2017年11月10日金曜日

スピニングのハイピッチショートジャークのすゝめ 絶滅危惧種?

どうもです.

※タイトルにはスピニングと敢えてつけましたが,スピニングである必要は全くありません.

今日はジギングの色々なスタイルの一つである「ハイピッチショートジャーク」について書いてみたいと思います.

一応,ハイピッチショートジャークの元祖と言われているのは佐藤統洋さんですが,命名は茂木陽一さんがやられたらしいです.まぁ,そういう話はとりあえず置いておきまして.

結局どういうジャークなのか?という話ですが,これも人によって色々解釈があるかと思いますが,基本的には「短い時間で大きな入力を入れて,ジグを竿の反発で飛ばすジャーク」だと理解しています.

リール一回転につき,一回のシャクリであれば,ワンピッチショートジャーク.
場合によってリール半回転とかもあるかもしれません.ハーフピッチショートジャーク.

これは個人的な解釈ですが,ショートなのは入力を与える時間であって,決して竿の振り幅がショートであるというわけではないと思います.

短い時間で入力を与える理由はジグの加速度を大きくしたいからです.
基本動作としては,

リーリングしながらジャーク→竿を下げる→リーリングしながらジャーク→竿を下げる.
この動作を繰り返すのですが,ジャーク開始時に瞬時にジグに入力を与えてジャーク前に向いていた方向と別の方向を向かせる.そして,自走によってジグが踊ったり飛んだりする.また次のジャークですぐ姿勢が変わって自走,飛び・・・.

といったアクションを繰り返します.

なので,このジャークでキモとなるのは

・ジグが動いているということを感じること
・キビキビとしたアクション

ということになります.

完全に個人的なイメージですが,フィッシュイーターが近くに居て,パニクったベイトが逃げるイメージです.

私が昔Youtubeに投稿した動画を貼っておきます.
130m,ジグ300gです.ラインは少し+気味に飛んでます.



人によっては強くしゃくりすぎと思われるかもしれませんが,水深130m先のジグをこの硬さのロッドで動かすにはちょうどよいシャクリかと思います.一応,ちょこちょこ食わせん間を意識したジャークをしています.

これはあくまで一例で,こうしないと釣れない!といわけではないですが,これぐらい動かしたほうが反応が良いときは必ずあります.

ここで重要なのはジグの動きを常に意識してジャークするということだと思います.
しかし,想像だけでジグを動かすと全くいいことがありません.
船べりや透明度の良い漁港などでどれぐらい入力を入れると,ジグがどういう動きをするか確認する作業が重要だと思います.

で,繰り返しになりますが,ショートなのは入力時間です.
竿をいきよいよく振る.これが大事だと思います.
また,このジャークにはしっかりと竿にエネルギーを溜めてそれをジグに瞬時に伝達できるような竿が望ましいと個人的には思います.
決して硬いだけの竿が向いているとは思いません.

ジャークとジャークの間(ま)は短い時もあれば,長い時もあります.
これはジグの特性にもよりますし,出したいアクションにもよるとおもいます.

ジグの特性ですが,自走してからの飛びが何秒ぐらい持続するか?
がキーポイントになってくると思います.

よく飛ぶジグですと,2秒ぐらい(長い時で3秒ぐらい)飛んでいるものもありますので,そういったジグの場合はシャクる感覚は長くて3秒ぐらい待つことになります.もちろん,自走の途中で無理やり進行方向を変えるようなジャークも有効である場合があるので,必ずしもこのジグは何秒でしゃくらないといけないなんていう決まりはないと思います.

さて,ここまでハイピッチショートジャークについて書いてきましたが,なぜいまさら古典的なこのジャークについて書いたかといいますと,最近,このジャークが出来る人がめっぽう少なくなってきている.と感じるからです.

このジャークをやる人じゃなくて「出来る人」です.これは非常に深刻だと思います.

ハイピッチジャークをやっている「つもり」の人はたくさん見ます.
ハイピッチジャークを失敗している人の特徴は以下のような感じです.

