2018年6月6日水曜日

昔のジグはダメなジグか?新製品のほうが釣れるのか?

どうもです.

人間,誰しも「新商品」という言葉に弱いですよね.

新しいものだからイイものだ.的な考え方.

もちろん,この考え方が全く駄目とは思いません.
が,新しいものが必ずしも良いものだと限らないのが釣具の世界だと思ってます.

色んな釣具においてこれは当てはまります.

リールやロッドですら例外ではありません.
本筋から脱線しますが,マーフィックスなんかは初代マミヤやリョービのものが圧倒的に壊れにくく,最近のマーフィックスはしょっちゅう船上でトラブルを目の辺りにしますし,オシアジガーも新型より旧型のほうが好きという人も居ます.
ロッドもそうです.初心者のかたは,「モデルチェンジしないかなぁー」とモデルチェンジ待ちみたいな方がいらっしゃいますが,モデルチェンジしたからといって良くなるとは限らないのがこの世界です.コストカットのためのモデルチェンジもいくらでもあります・・・.ロッドだって昔のロッドで未だに中古市場価格が高いロッドはあります.ウエダの竿なんかも高いですし,磯竿でも尾長スペシャルのインターラインなんかはめちゃくちゃ高いです・・・.ようはそれしかないから欲しい人が居るんですよね.

モデルチェンジに期待しなくなることが脱初心者の第一歩かもしれません(笑.
結局,今無いものを欲しがるのは今あるものの価値,今まであったものの価値を知らない人だからです.
もちろん,今あるものをすべて漁って,でも自分が欲してるものが無いんだーっていうエキスパートな方もいらっしゃるので,超初心者か,超エキスパートかのどちらからですね.

さて,話が飛びましたが,ジグの話に戻ります.

昔に発売されたジグってダメだと思いますか?

釣具屋の店員に聞くと,やはり,新発売のジグは品動きが良く売れるが,昔発売されたジグの動きは鈍いようです.

だから,シマノやダイワのような大手は簡単にジグを廃番にしますし,新しいジグをバンバン出します.で,品動きが悪くなったら廃番にして・・・・.といった感じで,全然釣り人のことを考えないモノづくりをしています.まさに,売るためのモデルチェンジ,工場をまわすためのモデルチェンジ.正直嫌いです.考え方変えて欲しいです.

私は気に入ったジグというのは自分のスタイルが変化しないうちは一生モノだと思ってます.今,そのジグで釣れているが,3年後にそのジグで全く釣れなくなるなんてことは私の考えではありえないです.むしろ3年間かけてそのジグの本質が見えてくる場合だってあるでしょう.
そして,その動きを演出するのはそのジグが唯一無二であり,すこしでも形状が違えば,違った動きになってくると思います.もちろんコンセプトが似ているジグはいくらでもありますがその中でも多少の違いはあるので,突き詰めていけば,その多少の違いぐらいでもアングラー側には大きな違いに感じてくることもあると思います.

そんな一生モノとも思えるジグを簡単に廃番にしていくメーカーのものなんか怖くて使えません.入手できなくなることが怖いのです.

ほぼジギング専門のメーカーというのは,基本的にその単一のメーカーで完結し,他とは相見えないというのが一般的です.

つまり,自分のところのジグのラインナップで不足しているなと思うところを出していきます.
ジギングにおいては,色んなシチュエーションがあります.
水深,地形,潮流,魚種,天候・・・・.

いろいろなシチュエーションに1つのジグでアジャストしていくのは難しいことが多いです.
色んな魚種を1つのジグでカバーしていくことは難しいです.
ある程度,万能なジグというものは存在しますが,性能として尖ってるジグのほうが釣れることもあります.
なので,いろいろなジグがあります.
昔のジグでも廃番にせず,ずっと作り続けてくれるメーカーは好きです.

結論,昔に発売されたジグだからといって,ダメだということはまったくなく,今発売されたジグのほうが釣れるなんてこともまったくなく,発売日とか発売から何年経ってるとかあんまり気にしないで自分の使いたいジグを使えばいいんじゃないかなぁと思います.

また,このジグは昔に発売されたジグだからあんまり釣れないだろう!なんて思ってる人が居たら,その固定観念は捨てたほうが,よりジギングは楽しいと思います.

でわ.



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