2018年2月12日月曜日

薩摩川内なぎさ丸で2日間の中深海ジギング アカムツ修行

どうもです.

アカムツジギング見習い中45です.

ただなんとなくやっていたアカムツのジギング.
エキスパートというかやり込んだ人達の釣りを見る機会があり,食わせきれる人と食わせきれない人の差がはっきりする釣りだと分かり,どっぷりその世界にハマっています.

アカムツの捕食が全くイメージできなかったため,水族館に頼んで餌やりを見せてもらったりしました.その記事は下記より.
https://kimamanitsuri.blogspot.jp/2017/12/blog-post_79.html

去年はカヤック中深海もやってみてアカムツ釣れましたし,今年の初釣りもカヤックでアカムツを釣りました.

だいぶ,中深海でのジグのアクション,そして,アカムツをジグを追う姿,アカムツがジグに食いつく姿をイメージできるようになってきました.
そのイメージが正しいのか間違っているのかということはもっともっと入念な検証が必要ですが,まずは間違っててもよいからイメージ「出来る」ということが大事かなと思ってます.

まだまだ見習い中ですが,これから上達していければいいと思ってます.

1月中旬にアングラーズショップアクアのチャーター2日目と3日目に参加させてもらいました.初日の情報では割りと厳しい海況だったとのこと.

あんまりブログには書いていませんが,私は毎回釣りに行くときにはテーマや課題を持って行くようにしています.それをどう考えるか?が釣りの楽しみだったりします.

今回のテーマはジグの重さとフォールアクションとテンションフォールのテンションについて.使うジグを敢えて縛ってやります.(ジグは2種類のみの使用)

アカムツは上げのアクションも重要ですが,フォールも重要だと思ってます.
特にフォールアクションに違和感があると追尾してきたアカムツが離れるような感覚があります.

今のところ,私のなかではアカムツが嫌わないフォールアクションを出すためには「潮にあわせたウェイトのセッティング」と「フォールさせる時のテンションの貼り具合」この2パラメーターでかなりバリエーションが出来ると思ってます.フリーフォール主体の場合はウェイトとPEラインの細さで調整しないといけないのですが,少ない経験からアカムツはテンションフォールが意外と有用など思っていまして,このテンションのハリ具合と抜き具合で大きく食い,追いが変わると思ってます.

どういうときに良いとか悪いとかは文章で説明できるだけの経験がないので,まだまだ上記のことは実験段階です.

ジグのウェイトは水深=重さを基本に−30g〜+100gぐらいまで振ってます.
具体的にウェイトを書けば,180g,210g,250g,270g,300g,330g,350gぐらいを使います.

で,実釣です.

1流し目から幸先よく私にアタリ!
狙った場所でのバイトではなかったですが,全く暴れない.
本命と思ってなったですが,これがアカムツでした.

船中1抜け.

その後,アタリが途絶えます.
アカムツの居る水深を求めてランガン.

年末にお邪魔したときほどじゃないですが,タチウオが当たります.

こいつらジグを切っていくから厄介です.

ついでにサメ.

ツノザメ属のどれかです.
フトツノザメだと思うのですが.

サメはアカムツと同じ場所でも釣れますが,サメが釣れるときはアカムツが釣れることは殆ど無いとのことです.
その時間,潮そういうものが関係しているのかなと思います.

サメが釣れれば場所を変えるか,潮が変わるのを待つかって感じかもしれません.

その後,自分にアタリがあるもすっぽぬけ.
ある程度の掛かりそこねは仕方ないと思ってますが,できるだけフッキングするようなフックシステムを考えていかなければなりません.

中深海がどうも厳しいので,浅場のハタ狙いにシフト.
ポイントについてみんながシステムを組んでいる間にドテラでフライング釣り.
130mのポイントでドテラ.200mぐらいラインは出ます.
でも200m先でもコントロール出来ます.
あたりがあってすっぽぬけ.アタリ方的にはマダイです.
次のバイトでフッキング.
きれいなマダイでした.


マダイはラインをめちゃくちゃ斜めにするほうが食ってきやすいですね.
もちろん,立ててても釣れますが.

で,ハタ狙いは潮が全く動かず撃沈.

中深海に戻ります.

中深海にもどってからなんとかヒット.
本命っぽいアタリで,引きも本命っぽい.
アカムツでした.


