2017年7月5日水曜日

GARMIN Echomap CHARP svシリーズ購入!

おや?何やら怪しい箱がアメリカから届きましたよ?
(今日は手抜き更新です.すみません.)

そういえば,GARMINの魚探を導入しようかなぁ?
などと最近記事に書いていましたことを覚えていただいている方はいらっしゃるでしょうか?

いつのまにかGARMINがLowranceを殺しに来ていた件

GARMIN魚探の目的別構成案と予算

で,ボーナスも入ったことだしって話で,奮発して買っちゃいました!!
選んだ魚探は・・・・
Echomap CHARPの92sv(海外仕様)
日本では95svとして売っています.
72svでも良かったんですが,在庫の関係で92svになりました.
ちょっとお値段UPですが,画面が見やすくていいのかなと.
届いてみて思ったのは画面デカすぎでした・・・(汗
500W魚探+ClearVu+SideVu搭載機種になります.
スペックと値段が釣り合わないレベルの機種です・・・・.

ちなみに振動子は
振動子はGT41-TMにしました.
通常魚探は可変周波数ではなくとも個人的には困らないのと,50kHzの深海探査能力に魅力を感じたからです.
GT41−TM振動子は600Wの50kHz/200kHz,500WのCHAEP ClearVu&SideVu:260kHz/455kHzというトンデモてんこ盛り振動子になります.
通常魚探だけechomapの回路ではフルドライブ出来ませんが,十分だと思っています.

前情報では50kHzで水深600mは楽々クリアするという話なので・・・自分が使うには十二分ですね.ClearVuでも260kHzなら230m〜260mぐらいまで映るらしいので,200m下の小さい瀬まで見つけることが出来ます.コレを聞いてヤバイなって思って貰える人は居ると思います.600Wでドライブさせた場合は1000mでも底は取るらしいです・・・恐ろしいですね.

この構成で,国内価格だと21万を超えてくるのですが・・・そこは・・・個人輸入価格ということで◯◯円で収まりました・・・.値段知りたい人はメール等で聞いてください.

500Wっていうと昔の人はそんな出力で大丈夫か?
と思われるかもしれませんが, 昔のアナログ魚探とは違うので十分使える機種になります.アナログ換算で4kW相当ですね・・・.今時アナログ魚探っていうのもなかなか無いので,前前参考にはなりませんが.

まだまだ使いこなせていないので,詳細については控えますが,これから新しい相棒を使いつつ,これまで使用していたLOWRANCEのElite-4とも比較しながら,色々レビューしていけたらいいなと思います.

LOWRANCE売ろうかと思っていたのですが,この魚探があまりにでかすぎるので,ちょっと場所場所で使い分けようかなとも思い始めています・・・.

まずは使ってみてどうか?そこのところ知りたいですよね.
魚を釣ることが目的ではなく,GARMIN魚探を使い倒すためにだけ1日使って熟練度をあげてみたいと思います!

これからはGARMIN魚探の情報を魚探画面も出しながら,バンバン更新していくつもりです!

よろしくお願いします.


2017年7月3日月曜日

最強のノットを目指して,PRノット始めました

PEとリーダーの結束.
これはPEを使うルアー釣りにおいて,ほぼ必須のスキルです.
【一部の釣りではPE直結も使われることは承知しています】

なぜPEラインの先にリーダーが必要なのか?
PEラインは細い割に引張強度が高いですが,摩擦やキズなどにはめっぽう弱いです.
その欠点を補うために,PEラインの先にフロロカーボンやナイロンラインを結束し,魚に触れやすい,あるいは海底や岩礁,人工構造物に触れやすいルアーに近い位置を保護します.先に付けたフロロカーボンライン,あるいはナイロンラインを「リーダー」と呼びます.

で,PEラインとリーダーの結束方法には種々の方法があります.

代表的なPEラインとリーダーの結束方法は

FGノット
PRノット
MIDノット
SFノット

とそれらをベースととした改良ノットたちがあります.

一般的に以下のような強度があると言われています.

FGノット:80%前後
PRノット:100%
MIDノット:80%前後
SFノット:70%前後

私のTwitterでみなさんの使用ノットについて伺ったところ,
144票あつまり・・・
FGノット系:79%
PRノット系:8%
SFノット系:5%
MIDノット系:8%

という使用率の結果になりました.
もちろん,ショアの人が多いので,オフショアのジギングに限ればこのような結果にはならないと思います.

