2022年6月22日水曜日

2023年ジギングツアー募集中!

2022年から復活した私企画のジギングツアー.

※2023年5月上旬更新 全日程満員になりました.

(2020年,2021年はコロナウイルスやその他諸々の理由でお休みしました)

2022年は屋久島安房の明日丸を3日程組んで,2日程行けました.

2日程ともフルでの出港ではなかったですけれど十分に楽しめる時間釣りをしました.

その様子はそのうち記事にします.

【2023年ジギング遠征スケジュール】

2023年の遠征スケジュールが決まりましたので,募集します.

※2023年1月4日最終更新

ジギングの腕前は問いません.
集団行動なので,秩序は守れる方でお願いします.
が,乗り合いのような感じなので無理して馴れ合う必要はありません.

4月22日(土)〜23日(日)(1名空き終了
船:愛丸
出船地:鹿児島県枕崎市枕崎港
宿泊:船中泊orテント泊
行き先:トカラ予定(ですが,天候や海況によっては宇治〜草垣〜三島となります)
狙い:カンパチ,カンナギ,クエ

5月13日(土)〜14日(日)(満船・キャンセル待ち可終了
船:愛丸
出船地:鹿児島県枕崎市枕崎港
宿泊:船中泊orテント泊
行き先:トカラ予定(ですが,天候や海況によっては宇治〜草垣〜三島となります)
狙い:カンパチ,カンナギ,クエ

無理な出船はしませんが,上記2日程は場合によっては海域変更OKの方のみ受け付けます.

7月14日(金)移動日+15日(土)〜17日(月・祝)釣り最終日昼上がりの夕方解散(満船
船:明日丸
出船地:鹿児島県屋久島町安房港
宿泊:船中泊orテント泊
行き先:トカラ予定(ですが,天候や海況によっては1日近海とかになりえます)
狙い:カンパチ,カンナギ,クエ

10月6日(金)移動日+7日〜9日(月・祝)釣り+移動のみ10日(火)(満船
船:明日丸
出船地:鹿児島県屋久島町安房港
宿泊:船中泊orテント泊
行き先:トカラ予定(ですが,天候や海況によっては1日近海とかになりえます)
狙い:カンパチ,カンナギ,クエ

11月2日(木)移動日+3日(金)〜5日(日)釣り+移動のみ6日(月)(満船・キャンセル待ち可
船:明日丸
出船地:鹿児島県屋久島町安房港
宿泊:船中泊orテント泊
行き先:トカラ予定(ですが,天候や海況によっては1日近海とかになりえます)
狙い:カンパチ,カンナギ,クエ

上記3日程の明日丸はすべて初日は移動日です.
初日のうちに屋久島入りしてもられば,交通手段は問いません.また釣り終わった翌日に解散なので,高速船・飛行機・フェリーで帰る等は自由です.
私は最終便の高速船で屋久島入り始発の高速船で帰る予定です.
飛行機等の場合は送迎を頼むことできますのでご相談ください.
初日移動日+3日釣り+翌日移動日
という感じです.
凪ればトカラを横断的に釣りしますので,テント泊・船中泊が基本になります.
釣り以外のホスピタリティは低めなのですが,釣りは死ぬほどできます.
相当の釣り好きの方におすすめです.

費用など詳しいことは気軽にお問い合わせください.
詳細の話を聞いた結果,行く・行かないの判断をしてもらって構いません.

よろしくおねがいします.
連絡先:science.fishing45@gmail.com




2022年6月21日火曜日

鹿児島での漁港出艇禁止問題とマナーについて(カヤック,ゴムボート,SUP)

 


どうもです.
ここ近年カヤックやゴムボートを出せる港がどんどん減少しています.
一部の漁港ではスロープ使用が黙認されていましたが・・・・禁止が増えています.
(鹿児島は他県から見るとこれでもまだ良い方です)
漁港への立入禁止も強化されたりして,釣り人に風当たりが強くなってきているように思います.
漁業関係者から聞く声はだいたいいつもネガティブなものが多いです.
このままではよくないなと思い,微力にすらならないかもしれませんが,記事にして注意喚起したいと思います.
もしよければシェアください.

