2018年2月2日金曜日

アカムツに関する文献を幾つか紹介.水温,分布,色々

どうもです.

今週は週初めにカヤックでのアカムツ釣行記を更新したことからアカムツ週間とします.

今日はアカムツに関する文献で,面白いなと思ったものをいくつか紹介したいと思います.
鹿児島県のものに限らないので,必ず鹿児島に当てはまるか?を言われるとそうではないかもしれませんが,あくまで一情報としてご覧いただければ幸いです.

まず.

アカムツの生息場水温と分布移動

https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/211463.pdf

これは福島水産試験場の報告になります.
まず福島沖でもアカムツは漁獲されるんですねー.
こちらからは遠いので,全く認識してませんでした.
上は青森までは釣れるということは知っているので,青森までならどこにでも居るんだろうなと思います.
で,この文献では,生息場の水温について考察がなされていました.
ちなみにトロールでの調査です.
塩屋崎沖の175m前後で結構漁獲があるようです.
そして,アカムツの生息場の水温は6℃〜16℃.特に12℃前後に多い.
と報告されています.
鹿児島近海なら200mでようやく15℃ぐらい.400mでも9℃〜10℃ですから,いろんな水深に居そうですね.


東支那海大陸棚斜面域のアカムツ

http://kagoshima.suigi.jp/ushio/book/h05/257.pdf

これは鹿児島県の報告です.
鹿児島県が東シナ海大陸棚において延縄で調査をしていたのはこの前のブログにも書いたところですが,この報告では以下の興味深い記述があります.
"中原(1969)によると,アカムツの生殖は雄が3才,雌は4才から参加し,産卵期は7~9月で盛期は8月である。また,捕食率は42%で,一般的に比較的移動力のある魚類や大型甲殻類を多く食している。"
”生殖腺指数の変化をみると,7月は小さく,(8月は欠測),9月上旬が最も高く,10月中旬まで高い状態が続き,11月には小さいので,9~1O月が産卵期であろう。”

”胃内容は空胃が多く,72%を占め,胃反転(胃袋が口から飛び出したもの)11%で捕食率は17%であった。捕食の内容はエビやアミ等の甲殻類が8%,魚類が5%,餌3%,イカ1%の順であった。”
あくまで東シナ海の斜面部での話しですが,産卵期と,捕食物の内容が書かれてあります.
ちなみ,ご存じの方も多いと思いますが,アカムツはオスが小さく,メスがデカイです.そのことも書いてあります.
また,よく採れた水深は250m〜300mとのこと.そして,薩南海域より東シナ海海域のほうがデカイ魚がいるということも書いてあります.あくまで調査なので,薩南海域で大きいのが溜まってるところもあるんじゃないかなと私は予想しています.


新潟県沿岸域におけるアカムツの年齢と成長及び産卵期

http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010811622.pdf

新潟県の例になります.
アカムツの年齢と成長曲線について書いてあります.
8770匹を調べた結果です.
この報告によると,新潟県沿岸部でアカムツの産卵期は9月.

成長曲線を基にして推定した年齢とアカムツの大きさの関係は図の通り.


標本の最大が47cmだったことから,これぐらいの年齢までしかないですが,成長は比較的ゆっくりだけど,カサゴほど遅い魚ではないということが分かります.

アカムツがキロアップになるには最低でも5年,アベレージで8年〜9年ぐらいはかかるのかなぁと思ってます.

鹿児島でキロアップなんかめったに釣れないですが,居るには居るという話を聞いているので,いつか釣ってみたいですね.
ちょっとだけ場所が違うんじゃないかと思ってます.

今日はこのへんで.

でわ.


2018年1月31日水曜日

【中深海延縄】鹿児島水産技術開発センターの事業報告が興味深い

どうもです.
鹿児島水産技術開発センター.
http://suigi.jp/

よくブログにも登場するこのセンターですが,私も見落としていた事業報告が大変興味深かったので,その一部をご紹介します.

事業報告は以下のページから.
http://suigi.jp/jigyouhoukoku/

何が興味深いのか?

事業報告の中の「漁場開発調査」についてです.

事の発端は昭和62年の事業報告まで遡ります.