私はこれまでずっとショアからの釣りがメインだったこともあり,ちょっと改良型のFGノットで結束していました.実際に結束強度も測ったりしていて,PE3号で自分の結束の場合,かなり上手く組めて15kg,下手なノットで12kg程度の強度があるということは分かっていました.
FGノットをやっている理由はなによりも早い!そして慣れている,そして道具が要らない!強度も把握している!
という感じだったのですが,やっぱり最強のノットで結束するのがいいだろうと思って,PRノット用のノッターを購入しました.

いろんなメーカーから出ていますが,最近出たシマノのやつがお手軽かな?と思って買いました.


で,試してみることは・・自分のFGノット VS PRノット.
初めて結んだPRノット.


こちらがFGノットです.ちょっと下手です.


はっけよーいのこった!で引っ張って切れたのは・・・PRノット!?
うそやん?と思いつつ,そういえばハーフヒッチの時に玉ができてそれ関係ないやろと思ってそのまま締めたなぁと・・・・.

そこから切れているので,違和感のあるハーフヒッチはやはり弱くなるんだなと.

気を取り直して,人生で2回めのPRノット.
それがこちら.

はっけよーいのこった・・・PRノット勝利!
・・・・人生2回目のノットで20年以上使ってきたノットが敗北する.
システムとはそういうものです.

ついでにPRノットの強度を簡易的ですが,測定してみます.
・・・・・15kgのドラグチェッカー振り切れ・・・・.

マジかいな?

しかも破断の様子を観察すると,PEラインを巻いている中のフロロラインが切れていました.


※PEラインもフロロラインも50Lbを使用しています.PEは3号です.

またまたマジかいな・・・・.
ってことで,この後むちゃくちゃPRノット練習した!

PRノット,めんどくさいですが,大物釣りには欠かせないノットかなと思います.
何回も練習して,何回も強度テストしてわかったことはPE3号なら下手な自分のPRノットでも最低15kgの強度が出せるということです.これはFGで最強に出来た時の強度と変わりませんが,最低が15kgなので,ちょっとだけ安心できます.

ということで,まずは買ってみてはじめてみた!という話になります.
今後,また練習を重ねて,見えてきたことがあれば書いていきたいと思います.

シマノのボビンノッターについては可もなく不可もなく,普通かなと思いました.
PEラインの一番最後を止めるゴム製のところがちょっとゆるくて,軽く引っ掛けただけではたまにノッターが飛んでいきます・・・そのあたりが要改善としても,使えるノッターであるとは思います.価格もそれなりに安いですし,ジルコニアリングがついているのでPEラインを傷めにくいと思います.


FGノットでも十分!とかPRノットめんどくさい!
とか思っている人,1チャンスを不意にしないためにもちゃんと計測してデータをとって最強のノットを目指しませんか?

※ちなみに,キャスティングの場合はノット抜けも考慮すると必ずしもPRが最適解ではないと思います!




2017年6月30日金曜日

ナブラにも遭遇!大満喫のカヤックフィッシング!

やっぱり1ヶ月に1回は浮かないとね!
ってことで久しぶりに外洋カヤックフィッシングへ行ってまいりました.
6月上旬の話です.
トロトロの凪.

そしてこの日はブログ始まって以来の念願かなってランデブー!
とはいえ,お互い好き勝手に釣りして同じ海域に2艇居たらいざという時助け合えるしいいっすよね?ぐらいのゆるーいスタンスのお付き合いで行きました.

朝一,ちょっとトラブって現地入りが遅れ,先に出艇されていたのですが,小一時間でアカハタやオオモンハタ,クロホシフエダイなど釣られていました!

で,私は最初の数流しでアカハタ.

浅場でかけることが出来たので,リリース出来ました.

一路,沖を目指します.
今日はひときわ凪なので,ちょっと私はやったことない潮の速いエリアへ.
下げ止まり前の激流.潮流1.8ノットほど流れています.

あっという間に流され,ポイントを通過.
ここでアカハタ小が釣れましたが,リリース可だったのでリリース.

こういうポイントは緩み時が時合になることが多いのですが,ちょっと釣りにならないので,移動!
カヤックで2ノット近い潮流はちょっと怖いです.

