなぁと思っているところです.
カヤック中深海にチャレンジしたいとことなのですが,今の時期は中深海も少し渋いので,できればアカムツの産卵後,ディープでのクリアビュー試してみたいところです.

4.サイドビューについて

今回,魚探を変更した一番の理由がコレ.サイドビューの搭載です.
簡単に言えば,振動子の左右方向も見れるという機能.
通常の魚探は穴の空いた筒で海底を見ているようなものですが,これはある種のスリット(線)で見るイメージです.
これはLOWRANCEのElite-4には付いていない機能です.
しかし,サイドビュー的な左右方向を見る魚探はGARMINだけでなく,HONDEXやLOWRANCE,HUMMINBIRDなどにも搭載されており,GARMINの専売特許というわけではありません.
ただし,GARMINの場合は260kHzという他の魚探ではなかなか無い周波数を使えるので,海の少々深場でも活躍することになります.実際,100mラインまではこのサイドビューを使ってみましたが,問題なく使えます.100mの水深にあって,さらに横100m,左右で幅200mぐらいを一気にサーチかけることができ,ポイントの選定を素早く行うことが出来ます.
さらに,当初予定していなかった効果として, サイドビューを眺めていると,3次元的な海底地形構造を把握することが出来てピンポイントの流しの精度が上がったような気がしています.まだまだ使いこなせてはいませんが,強力なツールです!

5.QuickDrawContours機能について.

これは,自分だけの海底地形図が書けるGARMINの機能になります.
GARMIN魚探の初陣釣行でもちょろっと海底地形図を出しましたが,オートで書いてくれます.
LOWRANCEはソナーログをとって,リーフマスターで解析する必要がありましたが,それも不要です.
LOWRANCEの場合,ソナーログから作っても,わりと手動で修正しないといけなかったりしたので,フルオートで作るこの機能に最初は懐疑的でしたが,そもそもソナーログから海底地形を把握しているわけではなく,非常に実用的な範囲で高精度な海底地形図が作れています.
実際,機能紹介した海底地形を見て,現場に行って,実際の海底地形をQDCで作るわけですが,全然別物です.3次元的に海底を見ることで,魚が着くポイントは何故そこに魚がつくのか,はっきりとした答えを得ることができると思います.
LOWRANCEでもいいやろ?と思っていたのですが,これは正直お手軽感もあって手放せないですね.

とまぁ,ファーストインプレッションはこれぐらいで.
GARMINの強みはディープでも使えるサイドビューとQuickDrawだと思います.
コレが必要ないということであれば,LOWRANCEも決して悪い魚探ではないと思います.


2017年8月23日水曜日

無料で見れる海底地形図サンプルがすごい!

どうもです.

日々ネタが尽きかけています!
なので,今後は手抜きが増えると思います!
すみません!

で,今日は,ものすごいクオリティの海底地形図サンプルがあるので,皆さんにご紹介します.

それは・・・.

GARMINのNEWPEC+海底地形図のサンプル

http://www.g-fishing.com/blog/faq-items/homeport%e3%81%ae%e4%bd%bf%e3%81%84%e6%96%b9/

こちらページに詳細はあります.

必要なデータは上記ページにある,サンプルデータ.とGARMINのHOMEPORTというソフトウェアです.

https://buy.garmin.com/en-US/US/p/64242

HOMEPORTは無料のソフトウェアです.
WindowsでもMacでも両方あります.

手順としては,
1.HOMEPORTのインストール
2.上の海底地形図サンプルデータをGARMINというフォルダごとSDカード直下にコピー
3.SDカードをパソコンに差す
4.HOMEPORTの立ち上げ (3.4は前後してもOK)
5.Mac版の場合,FishingChartに切り替えて,Detailレベルを上げる

これだけで見れます.

いくつかスナップショットでも・・・.
まずは硫黄島周り.


次に佐多岬周り・・・


超高精度な等深線を見ることが出来ます!
これは水路協会の海底地形図を参考にされているようですね.

ただまぁ,私が本当に見たい地域の詳細海底地形図は無くて,逆に無いからこそ,開拓しがいもあるのかなと思ったりします.

しかし,錦江湾内や九州沿岸地域はほとんど詳細地形図があり,マウスオンで水深も見れるため,これらで地形図を見て,カヤックで実際行ってみて確かめてみるとか,無料だけどもものすごく使いみちの幅は広いと思います.

ちなみにですが,このデータを魚探で表示しようと思っても映らないようになっているようなので,PCオンリーで見れるデータのようです.

しかし,これはあくまで参考程度の海底地形図であって,実際に行ってみると全然違ったり,また,もっと複雑な地形をしていたり,小さい根は載っていなかったりというのは日常茶飯事です!カヤックをやっていればよくわかります.

最近ではクイックドローコンターで自分だけの海底地形図作製に勤しんでいますが,全然等深線的には瀬が無いように見える場所にも瀬があったりします!

そういう意味で,ある程度水深の参考にしつつ,実際のポイントは足で探すのが良いと個人的には思っています.

水深の参考にできるだけでかなり強力なツールだとは思います!
みなさんも是非一度自分がジギングに行かれる海域の地形図をご覧になったはどうでしょうか?
また,違った意味で考えることが増えるのではないか?と思います.



