2017年10月9日月曜日

ブレイク頻発・・・悔しいカヤック釣行記

......どうも45です.

この記事を更新するのが恥ずかしいぐらいの失態をやらかしました.


カヤックを初めて約3年.
もうそんなに経ったのかとブログを見返してそう思ってしまいました.
出艇頻度はそれほど高くないものの,飽きない程度にコンスタントに出艇出来ているのかなと思ってます.

3年の中で自分の明らかな不注意やフグ以外でのラインブレイクは1件ぐらいしか記憶になく,すべてが想定内でした.


ついに,この日想定外が起きました.
いや,正確に表現すれば,ある程度想定はしていたけれども,甘かった.
そういうことになります.

そう.ブレイクの頻発.
3発ヤラれました.

1匹は青物・・・
もう2匹は根物・・・(たぶん1匹は◯◯,もう一匹は分かりませんがおそらく・・・◯◯◯◯

誰かが言っていた「ヤラれてからどうするかですよ.」
そうですね.また同じことをしていてはどうせまたヤラれます.
この反省を次に活かしたいと思います.

久しぶりにシビレました.

カヤック熱超最熱です.


あの海域で,あの魚を捕りたい・・・・.そう思ってます.
やられたらやり返す,倍返しだ!!

という感じです.

だけど,無理はご法度なので,安全は守りながら行きます.当たり前ですけど.

という長い前置きが入ってからの,本題になります.

この日は友人と一緒にとある海域へ.
といっても横で釣りしてるわけではなく,同じ海域の見える範囲ぐらいで別行動です.
2人なら安心!なんてことはないのですが,1人よりマシなことは明らかです.

で,日がだいぶ登ってから出艇.
この日は朝一は風がちょっとだけありますが,昼から無風予報.
無風予報がなければ,基本外洋には出ません.

とりあえず出艇場所の近くからやってみます.
潮がほとんどなく,風だけで流されるような状況.

今日はプラグも持ってきてますので,ブラグを色々投げてみますが,無反応.
本当はプラグ縛りで行こうかとも思ってましたが・・・.
やっぱりジギングしたくなって結局ジギングメインに.

等深線をガンガン作りながら,地形を把握しつつ,釣りをします.

個人的な勝負は無風になるぐらいの時間からかと思ってました.

とりあえずお決まりのアカハタを1匹・・・・.

その後はラシイ場所やラシイ反応に入れてみますが,アタリは無し.
いろいろなものがあってないんだろうなぁと思いつつ,よく流すあたりの地形を把握するために,走って等深線を更新します.

そうこうしているうちに,少し風が収まってきたので,移動.
友人と合流すると,ヒラゴを仕留めていました.いいなぁ.

私は移動後,1流し目でちょっといい魚があたりましたが,バレ.
スレだったかも?

移動先はどこ行ってもベイトばっかり.
ベイトしか居ない・・・・.

この場所は餌が多すぎていつも難しい場所なんですよね.

っぽい反応に入ったところで,パタパタっとヤズが2本・・・・.

狙ってるサイズではないんですが,青問釣れると面白いですね.

カヤックジギングの醍醐味は常に魚探を見れるので,魚探の反応と自分のシャクリ,狙う層など,戦略的な釣りを展開できることにあると思ってます.

とりあえず,ブログ用にアカハタとヤズの写真を撮ったので,また流したこと無いポイントを見て回ります.
・・・・反応はあれどもイマイチ.

アカハタぐらいしか釣れません.

ポイントの形や周りとの地形を考えて,その日,たまたま釣れなかっただけ.
という可能性もかなりありますから,アヤシイ根などは躊躇なくポイントマークを打つようにしています.

ほぼ無風になったタイミングで更に移動.
移動の途中で,いい感じの根を発見.

走り回って根の形状をQDCで把握し,その中に点在する岩にポイントマークを打ちます.
QDCは細かい岩までは等深線として表示しないので,小さい岩などはマークを打つことが大事です.

で,1流し目からアタリ.アカハタですが・・・・.
速攻でジグを入れ直して・・・・アカハタ・・・・.

ここまでアカハタが連発するのは時合が近い,もしくは時合の証拠です.

次の流しで,オオモンハタ!,さらにキジハタ!

ですが・・・・どちらも写真を撮ろうとしたら暴れて逃げました.

フィッシュグリップで確保せずに横着してたらこのザマです・・・.
キジハタは結構良型だったので,食べようかとも思ったのですが,仕方ないです.

次にアカハタが釣れて,このポイントは見切り.
タイミングしだいでは面白そうです.

で,時合っぽいタイミングで,以前来た時に見つけて目をつけていたポイントへ.

ゆるい二枚潮・・・・.
上と下が真逆に流れてます.
まぁ,やりにくいですが,やれないわけではないです.

ここではでかいのが来ると思ってラインはなるべく立てます.
この前,斜めの方が食うことはあるとも書きましたが,根魚なら立ててたほうがかかってから有利なので.

で,ドンピシャ反応に入ったところで強烈なアタリ.からのダッシュ.

これはイイ青物.ちょっとやり取りをしますが,元気良すぎて結構走られます.
巻けない・・・・ってほどのサイズではないですが,巻くときはかなりの重量感があります.
この魚,勝ったか?と思った瞬間フッっとテンションが軽くなってブレイク.
スプリットリングの締め切れでしょうか・・・.こんな初歩的なミスをするなんて・・・.
どこか,こんなもんでイイやろ.とタカをくくっていたんだと思います.

・・・・・久しぶりに悔しくて叫びました.(誰も居なかったはず・・・

ここでリベンジ!したいところですが,ちょっと今日の道具立てでは太刀打ちできないサイズがいるということで,スジを変えて,別の魚を狙います.