で,潮裏に行くと潮ゆるい・・・.
底ベタの反応を打ってみると,赤ヤガラ!
掛かりどころもボディーフッキングでぐるぐる巻きになってしまい,リリース不可と判断しキープ.でもヤガラ汁がちょうど食べたかったので良かったです!

その後,一緒に出艇してもらった方は午前中で上がられるとのことで,軽く挨拶を交わしてソロへ・・・・.

浅場にキビナゴが群れているのはわかったのですが,青物の回遊待ちって感じだったので,こちらから攻めていくことに・・・・というわけで新規開拓深場へ.

※今年はカヤックからスジアラ釣ろう!と思っており,ここまでじつはスジアラを狙って釣りしていましたが,完全に青物へシフト・・・・.やっぱり海に出たら何かと青物を探してしまいます.

100mラインまで行ってみようかなぁと思って走っていると,潮目付近に”とろみ”っぽいのを見つけまして,そろーっと近づいていると,スーパーボイルが発生!!!!
カヤックの周りをヤズの群れに囲まれました.

釣りをやらずに水中写真撮ってみます.
写真の中だけでも数十匹いますね(笑.

これ釣れるやろ!と思ってジグを落とすも反応はしますが,見切って食いません.
むちゃくちゃベイトが小さいです.シラスみたいな感じでした.キビナゴの稚魚!?
で,あまりにナブラが続いているので,その間にスピニングにリーダーを結び,リングを結束し,トップウォータープラグをつけました.

ナブラは移動していたので,追っかけて行ってキャスト!
一発で出ました!キモチー!
で,正体はヤズ.

リリース.
キャスト!着水と同時にヒット!!!


タノシー!
で,コイツはキープ.
このサイズのくせにムシいました.けど,ハラミはトロトロで若魚ながら美味かったです.

さて次はどうだ!?
とキャストすると,後ろから10匹〜20匹チェイスしてきますが,バイトまでは至りません.ナブラもちょっと収まってきて,食い気が下がってきた感じでした.
一瞬の時合ですね〜.

2匹釣れたので満足し,まだちょっとナブラがありましたが,それは置いて深場を目指します.

100mラインへ到達.
走り回りますが,それらしい瀬を見つけることが出来ず,ちょろちょろっとしたベイト反応を流してみますが,アタリません.
ひとしきり走って満足したのでちょっと浅場のポイントへ.
60mライン.魚は居るようですが,デカイ魚っぽい反応は無し.
流れもちょっとあって雰囲気だけはあります・・・・.

スジを変えて4流しほどして当たらないので浅場へ戻りました.
赤潮発生中でまだまだ海としては本調子ではない様子.

ここからは浅場の開拓.ということで,一応狙いはスジアラ・・・・だけどやっぱり魚群反応にカヤックを入れたくなるので,シブダイ狙いにチェンジ.

ちょっと浅場で探っていると,シブダイっぽい浮いた反応!
ジグにも着いてくる!10mほどしゃくり上げたあとのフォールでコッコッコっと狙い通りアタリ!
シブダイでした!

こういう,狙った魚を釣る.っていうことがものすごく個人的には面白いです.
たまたま考えていることがハマっただけなのかもしれませんが,ある魚種についてその食性や行動,住処,性格などを考え,魚探の反応からポイントや魚種を推定し,狙ったやり方で食わせる.一連の考えにすべて根拠はアリます.
それが正しいのかどうなのかは置いておいてです.
実際,釣りしていてこれが正解だ!なんて思う瞬間はほぼ皆無です.色んな可能性を疑うからです.魚が釣れていてもです.正解の中の一つではあるのかなとか思ったりはしますが.
ですが,そうやってある意味頭を使いながらあーでもないこーでもないと釣りをするのが個人的には好きです!

シブダイまで釣れたので今日は超満足!
で,その後は地形の把握に努めます.
なかなかスジアラが潜んでそうな近いは見当たらず・・・
というかどこにでも居そうな地形してます(笑.
でもそうじゃないことも多いんですよね〜.
回遊している時間ならばどこかでベイトつきで当たる可能性は高いですが.住処直撃型で釣ろうと思うと・・・もう少し経験が必要だなと思っています.
浅場にはびっしりキビナゴの群れ.

やっぱり私は「釣れた」ではなく,「釣った」を目指したいです.

