2019年2月13日水曜日

佐藤統洋さん VS 気ままに釣行記 アカムツジギング対決

すみません,タイトルは釣りです.
対決は嘘です.普通に楽しく釣行しました.

1月下旬の釣行記更新します.

この週末は土日でアカムツ釣りの予定でした.
アングラーズショップアクアの喜熊さんとエバーグリーンの佐藤統洋さん,最近メーカーを立ち上げられたFishing Custom ZEROの寺前さんがいらっしゃるということで,喜熊さんから何故かは分かりませんが?ただのローカルアングラーなだけの私を誘っていただけて実現した釣行でした.福岡からお世話になってるFさんもご参加されました.

なんだ,気ままに釣行記はメーカーやショップに媚び始めたのか?と思われる読者の方もいらっしゃるかと思いますが,全然媚びてません.私は我が道を行くだけです.
誘ってもらったことについては本当に有り難いと思ってます.

土曜日は時化で中止だったんですが,喜熊さんたちとみなさんで食事したりしました.
佐藤さん以外の方は2度,3度,4度目にお会いする方たちでした.

佐藤さんは映像で見たまんまの方でした.とてもお話の面白い方でした.
昔話はものすごく突飛なことをおっしゃっているようですが,実際は水中に潜って自分で見てきたことをベースに話されたりしているので,Seeing is Believing.百聞は一見に如かずであります.
ということで,見たことは本当なんだなぁと思うと,自分は海のこと,魚のことは全然考えられていないなぁと思いました.
あんまり答えを聞いても面白くないので,それほど質問などはしなかったです.
もう少し自分の考えを持ってから話したほうが有意義かと.考えるのも一つの楽しみ.

初日はそれで解散,2日目はうねりが少し残るので,少し遅れ気味で出船.
なんとか釣り.

ずーっとブログで書いてる通り,甑沖のアカムツはそんなに状況が良くないです.
一応,私はアカムツ坊主ってことはないので,釣れるっちゃ釣れます.爆釣しない感じ.

この難しい状況で,やりこんでる人たちが釣れるのかどうなのか?
というのも楽しみの一つでした.

まぁ,魚が居ない(少ない)だけのような気はしてましたが,今回ではっきりします.

・・・・・

いざ釣り開始!プライベートだし,あんまり釣りをジロジロ見るのもなぁと思ってチラチラ横目でみなさんの釣りを拝見.
みんな違った感じの攻めをするので,面白いです.

私はと言うと・・・・とにかく拾う釣り.
ここ最近の甑海峡で色々と試してみた結果・・・・.
プライドとか,自分の釣りたい釣り方で釣るとか,そういう考えを捨てて,ひたすらにアカムツを拾うような釣りをしないと,なかなか釣り上げられない.という感覚になっているので,初っ端からそういう釣りを展開しました.
拾っていく釣りである程度拾えるようなら,攻めていくような釣りに変えて行こうかなと.
攻めていく釣りに変えれるほど釣れないんですけどね(笑.

・・・・

・・・

・・

時は過ぎ・・・・もう12時過ぎ.

ここまでの私.

ノーバイト!


船中・・・・ウミヘビ一匹! 



えええええええ.
ある程度のタフコンは想定してましたが,またとんでもない日に当たったもんです.
一応,アカムツや他の魚種の実績の高いポイントは流しています.

こういうこともあるんだねぇ.

ただ,釣れないときほどみんな集中して釣りします.
こういうときの竿の振りを見れたのはある意味幸運でした.

午後になって大きく移動.


そこからポツポツ魚がアタリだしました.

といっても・・・・ムツ,ムツ,ムツ,ムツ.
そう,あの,今年の初釣りでも行ったムツ場です.

初釣りではアカムツ3匹釣ってる場所なので,たぶん数は少ないけど居ると思います.

ただ,ムツがどボトムまでびっしり入ってる状況で,なるべくムツを掛けないようにやりますが,ジグのアクション的に,置いてても食っちゃうようなジグなので,完全にはかわしきれませんでした.スピンドルを使ってる割には交わしてたようには思いますが・・・.