・・・・・・・次は根をかわすために瀬のキワを流して,かかってカヤックがすぐ深い方へ流れる作戦で行きます.

コースは完璧!

で,ヒット!・・・・この魚が完全に想定外のサイズ.

あたりがあってから大型特有の間.この間がある魚は基本でかいです.
最初,釣られていることに気づかずにのっそのっそ上がってきました.
大げさではなく.リフトが糞重いです.
根物確定です.

で,遂に釣られたことに気づいて,それほど早くないけど,重たい走りでジリジリドラグを出します.
ドラグ値は5kg〜6kgに設定してます.

やばいけど根はないはず・・・.はず・・・
と思っていたんですが・・・・.
100mぐらい流れたところに・・・まさかの根.

「あっ」っとおもった瞬間に入られました.
底の方で一進一退の攻防をやっていたんですが,相手のほうが全然勝ってました.
根に入られてからもちょっと頑張ったんですが,最後は根ズレでブレイク.

・・・・これが噂に聞くオバケなのか・・・・?
リフトした時の重さが尋常じゃなかったです.
正体はウスウス気づいていましたが,これ,ほぼ確実にあの魚だと思います.
遊漁船からのオフショアフィッシングでも捕るのが難しいやつ.
ちかくの磯では大型があがってる地域ですしね.やっぱり居るんだなと思いました.

こいつはいつかリベンジしたい!
どの魚なのかは釣ってから証明したいです.
釣り上げなければなんの説得力もないですよね.

で,このポイントは2発もブレイクされてるので見切り.

絶対次こそ捕る!と思ってポイントをかえます.

ブレイクされたポイントよりは根がきつくないポイント.
ここなら・・・ワンチャンスあるのか?
と思いまして,ここも根の形状を正確に把握して流し始めます.

1流し目では当たらず,いくらか流し返しいると・・・・.

ちょっと上で強烈なアタリ・・・.


上で掛けれたので,これは捕れる!と思ったんですが,これもデカイ・・・・.
ですが,こっちも巻けずに走らせないようにします.
これはたぶん,私が1匹は釣りたいなぁとブログで書いてた魚だと思います.
リフトした感じと走り的には私が釣りたいと言っていた魚.

ここでは結構粘れて,勝ったんじゃね?
ってかんじでじわじわ浮きはじめたところでの・・・・ブレイク.

は!?!?!?!?!?

って感じで放心状態.

回収してみると・・・リーダーのさきっぽがボロボロでした.
・・・・これ飲まれてましたね.
それでああいう引きだったんだと納得.

まぁ,こんな感じで3連発やられて,もう心はズタボロです.
ブレイクされてからはいっとき釣りを辞めて漂流.

色々考えた結果,今日の装備,タックルでは捕れない.
いや,「今日の自分のスタイルなら捕りきれない」と思ってそのポイントをあとにします.

いる場所は分かりました.
この場所にいいタイミングで入れば,次も釣れるはずです.
場所を不用意に痛めるのはよくないです.

・・・・3匹も手負いを作ってしまって申し訳ないキモチでいっぱいです.
すべてバーブレスなので,外れてくれればいいですが,最後のは飲まれてるだろうから無理かなぁ・・・.

で,最後の最後,アカハタポイントで2流し.

ラストアカハタに癒やされて帰りました.


この悔しさ,一生忘れられない釣行になりました.

と同時に自分の未熟さを猛省しています.

いろんな準備をしっかりしてリベンジしたいと思います.

釣果:ヤズ×2,アカハタ×8,キジハタ,オオモンハタ

※根物狙いを結構やるとだとアカハタの本数がかなり伸びますね・・・・アカハタは帰せないやつも結構いるので,このあたりは考えものだとなと思います.「アカハタ何本釣れるまでは大型の根物狙いをしても良い」など自分ルールを守ってあんまりアカハタを釣りすぎないようにしたいです.

遊泳力の高い根魚を狙っているので,少しでもボトムを切ればまた違うのですが,食いが悪いときなどはどうしてもちょっとボトムの方も攻めてしまいますし・・・難しいところです.


でわ.

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2 件のコメント:

  1. 楽しく読ませて頂きました。惜しかったですね。歯でブレイクはさすがに想定外ですね。ハタ類の蘇生リリースですが私も浮き袋を出したアカハタちゃんを見るたびに心を痛めておりました。最近やっとリリース率があがったので報告します(笑)
    ズバリ水圧をかけることです。(あたりまえですか笑)
    浮き袋が出たアカハタをバスもちして海中に入れそのまま勢い良く海中の真下か斜め下方向に送りだします。そうするとアカハタも勢いに乗って海底まで泳ぎ出すケースが多いです。
    なんとも原始的な方法ですが、沈に注意して騙されたと思って試してみてください。
    カンパチも根魚も最初に巻けるだけゴリ巻きしないと釣られた事に気づいた後が大変ですから、、
    どうしても可愛い顔のアカハタが被害者になりやすいので僕もかなり悩んでました。
    因みに重症な魚は無理でした。

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    1. どうもです.
      1発は惜しいぐらいだったかもですが,残り2匹は完全に相手に上行かれました・・・.
      アカハタはとりあえず何回かリリースチャレンジして不可っぽいものを持って帰ってます.
      今度,教えてもらったやり方も試してみますね!
      エコリリーサーも持っているので,大型根魚狙いなら積んでおいてもいいかなぁと思った次第です.エコリリーサーじゃなくても簡単なリリーサーを作っても良いかなぁとか.
      色々考えていかないとですね〜.

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