そうこうしているうちに,タイムアップ?
出艇場所付近も気になっているポイントがいくつかあるので,戻ります.
途中,またまたヤズナブラに遭遇!
しかしスーパーボイルではなく,単発ボイルがチョロチョロと.
トップを投げても見向きもしません!
ふと魚探に目をやると,ん?中層のコレがベイトで,その下のがヤズか?

っていうことで,ジグを取り出し,落とします.
魚探を見ながらジグの落ちていっている層を把握し,着底を待たずにヤズの泳層のちょいしたで止め,ゆったりしたワンピッチからフォールを入れながらヤズの居る層を長く動かします・・・・.

ん!???っとヒット!

これは嬉しい.これも狙って,「釣った」といえる一尾でした.

その後,もう一匹追加!

これも中層ジャーク.魚探を見ながら完全にシューティングしています.
下の画像,ジグの軌跡と,ヤズがジグに反応しているのがわかりますか?
この後ヒットでした.

2匹ジグでも釣ったので満足!

あとは出艇場所付近の調査で気になっている場所へ.
ちょうどアジが溜まっているポイントを発見し,流してみると,アジの中からシブダイ!

もう一発!


ってことでシブダイが2連発.
※アジはボトムに固まった反応を出します.キビナゴとは明らかに違う反応です.
ちなみに,引っかかってきましたよ.小アジですね.


もうお腹いっぱいだけどスジアラは?と思いつつ,こういうところの割れ目にいそうだなぁと色々考えるも,スジアラからのアタリはなく,タイムアップでした!

本命こそ釣れなかったものの,めちゃくちゃ楽しめたカヤックフィッシングでした.
夏も楽しみですね〜.

釣果:ヤズ×4,アカハタ×2,アカヤガラ×1,クロホシフエダイ×3

一日カヤックできて幸せでした.
やっぱり自分の足で探す魚もこれはこれで格別の面白さです!
1匹の意味がまた違ってくるなと思った日でした.

梅雨明けからはカヤック最盛期!
8月の灼熱期はカヤック三昧やりたいなと思ってます.
もちろん遊漁船も乗りますが・・・.

それではまた.


2017年6月28日水曜日

巨大根魚(マハタ,クエ,カンナギ)との勝負を制するためには

どうもです.

今年はこれまでカンパチ狙い一辺倒だったジャークを根物に寄せたりして,ちょこちょこですが根物を釣っています.



桃太郎さんでもマハタ釣らせたもらったり,明日丸さんではクエらしき大型の根魚を針ハズレにてバラシ,つい先週あげたブログ記事ではそのリベンジとして?20kgオーバーのクエを仕留めることが出来ました.

とりあえず,ちょっとだけ大型のハタ類を釣り上げた実績を作れたということで,妄想ではない,実体験に基づいた感想のもと,大型の根魚を捕るために必要なことについて書いてみたいと思います.もちろん,まだ20kgオーバーのクエまでしたあげたことはありませんので,それ以上の魚についてはまだまだ未知だと思っています.

私がよく狙うターゲット,「カンパチ」と比較して以下の点について考えを述べたいと思います.



ハタ類の引きの強さ

ハタ類のバイトレンジ

ハタ類とのファイト


※一応,毎度毎度いっているので,ブログを良く読んでくださっている方は分かっていただいていると思いますが,私はあくまで私の考えを述べているのであって,これが正解だ!と主張したいわけではないです.自分の考えをシェアすることによって,みなさんの考えるきっかけになれば良いなと思っています.また,現時点での考えなので,今後変わる可能性も当然あります.あまり真に受けないようにということです.

ハタ類の引きの強さ

あくまで「カンパチと比べて」.という話をしますと,非常に引きの弱い魚だと思います.
それはマハタ,クエにかぎらず,スジアラなども例外ではないです.
20kgのクエは10kgのカンパチより引きません・・・.体感ですが,ヒレナガの5,6kgぐらいじゃないでしょうか?
ここでの「引き」の定義が難しいのですが,ここでは反転してドラグを出していく力,走る距離のことを言っています.
カンパチはこちらが結構なプレッシャーを与えていてもいとも簡単に反転します.特にヒレナガはその能力に長けていると感じていて,どんどん巻いていてもくるっと反転してドラグを出します.一旦出始めると一気にスピードが乗って力強いです.
一方ハタ類は反転する能力がカンパチに比べると劣っていて,プレッシャーさえ掛ければ反転しにくいように思いますし,仮に反転されてもスピードにノリづらく,短い距離だけ走らせてこっちを向かせることが可能だと感じています.
かといって,走らせてしまうと,根に張り付く能力はカンパチの比ではないので,根に潜られるということが無いカンパチに比べ,ボトムまで走られてしまうことを警戒する必要はあります.