2017年8月21日月曜日

サメ!サメ!サメ・・・の鹿児島離島ジギング

どうもです.
灼熱のお盆ジギング行ってきました.

久しぶりに桃太郎さんで離島へジギング.
全然情報は無い状態なので,手探り手探り行く感じになりました.

しかし,久しぶりの海域はまたこれ新鮮ですね.
個人的にはいろんな遊漁船に乗ったほうが面白いと思います.


なかなか潮が無く,苦戦します.
上潮は0.5ノットほどありますが,底潮で0.2ノット程度.

反応もパラパラな感じで,色々と試しますが,なかなか口を使ってくれません.

色んな所をランガンしてもらって,ちょっとだけ反応がマシな場所.
フラフラと底から30mほどまで誘いあげていたらヒットしました.

この・・・独特の引きは.
ハガツオでした.

そういえば,今年はハガツオの当たり年のようで,どこでも釣れ始めていますね!
美味しいし,狙ってハガツオだけを釣るのは難しいけど,ジギングしてたら勝手に釣れるときは多いし,良いターゲットです.

そうこうしていると・・・.
船尾のほうででかそうなのがヒット.
もう一発,逆サイドでもヒット!

良さげ?と思いきや,何やら様子がおかしい.
そう.サメです・・・.

船尾の方は10分ほどで取り込み・・・
小さく見えますが,まだまだ深い場所に居ます.
この日は上から30mぐらいまではジグが見えてるぐらい透明度がいい日でした(笑.
サイズ,サメなんでわからないですが,50kg〜60kgぐらいかなぁと思います.

そして,もう一人の方は1時間ほどのファイトの末・・・サメでした.

で,1時間の待ち時間にドテラで船が流れていて,邪魔にならないところでハガツオ狙いのジギングしていたら,ハガツオかキメジがヒット!しましたが・・・・.こいつもサメに持って行かれました・・・.
私の場合はドラグ10kg程度にあげて応戦していたら歯切れしました.

なんちゅうサメ地獄.

その後の流しで,私にちょっとマシサイズがヒット?
ですが,引きの様子からカンパチではない様子.結果,真鯛でした.

次ぐらいの流しで船中カンパチが上がりますが,その次の流しからは食わない.

さらにはサメもヒット・・・.

私はハガツオを追加・・・.

そんな感じで時は過ぎ,納竿となりました.
最後に入ってもらったポイントがかなり良さそうな感じだったんですが,これで潮があればなぁと思った次第です.

この日は終始トロ潮で潮が行くことは無かったです.
天気は良い天気,海も凪!(暑いぐらいですが



こういう日を積み重ねて色々考えて上達していくのかなと思っているので,ようやく渋い時期が回ってきたかと思います.
色々考えてまた釣りにいきたいと思います.

釣果:真鯛,ハガツオ×2

夏は夏枯れなんて言われて魚が釣れないと言われておりますが,エリア,場所,ジグ等々ちゃんとやりこんでいけば魚は釣れると思います.
もちろん,最盛期ほどは釣れませんが・・・.
海はつながっていますから,デカイ魚も必ずどこかには居るはずです.
居るのに食わないということは多々あるのかなと.

色々考えさせられる釣行でした.


2017年8月18日金曜日

スロージギング,スローピッチに関する誤解

どうもです.

スローピッチとか呼ばれている釣りを考案された方々がどう考えていらっしゃるかは不明ですが,この釣りには非常に誤解が多いと思っています.

私が直面して来た誤解一覧をご紹介します.

1.遅くしゃくる釣りである

これは間違いだと思っています.
名前がスローなので,遅くゆっくりネチネチシャクる釣りだと思われている方がいらっしゃいますが,そういう釣りだけではないです.もちろん,ゆっくりシャクることがいいこともありますが,昔ながらの速い巻きの動作も入れて良い釣りです.

2.専用の竿が必要である

これも間違いだと思ってます.
エバーグリーンのポセイドンシリーズという竿でなければならないという考え方やその他それに影響を受けた流れの竿いわゆる,スローピッチ専用ロッドでなければこの釣りは出来ないと考えている人が多いようです.
全くもってそんなことはないと思います.特に鹿児島においては深場のジギングとなることが多いです.水深も100m〜300mそういう水深でカンパチやマハタなんかの大型魚を狙います.そのような場合には昔のジギングロッドが活躍することも多々あると思っています.
MCワークスやダイコー,FCLラボ,硬めの竿でなければちゃんとジグが動かない状況は存在すると思ってます.竿については好きな竿を自分の自由な発想で根拠を持って使えばOKだと思ってます.

3.細い糸を使う

これはいっつもブログで言ってますが,必ずしも細糸を使う必要は無い釣りだと思っています.
狙う魚,海域,使うジグ,ハリ・・・いろいろなものをマッチさせてこそのタックルですから,糸自体の細さに拘わらなくても良いと思います.
細糸を使いたい人は使えばよいとも思いますが.

4.非常に特殊な釣りである,今までにない釣りである

スロージギングとかスローピッチとか呼ばれている釣りにはなんら特殊性はありません.
いわゆる普通のスピニングの速いジャークの釣りをやってた人でも意識していたフォール.
これをより意識した釣りというだけだと今でも思っています.
フォールを意識するだけでそれはスロージギングとかスローピッチとか呼ばれている釣りになると思います.なので,スローは・・・・とかハイピッチは・・・・とか本来は簡単に区別できないものだと個人的には思います.