まず,禁止事例から・・・
https://www.facebook.com/100001003149918/posts/5151490291561025/

上記はかごしまカヤックスの野元さんのFacebook投稿です.
引用します.

ついに赤水もカヤックなどの使用が禁止になりました。
これで桜島の全ての漁港はカヤックやSUPの出艇ができません。原因はカヤックフィシング(SUP)や釣り人のマナーです。さらに昨年末の重富でのシーカヤック事故で、漁協はカヤックは危険と認識したからです。

ということで,桜島の漁港は釣りはおろか、カヤック等の上げ下ろしもすべてNGとなったようです。

※記事にされているのは赤水漁港横の浜も含むみたいです・・・・

さらに別の方のブログ記事
https://ameblo.jp/meiri0/entry-12702541565.html

漁港内への立入禁止強化として・・湾内ですが加治木港と重富港.
記事内にもありますが南さつま市の仁王崎や黒瀬も立ち入り禁止,使用禁止です.

他に,南さつま市の浦尻港もスロープ使用禁止の立て看板がかなり昔から立っています.

大隅半島も様々な港で使えていたスロープが禁止になっています.
そして・・・現在進行中でいろんな漁協で使用禁止案が出ているようです.
1つや2つの港ではなく,色んな所で出ています.この記事を書いている時点では完全に確定という情報ではないので少し濁して書いておきますが,ほぼ確実に封鎖されるだろう港が3つはあります.

色々悲しいです.
問題は色々あると思いますが,色んな所へ聞き込みした中で出てくる問題はたいてい決まっています.

事故&マナーが悪い.

事故は起きてしまったら出艇禁止を検討されてしまうのは分かるにしても,マナーが悪いって何がマナーなのか知らないという方も最近は増えてきたと思われます.
マナーを守りましょうだけで阿吽の呼吸のようにすべてが分かるみたいな時代ではなくなってきたのも悲しいところです.

ということで,具体的に事例をあげて以下に解説します.

一応,私個人はマナーで注意されたこともないし,カヤックにて海上で重大な事故も起こしたことはないのですが,私の行動や言動を快く思っていない方がいらっしゃるかもしれないことは考えておかなければならないと思っています.自分は100%完璧などとは全く思っておらず,自分の戒めのためにも書きます.
知らず識らずのうちにやってしまっている人もいると思うので,私が考える最低限気をつけないといけないことを書きます.

まずは事故から.ニュースになったものですと,
https://www.fochmag.tokyo/fans/mz/2021/12/20/%E9%B9%BF%E5%85%90%E5%B3%B6%E3%81%A7%E6%B5%B7%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%A4%E3%83%83%E3%82%AF%E7%B7%B4%E7%BF%92%E3%81%A7%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E4%BA%8B%E6%95%85/

2021年12月17日
重富漁港沖でカヌーの練習をしていた男性が遭難し,漂流し,死亡されました.
重富の封鎖はこの事故があったからかもしれません.釣り人ではなかったようです.

その他,細かい事故は各地で起きています.
例を上げると,
漁船とカヤックの衝突事故や,2馬力ゴムボートのエンジン不調による漂流からの救助などです.

この前,とある漁港で漁業関係者の方とお話していた際にも,この前ボートのエンジンが止まったとかで俺が助けに行ったよっておっしゃっていました.波があって結構しんどかったよ・・・など.

もちろん,誰しも事故は起こしたくて起こしているわけではないというのは前提としてあります.
ただ,事故が頻発すると,その周りの港は封鎖していかないといけない・・・というふうになってくると思います.