次のアタリは怪しい引きでカゴカマス.


クロタチカマスと似ていますが,こいつは美味いらしいです.
背びれの黒い文様?がカゴカマスの証.

カゴカマス,クロタチカマス(両方スミヤキ)とアカムツは同じ場所に居ることもあって,同時に釣れることもあるように思います.

次の流しもアカムツ!


次の流しもアカムツらしきものをかけるもバレ.

で,最後はタチウオでした.


初日釣果:アカムツ×3,タチウオ×2,カゴカマス,ツノザメ系×2

次の日.この日は1日中深海をやりきる予定です.
ちょっとだけ波があり,波の中の釣りもテーマです.
一番揺れるミヨシで鍛えます.

朝一,また私にファーストヒットでしたが・・・.
変な引きで叩きはそれっぽいけど,かなり軽い・・・.
正体はレンコダイ小でした.

ちょっとおかしいなとは思っていましたが,騙されました.まだまだです.

場所を変えて,アカムツ!


サメ・・・・・

バラシ!
バラシ!

サメ・・・・

アカムツ!


タチウオ・・・
タチウオ・・・

アカムツ!

アカムツ!

 って感じでした.

爆発!とまでは行きませんでしたが,なんとかこうにか釣れました.

潮がいかないと同じところに船がとどまるので難しいですね.
風で押してもらっても全然ジグの場所が変わらない・・・.
あと,この日はアカムツの時合がはっきりしていたのも特徴的でした.

イメージどおりに,食うなら今!と思ったときに食うと痛快ですし,今食うの!?ってタイミングで食ったりして新しい発見があり,まだまだわからないことが多いです.
なので,あんまりまだブログであれやこれや書けるような腕はないし考えも足りていないなと思ったので,こんな感じのレポートになりました.

二日目釣果:アカムツ×4,タチウオ×2,レンコダイ×1,ツノザメ系×3

で終了でした.

非常に楽しく,また勉強になった2日間でした.
今年はアカムツ修行の年になりそうな気がします.まだまだ底は知れないアカムツジギング.

鹿児島だけじゃなくて色んな土地でアカムツ釣っていきたいですね.
鹿児島も東シナ海側,湾口側に加えて,未知数すぎる大隅半島太平洋側に三島近海側までありますから,まだまだ開拓の余地はあります.

九州においてはアカムツジギングはまだまだマイナーな釣りです.
私がざっと調べた文献では九州北部は五島沖,対馬沖,壱岐沖にも一応居る?とありました. 宮崎も居ると思います.熊本も天草沖にはアカムツ居ます.
なかなか理解を示してくれる遊漁船を見つけるほうが難しい気がします.
五島沖も絶対ココあたりにアカムツはいるという確信はあるので,どの遊漁船か連れて行ってくれないかなと調べているところです.もし,そういう九州内でアカムツをやらせてくれる遊漁船(開拓したい遊漁船でも可)をご存じの方いらっしゃいましたらご連絡下さい.

今日はこのあたりで.でわ.

・遊漁船(3日)

▶カンパチ×2
▶ハマダイ×1
▶チカメキントキ×2
▶アカムツ×7
▶タチウオ×4
▶マダイ×1
▶レンコダイ×1
▶カゴカマス×1
▶ツノザメ系×5

・カヤック(1日)

▶ゴマサバ×1
▶アカムツ×1


2018年2月9日金曜日

海底地形図と海中水温分布を重ねて

どうもです.

今日は,鹿児島の海の特異性を海底地形図と海中水温分布を重ねた図を示してから話していきたいと思います.

鹿児島県は周囲が0.1km以上の島が605個ある,日本で2番目に多く島を持つ県です.
そのうち,有人離島が26とこれも日本屈指の数値.

南北にまたがる海域は600kmにも及びます.

そんな鹿児島ですから,一口に鹿児島と言っても地域によって釣りモノやシーズン,釣れる水深まで変わってきます.

手っ取り早く,気象庁の海面水温分布
(出典:http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/data/db/kaikyo/daily/sst_HQ.html)
と海底地形図
(出典:http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/souran/main/kaiteichikeizu.pdf)
を組み合わせて,どの地域でどういう水温分布になっているのか?ということを示します.

季節が変われば多少は変わりますが,200mといった水深はそれほど季節の影響を受けるものではありません.100mまでは季節の温度変化によってドラスティックに水温は変化します.