・ジグに与えているつもりの入力を竿がすべて吸収している
・ロッドの振り幅が短すぎる

この2つが圧倒的だと思います.
ジグを飛ばしてフォールに移るまでの時間を意識して,ちゃんとジグが飛ぶぐらい入力を与えてやるということがとりあえず重要だと思います.

このジャークが出来ない人というのは基本的にジグの性能だけでフォールの釣りをしている人ということになります・・・.
フォールに反応が良い時やジグが動かないほうが反応が良い時はあり,そういうときには釣れますが,特にカンパチで10kg未満の個体の場合,ちゃんとジグを飛ばす動作が入っていないと食ってこないことは多々あります.個人的な体感ではカンパチほどではありませんが,ヒラマサも同じような傾向があります.

ただ,釣りに絶対はないと思うので,柔軟にやることが大事だと思います.

フォールの釣りを展開するにしても,ジグを上げてから滑走させて姿勢制御してからのフォールなので,フォールのバリエーションも増やすことにが出来ます.

私の個人的な意見ですが,ジグを動かす感覚というのを鍛えるのはこのジャークが一番良いと思います.そして,なにより,こんなに強く,早くシャクっても魚って釣れるんだ?ということを実感できるかと思います.

繰り返しになりますが,特にカンパチ,ヒラマサは体型的に薄くて小回りがきくので,かなり速い動きでも追ってきて食えますし,リアクションバイトという観点から言えば,このハイピッチショートジャークは非常に有用だと思ってます.

 最近はスローピッチの流行からか,いきなりスローピッチから入ったという人が増えてきたように思います.そういう人が,こういうジャークをしているつもりで,すべて竿が吸収してしまって,ジグが直線的にしか動いていない人を多く見かけます.
それで魚が釣れない!ということは無いのですが,飛ばしたほうが良い時に,魚が食いつきにくいことが多々あります.

タイトルにはスピニングとい入れましたが,一応ベイトでも出来るジャークです.
こういうジャークで魚を釣ったこと無いという人とこういうジャークで魚を釣ったことある人では確実に経験値に差がありますし,考え方のバリエーションや柔軟さにも差が出てきて,最終的には釣果の差になると思います.

釣ることだけを最終目標するわけでないですが,個人的には色んな釣り方を知っていたほうが面白いと思うので,是非やったことないよという人,自分のジャークを見直す機会にしてもらえれば幸いです.

ちなみに,私がこのジャークをやるときに愛用している2大ジグは
シャウト!のステイとタックルハウスのフロースライドです.
他にも色々使いますが,この2つさえあれば基本的に事足りるように思います.

スローに織り込むならディープライナーのSPYとかCXあたりを使っています.






2017年11月8日水曜日

フェリーとしまが生まれ変わります.新造船フェリーとしま2

フェリーとしまが予定どおりであれば,今年度いっぱいで引退します.


2000年に就航して,18年と幾日か島と本土の交通の要となっていたフェリーとしまですが,船体の老朽化には耐えられないようです.

資料によりますと,年間1億以上の補修費がかかっているようです.

今年,新造船フェリーとしま2を三菱重工に発注したとのプレスリリースがなされており,今年度いっぱいでフェリーとしまは引退,来年度からフェリーとしま2が迎え入れられるという手はずになっているはずです.


引用:広報としま9月号 http://www.tokara.jp/upload/n229.pdf

フェリーとしま2の進水式は11月19日の午前中に山口の三菱重工下関工場で行われる予定です.来週末ですね.

ということで,今のフェリーとしまが今後どういう扱いをされるのかは不明ですが,現役のフェリーとしまに乗れるのも今年度いっぱいというのが濃厚かと予想します.
今のフェリーとしまにもあと1回ぐらい乗船したいなぁと思っているところですが,どういう予定を組もうか,色々考え中です.
 