なので事故を起こさない工夫は必要だし大事だと思います.
簡単なことだけでも以下に列挙します.(これが全てではないです)

・事故が起きるような天候の日に出廷しないということ.
 個人的にはその日の最大風速が5m/s未満が望ましいです.
・その海域にについて熟知すること.
 海域によっては潮流が早く,無風でも手漕ぎで進めないぐらいの海域は存在します.
 潮波といって、大して風もないのに大きい波が立つ海域もあります.特に外洋は危険です.
 専門的な知識が無い方は穏やかな平水面でのレジャーをおすすめします.

・自分の持っているボート・カヤックについての知識を深める
 最近は中国製の安いカヤックやボート,船外機が出回っていますが,どれも安かろう悪かろうの商品が多いです.
 ボートやカヤックは命を乗せる道具です.ここへの投資は惜しむべきではないと思います. 
 全国的に安物カヤック・ボートでの事故が増えてます.

・動力を積む場合は整備を怠らないこと,
 動力が使えなくなったら?を常に考え,そもそも使えなくならないよに日々のメンテナンスをしっかりやることが大事と思います.

・動力が無くなっても帰ってこられる装備・海域・距離で楽しむ
 カヤックやゴムボートですとオールがあります.最悪オールで帰ってこれる距離で楽しむのも重大な事故を引き起こさないためには重要と思います.

・周りをよく見て,船が居たら,早めの回避行動を.
 カヤックやゴムボートは非常に漁船からは見えにくい存在です.
 自動車と同じで,「だろう」はやめて,周りをよく見て,自ら回避行動を.
 
・漁船には近づかないこと
 そもそも近づかなければ事故は起きません.また,漁船は仕事で漁をしているものなので,近づくのは重大なマナー違反です.

・海上での連絡手段を確保し,できれば複数艇で行く
 (ただし大人数すぎる場合は迷惑になる場合があるので臨機応変に考える)
 鹿児島はドコモ以外は繋がりにくいエリアが数多く存在します.ちゃんと連絡手段を確保して,水没しても大丈夫なような工夫.
 また,複数で行くと,もしものときに助け合いができます.

本当に簡単なことですが,上記のようなことを守っていれば,事故はそう簡単には起きません.
しかし,万が一はあります.その場合はみんなで助け合う精神も大事だと思います.


次にマナーについてです.
まず勘違いしている人が多いのはルールとマナーは違うということ.
ルールというものは規則や法律,規範のことで明文化されており,守るべき掟です.なので守りやすいしわかりやすい.
マナーというのは礼儀のことです.明文化されておらず,曖昧で人によって基準が違います.だからこそややこしい.
また,モラルというものもあります.モラルは善悪のことです.
ルールとマナーの間にローカルルールという明文化されていないけれども暗黙的に守るルールというものも存在しています.
非常にややこしいです.
しかし,ローカルルール,マナー,モラルこれらすべてが守られないと,いずれはルールで使用が禁止される未来しかないのかなと思います.

最低限守ったほうがよいモラル・マナーについて列挙します.

・とにかく地元ファースト
 その地域に住んでいる人が最優先というのはマナーと思います.したがって,その地域に住んでいる漁師さんがその場所を使う時間帯や曜日などは把握しておいて邪魔にならないようにするという配慮は必要と思います.イレギュラーなことも当然おこりうるので,そういう場合に無理にその場所を使わないということも大事と思います.

・挨拶をする
 これは地元の人だけでなく,同じ場所から出す人たちには声掛けしておいておいたほうが良いと思います.
 誰にも邪魔されず,馴れ合いたくないという人もいると思いますが,挨拶はしておいたほうが,お互い気持ちよく場所は使えると思います.
 もし,沖でなにかあったら助けてくれるのは同じ場所から出艇している人かもしれません.可能であれば連絡先の交換などするほうが良いと思います.