※海中水温分布は今年の1月のものを使用しています

こちらが100mの水温分布と地形図をあわせたもの.

そして,こちらが200mの水温分布と地形図をあわせたものです.

この情報から色々なものが読み取れると思います.
黒潮本流海域では200mの水深は100mの水深より温かいんです.
で,黒潮の影響は受けるけれども本流は当たらない三島海域などの200mラインは15℃未満である.ということがわかります.

これにともなって,トカラの黒潮本流海域と鹿児島近隣離島海域では,同じ魚種でも全く釣れてくる水深が違ったりします.

私が釣ったことある魚で例を出すと,オオモンハタ.
オオモンハタは鹿児島近海では20mとか30m,深くても70mぐらいだと思いますが,ほぼ南限と思われる屋久島海域では120mで釣りました.
他にはハマダイ.ハマダイは鹿児島近海では120mぐらいから160mぐらいで釣れます.
トカラ海域に行けば200mは超えないとまず釣れませんし,深いところなら300m,400mぐらいにも居る魚です.
カンパチも近海離島では200m前後ぐらいまでがカンパチの限界水深のように思いますが,トカラでは270m,280mにもカンパチは居ます.

他にも色々言いたいことはあるのですが,あんまり言い過ぎるのも良くないので,こういうデータを見て,気付ける人が気づいてくれたらいいかなと思ってます.

いろんなデータを見ているとオモシロイですね!

でわ.


2018年2月7日水曜日

個人所有可能な救難信号発生装置ACRレスキューリンクプラス

どうもです.

こいつはイイ!と思った商品を最近知る機会があったので,紹介します.

ARCレスキューリンクプラス.



という商品です.

PLBの一種です.
PLBとはPersonal Locator Beaconの略です.

船舶では海上での遭難時に無線信号を発生するイーパブ(E-PIRB)と呼ばれる,非常用位置指示無線標識装置があることをご存知の方は多いと思います.
この装置は船舶に付けるもので,重さも数キロと比較的大型のものが多いです.
値段も50万近いです.

今回ご紹介するPLBはこのイーパブと全く同じシステムを携帯できるデバイスのことになります.

日本では使用が認められていなかったのですが,2016年の法改正で使えるようになったとか.なんとも勉強不足だった自分が恥ずかしいです.

詳しくはホームページをご覧ください.
http://plbjapan.wixsite.com/plb1

簡単に説明すると,救難が必要な場合,本体の電源を入れると,「登録者のID,位置情報」が人口衛生に送られて,日本では海上保安庁に連絡が行く.というシステムになります.


人工衛星を使うので,携帯電波の入らない地域でも救難信号を飛ばすことが出来ます.
最後の最後の命綱.まぁ,これで救難信号をだしたからといって救助が来るまで行きていられる保証はないのですが,無いと有るでは全然違うと思います.

注意点としては,買ってから無線局の免許を取得する必要があるということ.
商品説明によると,購入時に申込書が入っており,それに記入して送ると,約1ヶ月で開局できるとのこと.(無線従事者資格は不要)
また,免許は期限が5年とのこと.
5年経過後はメーカーか専門の業者にて電池交換と動作チェックをすればまた5年間の申請ができるようですが,費用が3万ほどかかる見込みとのこと.
ただ,まだ認可されて5年経過してないので,ショップの方もそのような対応したことはなく,5年後には他の安価なPLB装置が発売されているかもしれないし,色々と未定とのことでした.

また,免許申請に4250円,電波使用料が毎年600円かかるとのこと.
あとは本人しか使えないこと(他人に貸出とかは出来ない).
海上でしか使えないという制限もあります.

お値段は税込みで5万円ほど.これを高いと見るか安いと見るかは個人差が有ると思いますが,私は安いと思います.1年1万,月1000円ほどで安全性が少しでも高められるなら安いものかもしれません.
※日本仕様を買わないと意味が無いのでご注意下さい.

携帯電話の届かないところに行くような遊漁船,個人のプレジャーボード,カヤック,ダイビング,小型ボートなどなど,色んな海洋レジャーに関わる人に知ってもらいたい商品だなと思いました.

私も近々購入しようと思ってます.
海の上ってやっぱり何があるか分かりませんから.

もちろん,これがあれば何をしても良いなどと言うことはなく,今まで以上に気をつけて海洋レジャーを楽しんでいければ良いなと思います.