5. 第一人者の真似をしなければならない

これはスローピッチ,スロージギングに限った話ではないのかもしれませんが,第一人者と呼ばれる方がいらっしゃいます.そういう人の言うことがすべて正しいと思ってその人の言うとおりの釣りを展開する人がスローピッチやスロージギングをやっている人には多いなぁという印象を持っています.
特にメーカーに近い人間ほどその傾向があり,某メーカーに近い人は細糸を使いたがり,また某メーカーに近い人は本当にギリギリの釣りをしたり・・・.
ちょっとメーカーの人に言われたからといってその通りのスタイルになってしまう.そういう人が多いなぁという印象です.
ジギングってもっと自分で試行錯誤して,自分の行く海域と向きあって,既存の釣りに囚われること無く,自由にやっていいもんだと思うんですけどね.
コピーをやめて自分のオリジナリティを確立できてこそ釣りは面白くなると私は思ってます.

6.ジグには「使い方」がある

このジグの使い方は〜.などとたまに説明されているのですが,使い方なんてものは無いです.入力に対するジグの反応があるだけです.こういう入力を入れれば,こう動きます.フォールアクションはこんな感じです.っていうのがあるだけです.
なので,1つのジグでもいわゆる「使い方」というのは「無限」に存在すると思います.なので,使い方なんてものは無いです.
このジグはどうやって使うんですか?なんていうよくわからない質問をされるかたがいらしゃいますが,糸を巻いたリールを竿にセットして,シャクったり,フォールさせたりするだけですよ?それを考えるのが楽しいんじゃないですかー.って感じです.

7.楽な体力を使わない釣りである

スローピッチは楽とか体力を使わないとか思われている方がいらっしゃいますが,そういう釣りもありますが,必ずしもそういうわけではないと思います.
200m以上のディープでカンパチなどの大型魚を狙う場合,そこそこ太い糸にの複雑な潮流で500g〜800g,1kgぐらいまで使う釣り.こういう釣りはかなり体力の必要な釣りだと思います.なので,スローピッチ=楽,簡単,体力は必要ないというのは必ずしもそういうわけではないと思ってます.

とまぁ,適当に羅列的に書いてみましたが,スローピッチやスロージギングと呼ばれる釣りは最初のコマーシャルがよくなかったと思っており,いろいろな誤解や間違いが蔓延していると思っています.
もっと自由に柔軟に,魚を掛けて獲りに行くというという釣り本来の楽しみ,意味に立ち返って,それをどうやったら体現できるか?をみんなが考えるようになれば良いなと思います.

でわ. 


2017年8月16日水曜日

タックル感度より人間の感度

どうもです.



釣りをしていると”感度”という言葉よく聞きます.
この竿は感度がイイ!とかこのラインは感度がイイ!とか.

みなさんもこの手の話はよく耳にされると思います.
特に繊細な釣り?で「感度」という話が出てくるように思います.
繊細じゃない釣りというのは無いとも思いますが,たとえばGTロッドなどで感度がいい竿なんていう売り文句はあまり見かけないなぁとそういう感じです.
感度という言葉をよく聞く,繊細な代表的な釣り,例えばルアーで言えば,メバリング,アジング,シーバス,スロージギング,エギングなどでしょうか?

確かに,近年ラインやロッドの進化は凄まじく,とくにラインはここ10年で大きく進化してきたと思います.

実際,10年前のジギングロッドと最近のジギングロッドを触り比べてみると,昔の竿はもっさりしており,重いし,ダルいし,水流変化を読むのに苦労します.
最近の竿でも感度に関して言えば,悪いものから良いものまで様々あり,どの次元の竿を求めるか?は人によって全然変わって来ると思います.

しかし,個人的には最近の竿は高感度の物が多く,人間側が甘やかされているように思います.
そうやって甘やかされてしまったために,人間の感度が低下しているのでは?と懸念致します.

ラインや竿というのはいわゆるところの伝達装置.
伝達装置がいくらよくでも,それを感じるセンサー(人間側)が感じ取れなかったらシグナルは無いのと同じです.

ということで,人間感度を上げていきましょう.

となるなるわけなんですが,これはなかなか向上しないのです・・・・.
実際,中深海の釣りでは魚がついているか分からないという人は結構みかけます.

人間感度を向上させるコツとしては,常に「感じる」ことを意識することだと思います.
それに尽きます.

人間感度を極めた人は水流変化から魚がまとわりついてきているのがわかると言います.
ジグのハリがジグに当たるのが分かるという人も居ますが,流石にそれは究極的に極めて無いとわからないと思います.

私も大型の魚では付いてきているのが分かりますが,太糸を使っている時や潮流変化が激しい時,小型の魚の場合では魚のまとわりつきがわからないことも多いです.
しかし,確実に言えることは意識するようになってから「分かる」ようになったということです.

タックルの感度ばかり注目されているように思いますが,実際,それを使っている人間の感度がいちばん重要なのでは?という記事でした.

でわ.




2017年8月14日月曜日

カヤック 200mラインを出されてブチ切られ

どうもです.
7月最後の釣行記更新します.
7月末,超久しぶりの海域で友人とカヤックを出してきました.

