2015年12月27日日曜日

カヤック振動子のマウント方法

どうもです.
年末は冷え込むみたいですね?
寒気がきていると,かなり予報が不安定になります.
海上へ出られる方,釣りをされる方,十分にお気をつけ下さい.

また,年をとると急な温度変化についていけない時が,私はあります.
みなさまも体調には気をつけてください.

で,今日はカヤックの振動子マウント方法について書きたいと思います.

カヤックでの振動子マウント方法は大きく分けて2つあります.
ボートだと,スルハル仕様などもありますが,カヤックでは現実的ではありません.

大きく2つといったマウント方法は以下のとおり,

1.ポールで海中に直接出す方法
2.インハル式(ポリグリップやシリコーンなどで船底に固定する方法

以上です.

私が採用しているは1のポールで振動子を海中に位置させる方法です.

この方法のメリットは感度がよいということです.
デメリットは(これは私の艤装方法がわるいのですが),高速走行するとポールの剛性不足により振動子がななめになってまともな魚探の像が映りません.
これはジェイモの1馬力を3枚ペラで改造してから起こるようになった現象です.基本的に 5km/hまでで使う分にはそんなに気にする必要はないと思います.

スマートじゃない!と言われることもアリますが,スマートさと映り天秤にかけた時に映りを優先させたことになります.


2のインハル式のメリットは艤装がスマートになることだと思います.
デメリットとしては感度が下がるということ.
振動子の先に超音波を吸収しやすいポリグリップやシリコーン,さらにその下に船艇(リニアポリエチレン)があります.これを通って海中に超音波が出て,さらに拾うときにも船艇〜ポリグリップ&シリコーンを通過して受信という形になり,行きと帰りのダブルで信号が減衰します.
一般に固定方法にもよるとは思うのですが,こういうインハル式では最大で50%も出力が落ちると言われています.
頑張って落ちなくしたとしても,直に外に出す2の方法に比べて,感度が落ちることは理論的に明らかです.また,インハル式は振動子が空気中にあるので,水温を調べるためには水温計を別に出す必要もあります.これもちょっと手間ですね.水温なんて分からなくてイイ!というひとはこれはデメリットではないのですが,一応注意点として書き添えます.

ということで,私は感度優先!ということで,外にポールで直だしする方法にしています.

振動子の艤装方法については他にもスカッパーホールを使った方法などこれまで歴代のカヤック乗りの方々が色々考えてこられているので,検索してそれらを参考にすると良いと思います.

検索結果はコチラ

最近ではホビーカヤックなんかはLOWRANCE Readyシステムというカヤックに振動子を固定するためのギミックを備えていたりします.こういう心遣いってフッシングカヤックには重要だなぁと個人的には思います.

なるべくスマートな艤装を求めたい中で性能も追求していきたい.
なかなか難しいですね・・・.

私も今がベストだとは思っていませんが,一度落ち着くとなかなか改造する気になれないのが現状です.
もっとよりよい方法を求めていきたいと思います.

でわ!

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