・出艇前に地元の方が居たらローカルルールについて聞いてみる
 地元の方が使われている施設であれば,まずは地元の人に積極的にコミュニケーションをとって,ローカルルールなどがあるかどうか,注意するべきところがないか聞いてみると良いです.
 話しかけて無視されたりひどいことを言われることもあるかもしれませんが,その時に決して怒らず,向こうにも何か事情があるのだなと思って,そういう人ばかりではありませんから,他の人にまた聞いてみると良いと思います.
 私は地元の人に変に怒られたり無視されたりしたことは無いです.だいたいみなさん優しいし,車はどこどこに停めてくれとかここは使えないよとか優しく教えてくれます. 

・地元の人から言われたことに逆らわない
 上と重複しますが,地元の人がその周辺を使うなと言われたら従ったほうが良いです.規則や法律では使うことが問題ない場所でもです.
 他にも何時から何時は使わないでくれとか,何曜日は使わないでくれとか,細かいことを言われることもあると思います.
 そういった細かいことは守るようにしましょう.

・駐車スペースをちゃんと考える
 だいたい,沖にいっている間は車はどこかに駐車することになります.
 駐車スペースに関してもローカルルールがある場合があります.また,漁港施設を使わせてもらう際に,漁師さんがスロープを使えないような形でスロープの中に車を停めたまま沖にいってしまう人がいたりすると聞いたこともあります・・・
 そういうのはありえない話です.駐車は誰の邪魔にもならないような場所に停めるのがマナーと思います.場所によっては500mぐらい離れた場所に駐車しないといけないような場所もあると思います.

・集団で狭い場所を占拠しすぎない
 場所によっては車1台も入れば他の人は使えないという場所もあります.最近は複数台で行ってその場所を大人数で占拠することによって地元の人の顰蹙をかってしまった例を聞きます.
 また,見知らぬ集団は怖いものです.集団で行くなら集団で行っても大丈夫そうな場所を選ぶ必要があると思われます.

・ゴミを放置しない,むしろ拾う.
 ごみ問題はよく聞きます.実際に捨ててる人を目撃したことまではないのですが,あきらかに釣具のパッケージと思われるプラゴミが落ちていることはあります.他にも弁当がらとかビニール袋とか・・・ゴミはある程度出るのは仕方ないですが,自分のゴミは持って帰るは当たり前と思います.ついでに落ちてるゴミに気づいたら拾って一緒に捨てるぐらいのつもりがいいと思ってます.

・フラッグなどの目立ちやすいものを着ける
 カヤックやゴムボート,SUPの場合はとても見えにくいので,目立つものをつけておくほうが良いと思います.つけておいても見えにくい存在ではあるのですが,つけていないのはマナー違反と思われます.

・漁業設備へは近づかない
 定置網や養殖いけすの近くで釣りをする人が結構います.(アンカー部は漁礁代わりにもなったりするので・・・)ひどい人は定置網や養殖いけすのブイに船をくくって釣りしている人も居ます.養殖いけすなどは土日でも餌やりの船が行き来したりして危ないので,近づかないのがマナーと思います.また,そういった設備に釣り人が近づいているのを漁業者が見ていい気分はしないと思います.できるだけ離れて釣りをしたほうが良いと思います.ポイントは沢山あります.

・漁船,遊漁船へは近づかない
 漁船,遊漁船がいる場所はポイントであることがおおく,漁船に近づいていく人が居ます.絶対にNGです.やめましょう.
 たまにYoutubeなどでも漁船に近づいていって近くで釣りをさせてもらっている映像を見ますが,マナー違反と思います.

・漁船,船の航路でとどまらない
 とにかく,他の船の通行を妨げるのはNGです.往来が激しい海域というのもあります.そういった海域では釣りをしないほうが良いです.

・ショアラインに人が居たら離れる
 安全面を考慮すると,ショアライン岸沿いで釣りをすることは良いことだと思います.が,例えば瀬渡しでしか渡れないような地磯や沖磯に人がいる場合,その周りで釣りをするのはやめましょう.自分が相手の立場なら嫌だと思うと思います.


