2017年4月26日水曜日

カンパチの数釣りに必要なこと 後編

前回の「カンパチの数釣りに必要なこと 前編」では,遊漁船選びが最も重要であるということ,タックルはそこそこの大きさのカンパチが来ても捕れるような道具立て,道具立てでいちばん重要なのはドラグ値であると考える.という話を書きました.

今回は後編
もはや大したことないのですが,メタルジグの選択とジャークテクニックについて書きたいと思います.

後編については前編よりもさらに個人的な主観が強くなっております.
必ずしも,これが正解であるということはなく,1つの考えとしてご理解いただければ幸いです.

メタルジグの選択

これは最も迷う選択肢かもしれません.
私もどのメタルジグが釣れますか?と聞かれることはありますが,「自分が信じてしゃくれるやつ」がとりあえず一番釣れると思います.と答えています.
というのもジャーキングのテクニックや考え方というのは十人十色,千差万別だからです.

得手不得手もありますし,なんとも言えないところです.

ですから,なんとも言えないところです.
なので,メーカーのこのジグ!という風にしぼった話は置いておき(いくつか例は出しますが),ここでは考えるべきメタルジグの特性とベイトの種類について書きたいと思います.

そこそこ大きく育ったカンパチは水中生物の食物連鎖のカナリ上の方に存在しています.
なので,基本的には何でもかんでも食べます.

浅場の代表的なベイトはイワシ類とそれに類するもの(マイワシ,ウルメイワシ,カタクチイワシ)などが多いです.キビナゴ,アジやムロアジ,サバなども捕食しますし,季節によってはイサキなども捕食します.

深場のベイトはこれもまた様々で,ハチビキやオアカムロ,サバ,イカ類からヒメダイやアオダイなどのマチ類など色々なものを捕食しています.

基本的に「数釣り」においては比較的浅場(100m前後ぐらいまで)のイワシ系,キビナゴの反応を釣ることが多いですが,1つその日のベイトを見極める.ということが重要かと思います.
魚探を見ていれば色々と分かるのですが,見慣れていない場合,船長に聞いてみましょう.もちろん,魚探の反応からだけで魚種まで言い当てるのは難しいですが,経験豊富な船長であれば,たぶん◯◯だよ.と答えてくれると思います.

数釣りの場合は,そのベイトの大きさに比較的あったジグのシルエットをチョイスすることが一般的に重要だと思います.

カタクチの12cmぐらいであればジグもそれぐらいの大きさかもう少し大きくても15cmぐらい.ムロアジであればかなり大きいので,それより小さくても可など.

食いが立っていれば,2kgぐらいのネリゴが500gのジグに食いつくこともシバシバありますが,少しシビアになればベイトサイズに合っていない大きいジグを食わすことは難しいです.

なので,とりあえず,ベイトのサイズを意識したジグ選択というのが重要かと思います.
もちろん,色々なシチュエーションがあるので,ここで列挙することは難しいです.

次にだいたいの大きさが選べたら,ジャークした時の「飛びの幅」これをいくらか調整できるような選択肢があると良いと思います.

飛びの幅はジャーキングの入力を変えることによってももちろん可変しますが,ジグ自体の性能も大きく左右されます.

比較的飛びの大きいジグの代表としてはSFCのメサイヤやshoutのスライドアクター,ワイズ,ディープライナーのロケットなど,中程度の飛びはshoutのステイやタックルハウスフロースライド,ビートのトリガー,ディープライナーのSPY5など,飛びの小さい物はビートのビーラインSKIM,SFCのスパンキー,ディープライナーFB,CXなど・・・色々とあります.
飛びが大きい小さいというのも個人の主観ですから,色々ジグの見える水深で試してみることが重要だと思います.

そして最後にフォーリングアクションの重要性です.
フォーリングはスプールはフリーだが,ライン抵抗だけを引っ張るフォールや糸ふけ分ほぼフリーで動けるフォール,スプールにブレーキをかけてテンションフォールさせたり色々なフォールがあります.
個人的に一番重要だと考えるのはシャクったあとのジャーキング後の飛びからの落下までの体制と落下の動き(フォーリングアクション)の連動です.
なかなか言葉にすることが難しいですが,ジャークしてからどれ位飛行するのか?
その飛行が終わった後,どれぐらいのスピードで,どのようなアクションでフォーリングするのか?ということが重要ということです.
これもまぁ,様々な種類があって,一概に何が良い!といえるわけではありませんし,ジャーキングとのコンビネーションでこれもまた変化します.
ほんのちょっとのジャーキングの変化が大きな変化となってジグに現れる場合もあります.

※最初の着底までフォールも非常に重要で,遅い場合が良い時と早い場合が良い時,千差万別です.そのため,場合によっては30g〜50g単位の調整で食いが全然違ったりもります.

これらをイメージしながら,なおかつジグの見える範囲で色々試して,これが食うアクションだ!という自分なりのアクションを構築していくことが大事なのかなと思います.

いや,結局じゃあ何が食うメタルジグなんだよ?
という話ですが,「その日の状況にアジャストできたジグ」ということしか私は今答えを持ち合わせていません.

ということで,メタルジグのチョイスというものは奥がかなり深いもので,色々考えることが楽しいし,考えれば釣れることもあると思います.

ジャーキングテクニック

数釣りに必要なジャーキング.
これも色々なジャークがありますから一概には言えませんが,
個人的に今のところこういうジャークが釣れることが多いよ?
というジャークをご紹介します.

1.キレが良い
2.緩急がはっきりしている
3.とにかくジグが動くことが大事

この3つを満たすジャークは有効だと思います.
必ずしも高速である必要はないのですが,カンパチは人間が最大スピードで巻くスピードよりも速く動ける魚です.なので,人間が巻ける最大スピードからゆっくりしたスピードまでその日の食ってくるジャークスピードは違います.
が,いくらスピードが調整できても緩急,つまり食わせの間の無いジャークはヒット率が極端に下るような感想を抱きます.

また,よく,ほとんどジグが動いていないような小さい小刻みなジャークをしている人もいらっしゃいますが,それだけを繰り返していてもあまりヒット率は高くない用に思います.

小刻みなジャークの中に大ぶりのジャークを挟んだり,ステイを挟んだり.
緩急があるほうが釣れます.

また,とにかくジグを動かすこと.
これは数釣りでは重要だと思っています.
基本的に数が釣れるときはやる気になっているカンパチの群れの中にジグを落としていく時であり,そのような場合にはジグの動きによって水をかき回すアピールが非常に有効だと思っています.そういうことがあるため,結構大きめのシャクリでジグを飛ばすほうが食いがよいと思っています.

もちろん,キレのない動きが有効な時もありますから,これが100%有効な手立てではありません.が,数を狙う時,基本的にはベイトに着いた,やる気になっている個体を狙うということを考えれば,必然的にこの1.2.3を満たすジャークが有効であると個人的には考えています.

ということで,前半,後半とカンパチの数釣りに必要なことについて書いてみました.
が,これが全てではないでしょうし,他にもたくさん考えないといけないこともあります.
人によって重要であると思うことは違います.

1つの考えとして「ふーん」という気持ちで見ていただければ幸いです.

でわ.

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