以前,捨てるの勿体無い外道魚5選という記事を書きました.
https://kimamanitsuri.blogspot.com/2018/11/top5.html
やはり,釣った魚,むやみに殺すより,美味しく食べたいです.
で,今回はとある方のリクエストでフジクラジラを食べます.
※私が釣った魚ではありませんが,この前乗り合わせた人が釣られたので,頂きました.
※本当にフジクラジラなのか同定は出来ていませんが,カラスザメ科の魚を食べます.
※カラスザメ科はそもそも未だに分類学上もきちんと分類されていないような科らしいので,ここではフジクジラ(カラスザメ科)としておきます.
中深海釣りで外道魚として釣れます.
サメというくらいなので,サメ何だと思います.
触るとヌルヌルしていない,いわゆる鮫肌です.
目はグリーン.深海性のサメはグリーンアイが多いように思います.
側面はなにやらキラキラしていて,側線なのか発光器なのか分かりませんが,なんか光そうな感じです.
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/5989/
カラスザメ科の魚は光るという話もありました.
サメの体には詳しくないですが,噴水孔?らしき穴が目の上についてます.
背びれにはトゲがあります.
このトゲ,毒があると言われていますので,取扱い注意です.
しっぽはこんな感じです.
口は細かい牙が並んでいます.
上から見たらなんか可愛いような・・・・
とまぁ,こんな感じの魚ですが,食べてみたいと思います.
自分自身ではこの魚は釣ったことがないので,食べるのは初.
正直怖いです.
とりあえず,頭落とします・・・.
頭落とすと・・・なにがらギロリと光る目の集団・・・.
サメには卵生,卵胎生,胎生,どれもいるのですが,カラスザメはどれかよく知りませんでした.が...これがいるということは,卵胎生か胎生なんでしょうね.
そう,このギロリと光る目の招待は赤ちゃん.
酷いことをしているのは理解していますが,しょうがないです.
さくっと内蔵を取り除くと,さばけそうな身になりました.
恐る恐る三枚におろします.
ビビりまくって,なんだか下手くそになりました.
で,こちらが身.
きれいな白身です.赤くなってるところはフックのあとです.
皮側にはキレイな血合肉がうっすら乗ってます.
実食.
まずは刺し身.
この状態まですれば,まぁ,うまそうな白身に見えなくはないです.
サメと言えばアンモニア臭だと思いますが,小型のサメだからか,鮮度がよいからか,アンモニア臭は皆無です.無臭.魚臭さもありません.
とりあえず一切れ・・・意を決して・・・
はい.
美味い.
正確には美味いといえるほど美味いかは分かりませんが,ちゃんと味もある魚でした.
どうも拍子抜け.
コチに近いようなあっさりした味わいですね.
残りもバクバクと完食.
次は焼き.
塩コショウでソテーにします.
これ.
刺し身でうまかったので,もはや抵抗はありません.
食べてみると,加熱して身がしまるタイプではないようで,加熱してトロッと美味しくなってました.
旨味もあります.
不味い魚ではないとおもいました.
ということで・・・・今回は・・・フジクジラの刺し身と焼きに挑戦してみました.
案外あっけなく,美味しかったです.
みなさんも釣り上げたらぜひご賞味ください.
フジクラジラの刺し身食ったことある人間なんか日本に100人居ないと思います(笑.
次もまた珍外道魚を食する記事を書いてみたいと思います.
でわ.
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