最初に行った場所では昔は出してよかったのですが,なにやら立て看板で「カヤック厳禁」の文字・・・・カヤック禁止になった経緯などは分かりませんが,マナーなど悪いとこのようなことになるので,注意したいものです.
ということで,急遽別場所へ.

準備も済ませ,とりあえず出艇.
まずは流れも無く,ほぼ潮停止状態.

この状態で色々走り回ってだいたいのポイントの目星をつけたいところです.
今回もQDCが活躍してじゃんじゃん海底地形図を作っていきます.

まずは20mラインで・・・アカハタ.


岸の近くには大挙としてキビナゴが寄せていますが,イマイチ追われている様子はなく,優雅に漂っています.
ちょっとだけキャスティングを試すとダツ・・・.
とりあえずお帰りいただきました.

浅場をしたたかに打ちますが,反応も薄いので,深場の開拓へ.

そういえば,カヤックに新しく搭載したGARMINですが,260kHzのサイドビューは素晴らしいです.
100mラインでも問題なく機能し,横100mぐらいまでの瀬を簡単に見つけることが出来ます.
また,海中の3次元立体構造も把握しやすいです.

ということで,80mラインで小さいながら瀬を見つけ,微弱な反応もあり.
落とすと1投目から当たってきたのはイサキ.


近年,あまりに釣り物がなさすぎてジギングのターゲットにされつつあるイサキですが,今回は150gのジグで釣っています.
大きいジグでもたまに掛かってきますよね・・・.ショアジギングしててもイサキは何匹か釣ったことがあります.
とりあえずリリース.

そして,同じポイントを打ち直してまたアタリ!ですが,同サイズのイサキでした.

もう少し潮が流れていれば面白そうでしたが,その後はあとが続かず.
周辺にいくつか瀬を見つけましたが,これもまたスカ.

ということで,中間の50mラインへ.
一応,カヤックではメインでスジアラを狙います!などと言っているので,浅場のスリットからベイト付きの反応まで流していますが,カヤックからはスジアラをまだ釣ったことがないので,これで合っているか探り探りであります.

少し流れが出てきたタイミングで50mラインの瀬に反応あり.
だいたい,反応があるところでしかジグ落としてないんですけどね・・・.
落とすとヒット.
このブルブルする独特の引きは・・・ハガツオだ−!
と思ったのもつかの間・・・・魚が変わり一気に横へダッシュ.
サメです.サメはサメでカヤックから釣るなら好きなので,ハガツオを奪われた悲しみはありながらも,応戦.
PE2号にドラグは最終6kgぐらいまで入れてますが,全く止まる気配がありません.
PEは500m巻いてあるので,いっときは余裕をもって見てました.たまーに止まるので10m出されて1m回収,20m出されて1m回収みたいな感じでジリジリとPE2がなくなっていきます.

200mぐらい出された段階で,カヤックで追うか!
と思い,カヤックで追い始めます.向こうは頑張って走っているというより,ただただ泳いでいるぐらいのキモチでしょうから,カヤックで少し追いついて巻き,少し追いついて巻き・・・.

10分ぐらいファイトしてましたが,フッっと軽くなり,見るとリーダーが歯切れしてました.
負荷がかかったり弱まったりかかったり弱まったりしていたせいでスレたんだと思います.
残念.

数mはあるサメだと思ったんですけどねー.
上げれてたらちょっと楽しかっただろうなと思います.
シャークフィッシングも今後カヤックでは取り入れようかなと真剣に考えています.

さて,貴重な時合で時間を使いましたが,別の60mラインに入り直すと,流れ,反応伴に今日一の反応.
で,これも落とすと,ヒット,ですが?この引きは・・・・.
真鯛でした.

ちょうど食べごろ美味しいサイズ.
この海域は流れも速いので身がしまって美味いです.
実際,食べましたが,ここ1年ぐらいの真鯛の中では一番の甘みでした.

この1匹を皮切りに爆釣がはじまるのか?
と予想しましたが,予想とは裏腹に2枚潮強くなり,反応も消え,おかしな状態へ.

そこからはQDCでひたすら海底地形図を書いて書いて,たまにジグ落として,釣れず.
最後にアカハタが来たのみでした.

今回,5Ahのバッテリーを使っていたのですが,6時間無いぐらい釣ったところでバッテリー切れ!
あとから確認してみると92svの消費電力はなんと驚愕の11W・・・.消費電流0.92A
ということは,5Ahならば,5時間半ぐらいしか持ちませんよね〜.ってことで,1日釣りするなら9Aぐらいはほしいところです.それで10時間近く持つはずです.12Ahのバッテリーも持っているのでいっときはそれでやろうかなと思っています.

ということで,ちょっと早めの14時過ぎに起き上がりでした.
ちなみに友人はちゃんとハガツオをゲットされていて流石でした.得体の知れないヤツにブチ切られたらしいです.
スジアラじゃないですかねぇ?なんて話しして,片付けて帰りました!

同じ海域に2艇居ると,安心感ありますね.

そういえば,お盆で水難事故のニュースが色々やってますね.
みなさんもくれぐれもご安全に.

でわ.