ハタ類のバイトレンジ

よく言われるのはマハタは底から5mぐらいまで.クエも同じぐらいです.
スジアラなんかは中層でも当たったりします.
自分が見たことある最高はマハタもクエも底から20mぐらいまででしょうか?
ただし,クエはマハタに比べてかなり浅場にも居たりするので,磯釣りで水面まで追っかけてくることもシバシバです・・・. とはいえ,マハタ,クエはジギングで狙う場合はやはり底中心.あげても20mくらいかなと思います.
このベタ底でかかることが多い.ということがハタ類のキャッチ率を下げている一番の要因かと思います.
ハタ類といえど,キチンと誘って上で食わせる努力は惜しまずやりたいなと個人的には思います.上まで追ってくる時間帯(時合)がものすごぐ短いので,いつも上で釣れるとは限らないと思いますが.

ハタ類とのファイト

あくまで個人的な考えを書きます.
ハタ類との勝負はかなり上でかけた場合や砂地でかけたを除き,最初は「ドラグ出したらヤられる」,「常にプレッシャーをかけて1cmでも多く巻く」が正解だと思います.
それは上にも書いたとおり,根に張り付くことができるからです.
基本的にはハタ類の住処はゴツゴツした岩場,穴があって,スリットがあって,そういうところを根城にしているようにおもいます.したがって,必然的にヒットした時の近くにはそういう根があります.
ここに入られたらまず捕れないと思います・・・・.
あとは正確なライン放出量と水深の把握が重要だと思います.
ドラグを出してはいけないと言いつつも,水深150mで140mしかラインが出て無ければ,10mは走らせても最悪OKとなります.走らせてもOKな状況を作るために1cmでも巻く,これが大事だと思っています.
完全に止めっきりでファイトすることは好ましくなく,反転してもスピードが乗るまで時間がかかるので,数mのダッシュで止めることは十分可能です.もし反転されてしまった場合,逆にそこで無理に止めてしまうとブレイクの危険性がアリます.ライン強度を超えない,かけられる最大のプレッシャーを自分で分かっておくことが重要です.
かかったらとにかく何も考えず巻く.サイズとか魚種とか気にするのはちょっと上まで魚をあげて少し走られてもOKになってからで十分間に合います.
魚がヒットした瞬間に大きさとか魚種とかを気にしてリールを巻かない人多いですが,こういう人で大型魚を釣ってる人はあまり見かけません.それは巻かないうちに反転されて,根に行かれるからです.もちろん,20m上で食わせたとか30m上で食わせたとかであれば,あと20m〜30mは様子見をしても良いと思います,しかし,ベタ底で食わせて様子見をしてしまうと,もしそれが大型のハタ類だった場合,十中八九ヤラれます.

ということで,ファイトについて簡単にまとめると,
・魚がかかったら即巻!
・色々考えるのは20m,30mあげてからでOK
・ゴリ巻きするための適切なドラグ設定をお忘れなく!
・走られてもOKな状況を作って,本当に走るヤバイときには無理して止めないけどなるべく全力で止める!

そんな感じだと思います.ハタ類相手にドラグ緩めたら駄目だと思います.
もちろん,底から50mぐらい切れて相手も弱ってきたら少しドラグを緩めにして身切れを防ぐことは大事です.

というような感じで,当たり前のことしか書いては居ないのですが,一番伝えたいのは魚がかかったら色々考える前に巻かなきゃ捕れないですよ!ってことです.


2017年6月26日月曜日

ブルーヘブン,それは最低のドラグを装備した最高(価格)のジギングリール

※非常に個人的な感想となっておりますので,リールの性能や相性,好みについては各人でよく考えてください※

ブルーヘブンが好きで好きでたまらない,ブルーヘブンの悪口は聞きたくない!という人は読まないことを推奨します.



ブルーヘブンというレバードラグリールがあります.
スタジオオーシャンマークから発売されています.

近年ラインナップも充実して,120,120N,50,30とラインナップされています.
スロージギングに特化したモデル,S2Tというモデルもあります.