でわ.




2018年2月5日月曜日

今年の初遊漁船は沖曽根開拓でカンパチジギング!

どうもです.
1月上旬の釣行記更新します.

一ヶ月遅れの情報で申し訳ありません.
で,この日は枕崎の栄真丸で沖曽根の開拓に行ってきました.

曽根というのはみなさんあまり馴染みがないと思いますが,◯◯曽根というのは周りより浅くなっている場所と言ったほうがわかりやすいでしょうか?
要は,島とかじゃないけど,海中に沈んでいる山もしくは大地になっているようなところを言います.

あまりに大きすぎると堆(たい)とも言います.

曽根と聞くと,ギャル曽根を思い浮かべる人がいるかもしれませんが,そうではないです.

釣りで言えば,有名なのは七里ヶ曽根ではないでしょうか?
鹿児島にも色んな曽根があります.

この前ちょっと名前を出した梅吉曽根とかサガリ曽根とか.
奄美のほう,トカラの方まで含めると鹿児島はかなりの曽根があります.

今回は春の産卵絡みで大型カンパチが入るであろう曽根を調査しました.

1日を通して2ノット前後の素直な潮.MAXで2.4ノットぐらい行ったと思います.
ただ,潮は冬の素直な潮なので,釣りにくさはそれほどなかったです.

今回の調査では200mオーバーもやる予定でしたが,なかなか200m前後に良い瀬を見つけることが出来ませんでした.

しかし,いい感じの水深100m〜150mぐらいにいくつもポイントを発見して,今後に期待.って感じです.

まず,最初に見つけたポイントでは船中ハガツオやサバ,小型のハマダイ.

サバがデカイ.私もサバをかけましたが船に上げる直前でフックアウト.
結構いいサイズのサバだったので惜しかったです.

サバは宙層にいて,底の方ではなんか魚が着いてくるけど,カンパチっぽくなく,ゆっくり動く魚のようだったので,ゆっくりとしたアクションでチカメキントキ×2を確保.


ベタ底じゃなくて,少し浮いた宙層のフォールで当たるので,糸が止まった瞬間はハマダイか!?と思いますがあわせた瞬間軽いので違う魚だと分かる感じです.

このポイントもサバがついたりしていることから,デカイのが入ってきたらチャンスあるし,もしかけてもそこまで根が荒くないので取りやすいポイントだと思いました.
ハマダイが付く場所はデカイやつが付く場所でもあります.逆に小型が少なかったりするので,ワンチャンスありですね.

カンパチの100m〜150mのジギングは200m前後に比べると別世界のように魚が引くので面白いと思います.が,デカイのを狙うならそれ相応のタックルでやったほうがいいと思います.

さらにポイントを見つけていきます.
結構クサイ場所が多くて,さらにかけてもとりやすそうな場所が多いです.
同船者に良いアタリがありましたが,針がかりせず.
その時,ピンときて,あの魚か?と思いってフォールを丁寧に探ってヒット.
このドラグ出さないけど,巻いた時の重量感は!?

裏の本命ハマダイでした.2.8kg食べごろサイズ.

こいつもいい魚です.全然ターゲットとして人気が出ませんが,そのうち人気爆発するんじゃないかなぁと思ってます.

その他には,船中アオダイ,相変わらずハガツオなんかも釣れたりしました.

また,見たこと無いハタを同船者の方が釣れられたので写真を頂きました.

調べると,ヤマブキハタ.はじめてみました.
琉球地方には多いようですが,こっちのほうで釣れるのは珍しいと思います.

一時沈黙が続きますが,魚が着きそうな面白そうな瀬はいくつか発見できました.
いいタイミングで入れば釣れると思います.

どうせなので,ちょっと浅場の100mぐらいでかなり急激に壁になっているような場所も流してみます.100mから一気に80mまた100mまでさがって60mまで上がるような激壁.

そういう場所にやっぱり大型がついてるんですね.

ちょうど潮の緩みめだったというのもありますが,
最初の流しで同船者にフルドラグを出すいい魚がヒット.
が,ファーストダッシュでハリハズレ.