釣果:アカハタ×2,イサキ×2,真鯛×1,ダツ×1


2017年8月11日金曜日

GARMINの魚探が壊れた!?話とアップデート

どうもです.

先日,カヤックで出艇した直後,魚探のトラブルが有り,釣りをしないまま浮いている時間15分ぐらいで撤収してきました・・・.

どういったトラブルが出たのか?
GARMIN魚探のユーザーは直面するかも?しれないことなので記事にします.

具体的な症状としては

・振動子を認識するも,対応外の振動子だというエラーが出る
・振動子を誤認する

この2点です.

最初の症状では,振動子が接続された直後,あるいは振動子を接続したまま立ち上げた直後に以下のエラーメッセージが出ます.

"Unsupported Transducer Connected"
訳:サポートされていない振動子が接続されました.

もうね,恐怖ですよ(笑.
とりあえず,家に帰ってググってみても,明確な答えは探しきれず.
GPSMAPに関してはいくつか報告例がありますが,GARMINに問い合わせたけど明確な答えは無かったとの情報も!?

たまーに認識したかと思えばGT41をGT40やGT52HWと誤認したりしています・・・.

GPSMAPや旧ehoMAPではソフトウェア・アップデートのバグフィックスの中に入っていたのですが,echoMAP CHARPではそのような文字は見当たらず・・・.

という感じで,半日ぐらい色々やってみましたが,結局決め手となる情報は得られず・・・.
ちなみにファクトリーセッティングに戻すリセットを試しても戻らず・・・.
色々試しましたが,無理!

ソフトウェアというよりハード側の問題か?と思いまして,ベイルマウントを取ると,何故か浸水痕.え?IPX7相当じゃねーのかよ?と.
IPX7は30分1mに水没しても浸水しないって規格なんですが.
私の使用環境だとせいぜいIPX4相当なんですがこれ・・・.

端子も若干腐りかけてたので,接点復活剤,パーツクリーナー,錆取りで入念に磨き上げ・・・.その他,浸水などは無さそう・・・.

でも治らない・・・.はてどうしたものかと途方にくれていたのですが・・・.

放置していたら直りました!(意味不明.


原因が究明されないというのは非常にもどかしいですが,今のところエラーメッセージは出ていません.

本当に意味不明でした.

で,治ったあとなのですが,ソフトウェアのアップデートもついでに行っておきました.

http://www8.garmin.com/support/download_details.jsp?id=4749

以下のページからEXEファイルをダウンロードし,windowsPC上で実行してSDカードにアップデート用のファイルを生成します.

echoMAPを立ち上げたあと,microSDカードを挿入し,画面の案内に従うだけです.
現時点での最新バージョンは4.10

echoMAP CHARPシリーズでの修正箇所一覧は以下で見ることが出来ます.
http://www8.garmin.com/support/ch.jsp?product=010-01578-00
一応,細かなバグ修正とパフォーマンス向上などが盛り込まれているので,最新にアップデートして悪いことは無いと思いますが,くれぐれも自己責任で.

はたして何が悪いのか,今のところ皆目見当もつかないのですが,とりあえず直りました.

garmin魚探を海で使っているユーザーはまだまだ少ないように思います.
GARMIN魚探について情報共有していければいいなと思います.




2017年8月9日水曜日

スロージギング,太糸では食わない?細糸なら食う?何故?



”あの,スローピッチは,あの,当然細糸を使っていくわけなんですけど....”

これはジギング界の大御所,佐藤統洋さんのDVD「佐藤統洋のジギング2」の冒頭でおっしゃっている言葉です.
だいぶ昔のご発言なので,今もそう思っていらっしゃるかはわかりませんが,”スローピッチは細い” という「イメージ」は大半の人がまだお持ちだと思います.

それについての危惧を昔記事に書きました.

スロージギングの細いラインシステムに警鐘を鳴らす


ラインの太さについては各人のスタイルもあり,色々と難しい問題だと思います.

どのあたりが具体的に難しいのかというと,太い糸の場合,ジグの操作性も悪く,水流変化の読み取りも難しくなり,ライン抵抗が身体的負担になり,思うようにジグが動かせない,また,単純に太糸だと食わない.という話もあります.がメリットとしては魚が掛かればかけられる負荷のキャパシティが細糸より大きいということです.
一方で細糸はジグの操作性もよく,身体的な負担は軽く,魚の食いも良い.しかしデメリットとしてかけられるドラグ値のキャパシティが太糸より小さいということになります.

で,細い糸を使う人達と最近また対面することがあり,それは各々のスタイルだとして別に良いとは思うのですが,「掛けなければ始まらないから細糸を使う」という主張にはあまり個人的には賛同できないなと思ってます.それは再三言っているのですが,「掛けても捕れなければ意味はない」と思っているからです.

とはいえ,細糸だったら捕れないなどと思っているわけではなく,実際,PE2号や1.5号でも30kgぐらいの魚なら捕れるであろうシチュエーションには何回か出会っています.しかし,それとは反対に個人的にですが,10kg以上,14,5kgのドラグは入れたいな,そうじゃないと捕りにくいなと思うような場面もありました.
なので,状況や地形等に応じて掛ける負荷を決定し,自在にラインの号数を選択できるようになることが良いのだと思っています.

が,それはあくまで私の理想は「太い糸で掛ける能力」を身に着けていきたいと考えています.