ブルーヘブンのラインナップ

BLUE HEAVEN L120Hi/Pw
BLUE HEAVEN L120N-Hi
BLUE HEAVEN L50Hi/Pw
OGM BLUE HEAVEN L50Hi/Pw-S2T
BLUE HEAVEN L30Hi
OGM BLUE HEAVEN L30Hi S2T

となります.

ブルーヘブンの価格一覧

BLUE HEAVEN L120Hi/Pw 145000円
BLUE HEAVEN L120N-Hi 145000円
BLUE HEAVEN L50Hi/Pw 100000円
OGM BLUE HEAVEN L50Hi/Pw-S2T 125000円
BLUE HEAVEN L30Hi 77000円
OGM BLUE HEAVEN L30Hi S2T 155000円

ベイトのレバードラグリールにして10万超え連発15万ぐらいするモデルもあります.

そこで思うわけです.

すっごいイイリールなんだろうなぁ?と.見た目は超高級感あります.簡単にサワレナイみたいな.


私はとにかく高嶺の花!良いリール!そう思ってました.
触ってみるまでは.
ジギング界において錚々たる顔ぶれのテスターの方々がテストしていらっしゃるので,さぞかし出来がイイリールなんだろうなと.そう思ってました.

ブルーヘブンとの最初の出会い

売ってるところすら見たことなかったのと,高価でどうせ手が出ないからという理由で触りもしていなかったのですが,ある日,近くのポイントで売っているのを見かけて,巻かせてもらいました.
ファーストインプレッションは以下にアリます.
https://kimamanitsuri.blogspot.jp/2015/09/somever-green.html

ギアノイズの多さ,それが一番最初の率直な感想でした.
スパーギア(平歯車)なので,多少のノイズはあろうかとおもいましたが,ここまでとは?と.

個人的に考えるブルーヘブンの問題点

ただ,その後,色々と調べたり,実際に見たりしているうちに,ブルーヘブンにおける最大の問題点はそんなところには無い.といういうことに気づきました.

一般的ににレバードラグの一番の利点.それはドラグ調整が瞬時に出来るということにあろうかと思います.
ブルーヘブンの問題はこのドラグに深く切り込むことになります.

端的に問題点を書けば,「動的なドラグ作動時にドラグ調整が出来ない」ということになります.
つまり,大きな魚がかかって,ドラグが勢い良く滑り出ている最中にドラグ調節が細かく出来ないんです.
例えば,「ドラグがちょっと強すぎたな,緩めたいな」と思った時,ドラグが滑り出ている状態でドラグを緩めると,急にテンションが抜けたようになり,最悪バックラッシュします...それぐらいテンションがスッと抜けます.逆に「ドラグが緩すぎたな,ちょっと強くしたいな」と思って1ノッチドラグを入れた瞬間にスプールがロック!最悪ラインブレイク.そんな感じです.
動的な動作の中でのドラグ調整に超がつくほど難があるんです.
それがブルーヘブンです.ブルーヘブンの評判は正直悪いです.

ブルーヘブンに着目するようになってからそういった光景を見たのは1度や2度ではありません.さらには「1ノッチ入れただけでタカギレ...1ノッチに泣く・・・」なんてブログ記事を見たり,テレビ映像でも巨大カンパチが掛かっていて,1ノッチ入れた瞬間タカギレする映像も見たことあって,やっぱりそういう仕様なんだなと思うようになりました.

最近ではアンバージャックの店主さんのブログにて
http://ameblo.jp/amberjack-jigging/entry-12282205330.html
プラス1ノッチに泣く、、、間近に何度もの見て来た光景です。誰もが経験してる??
と書かれてあります.リールはブルーヘブンL50です.
仕様ラインやドラグ初期値などの状況が詳しく書かれていないので,わかりませんが,本来は勢い良くラインが出ていて,レバードラグを1ノッチ入れただけで,ブレイクなんかするはず無いんです.よっぽどの限界値でファイトしていない限り.1ノッチでブレイクするようなときは何よりリール疑ってください.そのリールのドラグ,ちゃんと機能してますか?