現在のフェリーとしまが総トン数が1389トンの旅客定員が200名なので,これと同等か少し大きいフェリーになるのではないか?と思います.
あまり大きいフェリーにしたらトカラの漁港内でのターンができなくなるので,極端に大きいフェリーにはならないと思います.
現在フェリーとしまの速力は19ノットとされています(航海速力はもう少し遅いように思います)が,アンケート結果では更に高速化が望まれていることから,20ノットぐらい出るフェリーを作るんじゃないかなぁと思います.

いずれにしても,ある意味,時代の転機に立ち会えたことへの喜びと,現在のフェリーとしまが引退してしまう悲しさと,新しいフェリーとしま2に対する期待と・・・色々と複雑な感情が湧いてきますが,これからも島民の方の大事なライフラインをつなぐという役割に加えて,釣り師達の夢も一緒に運んでくれることを期待しています.

もし,進水式を見に行かれた方で写真などお持ちでしたら下さい!(笑.

でわ.


2017年11月6日月曜日

初の枕崎近海ジギングへ行ってきました

どうもです.
10月は台風などもあり,週末に天気が悪い時が多かったですね・・・.

 サンデーアングラーの皆さんはなかなか釣りに行けない日々で悶々とされているのではないでしょうか?

かくいう私もその一人で,今回の釣行記は10月下旬の台風前に行ってきたという釣行記です.本来は一泊二日での草垣開拓だったのですが,流石に無理!で,中止にするか?って感じだったのですが,近海ならできそうということで,希望者のみで近海へ行ってきました.

枕崎より栄真丸にお世話になりました.
http://eishinmaru.pya.jp/

栄真丸は枕崎近海でジギングするのは初めてのことで,開拓釣行であるということを了承しての釣行となりました.

枕崎近海でジギング専門でやっている船は皆無でこんなに本土に近いところなのに,ジギングとしてはほとんど未開拓の海域だと思います.特に150mオーバー,200mオーバーはほとんどの船がやっていないと思います.

岸から割と近いところでも100mオーバーの水深があり,10kmも離れると200m以上の水深,もう少し離れると300mオーバーまであります.

ということで,幅広い水深がわりと近場で体感できる非常に面白い海域だと個人的には思っています.

特に面白いだろうなと思っているラインは150m前後.と250m前後.
どちらにも岩礁帯があり,いろいろな魚が狙えそうな気がしています.

今回はそれほど深場はやらずに30m〜120m程度の浅場をメインでやりました.

時化ていたので安全第一でほとんど写真はありません.

海況としては底うねりが入っており,魚が隠れているような感じで,かなり難しかったと思います.
ま,釣果を期待しての釣行というよりは,釣り糸を垂れることが目的の釣行だったので,こういう海況というのは予想できていたことです.


朝一は100mちょっとの砂利帯で少し凹凸があるような場所.
ここで私はレンコダイが釣れました.

その後,移動で浅場に移りますが,潮がなく・・・・移動.

移動先でもなかなかベイトがおらず,船中ちょこちょこと魚は釣れました.

浅場で私はキジハタやオジサンが釣れました.

アカハタが釣れてもおかしくないような岩礁帯を流しますが,全く食ってきません!
岩の中に入ってしまっている感じだと思います.

岩礁,珊瑚のスキマを縫ってスジアラ狙いで流してみますが,食わず.

なかなかこの手の魚の食い気モードOFFの時に食わせるのは難しいですね.
とくに穴の中に入っていたりすると,目の前にジグを持っていくことすら不可能です.

ハタがどれぐらい穴の中にはいってることがあるかといいますと・・・.
動画で見てもらったほうがはやいと思うので,サンプル動画を載せます.

どこにハタが居るか,どれぐらいの大きさのハタが居るか,予想しながら見て下さい.


この動画のレベルで岩の奥にいる魚にジギングでアプローチする術は今のところ思いつきません.
なのでハタ釣りとはそういうときもあるものだと青物釣りとはまったく区別してで割り切るしか無いかなと思ってます.