というながーい前置きがあってタイトルに戻ってくるのですが,ジギングでラインの号数を落とせば魚は食ってくる.ということはもはやこれまで数々のジギンガーの経験から証明されている事実だと思います.そうやってもうすでに分かっていることをワザワザ自分がやる必要も無いのかなと思っています.

ジギングでいかにして太糸で食わせるのか?この答えはまだまだ未知に満ちていると思います.

では何故ラインの号数を落とせば食ってくるのか?
という話になります.

※ラインの号数を落とせば食いやすくなることはなにもジギングの話だけではなく,エサ釣りやキャスティングルアー釣りにも共通して言えることだと思います.

何故なのか?
この議論はあまりなされないように思います.

Twitterで意見を募集したところ,色々と意見を頂きました.

・ルアー・ジグの動きが悪くなるから
・ラインが太いほうが水流変化が大きく,それが違和感となる
・音鳴りの差
・ラインの存在感

概ね,一般的に言われていることを出していただけたかなと思っています.
個人的にはどれも正解だと思います.

だったら太糸のディスアドバンテージを打ち消すぐらいに魅力的なジグの動きが演出できれば,魚は食ってくるんじゃないかなぁ?というのが個人的な仮設です.

実際,ジギングでは全く食ってこないけど,泳がせ釣りなら釣れる!みたいな状況ってあります.で,一般的に泳がせ釣りはジギングよりはるかに太いラインシステムを使います

ということは?ジギングでも誘いのテクニック,ジグの選択,を磨き,ジグ本来の性能が高ければ泳がせ釣りと同じぐらいの号数でも魚は食ってくるんだろうと思っています.

太いから絶対に食わないというわけではないということです.

如何に太糸で食わせるか?
これを実現するためには一般的に,ちょっと重すぎると思われるレベルのジグを浅い水深で使っていくことが重要だと今のところ思っています.
重いジグを使うことによって,ジグの運動量が大きくなるので,そのジグの動きはラインの影響を受けにくくなり,ラインを太くすることでジグ本来の動きが出せないという課題もクリアすると思っています.

具体的に書けば,水深の4倍〜6倍ぐらいのジグの重さを使っていく感じになります.
実際,最近は二枚潮も多いこともあり,こういう一般的には重すぎると思われるセッティングで魚がかかってきいます.100mで500gとか600gとかそういう世界のジギングです.
10kg,20kg,30kgあるいはそれ以上とった大きさの魚を狙っていますから,そういう魚にとっては1kgぐらいまでのジグは大した大きさではないと思っています.
泳がせではそれより遥かに大きな30cm以上あるムロアジやイカをエサにすることもあるからです.

あくまでこれは仮説であり,まだまだ実験的検証結果は少ないですが,少なくとも糸が太いせいで他に乗船している細い糸の人より魚が掛からないということは感じていません.あくまで大型の魚,カンパチ・マハタ・ハタ類を狙ってる時の話ですが.

実際,この前のクエ25kgでもPE4号で掛けることが出来ましたジグは600gです.水深あは100m前後.先日の室戸沖では周りの方よりラインは私が太かったと思いますが,雑魚が掛かる頻度はそれほど差がなかったように思います.使ってたジグは700g〜850gです.それでもジグと同じ大きさや少し大きいぐらいのアカイサキなど掛かってきます.

細い糸で釣るのはもっと年を取ってから体力的にキツくなってきてからやろうかなと思っています.そうするとずーっとジギングを楽しんでいけるのかなぁと思ってます.まだまだ糸を細くすること以上にあることがあると思ってます.

今日はそんな感じの話を書いてみました.

※ただし,掛けたいドラグ値以上に無駄に強い太い糸を使う必要も無いと思ってますよ.


2017年8月7日月曜日

室戸沖!ディープライナー&沖吉丸に乗船してきました

どうもです.

7月下旬の釣行記事更新します.

今回は,アングラーズショップアクアさんの大会!?に参加させていただいて,ディープライナー&沖吉丸に乗船してきました.

アングラーズショップアクアさんのHPはこちら
http://www.anglers-shop-aqua.com/

スロー系のジグの品揃え豊富で,特にジグの重さ600g以上のマニアシリーズが豊富にあり,さらにヤフーショッピングが使えるので,ちょこちょこ使わせてもらっています.

大会とはいえ,魚種別にポイントがついてて,その累計を競うということになってますが,乗船している人はそれほどバチバチしているわけではなく,普通の楽しい乗り合いでした!

で,鹿児島からの四国遠征はギリギリ土日を使っていくことができます.
金曜の夜出発し,九四フェリーを使って,土曜の未明に到着,土日釣りをして,宿毛フェリーで帰ってくる感じです.


月曜の7時半ぐらいに鹿児島に戻ってこれますので,仕事行けます.

金曜ちょっと仕事が押して,遅くなりましたが,なんとか間に合う感じで,九四フェリーを目指します.
鹿児島市内からちょっと飛ばして4時間ほど.

22:00のフェリーに乗り,23時過ぎに佐田岬の先端に到着.
そこから室津港まで約3時間半.そんな行程です.

集合時間に間に合って,軽くノットを組んで待ちます.