私もすべての報告書を拝見したわけでないのですが,漁場の開発調査がかなり昔から行われていたようです.

何故この年に着目したのか?それは遊漁船ではまず行くことが出来ない,東シナ海の大陸棚斜面域での調査が記録されているからです.
※他の海域はもう少し前から調査されているようです.

報告書によると,この海域は昭和60年〜62年にかけて海底図が作成され,新たに幾つかの瀬礁が見つかったが,それらに生息する魚種が不明であるため,調査したとのこと.

ちなみに,報告書には延縄を行った場所まで書いてあります.
調査水深が120m〜585m.エサはイカの切り身.
もう,これを聞いただけで結果が気になって仕方がない人が居ると思います.

結果は,24種類の魚水とサメ類が9種漁獲されたとのこと.
量的に多いものを上げると,ユメカサゴ,アカムツ,アカアマダイ,アラ,キダイ(レンコダイ)等と書かれています.

この時代になってやっと大陸棚域の調査が始まり,すでにアカムツやアマダイ,アラなどが漁獲されていたということに感慨を覚えました.

で・・・・これから毎年縦縄式底延縄での調査が載っているのです.

幾つかの年で気になる調査結果をピックアップしてみます.

翌年の調査,翌年の63年の報告では,東シナ海大陸棚海域に加えて,奄美海域も調査してあります.
奄美海域の調査水深は114m〜678m.(まだジギングで攻めれる水深です)
有用と思われる魚種はハマダイ,アラ,キダイ,アオダイ.
漁獲水深は,ハマダイ350m〜450m,アラ:500m〜690m(笑.キダイ,アオダイは245m〜300mだったとのこと.
これだけで色々と有益だと思います.
奄美にもアラ居るんですね.そしてこっちよりだいぶ深い.

また,斜面部については198m〜547mでの調査.
有用と思われる漁獲資源は,ユメカサゴ,アラ,クロムツ,アカムツ,カサゴ.
ユメカサゴ250m〜320m,アラ200m〜370m,クロムツ200m〜260m,カサゴ類200m〜230m,アカムツ240m〜300m.
とのことでした.こっちのアラは鹿児島近海のアラの水深と似ています.
黒潮の影響でしょうね.奄美では200mとかでもかなり水温高いですから.

平成2年には薩南海域,種子島東海域での調査も追加されています.
種子島東海域の調査は比較的浅場の46m〜146m.薩南海域は254m〜390mでユメカサゴ狙いとのこと.
種子島東海域ではキダイ,カイワリ,フエダイ類,ハタ類,ベラ類,エソ類など浅場ならではの魚種が取れたようです.
薩南海域では,ユメカサゴ大量だが,アラ,アカムツは少なかったと書かれてあります.

ここでいう薩南海域とはおそらくですが,津倉より南,草垣より東,黒島より北,東.あたりの海域を差していると推測しています.

翌平成3年には東シナ海と熊毛海域の調査.
熊毛海域というとあんまり馴染みがないですが,要は種子島,屋久島周辺海域だと思います.
熊毛海域での調査水深は147m〜405m.
有用魚種はユメカサゴ,アラ,アカムツ,クロムツ,ハチジョウアカムツ,ハマダイ,キダイ,ツボダイとのこと.
アカムツは290m〜300m,ハマダイは279m〜350mで漁獲されたとのこと.
やっぱり屋久島,種子島にもアカムツ居るんだ!と思いました.

平成4年.
東シナ海と薩南海域.
薩南海域ではアカムツが303m〜344mでの漁獲があったとのこと.

この報告を受けて,もう少し深いところのアカムツも開拓していけば面白いなぁと思いました.

平成6年には奄美大島海域で金目鯛を目的とした調査も行われています.
水深が395m〜900m.金目鯛は5匹しかとれなかったとのこと.他にはナンヨウキンメ,ハマダイ,メダイ,クロムツ,アヤメカサゴ,ユメカサゴ,ツボダイなど.水深の記載は無し.
また,屋久島西方海域での調査もありましたが,アナゴ,タイワンヤモリザメ,フトカラスザメ,ズナゾコダラ,ベニメヌケの5種類のみ漁獲されたとのこと.水深不明.