にしても,こういう場所に住んでいるわけで,こういう場所があるポイントをピンポイントでどれだけ見つけられるかがハタ釣りのキモであるとも言えると思います.

で,話がそれました.

なかなか頑張ったんですが,思い通りには釣れず・・・.
でも,釣れないなりに楽しいんですよね.
なんせ久しぶりの釣りですから.

結局ちょっと深かったので打ちませんでしたが,ちょっと深場にかなり面白そうなところもありました.
もっとちゃんと周囲を魚探当てて地形を把握すれば,マハタが居そうなポイント.
たぶん時期によってはデカイカンパチも回ってもおかしくないポイント.

色々あります.

枕崎沖(久志,坊津,秋目も含めてですが)はまだまだ未知で面白い海域だなと個人的には思いました.
もっとそっち方面で活躍してくれる船が出てくることを祈ります.
連絡貰えればいつでも開拓付き合います.

で,最後にちょっとした場所でアヤメカサゴが来て,台風も来るし,ちょっと早上がりで終了でした!



完敗ですが,また来たい.そう思える楽しい釣行でした.

釣果:レンコダイ,キジハタ,アヤメカサゴ,オジサン×2

でわ.


2017年11月3日金曜日

ライトな釣りは人を駄目にもするし,上達させたりもする

まだ更新していない前回の釣り(オフショアジギング)で近海での釣行だったこともあり,結構ライトなタックルを持っていたんです.もちろん,いつものタックルも持っていきました.



ライトなタックル(カヤック標準タックル)
PE2号にリーダー10号をセット.

いつものタックル
PE3号にリーダー14号をセット.

攻める水深は30m〜130mほど.

いつもはカヤックと船からなので,直接的に同一条件で釣り比べることはしないので,なかなかその細かい違いについてを体感できていないなと思っていました.

今回,それで久しぶりに2号タックルを持っていってどれぐらい使用感が違うのか?
ということを試してみました.

前々から分かってたとことですが,2号から3号にすると引き重り感は倍増,水流感度はバカ落ち・・・,使えるジグのウェイト範囲も狭くなる・・・.
結果,2号をめちゃくちゃ使っていると,3号に変えた時に感覚がボケます.

なるほどなぁと思った次第です.

ただここで,タイトルにもあるとおりなのですが,ライトばっかり使ってるとある意味で腕が鈍ります・・・.
ライトタックルの感覚,感度に慣れてしまうと,正直太いタックルでやる気がなくなってくるんです.(特に私みたいなおっさんは・・・)

例えるならPE2号でのジギングはドピーカンの快晴のなか周りを見渡してる感じ,なのに対して,PE3号だとどんより曇りで霧がかって周りが10mぐらいしか見えない・・・そんな感じです.

ライトタックルは魚の食いもいいし,ジグの動きもいいです.
ただ,大きい魚が一発来た時だけは魚に有利になってしまいます.つまり,切られる可能性が上がるということです.

PE2号でどれだけの魚が釣れるか?と言われると,シチュエーション,かけた水深と実際の水深,ラインの角度,魚種,その魚のポテンシャル,アングラーのポテンシャル等々様々な要素に影響を受けて決まることなので,一概には言えません.
私の使っているシステムで「実測した」結果についてはまたいつかのブログで記事にしたいと思います.

で,結局,ライトタックル,それはそれでアリで面白いのですが,それなりの魚を狙う,あるいはそれなりの魚が居る海域ではあまり使わない方が良いなというのが個人的な感想です.