自分が言える立場ではないかもしれませんが,相手のことを考えて自分勝手にならず,迷惑をかけない,相手の気持を優先しつつ,釣りを楽しんでいければ良いなと思います.このままでは本当に気軽なオフショアのアクティビティが衰退するような気がします.ちょっとぐらい衰退しろっていう気持ちがある人もいるかもしれませんけれど,とてもおもしろいレジャーなので,できれば色んな人に楽しんで,後世に残していければなと思っています.

自分もまた気を引き締めてルール・マナー・モラル守りたいと思います.




2022年6月13日月曜日

カヤックジギング ホウキハタ再び・・・

どうもです.昔釣行記.
目標はクエ降臨再び!でしたが・・・まぁ結果は成就せず.
大型のクエに狙いを絞っての釣行.

この日も懲りずにカヤックでの大型ハタを求めて釣行.

この海域はかなり岩礁帯が多く,なかなかポイントが絞れないところ.
それでもやはり居付き性のハタは着くところに着く.着かないところには着かない.
が割とはっきりしているものだと思います.

無数のポイントがありますが,1つ1つ可能性を潰していくために,ランガンします.

出艇場所近くもポイントではあるので,これはベイト反応を軽くやってみます.
回遊性のハタや青物なんかはチャンスあり.

→ヤズ・・・・・




お帰りになりました.

だいたい私はその日何匹も魚釣りたいって思ってることがなく,1匹でいいから狙って魚が釣れたら良いなーと思ってます.
1匹でも納得感のある魚が釣れたらとりあえず釣りに来た価値あるかなと.釣れなくてもいいっちゃいいんですけれど・・・全く釣れいないっていう日はあんまりないです.

ヤズ釣ったってことで,もうあとはハタにしぼります.

この海域,何箇所も岩マークがあり,クサイポイントだけで細かく言えば80箇所以上なのですが・・・・その中で有望なのは15箇所ぐらいしかまだアリません.ポイントの見極めは難しくて,小さい魚がよく釣れるポイントで大型がたまに出るというポイントもあれば,食えば大型のことが多いけれど,小さい魚がほとんど釣れないとか・・・色々ですね.
カヤックで攻めるポイントは遊漁船や漁師さんがやらないような本当に小さい根が多いので,割と緻密な釣りになってきます.

この日はひたすらそれらポイントを回ってみて・・・キジハタがよく釣れました.



あとは,ちょっと試したい釣りがあり,あんまり岩礁の無い帯域で横の釣り.
反応もあんまり無いのでそんな魚は当たりませんでしたが,
フエフキダイとイトタマガシラが釣れました.



いつもやってるポイントのすぐ近く.
いつもやってる釣では釣れない魚が釣り方や流し方を変えれば釣れてくる.
そういうところもジギングは面白いです.

で・・・また大型狙いに戻って・・・
ずーっとここは一級じゃないかと思ってたポイントがありまして.
そこで・・・またまたホウキハタ!


でした.
このまえホウキハタを釣ったポイントとは別ポイントでした.

今日も出来すぎな感じで,なんとなくハタの着き場がまた少しだけ見えてきた.
そんな感じがしました.

最後に・・・また出艇場所の近くで横の釣りをしていると・・・・
かかった魚に・・・・何かがガブリ!!すぐ離されたのですが・・・なんだったのか?
浅い水深でしたし,魚には歯型が・・・クエ?チャイロマルハタ?ヤイトハタ?スジアラ?そんなところでしょうか.
なかなかジグには食いついてくれない大型のハタ.
ジグで掛けるテクニックを身に着けていきたいものです.

食べられて離された魚はシロダイ(たぶん?)でした.



あとアカハタも最後釣れました.

釣果:ホウキハタ,キジハタ×4,アカハタ,シロダイ,フエフキダイ,イトタマガシラ







2022年6月7日火曜日

昔に発売されたメタルジグは釣れないのか?否

どうもです.