薩南海域では相変わらずユメカサゴ,アカムツ,アヤメカサゴ,クロムツ,メダイ,アラなど採れたとのことです.

平成7年にはキンメに本腰を入れたのか奄美での調査,あとは薩南での調査がされています.
奄美での調査は467m〜1152mまで.
キンメは31匹獲れたようです.
金目鯛は600m〜700mでの漁獲.さらにツボダイが450m〜700mで漁獲があったと書かれています.

薩南は相変わらず.ユメカサゴ,イズハナダイ,アヤメカサゴ,ヒオドシ,アカムツ,クロムツ,メダイ,アラ.

翌年,平成8年.
金目鯛に熱が入ります.
奄美での調査回数は21回.
調査水深は340m〜880m.
キンメは57匹獲れたようです.MAXで3kgオーバー.
一番多い魚種はツボダイだったようです.
キンメは600m〜700m,ツボダイは450m〜700mとのこと.

東シナ海大陸棚調査も行われており,ユメカサゴ,アラ,キアマダイ,アカムツなど獲れたようです.

薩南では154m〜380mを調査して,ユメカサゴ,キダイ,ムツ,アヤメカサゴ,アラ,イズハナダイ,アカムツなんかが獲れたようです.

平成9年は引き続き奄美での調査と薩南海域での調査.
奄美での調査でメダイが500m〜700mで漁獲されたと書いてあったことに驚きました.

その後も同じような調査が続きます.
また,これまで冷凍イカの切り身だったエサに加え,イカゴロ?という人工餌も使って,切り身と人工餌とで釣れる比率が違うのか?などの調査も行われていました.

平成12年を最後にこの延縄調査の結果は載らなくなってしまいました.

約14年に渡って,何回も調査されたようですが,結果として,アカムツは鹿児島の幅広い地域に生息しているということが分かりました.
釣りをやっててもわかりますが,ユメカサゴは比較的,何処にでも居ます.
でもアカムツはある特定の場所にしか居ません.ある程度幅広くは分布していて,ある意味で何処にでも居るは居るのですが.
薩南海域なんて中深海ジギングで出る船なんか1隻もありません.これから開拓しがいがあるんじゃないかなぁと思います.
もう少しピンポイントでちゃんとアカムツ,アラのいる場所を探せば十分勝負になると思いました.

奄美海域ではキンメの3kgオーバーが釣れているということにも驚きでした.
こっちにもいるんじゃないかなぁと思ってます.いくつか目星をつけてるポイントがあります.

新島のキンメなんかも流行りの兆しを見せていますが,鹿児島の海は本当に未開拓です.
だから何が居るのか分からないワクワクがありますね.

今回は事業報告書の中の延縄だけをピックアップしましたが,他にも面白い情報が載っているので,是非チェックしてみて下さい.




2018年1月29日月曜日

カヤックでアカムツジギング!2018初釣り初浮き!

どうもです.
正月は鹿児島で過ごしました.

正月はどこも遊漁船いっぱいだったので,カヤックで出艇.
この日の予報は読むのが難しかったですが,おおよそ読み通りの予報で済みました.

午前中は風,うねり伴に残ると判断し,11時頃の昼前出艇.

風が少し吹いている間は安全な岸よりでヒラマサ狙い.
いい場所に反応なし.

ヒラマサ一本狙いはなかなか難しいですね.
次回のため,走り回って海底地形図を作りました.

で,風が止んで水面がベターっとなったタイミングで沖へ.
中深海.

この前アカムツを釣ったポイントで数流し.

フォール中にクンクンっとヒット.
まだ水面から100mぐらいなので100%アカムツじゃないです.

正体はサバ.

ゴマサバですね.

こいつが私の2018年ファーストフィッシュ.
脂はこのまえ釣ったマサバ?のほうがノッてました.

で,このポイントで粘るのは得策じゃないと考えて開拓へ.

クサイ場所を見つけたので流します.
このクサイ場所ですが,50kHzの魚探だけでは絶対に見つけられない場所.
Garminの200kHz,特に260kHzがあってこそ見つけられた場所.
小さい凹凸はやはり50kHzでは潰れますね.

