2017年10月11日水曜日

Garmin Echomap CHARPへの不満,問題点?


echomap charpに不満なところ

ということで,魚探シリーズ.

LOWRANCEからGARMINに変えると劇的に釣果は変わるのか?
と言われると,正直そこまで変わらないと思います.
魚探で釣果はさほど変わらない・・・.

なら何が変わったのか?
魚が釣れた時,魚を見つたとき,より自分自身で納得の行く理由が考えられるようになった.
これに尽きると思います.またこの話は後日するとして,今日はこれまで持ち上げてきたGARMINにも不満なところはありますよって話を書きたいと思います.あくまで,「現時点で」少し不満に思っているところになります.

私の使用環境と使用機材を載せておきます.

魚探:ECHOMAP CHARP 92sv
firmware:4.10
振動子:GT-41 TM
振動子マウント方法:ポールにて海中に露出(一番感度は良い)
使用船体:カヤック

また,毎度のことですが,これはあくまで私個人の「感想」です.
普遍的なことではないので,人が変われば意見も変わるをご理解ください.

それでは行きましょう.


1.ソフトウェア的なバグがまだ残っている.


これは今後のファームウェアのアップデートで改善していくことを期待していますが,まだまだバグのようなものが残っているなという印象です.

初期のファームウェアから比べると,今のファームウェアは確実にバグが減ってきているので,GARMIN側も認識してるんだなぁと思っているところです.

例えば・・・
私はよく魚探のマニュアルズームモードを使うのですが,通常魚探の画面で拡大しようとすると,何故かClearVuが拡大されるとか,ある条件を満たすと,一定倍率以上に拡大できなくなったりとか・・・.
他にもオートズームモードにしているのになかなかオートでレンジが切り替わないとかもあります・・・.
オートズームの場合,一度HOMEにバックして,もう一度入り直せば,適切なレンジにしてくれるので,大したことはないのですが,こういう些細なバグがあります.
とはいえ・・・いずれも致命的なものは初期のファームウェアに比べると改善しているので,使っていくぶんにはそれほど問題になることは今のところありません.

わりと頻繁にファームウェアはアップデートされているので,今後に期待します.


2.ベイルマウント,振動子端子がチャチい

92svはベイルマウントになっていて,魚探本体と振動子,電源のケーブルはこのマウントを介して接続されます.
このマウントが結構しょぼい・・・.それ本当にちゃんとはまってるの?と最初思ってしまうぐらいです.
魚探本体との接続ピン,接続端子も細くて頼りない感じです.
また,電源については4ピンなのでそこそこ太いピンでしっかりしているのですが,魚探はサイドビューも使えるものは12pinなので,ピンがかなり貧弱,すぐ曲がります(曲げたことあります)し,接触面積もあまり確保されずに通電不良が起こりやすいです.腐食も起こりやすいようで,毎回ちゃんとメンテしないと青錆がわきます・・・.

1度,変なトラブル(振動子を認識しない)が起こった!という記事をあげたことがありますが,この原因,「通電不良ではなく,電圧降下ではないか?」とコメント頂いていましたが,おそらく通電不良だと思います.試しに,振動子をつけない状態で,振動子ピンのいくつかをショートさせてみると,全く同じ,”Unsupported Transdcer Connected”のエラーが出ますし,試しに振動子の1つのピンを不通にした状態で,接続しても全く同じく,”Unsupported Transdcer Connected”のメッセージが出ます.
実はあの後,ちょっとメンテをサボって一回海に行った時に全く同じエラーが出たんですね・・・.
それで色々調べていたら,どうやら通電不良,接点不良だということが分かりました.
他の要因でこのメッセージが出ることもあると思いますが,あくまで私の場合はそうだったと結論づけます.
したがって,毎回,接点復活材などでちゃんとメンテするほうが良さそうです.
カヤックの場合は完全に露出させて使いますし,海水もかかることがおおいです.毎回取り外しますし,ケーブルの抜き差しも頻繁です.備え付けではないので.
船でキャビンがあるものであれば,そこまで頻繁なメンテは必要ないのかなと思います.

あと,ベイルマウントの小ねじがすぐ錆びます(笑.
せめてステンレスネジ使ってくれよーと思います.




3.3画面までしか同時に写せない

これは分かってて購入したので,不満というわけではないのですが,SVシリーズはMAP,通常魚探,ClearVu,SideVuがあるので,4画面同時にだせると,かなり良かったのかなとは思います.
ま,出せなくても全然なんとかなってしまうので,出せると尚良かったねぐらいです.




4.Quick Draw Contourのレコーディング時にDepth Range Shadingが使えなくなった?

これは私の設定なのか分かりませんが,初期ファームウェアではQDCで等深線作成時にもDepth Range Shadingによってレンジごとの色分けがなされていたんですが,最新ファームに変えてから,レコーディング時は緑一色になってしまいました.
まだ設定をいじってないので,分かりませんが,もし,レコーディング時は一色だけということになってしまっていたら改悪だと思います.


※2017年10月13日加筆
QDCのSettingの中の「Survey coloring」がONになっていると,Depth Range Shadingが効かずに,QDCの品質を色で表示するようになるようです.
QDCのレコーディング中もDepth Range ShadingをONにしたい場合はこの項目をOFFにするとOKでした.



5.深場のQuick Draw Contourはもう少し細かく等深線をしてもいいんじゃね?

QDCは30cm刻みの等深線を!とよくコマーシャルされてるんですが,30cm刻みの等深線を作るのは50mまでです.
50m〜100mは1m毎に等深線を作成します.そして100m以上は2m毎の等深線作成となります.
QDCの原理的に深い場所での詳細MAP作製が難しいのかもしれませんが,200mぐらいまでは1m刻みの等深線でも良かったんじゃないかなぁと個人的には思います.



ということで,最後の方はわりとどうでもよい不満でしたが,ベイルマウントをもう少しなんとかしてくれれば,完璧な魚探じゃないかなと個人的には思います.

でわ.

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2 件のコメント:

  1. 4.Quick Draw Contourのレコーディング時にDepth Range Shadingが使えなくなった?
    の件ですが、日本語版は、問題無く描写されます。基本的に本国と日本語版は一緒で翻訳されてるダメと思ってますけど違うのかも?。

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    1. とりあえず,メニューを見ていたらSurvy Coloringという項目があり,これをOFFににするとレコーディング中もDepth Shadingが表示されるようになりました.
      Survey ColoringはQDCの品質を色で表してくれるようです.
      とりあえず,記事中にも加筆しました.

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