みなさんワラワラ集まってきて大会の説明後,乗船する船を決定します.
私は初日がディープライナー,2日目が沖吉丸になりました.
どっちも乗ってみたい憧れの船なので,2隻乗れることがうれしかったです.

初日はアカムツ狙い,の前に軽く岬前のカンパチということで,最初の3流しほどカンパチを狙ってみましたが不発.
私は中層でサバ・・・・.

アカムツは鹿児島とさほど変わらないぐらいの水深,壁を流していく感じで,潮が緩いため,広範囲に探るような流し方でした.
結果・・・・私はアカムツを釣りきれませんでした.
とはいえ,船中は13匹?ぐらい釣れていたので,アカムツは数が結構いる感じでした.
隣の方は5匹釣られていて,格の違いを感じました.

一応,ディープライナーの大会なので,2日間ともディープライナーのジグで通したのですが,ディープライナーのジグでアカムツ釣りをしない,かつラインを斜めにする形での中深海釣りもほとんど経験が無かったので,経験の差が如実に出たなと思いましたが,初めての海域で非常によい勉強になりました.まだまだ引き出しを増やせるなと思いました.


ちなみに私の釣果は・・・ムシガレイ,クロムツ,ユメカサゴ,シロムツでした.

これが室戸岬.

実に10年ぶりの室戸でした.前回は釣りではなく,ツーリングで.

その人の夜は釣れたアカムツやらで飲み会があり,楽しい時間でした.

そして二次会では沖吉丸の北田船長とたくさん話しをさせてもらって,色々と貴重な話を聞かせてもらいました.
宿泊は竹乃井さんに泊めてもらいました.

で,次の日,室戸沖海域,沖吉丸ではマハタ・カンパチ狙いで出船.

いつもは爆速の潮がこの日はたるーく,0.2ノット〜0.5ノット・・・・
ただ,ハチビキ,ロウソクチビキの反応はものすごかったです.
前日はマハタの15kgが上がっていました.

この日は朝一マハタの13kgぐらいが上がりました.

地形をずっと見せてもらってましたが,かなり面白い地形で,攻略のしがいあある感じがしました.

私はナガタチカマスをヒットしてバラし.
その後,巨大ハチビキやナガタチカマスなどを釣りながら・・・・.
アカイサキや変な魚を釣り・・・・.他にもロウソクチビキなど.

本命のカンパチは釣りきれず.
難しさを感じました.

初めての海域だったので,もっと色々やりたかったなとは思いますが,とりあえずは経験できたということが良かったかなと思います.

この海域でデカイカンパチを釣ってみたい.と思う海域でした.

これから年に1回〜2回ぐらいお邪魔させていただこうかなと思った次第です.
一人で行くと燃料代やら交通費もばかにならないので,あと一人ぐらい行きたい人居ないかなぁと思ってるんですが・・・.

かなり釣りにくい海域ですが,夢はあるところだと思いました.
久しぶりにいい刺激になりました.

やっぱり色々な海域に行くと新しい発見があり,新しく考えることが増えます.
ただ,ディープライナーのジグができた海域を知ることができて,こういうジグが産まれた理由もなんとなく分かってすっきりした部分もありました.

大会では参加賞としてディープライナーのジグを頂きました・・・.
ちなみに参加費は無料で,船代みんなで割り勘だけです.それなのにジグ貰えるなんて.
あとは,努力賞的なものを頂きました.恐縮です.

そんな感じで,釣果はグズグズだったんですが,こういう時があるからもっと腕を磨こうと思わえるわけで,かなり良い刺激でした!

釣果:
初日:サバ,ムシガレイ,クロムツ,ユメカサゴ,シロムツ
二日目:ハチビキ,ロウソクチビキ,ユメカサゴ,ナガタチカマス,アカイサキ・・・・など



そんな感じでした!

あと,最後に北田船長からキンメダイのお見上げもらいました.これ,絶品でした.あと半身だけ冷凍したものが残っているので,噛み締めて食べたいと思います.


2017年8月4日金曜日

ルアー・ジグほぼ全品二割引!釣具激安なご当地セールあります

どうもです.

釣具屋のセール情報について書きたいと思います.


スーパーローカルには昨日,一昨日やっていた別府釣具のサマーセールはお買い得なのですが,あまりにローカルすぎるので記事にはしませんでした.フックとかリングとか買うなら別府のセールは最適です.

さて,スーパーローカルな話は置いておいて・・・,今回記事でご紹介するのは「釣具のポイント」

釣具のポイントは国内に67店舗ある大手釣具店です.
http://www.point-i.jp/

とはいえ,全都道府県にはないので,馴染みの薄い方もいらっしゃるかもしれません.
釣具のポイントは年に2回大きなセールを開催していまして,1つが今回夏にある「夏の陣」もう一つは「初売り」になります.

この「夏の陣」何が安いのか?ですが,
過去のセールを参照すると,最終土日にはクライマックスセールとしてほぼ全品2割引き!というびっくりセールを行っています.

前回あたりからルアーALL二割引きにメーカーからクレームが入っている?のか?定かではありませんが,今回,”クライマックス特価”なる表現がなされていますが,おそらく2割引きしてくれるんじゃないかなぁと思います. 2割引きなってなかったらすみません!
追記,結構2割引になってないメーカーありました....残念.
ただ,かめや谷山は全ルアー2割引きでした.買うならこっちか?という感じです.