このクサイ場所の1流し目.
ダイレクトにクサイ場所に入るように潮流計算してから流します.

いい感じにポイントに入りました.

着底から糸ふけをとって誘いと食わせを意識したジャーク.
この日はこの前紹介したプロトンの2番を中深海では使用しました.

底から1mぐらいでフォール中にガツガツとヒット.
アタリはアカムツでしたが・・・・・.

上がって来たのはアカムツ!!

新年早々,紅白のめでたい魚釣れて良かったです.
嬉しくて写真を何枚も撮りました・・・・.


かっこいい魚です.

前回も感じたアカムツのいそうなクサイ場所の見つけ方.
また一歩確信に近づいてきたように思います.
まだ爆釣してないので分かりませんが,マグレではないと思ってます.

なが~く流して釣るアカムツも面白いですが,カヤックならではのポイントの大きさが20mぐらいしか無いような場所をピンで流すアカムツ釣りがあってもいいのかなと思いました.3分〜5分ぐらいかけてジグ落として3分〜5分シャクって3分〜5分巻き上げ.
非効率的ですが,アカムツさえもピンポイントで狙って釣るという楽しみはあります.
もちろん,大流しも普通にやります.

そして,プロトンですが,ホライゾンよりは圧倒的に高感度です.
他と比較してどれぐらいかはまだ分かりませんが,自分的には十分な感度はあると思います.
カヤックでの中深海メインロッドとして使っていこうと思ってます.

アカムツも釣れたしってことで,あと1流ししましたが,その流しでは釣れず.

夕方につれて時化る予報なので,時化る前に早上がりしました!

今,初めて中深海をやった日を思い出すと,その時はこの釣りの面白さを1%も分かっていなかったなぁと思います.
今では本当にアカムツの虜.この釣りの魅力を知ってしまったら抜け出せないですね.
ジギングが本当に好きな人は漏れなくハマる釣りだと思ってます.

釣果:ゴマサバ×1,アカムツ×1

【2018釣果合計】

・遊漁船(0日)


・カヤック(1日)

▶ゴマサバ×1
▶アカムツ×1

※2018年は釣行記の一番下に釣果をまとめてみることにしました.


2018年1月26日金曜日

2018年の豊富とか2017年の振り返りとか簡単に

どうもです.
ようやく,去年の釣果をアップし終わりました.

さて,去年の釣行はどうだったでしょうか?
 釣り上げた一日一匹がブログを書いていることによっとわりと覚えている.そんな感じですが,特に記憶に残っている魚をまず適当に紹介したいと思います.

へー,そんなの釣れたんだ?
と思った方は記事一覧から探してみて下さい.







こんな感じですかねぇ.
もちろん,ここに無い魚でも1匹1匹釣れてくれてよかったなと思ってます.


2017年のはじめに立てた目標

【目標】
1.ブログ週3の更新を途絶えさせないこと
2. 最低週1ペースでは釣りに行くこと(最低52日の釣行)
3. カスタムロッド・オリジナルジグを作ること


この3つを掲げていました.

 

目標1.

これはクリアしました.なんとか週3,月水金の20時に更新するブログは1年間続けることが出来ました.

目標2.

これもクリアしました.
個人的にはちょっとだけ無理してでも釣りに行っていました.
おかげか,かなりの釣行頻度で,ほぼ週1での釣行ブログが書けたかと思っています.

目標3.

記事にはしていませんが,やっています.
特にロッド.カスタムロッドもやりましたが,ブランクからもやりました.
結果が出ていなかったり,ロッドに関してはちょっと考えが変わったので,そのままお蔵入りするかもしれません.
オリジナルジグについても全く記事にしていませんが,やってはいます.
時間がなかなか取れなかったりするので,コツコツやっていければいいなと思います.

ということで,目標としていた3つはなんとかかんとかクリアした感じです.
3はもう少し頑張れたかなと思います.

で,去年の釣果については,あれだけ釣りに行っているのだから当たり前のことかもしれませんが,いい魚にも結構出会えて,個人的には十分だったかなと思います.
カヤックからドでかい魚を釣れてないことぐらいが心残りでしたが,アカムツなどのカヤック初物も釣れて,そういうところは良かったかなと思います.