他には,水深100mでも50g,あるいはもっと軽くてもで楽勝!みたいな人を見かけますが,前提条件となるような潮流やラインの太さ,ジグの形状などが書かれていないと非常に残念な気持ちになります.2ノットの二枚潮,PE3号を使用して水深100mで50gで十分釣りが成立できるよ!と言われたら本当に尊敬しますが,PE1号〜1.5号に潮流は素直な0.5ノット未満の潮,それで水深100mで50gで十分!と言われても,そりゃそうでしょ?当たり前なんだけどなぁとしかならないわけです.それなら30gでも十分いけますよ?って感じです.でもそういう釣りが面白いかどうかは人それぞれかなと.人によっては0.3号とか0.6号とかを10kgクラスのハタ類がいる海域でさらにはそのハタ類を狙うのに使うようで,さすがにそれは・・・ちょっと無謀なんじゃないかなぁと思います.相手の力量とこちらがかけられる負荷の関係から魚を捕れるビジョンがあるなら是非教えてほしいものです.

そういう釣り(極端にライトな釣り)は他の人がやっていない釣りでマニアックな釣りであると勘違いしている人も居ます.ライトな方へ振ったマニアックな釣りは個人的にはあんまり好きではありません.その状況で想定より大きい魚がかかったらどうするのでしょうか?
そのようなとんちんかんにライトな釣りをやっている人が他の釣りでは太糸を推奨していたりするので噴飯ものです.
アイデンティティーが無いというかなんというか・・・.言ってることとやってること,場所が変われば変わってもいいですが,スピリッツは同じであってほしいものです.

なので,太糸,デカイ仕掛けが好きな私としては,水深20mでPE3号〜4号,300gでもこんな魚釣れました!のほうがよっぽどマニアックな釣りだと思いますし,ジグで食わせの動きが出来ているんだなと思います.

で,結果,個人的な感想ですが,

やっぱりどんな釣りでも太糸を使う強い釣りをする人のほうが精神的にエキスパートだなと個人的には思ってます.


タックルの強度を落とすことで得られる感度と失う人間感度があるので,そういう意味では釣り人をダメにすると思ってます.

ただ,初心者の方にはライトタックルはオススメです.

上に書いたことはある程度釣りが分かっている人,大きい魚を釣ることがかけることも難しいし,捕ることも難しいということが分かっている人の話です.

いきなり初心者の方が50m程度の水深で300gをシャクるというのは現実出来ではないと思ってます.
アベレージの魚が小さい場合にはライトタックルでまず魚の食ってくるアクションや魚とのやりとりを覚えるということが一番上達の近道かなと思います.
魚を釣らなければ,上がる腕もあがりませんから・・・.

ということで,今回は極端な話を書いてみましたが,やっぱり自分は太い糸で,どんな魚もかけていけるようになりたいなと改めて思った次第です.


また,これはあくまで私個人の考え方なので,強要するものではありません,そういう風に思っている人もいるのね?ぐらいに思っていただければ幸いです.

それでは.




2017年11月1日水曜日

カヤックフィッシングで渋い時に釣るために大事な3つの事

どうもです.

カヤックフィッシングをやっていて,渋いなぁというときありますよね.
渋いという言葉は自然が悪いように受け止めてしまうので,あまり好きではなく,最近は「難しい」と表現しています.
思いとしては,人間側の攻め方次第では釣れるだろうと期待を込めています.
「渋い,釣れない」と諦めてしまうのではなく,「なかなか釣れないけど,ちゃんとやれば釣れる」というちょっとポジティブな感じがするかなと.(個人の感想です

簡単に釣れない時

ってことなんですが,そういう時,しょっちゅうありますよね・・・.

そういう状況で結果が残せているかと言われると・・・正直微妙なところではありますが,私が大切だと思っている点について書いてみたいと思います.
タイトルは「カヤックフィッシングで」としておりますが,結局オフショアジギング全般に通じることなのかもしれません.

1.A級ポイントを見極めておく.

A級ポイントと呼ぶべきポイントをいくつ持っているか.
これで釣果はかなり左右されると思います. つまり,ポイントの下調べをして,魚がつきやすいポイントを把握しておくということ.これは非常に重要です.
ピンポイントの地形だけではなく,ある程度周りの地形も知っておく必要があります.
魚がつくポイントというのは端的に表せば,周りと違うポイント,隠れるところがあるポイント, プランクトンが集まるポイントなどです.
ポイントの探し方はまた別の記事で書きます.
とにかく,魚がいつくポイントをちゃんと抑えておく.ということが大事だと思います.

