2019年1月4日金曜日

ジギング&キャスティング全面包囲! | シマノ 19グラップラー | 全34モデル

12月中旬,シマノのHPが更新され,19グラップラーの全ラインナップが公開されました.

※1月15日加筆修正しました.

ガイドリングについて,トップはSICですが,残りのガイドはアルコナイトを使用しているとシマノの公式より回答頂きました.ちょっと残念ですね.たぶん耐久性等については問題はないと思いますが・・・.



19グラップラー


http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/5593

モノというのは,基本的に値段が高いほどモノは高性能になって来ると思います.
ボッタクリというのもあるので,値段というのはあくまで1つの指標にしかなりませんが・・・.

釣具も例にもれず,値段が高いほど良いものが多いと思います.
釣り竿の場合,「良い」の定義は難しいとおもいますが,扱いやすい竿が増えると思います.

私の中の釣具の価格と性能についての関係を示すイメージは以下のとおりです.

こんな感じ.
※あくまで概念的なイメージ図で,すべての製品がこの通りというわけではないです.メーカー間格差もあると思います.
※実売で1万5千円ぐらいまでは性能と価格は比例し,2万前後で打ち止め,それ以上になってくるとちょっとずつしか上がっていかないし,物によっては2万円のものに5万円のものが追いついてない.そんなこともあると思います.

で,グラップラーというのはちょうど激安店のセールで2万前後だと思うので,この関係性で言えば, ちょうど性能に対して,価格が安い.つまりコストパフォーマンスが良い製品であると個人的には思います.

19 グラップラーの何が良さそうか?

・ラインナップが凄いです.ジギング&キャスティングで全34モデル
・スパイラルX,ハイパワーX搭載

19グラップラーのもうちょっとなところ(上級モデルとの棲み分け)

・トルザイトリング非搭載
・ガイドはステンレスフレーム
・上級モデルはスパイラルXコア

こんな感じです.1つ1つ少し説明します.

・ラインナップが凄い

全34モデルありますが,細かくタイプがJ,スローJ,LJ,Cの4タイプに分かれています.
Jはスタンダードがジギングロッド
スローJはスロージギング系のロッド
LJはライトジギングロッド
Cはキャスティングロッド
となっています.

で・・・まずJですが,ここのラインナップが凄いです.
スピニング,ベイト両方ともに3番〜8番までのラインナップ.
シマノのジギングロッドは旧オシアジガーなどでは6番までのラインナップしかありませんでした.
グラップラーはそれより硬い7番8番のラインナップがあります.
こういうロッドは最近大手の中では減ってきていたので,貴重な存在だと思います.
一回触ってみたい.と思わせるラインナップです.

次にスローJ ですが・・・
ベイトのみで1番〜5番のラインナップ.
6フィート8インチというレングスです.
もしかして,ゲームタイプスローJが名前を変えてグラップラータイプスローJになったんでしょうか?
スロージギング(スローピッチ)用の竿としては価格抑えめなので,もしいい感じだったら買いだと思います.
私も頃合いを見て触ってみて,よかったらゲスト用に購入したいと思っているところです.

タイプLJですが・・・
0番〜3番のラインナップでスピニング,ベイト,両方あります.
Jタイプと多少のクロスオーバーはあると思いますが,こちらのほうがライト向けなのでしょう.
もしかすると,調子がちょっと先調子だったりするのか?と思っていますが,これは触ってみたいと分からないです.
これももしかして,ゲームタイプLJがグラップラータイプLJに名前を変えてモデルチェンジしたのか?と思わせるような表記になってます.

最後にCモデルキャスティング・・・.
旧作のグラップラーでも4モデル?ありましたが・・19グラップラーは・・・・全9モデル.
シイラからヒラマサ,マグロ,GTまでいけんじゃね?というぐらいのラインナップです.

 ・スパイラルX,ハイパワーX搭載

実際,シマノの竿を使ってみると,ライトパワーのロッドほどこの恩恵を感じます.
スロー用の竿なんかはジャークが悪いと,ねじれてしまってちゃんとジグが動かなかったりするんですが,シマノの竿はねじり方向の剛性も強いので,ねじれにくく良いと思います.強度も出ますし.スパイラルX,ハイパワーXの調子は好き嫌いもあると思いますが,私は好きなので,搭載されるのはいいことだと思ってます.


 で・・・・
ダメなところ・・・少しだけコメント

・トルザイトリング非搭載
トルザイト自体は正直上級者向けだおともうので,SICにして正解だと思います.
 
・ガイドリングがトップだけSIC,残りはアルコナイト
この価格帯でアルコナイトリングを使うのはちょっと・・・と思います.
その分ブランクの質を高めているのかなぁと.実際どうなのかはわかりません.
アルコナイト自体は海外ではよく使われている材質で,問題はない材質だと思いますが・・・.にしても,Kガイドにアルコナイトの設定があったんですねぇ.

・ガイドはステンレスフレーム
このあたりが上級モデルとの棲み分けかと思います.
ただ,よっぽどセンシティブな釣りをしない限りステンフレームとチタンフレームの違いはわからないと思うので,コストカットの優先順位としてガイドのグレードを下げるのはかなり有りだと思います.

・上級モデルはスパイラルXコア
上級モデルにスパイラルXコアが採用されたので,普及価格帯にスパイラルXを採用してくれたんだと思います.

という感じで・・・
19グラップラー・・・.こいつが19年以降のオフショア界で猛威をふるうんじゃないかなぁと個人的には思ってます.
オフショアってなかなか人に竿を勧めようと思っても,いい竿って高かったんですよね.
グラップラーがいい竿であることを願ってます.

安くていい竿が出てくるのは良いことだと思います!
アングラー側としては選択肢が多いに越したことはありません.

私も買ってみたらまたブログで報告します.

でわ.




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