2017年はじめと今ではまた釣り方に対する考え方も変わったり新しく分かった部分もあり,自分の進化は感じることが出来ているのかなと思います.

あと,後半はアカムツがツボにハマった感じで,今では前以上に本当に面白い釣りだなと思ってます.2018年はアカムツ釣りが多くなるかもしれません.


2018年の目標


2018年の目標ですが,正直今のところありません!
ほんとに無いんですよね.どうしましょう?
日々,己の力を過信すること無く,傲らず,謙虚に研鑽を積んでいければ良いかなと思ってます.

強いて言うなら「気ままに」行く.
これが目標です.

あと,どうでもいいですが,今年は釣行記の最後にその年の途中経過を書いてみようかなと思ってます.
数えたことなかったけど,カンパチ年間何本ぐらい釣ってるんだろ?ということで.

ちなみに,去年釣ったカンパチの数は数え間違いが無ければ56匹です.多いか少ないか・・・・少ない気がします!もちろんカヤックでの釣行ではカンパチを狙ってないですし,遊漁船でも根物をメインに狙った釣行もあり,中深海釣行もありの中での話ではありますが.純粋にカンパチを狙いに行った釣行は20釣行ぐらいかと思います.通年でアベレージ2匹以上釣ってればまぁいいほうなのかもしれません.

デカイ魚を何匹か釣ったので釣れてるじゃん!と思われるかもしれませんが,夏なんかは結構ヒィヒィカンパチ釣れない釣行も多くて結構悩んでました.

今後の更新頻度について,週3の更新も週2にするかどうかで迷っています.
やれる限りは週3でいきますが,場合によっては週2になる週が出てくるかもしれません.
今年は更新頻度は目標に入れないことにしました.

一応頑張りたいことを無理やり考えてみると,動画作成をいくらか頑張ろうかと思ってます.Youtubeにいくつか動画をだしましたが,あの程度でのかなり編集がめんどくさく,足が遠のいています.せっかくカヤックなんかで釣りしてるので,もう少しナレーションとか喋りも入れて面白いけど,あんまり編集しなくていいような動画が撮れればいいなと思ってます.2月20日から収益化の最低条件が変わってしまって,私のチャンネルは収益化対象外になりました.ま,収益化してればやる気になるってもんでもないですが,収益化対象になるチャンネルとなるぐらいまで行ければいいなとおもってます.(登録者1000人)

こうやって書いてるとちょこちょこ思いつくもので,他に頑張りたいことは開拓ですね.
まだまだ鹿児島近海も離島もジギングにおいては未開拓地が多いです.
釣れるのにみんなは釣れることを知らないターゲットも居ると思ってます.

開拓といっても私一人で出来るものではありません.
去年はやる気のあるルーキー船長も出てきました.
だれもジグ落としたこと無いだろう場所でクサイ場所はいくつか頭にあります.
そういう船長に協力してもらって,クサイ場所にジグを落として魚を釣っていきたいと思ってます.
開拓に挑戦したいなと思っている(やるとは言っていない)釣りは鹿児島キンメジギング,鹿児島のイシナギ,アラ.トカラのディープ(300mオーバー)でのカンナギなんかです.
基本的に300mオーバーの釣りばかり.やろうと思う人も限られるし,やれる人も限られるけど,絶対ジギング好きはハマると思います.

カヤックからは特に目標はないですが,去年スジアラを釣るとか言って釣れなかったのでスジアラを1本でいいから釣れればいいかなと思ってます.カヤックからカンパチもやりたいんですが,私の頭の中でカヤックで行ける範囲でカンパチを狙おうとすると完全に交通事故狙いになってしまいます.狙うからには狙って釣りたいです.
錦江湾内にはあまり魅力を感じていませんでしたが,「アマダイ」と「ヒラメ」は興味あります.どちらも魚探に映りにくい(むしろ映らない)魚なので,地形の読みが鍛えられるかなとか思ってます.マダイの外道ではなく,ジグで狙って釣る錦江湾内のアマダイ.面白そうです.