ポイントによってそのポイントの大きさはマチマチです.
カヤックの場合ですと,大きさが数m四方しかかないような小さな根からずっと流してもどこかしらに魚がいそうな数十mぐらい長さありそうな瀬・・・などなど.
時には大きさが1mを切っているような小さな岩の影もピンポイントで狙うこともあります.

2.根拠の無い流しはしない,ポイントへの入れ方を丁寧にする

ある程度通っている場所になってくるとわかるのですが,活性が高い場合はちょっと違うポイントに落としても見つけて追ってきて食ってくるということは多々あります.
しかし,難しい状況では本当にピンポイントの流しでしか食わない.そういうときがあると感じています.

極端な話をすれば,10m流すポイントが変われば釣れない.

そんなことも起きると実感しています.
なので,このポイントに流せば食うはずだ!というポイントにきちんと流すことが重要だと思います.そしてこのポイントを流すためには1でも書いたそのポイントの周りの地形なども把握しておかないと難しいです.

また,これは難しい時に限らないのですが,「根拠のない流しはしない」ということです.
流す根拠は,ベイト・魚の反応,底質や地形の変化,およびそれらにマッチする潮流の向きと流れ方.
これらをすべて確認した上で,最適だと思うポイントに根拠を持って流す.
これが大事だと思っています.

釣ってる時間が無駄に長くなるよりは,魚がいるポイントをちゃんと見極めることに力点を置いて,釣ってる時間は短いかもしれないけれど,魚が釣れる流しを多く取るということも大事だと個人的には思います.  

釣り糸を垂れないと,絶対に魚が食いつくことはないです.
しかし,魚が居ないところでいくら釣り糸を垂れても絶対に釣れません.
まずは魚がいるポイントをちゃんと見つける.魚探に映る魚であれば,魚探の反応を探す.魚探に映りにくいボトムの魚であれば,居るであろう地形を探す.
これはオフショア釣りの大鉄則だと思います.

だいたい私が,流してるときは,これで食うかどうかのお試し流しも多いですが,やっぱり魚が釣れてるときはほぼ間違いなく,食うならここだろ?というポイント,地形,反応で食ってきます.
もちろん,これなら食うだろ?と思ったら絶対食ってくるかと言われるとそうではないです.
食ってくる!と思ってる時に魚が釣れる.ということは事実ですが,魚が釣れた時に,ここで食ってくる!と100%思ってたいたか?というとそうではないということです.
このあたりは誤謬の議論になりがちなので,注意して下さい.

逆に言えば,ここでは食ってこないだろうなぁと思っているときは,ほぼ魚も釣れない.ということになります.

 3.流しが悪いのか,釣り方が悪いのかをちゃんと考えて,ローテーションを頻繁に

状況が難しいときはちょっとやそっとじゃ食いません.
カヤックフィッシングの最大の利点は自分の魚探を見ながら釣りができることだと私は思ってます.
魚探の反応を見ながら,これならいつもなら食ってきている反応だ.
ジグを少しでも追う素振りがある.
など,何かしらジグを食うであろう魚がいるときはだいたい分かります.
例えば,こちらの画像,20mぐらい離れたところに瀬があって,瀬に向かって流そうかと思ったんですが,おもったより流れておらず,瀬から遠いところでジグを上げ下げしていたらフィッシュイーターが寄ってきてジグにまとわりついている.という図です.
この図から少なくとも中層までジグを追ってきている魚が2匹,ボトム付近で追ってきているちょっと離れたところにいる魚が1匹は居るということがわかります.
魚種までは特定できませんが,ポイントの性質からすると,ヤズかネリゴだとおもいます.
ちなみに,この時はじっくりジグを見せてしまったので,これ以上やっても食わせきれないと思ってすぐ移動してます.

