2018年2月7日水曜日

個人所有可能な救難信号発生装置ACRレスキューリンクプラス

どうもです.

こいつはイイ!と思った商品を最近知る機会があったので,紹介します.

ARCレスキューリンクプラス.



という商品です.

PLBの一種です.
PLBとはPersonal Locator Beaconの略です.

船舶では海上での遭難時に無線信号を発生するイーパブ(E-PIRB)と呼ばれる,非常用位置指示無線標識装置があることをご存知の方は多いと思います.
この装置は船舶に付けるもので,重さも数キロと比較的大型のものが多いです.
値段も50万近いです.

今回ご紹介するPLBはこのイーパブと全く同じシステムを携帯できるデバイスのことになります.

日本では使用が認められていなかったのですが,2016年の法改正で使えるようになったとか.なんとも勉強不足だった自分が恥ずかしいです.

詳しくはホームページをご覧ください.
http://plbjapan.wixsite.com/plb1

簡単に説明すると,救難が必要な場合,本体の電源を入れると,「登録者のID,位置情報」が人口衛生に送られて,日本では海上保安庁に連絡が行く.というシステムになります.


人工衛星を使うので,携帯電波の入らない地域でも救難信号を飛ばすことが出来ます.
最後の最後の命綱.まぁ,これで救難信号をだしたからといって救助が来るまで行きていられる保証はないのですが,無いと有るでは全然違うと思います.

注意点としては,買ってから無線局の免許を取得する必要があるということ.
商品説明によると,購入時に申込書が入っており,それに記入して送ると,約1ヶ月で開局できるとのこと.(無線従事者資格は不要)
また,免許は期限が5年とのこと.
5年経過後はメーカーか専門の業者にて電池交換と動作チェックをすればまた5年間の申請ができるようですが,費用が3万ほどかかる見込みとのこと.
ただ,まだ認可されて5年経過してないので,ショップの方もそのような対応したことはなく,5年後には他の安価なPLB装置が発売されているかもしれないし,色々と未定とのことでした.

また,免許申請に4250円,電波使用料が毎年600円かかるとのこと.
あとは本人しか使えないこと(他人に貸出とかは出来ない).
海上でしか使えないという制限もあります.

お値段は税込みで5万円ほど.これを高いと見るか安いと見るかは個人差が有ると思いますが,私は安いと思います.1年1万,月1000円ほどで安全性が少しでも高められるなら安いものかもしれません.
※日本仕様を買わないと意味が無いのでご注意下さい.

携帯電話の届かないところに行くような遊漁船,個人のプレジャーボード,カヤック,ダイビング,小型ボートなどなど,色んな海洋レジャーに関わる人に知ってもらいたい商品だなと思いました.

私も近々購入しようと思ってます.
海の上ってやっぱり何があるか分かりませんから.

もちろん,これがあれば何をしても良いなどと言うことはなく,今まで以上に気をつけて海洋レジャーを楽しんでいければ良いなと思います.

でわ.



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