カンパチだけじゃなくて色んな魚を釣りたいですね.もちろんカンパチも釣りたいです!
やっぱり今はカンパチが一番だなと思います.次にアカムツ.

乗ったことない船にも乗りに行きたいと思ってます.
視聴者の方でこの船に乗ってきて欲しいというリクエストあれば下さい.
あんまり遊漁船を知らなかったりするので.

ということで,今年は本当に「気ままに」行きます.

皆様,今年も気ままに釣行記をよろしくお願いします.

でわ.


2018年1月24日水曜日

シマノTVその他メーカーのトカラ列島釣行について物申す

どうもです.
偉そうなタイトルで申し訳ありません.

最近,メディアで「トカラ」というワードを耳にする,あるいは目にする機会が増えたように思います.

トカラ列島は吐噶喇列島と書きます.

最近私が見た中では,オシアジガーインフィニティモーティブのプロモーションでシマノの山本さんがトカラに行かれてました.

その様子は上の動画にもあります.
※屋久島近海での釣りも含みます.

去年放送された釣りビジョンでシーフロアコントールの弘田さんがトカラに行かれてました.
https://www.fishing-v.jp/power-fight/?pcd=0312949

ソルトワールドにはパパ大津留さんがトカラに行かれた記事もありました.

一昨年にはソルトギャラリーで秋山さんがトカラに行かれてました.
https://www.fishing-v.jp/salt_gallery/?pcd=0311790

というように,ちょこちょこトカラ列島海域での映像や記事というのものを目にします.
記事はかなり昔から目にしていたのですが,ジギング映像は比較的最近出てきたんじゃないかなと思っています.

※メディアに疎いので,間違いがあったらすみません.

個人的には吐噶喇列島のジギングがクローズアップされることは悪いことではないと思います.クローズアップされても僻地は僻地なので,結構行く手段が限られていますし,遊漁船もまだまだ限られていますし,予約の空きもそこそこあったりします.なのでもう少しだけはトカラ列島のジギングが盛り上がってもイイのかなとは思ってます.シケも多くてそう簡単に行ける場所でもないですし.

メディアに出ることは良いとして,ここからが本題です.

個人的にはメディアの中身が問題だと思います.

特にシマノ.(秋山さんのスキッディングは論外です.すみません.)

何が問題か?はっきり言って,シマノ社だけのジグウェイトラインナップではトカラ海域の攻略は難しいと思います.

つまり,このムービーを見た視聴者が同じようなタックルでトカラ海域に臨むと痛い目を見ることになる.ということです.

釣りメーカーは釣具を開発するプロフェッショナル,ムービーに映るプロスタッフは釣りをする,あるいは教えるプロフェッショナルであると思います.

そんなメーカーやプロの釣り人は既存のラインナップだけでトカラ海域に太刀打ちできないことぐらい分かってるはずです.分かっててやってるからたちが悪い.


シマノの山本さんも,「二枚潮じゃないことを祈って・・・・」というような発言をトカラのムービーや同じ鹿児島の鷹島のムービー,室戸のムービーなんかでされていますが,これは,「シマノのジグラインナップじゃ二枚潮に対応するのがかなり難しいので,二枚潮じゃなければいいなぁ」という意味だと私は解釈しています.そういう風に説明はされてませんが.

シマノの主力ジグの最大ウェイトはペブルスティックで350g,ウイングが450g,キングスラッシャーは240g,スピードスラッシャーで300g...他にもありますが,このウェイトだと,トカラ海域で釣りを成立させるのがかなり難しいと個人的には思います.
トカラ海域の全ポイントを100とすると,これらのウェイトでこなせるのはせいぜい10とか20とかそれぐらい.つまり,残りの80%〜90%を捨てないといけなくなります.それでは船長がかわいそうだと思います.(分かってて捨ててる場合は別ですが

※トカラの大きいカンパチポイントは200m〜,カンナギ本命ポイントは300m〜です.
カンパチに関しては浅場にデカイのが差してくることもあると思いますが,カンナギ(30kgオーバー〜70kg,100kgぐらいまで)はその水深を攻めない限り釣れないと思います. 