次の流しもまた同船者にいいサイズがヒットしますが,一回も巻けること無くフックアウトその直後,私にヒット.
なかなか重量感のある魚.
最初にかかった後に気づかないうちに5mほど巻いたところからファーストラン.
デカイとかかってから10秒とか5秒とかまったく引かないことが多いように思います.
プレッシャーを与え始めてやって引く感じ.
浅いのでかなり走ります.一回止まって1mか2mほど巻いてセカンドラン.
セカンドランのほうが長い.
「あー,浅いし頭全然こっちむかねーや.でもこの地形ならもう止めないといずれ切られるなぁ」と思ってたらハリハズレでした・・・・.
修行が足りませんね.

場所が場所だけにハタ狙いと同様のストライクで9kg,Fullで11kg〜11.5kg.100m出た状態でストライク9.5kg〜10kg,Fullで11.5kg〜12kgのドラグセッティングでやってました.
もちろん,掛かった後Fullに入れてのドラグで勝負してます.
これぐらいの負荷になってくると身切れも多いですね.
でも場所とか狙ってる魚の大きさとかを考えるとこれぐらいでやらざるを得ないと個人的には思ってます.

ちなみにハリも伸び出ました.スパークの5/0です.このハリ,めちゃくちゃ強い焼きが入っていて,おそらく材質も良い材質を使ってます.線径に対する変形強度が非常に高い針で気に入ってます.人間計測では30kgかけてもちっとも伸びないので,掛かりどころだと思います.仕方ないです.
掛かりどころがよければワンチャン獲れたかもしれません.
良いところに掛かるかどうかは運もありますが,セッティングもあると思うで,少しだけ煮詰め直したいと思いました.
これまでのフックセッティングでいい魚は獲れはいるので,大きく変えるつもりは無いですが.色々試していこうと思ってます.
ま,ブレイクじゃないですから,そこまで落ち込んでません.
船長には申し訳なかったですが.

私に掛かった直後のタイミングで同船者にもデカイやつがヒットしましたが,こちらはブレイク.

4発デカイの来て,ハリハズレ×3,ブレイク×1と不甲斐ない結果に終わってしまいました.

しかし,この場所のポテンシャルを感じた次第です.
バラした魚の大きさを推測するのは愚の骨頂だと思うのですが,巻いた時の重み的にそれなりにいいサイズだったと思います.

また,比較的浅場が多いということで,もうワンランクタックルの強度を上げてもいいかなと思ってます.浅いし,太糸でも十分ジグは動きます.

さて,それからちょっと深場をまた探しに行きますが,瀬無し.
こういう瀬がほとんどないような場所でポツンとしたのを見つけられるとかなりいい場所になるんで,今後も諦めずに探すのが大事だと思います.

ちょっと浅場(100m台)に移動.いくつもいい感じの瀬は見つけて,面白そうな感じ.
そこまで巨大な曽根ではないので,魚が入ればフィーバーしそうな感じです.

100m前後のポコポコ系の小さい瀬がある場所を流していると,ベタ底でフォールヒット.
これはラッキーヒット.と思いつつ,やり取り開始.
最初に少しだけ1ダッシュされたのみでほとんどドラグは出しません.
ダッシュの短さとベタ底での着底ヒットだったので,最初クエかと思ってましたが,首を振るので違う魚.カンパチ?っぽくないけど?
やたら軽い.・・・
とか思って上がって来たのは6.2kg本カンパチでした.

浅いカンパチはほんと最初のダッシュだけでは魚の大きさが分からないですね〜.

根が荒い場所ではなかったのでドラグセッティングは先程より少し弱めにしてあります.

それから数流しして大きく移動.

移動先でも色々瀬を探して回りましたが,ここでは瀬が乱立する場所を2箇所発見.
他にも探ってみたい感じはしましたが,ここではあまり多くのヒットは無かったです.

私がカンパチ4.4kg,船中はネリゴ,特大アカヤガラなど.


この場所もかなりポテンシャルはあると思っているので,たまたま魚の機嫌が悪かったのか,どうなのか・・・・という感じです.

魚さえ入っていれば,ポイントが小さい,少ないぶん,勝負は早い場所なのかなと思いました.

ただ,まだまだここも未開拓なので,今後開拓していければいいなと思いました.

