2016年2月17日水曜日

オシアジガー:クイックジャークとナチュラルジャーク

工場を回すためだけに新しロッドを開発したくない.


これは某メーカーのロッドデザイナーの言葉です.

ロッドメーカーの闇な一幕が垣間見えると思います.


ロッドというのは何十本というテストブランクの製造を経て,セッティングが決まったものが世の中に送り出されているわけですから,数年でモデルチェンジすることは個人的におかしいと思います.

特に最近のロッドマテリアル〜製造プロセス事情に着目してみると,それほど目新しい技術も出てきていないと思います.カーボンナノチューブを利用したNANO素材などは少し目新しいのかもしれませんが,ロッドというもののあり方を根本から覆すまでには至らないと思います.
とはいえ,ロッドの性能というものを数値的に表すことはとても困難なので,すごく感覚的な話になってしまうのですが.

流石に20年前と比べると,ぐっと軽くなったと思います.
しかし,ここ5年では・・・.

という前置きはさておき,シマノがオフショアジギングロッドシリーズの「オシアジガー」をモデルチェンジするようですね.

まずはスピニングから.
コンセプトとしてはナチュラルジャークとクイックジャーク.

ローレスポンスとハイレスポンスという感じで両方ラインナップするようです.
ただ,ハイレスポンスのほうもややティップが入りそうな設計に見えるのがちょっと気になるところですね.

モデルチェンジ!ということは新たなる技術に期待したり,性能UPを期待したいところなのですが,従来のオシアジガーとの比較もなく,コンセプトも大して変わらないように思います.強いて言えば,前ラインナップではローレスポンスを全面に押し出すようなロッドはなかった.というぐらいです.

このモデルチェンジが前に書いた「工場を回すためだけのロッド開発」に私は見えてなりません.

オシアジガーシリ−ズ(無印)は私が知る限り唯一国内関連工場のシマノ熊本がブランク製造を行っていたと思います.
その他のシリーズは海外生産です.なのにあんなに高い・・・.

前にも書きましたがMade in Japan だからといってイイ竿というのは違います.
しかし,日本国内でカーボンロッドの製造を行うという事に意味があると思っています.

もし,今回のモデルチェンジで生産国が日本でなくなるようであれば非常に残念でなりません.
シマノのラインナップから消えてなお,まだ絶大な支持があるロッドというのもたくさんあります.
例えば,オシアGTとか,BB-X OnagaSP SI-Z などですね.

こういうロッドはニッチではありますが,釣りを本当に極めたい,釣りが本当に好きな人がたどり着く一つの選択肢であるようにも思います,(ここにたどり着かないからといってそうではないとは言っていません)

そういうニッチなニーズに大企業として応えるということは採算の面で難しいのかもしれませんが,是非こういうアツい製品もリリースしていってほしいなと個人的には思っています.

はたまた某メーカーのラインナップのように生産できなくなった経緯が,職人の不在であるとすれば・・・それはほんとうに日本の技術力の衰退の始まりを示すものではないか?と思ってしまいます.
※ブランクなんてプレプリグ切って巻きつけて焼くだけだろ?簡単だろ?っていう人が居ますが,私は違うと思います※

新しいオシアジガーに期待するとともに,現行のオシアジガー,何本か欲しいと思ってるので,お金を貯めて買いたいです・・・.

でわ!

※追記※
やはり,NEWオシアジガーは日本製ではなくなったようです.悲しいですね.






---スポンサーリンク---




---スポンサーリンク---


0 件のコメント:

コメントを投稿