値札から2割引きなので,すでに1割,2割引かれているルアーはそこから2割引きということになり非常にお得です.

ネットでもなかなか安く売っていないジグも安くなることが多く,買いどきです.
よっぽどのことがない限り,私はこのセール中に買うようにしています.

いつもの5万円分買うなら4万円で済みますしね・・・.
大量買いチャンスです.

で,この2割引きでは釣具のポイント間やメーカー在庫があれば取り寄せでも2割引きにしてくれる商品もあるので,店員さんに話しかけることが億劫かもしれませんが,そこは安く買うチャンスとおもって,取り寄せ出来るか?取り寄せ出来るならそれは安いのか?聞いてみるのもアリだとおもいます.

ロッドなんかも安くなっていまして,個人的にはネット通販のどこよりも安い商品もあると思います.物によりますが.

で,ご当地の話で恐縮ですが,かめや釣具谷山店.
こちらは近隣に釣具のポイント谷山店があることもあって,なんと今日からルアーALL2割引きをやっているようです(笑.
週末,台風で釣りにも行けないですし,このチャンスにルアー,消耗品,補充しておくのはありだと思います.

個人的にはジグの管理を円滑にするためにメーカー毎にジグ管理表なるものを作ってみました.ウェイトなどは間違っているところもあるかもしれませんが・・・.そのあたりは修正しつつ使おうかなと.


一応,自分が持ってるジグの個数などは非公開にしておきます.
個人的には最近ロストしたジグを補充するのと,今まであまりつかってこなかったジグを買ってみようかなぁとか思っています.

私は色々考えて,最近では300gですら滅多に使わなくなってきました.
しかし,初心に帰って?軽いものから重いものまでジグウェイトのチョイスもしっかりやっていこうかなと思っています.一番重いジグは表の右端1kgまでは持っています.

ネット店舗もありですけど,たまには実店舗もいいものですよ〜.

でわ.




2017年8月2日水曜日

マニアフェローズが折れた!ディープライナー

どうもです.
メシウマの時間です.

前回の釣行記で25kg弱のクエを仕留めたマニアフェローズ43.
見事に殉職しました!

一応,釣行の様子は以下から

なぎさ丸で宇治群島一泊二日!クエ25kg



見事にパックリ!
マニアフェローズ20ぐらいになってしまいました.

ディープライナーが出しているロッドはロジカルシリーズとマニアフェローズシリーズがあり,ロジカルシリーズはいわゆるスローピッチ系のロッド.マニアフェローズは硬めのスローアクションのロッドとなっています.

で,折れた時の状況ですが,ベンド試験をしていました.
大体私は竿を購入したらどれぐらいの負荷でどれぐらいの曲がるか確認します.


これはFCL laboのFCB46にて10kgをリフトしているところです.

こんな感じで,500g単位ぐらいでいろんな重さでリフト試験をします.
何キロでどれぐらい曲がるのか?ということを覚えておくことで,限界値をしり,ファイト中にもいまどれぐらいの負荷がかかっているのか?ということを感じ取れるようになります.

ということで,マニアフェローズ43も同様に試験していたわけです.
もう折れてしまったので,ベンドカーブの載せることはできませんが,硬さとしてはFCB46と変わらないぐらい,FCBのほうが少しティップが入るかなという感じです.

ちなみに折れた負荷ですが,手元水平の10kg負荷です・・・・.

え?

これを聞いてすごーく不安になったアングラーの方はいらっしゃると思います.
そう,10kg負荷であればかなり重めのジグの瞬間的な入力で到達してしまう値だからです.
FCBは45度立てでも10kg楽々クリアだっただけにこの硬さなら10kgは楽々だろうと思ってただけにちょっと残念でした.

ちなみに,何故折れてしまったのか?についてですが,1つはアクションとガイドセッティングにあるとおもいます.

マニアフェローズ43は非常にスローなアクションです.ティップという概念がないぐらい竿先が入りません.ガイドにラインを通した段階で,最初のうちはティップガイドにしか負荷がかかっておらず,ベンドするに従って徐々に手前のガイドにも負荷がかかってきますが,スローすぎて結局ティップガイド以外にはほとんど力が加わっていないような状態になるんです.

したがって,ガイドで負荷を分散できずに,一箇所に負荷がかかってしまい,そこでパックリいっちゃったんだろうなぁと予想します.

つけてたリールはアキュレートの600Nでした.
ベイトリールの場合,スプール径が大きくなってしまうと,竿とラインの角度が大きくなってしまうので,これもまたガイドで負荷が分散できない原因になります.
ガイドでの負荷分散を狙うのであればスプール径が小さいほうがいいですけど,大物を狙う竿ですからそれなりのリールを付ける必要があり・・・.選択肢が難しいところです.

とはいえ,マニアフェローズはジグを操作することに関しては非常に良い竿だとは思います.
破断強度は低めだとおもいますから,その点みなさんも気をつけて使っていただければと思います.

お高い竿なので代替の竿も持ってますし,買い直すことはしないと思いますが,マニアフェローズは50以上は欲しいなと思っているので,別レングスで買い直すかもしれません!

ということで,マニアフェローズが折れたよ!という話でした.