沖曽根開拓希望者待ってます.
ちなみに,シーズンですが,今からの梅雨入りまでシーズンなら,いつデカイのが入ってきてもおかしくない曽根なので,あとはタイミングだけです.
小さい場所なので,入ってきてから抜けるのも早いので,ほんとうにタイミングです.
釣れだしてから行けばいいやでは遅い.そんな場所です.
現に今回も獲れてませんが4発いいやつが来ました.
デカイ奴は一日やってて1発きたらいいほうなので,ほんと今後に期待という感じです.

釣果:カンパチ×2(6.2kg,4.4kg),ハマダイ×1(2.8kg),チカメキントキ×2

【2018釣果合計】

・遊漁船(1日)

▶カンパチ×2
▶ハマダイ×1
▶チカメキントキ×2

・カヤック(1日)

▶ゴマサバ×1
▶アカムツ×1

※2018年は釣行記の一番下に釣果をまとめてみることにしました.




2018年2月2日金曜日

アカムツに関する文献を幾つか紹介.水温,分布,色々

どうもです.

今週は週初めにカヤックでのアカムツ釣行記を更新したことからアカムツ週間とします.

今日はアカムツに関する文献で,面白いなと思ったものをいくつか紹介したいと思います.
鹿児島県のものに限らないので,必ず鹿児島に当てはまるか?を言われるとそうではないかもしれませんが,あくまで一情報としてご覧いただければ幸いです.

まず.

アカムツの生息場水温と分布移動

https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/211463.pdf

これは福島水産試験場の報告になります.
まず福島沖でもアカムツは漁獲されるんですねー.
こちらからは遠いので,全く認識してませんでした.
上は青森までは釣れるということは知っているので,青森までならどこにでも居るんだろうなと思います.
で,この文献では,生息場の水温について考察がなされていました.
ちなみにトロールでの調査です.
塩屋崎沖の175m前後で結構漁獲があるようです.
そして,アカムツの生息場の水温は6℃〜16℃.特に12℃前後に多い.
と報告されています.
鹿児島近海なら200mでようやく15℃ぐらい.400mでも9℃〜10℃ですから,いろんな水深に居そうですね.


東支那海大陸棚斜面域のアカムツ

http://kagoshima.suigi.jp/ushio/book/h05/257.pdf

これは鹿児島県の報告です.
鹿児島県が東シナ海大陸棚において延縄で調査をしていたのはこの前のブログにも書いたところですが,この報告では以下の興味深い記述があります.
"中原(1969)によると,アカムツの生殖は雄が3才,雌は4才から参加し,産卵期は7~9月で盛期は8月である。また,捕食率は42%で,一般的に比較的移動力のある魚類や大型甲殻類を多く食している。"
”生殖腺指数の変化をみると,7月は小さく,(8月は欠測),9月上旬が最も高く,10月中旬まで高い状態が続き,11月には小さいので,9~1O月が産卵期であろう。”

”胃内容は空胃が多く,72%を占め,胃反転(胃袋が口から飛び出したもの)11%で捕食率は17%であった。捕食の内容はエビやアミ等の甲殻類が8%,魚類が5%,餌3%,イカ1%の順であった。”
あくまで東シナ海の斜面部での話しですが,産卵期と,捕食物の内容が書かれてあります.
ちなみ,ご存じの方も多いと思いますが,アカムツはオスが小さく,メスがデカイです.そのことも書いてあります.
また,よく採れた水深は250m〜300mとのこと.そして,薩南海域より東シナ海海域のほうがデカイ魚がいるということも書いてあります.あくまで調査なので,薩南海域で大きいのが溜まってるところもあるんじゃないかなと私は予想しています.


新潟県沿岸域におけるアカムツの年齢と成長及び産卵期

http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010811622.pdf

新潟県の例になります.
アカムツの年齢と成長曲線について書いてあります.
8770匹を調べた結果です.
この報告によると,新潟県沿岸部でアカムツの産卵期は9月.

成長曲線を基にして推定した年齢とアカムツの大きさの関係は図の通り.


標本の最大が47cmだったことから,これぐらいの年齢までしかないですが,成長は比較的ゆっくりだけど,カサゴほど遅い魚ではないということが分かります.

アカムツがキロアップになるには最低でも5年,アベレージで8年〜9年ぐらいはかかるのかなぁと思ってます.

鹿児島でキロアップなんかめったに釣れないですが,居るには居るという話を聞いているので,いつか釣ってみたいですね.
ちょっとだけ場所が違うんじゃないかと思ってます.

今日はこのへんで.

でわ.