潮は緩いときもありますが,2枚潮は当たり前,2ノット,3ノットでの二枚潮は当たり前なレベルです.この状況を釣りにならないと捨てて浅場に逃げるか,この状況でもディープのデカイ魚を掛けにいって穫れるスキルや道具があるかは非常に大きな差です.

もちろん,山本さんぐらいの腕の人がやればそれが30%〜40%ぐらいに広がるかもしれませんが,それでも山本さんだから出来るのであって,これを見て,こんなタックルでトカラ海域にイケるんだ?と思ってしまう人が居るとしたら,実際行ってみて苦労するだろうなぁと思うわけです.

別に行ってみて,やっぱりこれじゃダメなんだと気づいて,考えて,次回はタックルを揃えてリベンジ!みたいな人が多いければよいのですが,何も分からずに「なんだ釣れないじゃないか」と思われるのが個人的には悔しいなと思ってます.

シマノのような大きなメーカーが大体的にアピールしているのですから,せめて,ちゃんと初心者でもトカラ海域の50%ぐらいはカバーできるような道具を作って欲しいと思います.
具体的にはペブルスティックで600gぐらいまで,ウイングで700gぐらいまで作れば,それぐらいの範囲をカバー出来ると思います.
もちろん,そんな重たいジグは売れないと思います.売れないけど,実際に作っているということが重要かなと思います.
シマノなら出来るはず.是非重いところを作って下さい.そうしたら裾野も広がります.
最近は関東のキンメ釣りなんかも一部で盛り上がってきてます.600g,700g,800g作って裾野を広げてほしいです.

また,パパ大津留さんのようなスタイル.
太糸でガンガンシャクる.
これはこれで私は大好きなスタイルなのですが,これもまたトカラでは出来る状況がかなり限られてくると思います.
パパ大津留さんレベルの人はそれが分かってやられてると思います.
しかし,普通の人でそれ(釣るのが難しい状況が多いということ)が分かってトカラに太糸のガンガンシャクるタックルセッティングで行ってる人はどれぐらいいるでしょうか?
分かってやるのと,分からずにやるのはわけが違います.
ネイチャーボーイズでもディープローバーは500gまでラインナップしています.
この存在理由をどれほどの人が理解しているでしょうか?・・・・
また,パパ大津留さんはその昔,もう20年ぐらい前でしょうか,アンリパでブギーウォークというジグを出されてました.20年前のラインナップなのにすでに600gがラインナップされてました.
この意味をどれほどの人が考えたでしょうか?
これがないと成立しない釣りがあるからラインナップされていたんです.
しかし,これを使いこなせる人はほんの一握りしか居なかったと思います.
トカラ海域でガンガンシャクるスタイルの人は個人的な経験に基づけば,やはり最低でも500gぐらいまではしゃくれないと厳しいことが多いと思います.
もちろん,潮がトロいときは300g前後で十分釣りが成立します.

これもまた先に述べたのと同じように,「何だ釣れないじゃん」って思われるのがもったいないなぁと思ってます.

でも,経験しないとわからないことは沢山あって,経験してからどう考えるかが重要だと思うので,まだまだ個人的にはマイナーだと思う,トカラでのジギングへ足を向ける人が増えることを願っています.

ブログを通じて仲良くさせてもらえるようになった仲間には私よりも遥か昔からトカラに釣りに行ってた人もいます.そういう人が私と行くトカラは自分が知ってるのとは違うトカラだ.と言っていたのが非常に印象的です.

海のある一面だけ見てすべてを知ったつもりになってはいけないと思います.
私もまだまだ知らないことはたくさんあります.もっと知っていきたいです.

最後にまとめると,とりあえず,メディアはものすごい制約の中釣りをしているのであって,あえてそういう制約を一般アングラーまでが受ける必要は無い.と思う.


というのが本記事の趣旨です.


※一部メディア人や釣り人にはこれ以上トカラの釣り人が増えないで欲しいという身勝手な人がいらっしゃいますが,そういうのは美味しいものの独り占めみたいな感じで私は好きではありません.海はみんなに平等にあるものだと思います.※

でわ.