2017年3月29日水曜日

【ジギング】カンパチ(ネリゴ)のツ抜け釣行【宇治】

ツ抜け.

数を数える時に1つ,2つ,3つの数える.「つ」
9つの上からは「つ」をつけない.
つまり,2桁以上釣ることをツ抜けと言います.

最近のテーマであった「数釣り」
3月いっぱいはこれをテーマにしようと思っていまして,3月中旬,また恵比須丸さんにお世話になってきました.

http://www.k-ebisu.com/

九州本土の中の鹿児島でカンパチをメインターゲットとしているジギング船の中では初心者の人が一番入りやすい船だと思います.水深的にも,魚影的にも.
操船技術,アナウンスによる水中の情報,魚群の見つけ方,全部が備わってる船です.
もちろん玄人も楽しめます.

※この船じゃないと駄目とか言ってるわけではありません.他の船と比較しているわけではないので,誤解なきようお願い致します.

初心者的にいきなりスローで150m〜200mを初心者でやるというのは難しいだろうと個人的には思いますし,カンパチに限って言えば,とりあえず釣るならまずは速い縦のジャークを覚えるのが一番だと思っています.タックルはスピニングでもベイトでもいいとおもいます.スピニングのほうがナナメ引きはし易いように思います.
ジギングは色々な釣り方があるので,1つ覚えて横に展開していけばずーっと楽しめます.ジギングの魅力はこういうところにあるのかなと.ある1つのメソッドを突き詰める一点突破のスペシャリストもかっこいいですが,私はどちらかというと状況に応じてありとあらゆるメソッドを駆使するジェネラリストになりたいです.
今,ベイトリールのスローな釣りをメインにされている方も一度速い縦の釣りを覚えるのも良いと思います.あんまりスロースロー言いたくないのですが・・・・.

最近,カンパチジギングに新規参入してくれる人が減ってきているなぁと感じており,これではカンパチジギングやるひとが居なくなってしまうのでは?と危惧しております.

カンパチ釣りは決して敷居の高い釣りではないと思います.
それなりの道具でそれなりにお金をかけずに始められます.
ハマるかはまらないかは人それぞれだと思いますが,個人的には是非皆さんにチャレンジして欲しい釣りです.

さて,肝心の釣りの方です.

前回の宇治釣行では6本.ということで,それ以上を狙います.
数釣る中に型が混じらないか期待しますが,今回は残念・・・3kg程度まででした.

この日は前日のうねりが少し残っていました.
朝の宇治.テンション上がります.
朝一,ポイント到着,久しぶりの宇治.
朝焼けの中の宇治は格別にかっこいいです.

最近は宇治に遊漁船が来てなかったということもあり,フレッシュなポイントを回れます.

とりあえず,食わせを意識したタックルセッティング.
といってもあまりに細くなりすぎず,
PE3号にリーダー50ポンド設定,ジグも150g〜250gをセットに針はshoutのスパーク5/0です.
まぁ,これで10kgクラスでも取れるとは思っています.
もちろん,かける場所や地形によるんですが,なるべく上でかける努力はしています.

1流し目から船中5ヒットか6ヒット.
ネリゴの群れが居るようです.
(私もヒット)

2流し目から既にスレ初め,船中3ヒット程度とカンパチは見切りがとにかくはやいです.
(私もヒット)

3流し目には私しか当たりません・・・・.
(3流し連続ヒット)

今回はミヨシから瀬に突っ込む潮で私は船尾なので最も潮下となり,セオリーで言えばあまり有利ではないポジションです.
一般にジギングは瀬(ポイント)に先に入るポジションが有利とされています.
ポジションの有利不利はあれど,それを挽回できるような釣り方もありますので,そういった「小手先」のテクニックについてはまたいずれ書きたいと思います.

魚が見切ってきたので,瀬を変えて流し.

最初の流しは船中ほぼみんな10人中7ヒットとか.
(私もヒットしました)

次の流しは例によって半減・・・
(私はヒットしてます)

次の流しはもう1人か2人しか当たりません・・・・
(私はヒットしてます)

何流し目までヒットできるだろうか?と思って居たら,8流し目まで連続ヒットさせることができました.

朝の1時間で8匹ヒットでした.
まぁ,数釣りなので・・・サイズはご容赦ください.
8匹連続ヒットですが,私が一番シオシモです.シオシモでも釣れます.

昔は船のポジションをかなり気にしていましたが,最近はどこでもいいなと思ってます.
シオシモはシオシモの楽しみがあり,オモテはオモテの楽しみが,胴には胴の楽しみがあると思っています.
ミヨシかトモのほうが隣の人とのオマツリ確率が減るので,その点だけはいいなと思います.

ジグにスれてきたネリゴを釣る方法は色々あります.
ネリゴですし,基本的にはまだ食い気はある群れですから,見切られなければ食うと思っています.
食い気がなくて釣れない群れとは違います.
見切られないこととアクションのメリハリが大事だと思っています.

8連続ヒット後・・・・潮が止まります.
このシーズンの宇治の大潮は潮が止まる.
止まったら動かないことが多いです.
そういう,潮が止まって食わない状況でどうしたらいいか?という練習がこれから始まります・・・.

本当に何をやっても食わなくなるんです.
潮は大事さを改めて認識させられます.

釣れないから移動が増えます.
あんまり?これまで写真を載せてなかったような・・・
鮫島の裏側(西側です).

船が停まったままなので,ポイントが移動しません.
なので,潮がとまったら着底からの初めの巻き上げが大事だと思ってます.
速いアプローチがいいのか,遅いアプローチがいいのか.
上げの動きが良いのかフォールの動きが良いのか.ジグの形状,アクション.いろんなものをジャストフィットしていかないと,口を使ってくれない状況という感じになります.

これはこれで私は楽しいですが,船中1ヒットもないような状況が10流しぐらい続くと,みなさん口数が減ってきますね・・・.

で,とあるポイント,ベイトはかなり浮いた反応ですが,瀬にべったりと付いている小さい反応が・・・.
瀬べったりなので,ベイトのフォールを多用したちょとねちっこいアプローチでうまいことヒットさせることができました.
浅い水深でもこういう状況でフォールに効果があることを実体験できて,これは良い経験になりました.

今回かなりの場所をランガンしてもらいました.
足で稼ぐ遊漁船は釣果も伸びます.

最後に速い上げの釣りで1匹ヒットさせ,合計10匹.
釣果の大半が朝マズメの潮が流れている時間帯に集中しましたが,潮が流れてない状況でもなんとか2匹釣り上げることができ,色々とまた考えさせられる釣行となりました.

テーマを決め,何回か施行していく中で色々と見えてくるものがあり,スキルアップにつなげていく.これが私の中で今の釣りの楽しみ方です.
小型が多いが数が出る,そのうち大型も交じるであろうと予想しつつ,今回も得るものは多かったです.

また,宇治方面行こうかなと思いました!

でわ.

釣果:ネリゴ×10 最大3kg弱


ヒットジグ:
shout!ステイ160g,200g
タックルハウスフロースライド150g
BEAT Diffuse R 250g
ライン:
PE3号リーダー50Lb

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前の釣行記はこちら
→2017-No7:カヤックジギング開聞沖で良型のあの魚!

本記事
→2017-No8:【ジギング】カンパチ(ネリゴ)のツ抜け釣行【宇治】

次の釣行記はこちら
→2017-No9:【続】数釣りとかカンパチの翌日のスレとかを確認する釣行【宇治】

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