日本人って新製品に弱いですよね.
私もそのうちの一人だと思います.
新しいものは使ってみたい.という気持ちになります.

とはいえ

新製品が出たからといってそれが過去の製品の上位互換ではない

というのが釣りの面白いところだなと思っています.

リールのようなメカは進化を重ねてきており,特にここ15年前ぐらいからの進化は凄まじかったように思います.最近はほぼ基本構造としては進化するところが無くなってきた気がします.
こうなってくると,次は素材が進化しないと次のステージに行けないと思ってます.

ロッドはリールとはちょっと違うなと思います.
最近出たロッドが10年前に出たロッドを必ず凌駕できているか?
と言われると必ずしもそうだとは言えないと思います.ロッドはテストする人の考え方がモロに反映されるので,古い価値観の人のロッドはやはり古いし,新しい価値観の人のロッドは新しいと思います.ロッドに関しては嗜好品であるとも思っているのでどういう釣りがしたいのか?自分のしたい釣り,理想の釣りを体現できるロッドを使うのが良いと思います.

さて,本題のジグの話です.
昔発売されたジグがだんだんと売上が落ちてくる・・・
そういうのはよくある話だと思います.
シマノはドカンと東南アジア?中国?で年1回生産して,売れなかったらもう次は作らない・・・なんてことありますね.釣れるジグでもそうやって無くなっていくのは悲しいです.

魚が釣れないジグというのは基本的に無いと思ってます.
しかし,ちゃんとジグを理解できていない人も多いような気もします.

よく,「このジグはどうやって使うんですか?」と聞いている人を見ます.
別にそれが悪いとは言わないですが,それを考えるのが楽しいんだけどなぁと思います.

使いたいように使うでOKと思います.そこの試行錯誤に上達へのヒントがあるような気がします.どうしてもどうしたらよいかわからないときは,今の時代,Youtubeや釣りビジョンなど釣り動画がたくさんありますから,そういう動画を見てみるぐらいから始めるとよいのかなと思います.

で,冒頭の話です.昔に発売されたメタルジグは釣れないのか?

あたりまえかもしれませんが,そんなことはないです.

逆に,昔に発売されたけれど今も釣具屋で売っているジグというのは数あるディスコンになっていく製品の中から選びぬかれた猛者でもあると思うので,昔からあるジグで今も売っているジグほど名品,スタンダードオブスタンダードな製品が多いと思います.

新製品に飛びついて,新しさを知ることも大事であると同時に,昔からジグについての研究も深めて両面から色々なジャーク,シチュエーションに対応できるようになっていくことがジギング上達のためには必要なのではないかなーと思います.

というとりとめもない話でした.

でわ.




2022年6月1日水曜日

カヤック アカムツジギング 覚醒までのカウントダウン

どうもです.
いつぞやの釣行記更新します.
この日はほぼ無風予報のベタ凪!前日から凪で午前中は風速3m/s以下.
午後から少し吹くかも?(MAXで5m/s)
こういう日はカヤックでの中深海に行きたくなります.
週末アングラーの私,カヤックでのアカムツに適した気象条件になるのは週末に限れば月に1回〜2回ぐらいだと思います.
なのでカヤックでアカムツに行けるのはとても貴重です.

狙いはもちろんアカムツ.

自前艇でのアカムツジギングももうかれこれ始めてからわりと経ちますね.
はじめてカヤックでアカムツを釣ったのは2017年の暮れでした.

釣れたポイントでの再現性の確認と新規開拓.
これを繰り返し,カヤックでのアカムツはコンスタントに釣れるようになってきました.
アカボウで終わることはほぼ無いかな?10回出たらアカボウ1回あるかないかぐらいと思います.