で...ムツとユメカサゴを交わすことを意識しながら,アカムツを狙います.
あんまり難しくイイたくないですが,針の穴を通すような細かい作業をしているイメージです.イメージね!イメージ!

エリアによっては魚が近くにいるような感覚はありますが,食ってくる感じがあんまりないです.これが最近のいつものパターン.こういうエリアでなんかの拍子に口を使うんですよね.だいたいそのエリアでアカムツは釣れます.

いやー,ほんとに不思議です.

今の所船中ノーアカムツ.

で,キワキワのちょっとした変化が海底にあるポイント.
良いポイントに差し掛かった!と思った所で,かなり明確なアタリ.

まぁ,ムツ釣りすぎて全然アカムツかどうか分かんないんですけど,アタリはアカムツ.
でもアカムツだとか言える自信はないレベル.
実際,スレがかりのクロムツなんかはアカムツかと思って上げてきて・・・ムツだったーなんてことあったあとなのでなおさら・・・.

でもこれがアカムツでした(笑.
船中唯一のアカムツ.

単純に嬉しかったです.

まぁ,ラッキーですけど,いつもの釣り方(セコくてとりあえず拾っていく釣り)で釣れて,やっぱこの釣り方は今の状況に合ってる1つのやり方なんだなぁとは思いました.周りがゼロのなか自分だけ3〜4匹釣ってれば完全に頭一つ抜けた食うパターンを見つけられたって思いますが・・・1匹,2匹ぐらいじゃタマタマの域を脱出できません.なので,本当にラッキーです.
タマタマでも釣れる確率のある釣りをしていたというだけです.

それからはまたムツムツムツで終了.


1回,アカムツらしき魚のバラシがありました・・・.
アタリ方と重さはアカムツだったんだよなぁ. フックも色々考えてますが,まだ答え出ません.通わないと!

って感じで終了でした.

今回,ご一緒した方の釣りをチラチラ横目で見てましたが,佐藤さんは細かい所作がものすごく丁寧です.映像でみても丁寧なのは分かりましたが,一緒に同じ状況で同じ船に乗っておかないと分からない凄さはビンビンに感じました.色々盗んだつもりになってますが,そんな簡単に盗めるもんでもないだろうなぁ.

あと,個人的にすごいなと思ったのは寺前さん.ムツをまじで掛けない.最後に1匹だけ釣られてましたけど,圧倒的に掛けてないです.掛からないと掛けないは全然違います.
自分も自分なりに避ける方法は考えてやってますが,あそこまで避けるのは出来ないです.
あのジャークとあのジグでなんであそこまで避けられるのか??不思議でした.
また一つ勉強.
今度自分も同じような感じでトライしてみたいと思います.

まぁ,中深海の釣りは色々奥が深いです.
中深海に限らず,本当は浅いところでも,こんな感じで色々考えてやったほうがいいんでしょうね.
カンパチ釣りなんかは中深海釣りと同じぐらい考えてやるんですが,他のジギングがどこまで考えてやれてるか?と省みると・・・全然だなぁと思います.

考えたからといって釣れるわけじゃないですし,考えなくたって釣れるときはあります.
このブログでは再三言ってるとおり,考えることは釣りを楽しむスパイスだと思います.
考えることでより楽しくなる.合ってるとか間違ってるとか,そういうことよりも楽しむために大事だと思ってます.

今回の釣行は非常に衝撃的だったので,また色々新しい釣り方を自分なりに考えていけそうな気がしています.

そして,甑沖のアカムツはマジで難しい(魚があんまり今居ない)ということも分かりました(笑.もちろん,釣れるときはイージーですけどね.あんまり難しく言い過ぎるのも良くないと思いますが,こういうあんまり釣れない?ときに釣れるようになっていくと,ふつうに釣れるときにはかなり釣れる!って感じで腕が磨かれていくのかなぁとも思います.

色々また自分の中で飛躍できそうなヒントを貰えた釣行でした.


釣果:アカムツ×1,ムツ×5

2019年釣果一覧

遊漁船(1日)

アカムツ×4
クロムツ×12
ユメカサゴ×1


マイボート(1日+半日×2)

シロムツ×2
アオリイカ×7
ケンサキイカ×1

カヤック(0日)





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