ジグに積極的についてきていることからフィッシュイーターであることには間違いありません.

魚が居るのに食わない場合,もちろん,時合ということもありますが,ジグのセレクト,動かし方で食わせきれていない.ということも考えられます.

何の魚を狙っているかによりますが,ジグの飛ばしをどれ位にするか?ジグ半分,ジグ1個,ジグ2個分・・・・それから横を向けるのか向けないのか,横を向けるなら横を向けた姿勢を何秒維持させるのか,次のシャクリはジグの姿勢がどうなっているときに行うべきか?そのシャクリのスピードは?また,フォールを入れるならフォールスピードはどれぐらいが良いか?フォールで動くジグが良いのか?フォールで動かないジグが良いのか?フォールの幅やタイミングはどれ位がよいのか?さらにそれらのコンビネーションなどなど・・・・他にもたくさん考えるべきというか魚が食うか食わないかを決定するであろうファクターはいくつもあり,考えだしたらキリがありません.
また,ジグをどうあやつるか?ということも大事ですが,ジグが小さいとハリのセッティングでもうごきがシビアに変わってくるので,ハリのセッティングもアジャストしていかなければなりません.
もちろん,ジグ自体のセレクトで大きくアクションは変わります.

私はカヤックでは基本的に3つのタイプのジグをローテーションしています.もちろん,他のジグも試してはいますが,今のところこの3つあってカヤックフィッシングで困ることはないと思ってます.だまだ使いこなせきれていませんが,一応,どんなジグで釣っているのか最後にご紹介します.

※近海のジギング,20m〜120mぐらいまでのジギングだと思って下さい.
※狙いは青物,ハタ類,真鯛などです. 特殊な魚は狙っていません.
※私のカヤック釣りは基本はPE2号でやってます.

・シマノ ペブルスティック 100g〜150g

こいつは最近の先発ジグです.最もお気に入り.
セールになりやすく,入手性も◯,100g〜150gはお値段も他社に比べて安い.
そして,いろんなアクションを1つのジグで出来ます.
一日を通してこのジグしか使わない日もあります.
ペブルスティックの代替品としてはディープライナーのSPY-NやSPY-5なんかも使います.
スタンダードな長細ジグです.

・ディープライナーCX 100g〜150g

ディープライナーのジグの中でもフェイバリットジグ.
カヤックからでも使うことで体に馴染ませようとしています.
ペブルでは表現できないフォール,シルエットなので,ローテーションに入れてます.
鹿児島で入手性が高くない(軽いところはあんまり売ってない)のが玉にキズです.
短い上げでの横向け,木の葉型のわりにキレのあるスライド,飛びをします.

・シーフロアコントロール クランキー 120g,140g,170g

シーフロアコントロールのクランキー.
フォールのアクションが独特です.クイクイクイとリズミカルにスピードを変えながら落ちていきます.フォール中に魚が付いてきているかどうかがこの3つのジグの中では一番わかり易いです.魚が付いてきていることを確信して食わせる快感を覚えられたらジギングに絶対ハマると個人的には思います.
ロングフォール系の釣りからあんまり早く誘わない,激しくしゃくらない,優しく誘う釣りに向いていると思っています.
よりロングフォールに特化させたければ,ディープライナーのフレックなんかも最適だと思いますが,なかなか小さいサイズは売ってないです・・・.

カヤックという限られたものを持ち込む場所ですから,基本的には1つのジグで多彩な誘いを出来る,上げの速い釣りから,ロングフォールなどの遅い釣りまでをなるべく少ない種類のジグで表現することも大事かなと思ってます.

もちろん,前にも書きましたが,これら以外にも色々持っていって,ちょっと落として使ってみたりしています.
今のところの軸となるのはこの3種かなとおもって紹介しました.

まぁ,そんな感じで,難しい時に大事だと思っていること,書いてみました.

相手は自然ですから,変わりようがありません.変えようがありません.
釣るためには自分が変わるしかないと思ってます.

でわ.