今,カヤックで行ってるところのアカムツはほぼオフシーズンって無いんじゃないかな?
と思うぐらいだいたいの月で釣れます.それも謎です.産卵も群れが変わって長い間やってるような?あとは,地形とか居心地とかいい場所なんじゃないかと思います.

今回はアカムツは釣れたこと無いけれど居そうだなと思っていたポイントから入ります.
※アマダイは釣れたことある.
で,速攻アカムツ!!


私はだいたい1匹釣れればもう満足するというアカムツ・・・・
欲がないのかなんなのか.

なんだここにもやっぱり居るのかーと思いました.
とりあず流し返します.

次はアカアマダイ!(小)


小さいですけれど,アカムツ釣りで一番売れしゲストです.

その後,流し返しても反応なくなりました.
ド本命2種が釣れたことで,この日の残りは完全開拓へシフト.

開拓の前にもう一箇所ポイント見ます.
でアカムツ!


 


なんだ出来すぎかよ.って感じです.
流し返し→当たらず.筋を丁寧に変えながら流し返し→アカムツ!


さらに流し返し→あたり!からの・・・一旦カヤックにあげたものの・・・取り扱いをあやまりポチャリ・・・・これはしくじりました(カヤックの上にはあげたので一応釣れたにカウントしてます.


アカムツがいるとわかっただけでも収穫・・・

釣り開始から2時間半ぐらいアカムツ3匹釣れて+1確認バラシで満足.
ということでここからは完全開拓!

潮が1ノット近く,いい感じに流れるので,釣りをしたこと無い筋をずっと流します.
1時間ほど流している間に・・・マダイ・・・レンコダイ・・・ムツ・・・ムツ・・・タチウオ・・・.

なるほど.やっぱり適当に流してもアカムツじゃないやつが食いやすいです.

自分は自分なりにアカムツの生態を考えて,割とピンポイントで釣りしています.
アカムツのポイントではアカムツ以外が釣れる確率のほうが低い.そう感じます.
外道がゼロではないのですが.
 

一方でアカムツあんまりいなさそうだなと思うポイントではやはり外道が多いです.アカムツのみを狙ったつもりのジャークをしていても,アカムツと他の魚が釣れる確率が同じぐらいの割合?で釣れてくる.外道の種類が多いとアカムツが釣れる確率が下がるみたいなイメージがあります.

合ってるか間違ってるか答えを出すのは早いですが,ほんの僅かなポイントの差で釣れてくる魚種は変わるということは経験できてきていると思います.

ということで・・・完全適当流しアカムツ開拓は失敗.

午後からちょっと風が出てくるかもしれない予報だったので,最後,アカムツが居そうだなと思うポイントに入ってみます.
ドンピシャアカムツ!



流し返して・・・・アカムツ!


だんだんと自分の中で思っていたことが確信に変わってきている感じはします.
アカムツのすべてが分かるとは到底言えませんが,居着ていると予想する場所で釣れるということはとても大事なことだと思います.外すことも全然あるので,そういうときは潮なのかポイントなのか時合なのかとか釣れないなりの理由を色々考えつつ断定しないことが大事かなと思っています.

アカムツは回遊する魚だという人もいます.夜に垂直運動で上層まであがるから群れが移動するという人も居ます.すべてのアカムツがそうではないかも?しれません.ハタ類の多く(例えばクエやオオモンハタ,マハタなど?)に回遊性個体と居付き性個体がいるように...アカムツも居付き性の個体や回遊性の個体がいるかも?しれません.まだまだ謎は多い魚ですが,確実に釣れる匹数や釣れる日は増えました.なので,今やっていることは正解のうちの「1つ」とは言えると思います.釣れる=成功=正解であるなら,成功するための手段は1つではないと思います.もっといろいろな状況で試して釣れるようになりたいと思います.

お昼から吹きそうだったので,午前中で早上がりしました.

釣果:アカムツ×6(1匹リリース),アマダイ,マダイ,タチウオ,ムツ×2,レンコダイ×2