さらにコレを確信したのはブルーヘブンを使っていた玄人な方々がみなさんブルーヘブンを使わなくなったことです.
実際に話しをうかがうと,私の予想と同じようなことをおっしゃっていました.
「ブルーヘブン,見た目は最高にかっこいいし,巻きもそこそこ強いけど,ドラグだけはポンコツ」 
複数人からの声です.
だからドラグに人一倍拘る方々には私は絶対にオススメしません.
1つのドラグセッティングで決めてしまって,サミング等でドラグ調整するスタイルの人ならばアリの選択肢だと思いますが,レバードラグの利点を殺してしまっているリールを敢えて使う理由も無いのかなと個人的には思います.
"大物釣りをやる上では"決して最適解であるリールでは無いと個人的には思います.
すべてが悪いとは言いませんが.

パパ大津留さんはブルーヘブンででっかいカンパチを何匹も仕留めていらっしゃいますが,映像を見ていてドラグ調整をされているところを見たことありません.魚を掛けてから上に上がってきてもドラグを締めることも緩めることはされません.
証拠としていくつかの映像で魚をかけたときと船に上がった時でレバーの位置が確認できますが,ポジジョン変わってません.ブルーヘブンのいいところだけを使ってファイトされている感じです.できるだけ上で食わせ,太いラインを使い,初期ドラグ調整からいじらない.そういうスタイルであればブルーヘブンは選択肢としてあってもよいかとは思います! 

あと,ドラグの味付けについてドラグプレートがコルクなので,少し粘ってから出るようなそんな感じの味付けです.(120はデュアルプレートでコルクとテフロンのハイブリッドですが・・・)
西本さんがオーシャンマークのL50の宣伝動画の中でも明言されています.
これも個人的には微妙ですね.味付けについてはアングラー側の好みですから何が良いかは人によって変わると思います.個人的には一定負荷で出てほしいですし,できるだけドラグの出て行く速度に依存せず,さらには熱にも強い.そんなドラグが好みです.つまり,クロスカーボンのドラグが好みということになります.ということでブルーヘブンもクロスカーボンプレートがオプションであったりしたらまた変わるとは思うのですが.
現状のドラグ味付けでは高感度ラインのハイドラグではいくらラインが強くなったとはいえ,一時的にかなりの数値まで負荷がかかってしまいますので,ブレイクの原因となり,ライン本来のポテンシャルが生かせず,したがって,ファイヤーラインのようなある程度伸びるライン「しか」選択肢として上がってこなくなってしまいます.
ブルーヘブン「しか」使ったことない人はよもやブルーヘブンが悪いなんて思わないと思います.あれだけ高いお金を出して買ったリールなのですから・・・・.

ことのついでに言えば,ブルーヘブンのメカトラブル(巻けないとか,スプールロックとか・・・)も目の前で見ていますし,ハンドルのノブ軸が折れたのも目の前で2回見たことがあります.それ以来オーシャンマークのハンドルは使わないようにしています・・・.
安物買いの銭失いなどとよく言いますが,高いものがすべて良いものかというとそういうわけではないとおもいます.

ブルーヘブンの代替機

ここまでドラグクソミソに書いて,じゃあ何買ったらいいんだよ?
という話ですが,私が使っているリールはAccurateのEXTREMEとDAUNTLESSです.
ツインドラグ,ドラグプレートはカーボンです.
https://www.accuratefishing.com/
ツインドラグを採用しており,左右にドラグプレートが付いています.
そのせいで若干スプールは重いですが,600NNまでならジギングに使用しても気にならないレベル.600Nはかなりスプール重く感じます. 回してる時のジャイロ効果がすごいです.
1ノッチの入り方がブルーヘブンやマーフィックスとくらべてマイルドなのでレバーが効かない!と感じる方もいらっしゃる方も居ますが,ちゃんと計測すればドラグ値があがっていることは分かりますし,絶妙な調整になっていると私は思います.
嬉しいことに私の周りにAccurateユーザーが多く居ますが,今のところ,ドラグ操作についてトラブルを聞いたことはありません.大物を釣るリールとして,個人的な最適解はコイツです.ドラグにうるさい人に是非使っていただきたいリールです.
Accurateの大物用機種にATDという機種がありますが,こちらのリールでは400kg近いクロマグロも釣られており,ドラグに対する信頼性は抜群に高いです.
あと,一般的にレバードラグリールの多くが,強いドラグを入れるとハンドルの巻きが重くなってしまう現象が起きますが,Accurateはそれがあまりありません.そのあたりもGoodだと個人的には思います.