2017年4月12日水曜日

【天山酒造】 七田 岩の蔵 飛天山

さて,月に一回の日本酒紹介コーナーがやってきました.

月一にするか,それとも釣り関係を今,月,水,金に更新しているので,それ以外の日に酒関連を気まぐれに更新するか迷っています.

月一だと紹介したい蔵も紹介しきれないので・・・.
月一というルールを逸脱する場合は月水金以外にイレギュラーに更新したいと思います.

前回,あまりにも有名過ぎる日本酒「獺祭」(旭酒造)をご紹介しました.

今回ご紹介するのは「天山酒造」佐賀の酒蔵です.
http://www.tenzan.co.jp/main/

佐賀県に日本酒のイメージが無い方もたくさんいらしゃるかと思います.
佐賀どころか九州=焼酎というイメージがある方も多いかと思います.
しかし,九州にも美味い日本酒は沢山有るんですよー.
というわけで,日本酒紹介記事は地元九州をメインにまずは紹介していこうと思います.

佐賀は九州の中でも特に個性的な蔵が多く,日本酒で乾杯する条例を作るなど,日本酒に力を入れています.(県民みんなには全く浸透していませんが!

そんな佐賀県の小城市,名前の由来にもなっている「天山」の麓にある酒蔵が「天山酒造」.

日本酒の主要銘柄は「天山」「岩の蔵」「七田」があります.
この蔵のちょっと変わっているところは,「岩の蔵」は九州圏内の限定販売,「七田」は九州以外の限定販売(特に関東圏向けの出荷)という体制を取っているところです.
HPには天山シリーズしか載っておらず,岩の蔵,七田のラインナップは見ることが出来ません.

それぞれの名前の由来は
「天山」の由来は名前の通り,佐賀の山の名前
「岩の蔵」は蔵の住所
「七田」は現在の当主「七田謙介」氏の名前

 となっています.

天山酒造の仕込み水は天山の中腹から湧く硬水なので,佐賀の他の蔵よりはキリッと辛口に仕上がるなどと言われていますが,さほど辛口の酒が多いわけではないのでご注意ください.キレは抜群によい酒ばかりです.

流行りの単体で飲めるフルーティー系吟醸酒から米感たっぷりの熱燗にも最適な純米酒まで幅広く,色んな人が楽しめる酒をたくさんリリースしています.

商品がありすぎるのでいくつかオススメを.
天山シリーズから

純天山

一升瓶で2400円ほどの比較的リーズナブルな精米歩合60%の純米酒.
流行りのフルーティーな吟醸香はありませんが,米感たっぷりの旨い日本酒
幅広い温度帯でイケマス.個人的には上燗,熱燗,飛切燗あたり温めて飲みたい酒です.

天山 純米吟醸 おりがらみ (微発泡)
しゅわしゅわ感のある酒,花見酒にぴったりな一本です.
今年の出荷分が最近出回っているようです.取扱店にはまだ置いてあるかもしれません.

岩の蔵シリーズ
純米吟醸岩の蔵

ブルーのラベルが特徴的な岩の蔵です.
55%精米ですが,かなり華やかな吟醸香あり,スッっと入ってきっちりキレる.
スイスイいけてしまう危険な酒です.値段もお手頃.
岩の蔵のこのブルーラベルは値段以上の酒です.
基本的には冷やして,雪冷えで飲むのが好きですが少し温度が上がった涼冷えぐらいでもまた違った味わい.
無濾過生原酒もあります.生酒が好きな人はそちらのほうが◯かもしれません.

純米大吟醸岩の蔵

岩の蔵の純米大吟醸.ブラックラベル.
お値段もカナリ・・・ですが,値段に見合う味はあると思います.
誤解を恐れずに言えば十四代飲むぐらいなら私はコレを呑みたいです.

七田シリーズ

七田シリーズは九州に売っていないので,あまり飲んだことがなく,データがないのでオススメ!というものは難しいですが,いろんな酒米で作っていて米違いを楽しむのも面白いです.山田錦,雄町,愛山,五百万石,その他・・・.かなりどれも少量生産なので,お店で見かけたら買ってみてください.といっても特約店は全国に20店舗ほどしかないと聞いていますので,なかなか売ってもないと思います.
高い精米歩合の酒がいい酒だ!と思われがちな今日,それにたいするアンチテーゼのような形で純米7割5分磨きというあまり精米しない米で醸した酒もあります.

という感じで天山酒造紹介してみました.
かなり色々な商品がありますので,きっと気に入った一本が見つかるはずです.

天山酒造が気になった方は色々調べてみてください!


2017年4月10日月曜日

かつて存在した日本最大最強の遊漁船スターマリン

最大最強の遊漁船と聞いて皆さんはピンと来ますでしょうか?

私の中ではもうこれしかない!という遊漁船が居ました.
正確には遊漁船ではないのかもしれませんが,遊漁もやっている船といったほうが良いでしょうか.

私の知る限り最大で最強の遊漁船
それは・・・・

スターマリンⅢ号

(キャプテンⅠ号)

テレビを良く見ていた方ならあー,あの船か!と思っていただけるかもしれません.
10年ぐらい前にザ・フィッシングで古谷さんや田原さんがのっていた記憶があります.

この船,バブル期の忘れ形見とも言うべき破格のスペックです.

出典:http://www.elmar-jp.com/contents/tourinformation.htm
全長:37.6m(120フィート超)
最大幅:7.56m
総トン数:149トン
旅客人数:29人
主機:2750馬力ディーゼル×2!
墨田川造船製造
http://www.sumidagawa.co.jp/ 
日本で唯一近海航行許可をとった旅客船と言われています.

小型船舶の域は楽々超えています.
3泊4日の旅で一人40万とか・・・・そんな世界です.

ちなみに,近海?というと,沿岸区域,沿海区域と勘違いする方もいらっしゃるので補足しておきますと航行区域としての近海はこちらの領域になります.
一瞬日本がどこにあるのかも分からないレベル

熱海港を母港としていたようです.
主な航行前は豆南諸島.

銭洲やイナンバへ限定近海船が釣りに行っていますが,スターマリンが目指すのはさらにその南.

限定近海船では八丈島までしか行けませんが,近海船は青ヶ島,ベヨネーズ列岩,スミス島,鳥島,そして豆南諸島最南端の孀婦岩まで航行していたようです.

そのスターマリンも不景気で釣り人は減り,燃料高騰でなかなか出航しておらず,ついには数年前に海外へ運ばれていったそうです.

私が生きているうちに一度でいいから乗りたかった.そんな船でした.

現段階で豆南諸島に釣りをしに行こうと思えば,国内最大級ヨットの翔鴎号などになってくるのかなと思います.

見るだけならおがさわら丸のクルーズ便や豪華客船系のクルーズが催されています.

小笠原や豆南諸島,一度でいいから釣りに行ってみたいです.
また,最近は釣り人の減少,不景気,燃料高騰で遠征船が減っているように思います.

遠征だけが釣りじゃないですが,夢を追いかけるような船が居なくならないことを願ってやみません.

今日は短いですが,こんなところで.

でわ!


2017年4月7日金曜日

ジギング宇治群島でやっと10kgオーバーの?

どうもです.

釣行記.3月中下旬分です.

この日もまた川内港から恵比須丸さんにお世話になりました.

とりあえず目指すは宇治.
草垣開拓中の恵比須丸さんなので,もしかしたら草垣も?
ということでしたが,お客さんの都合が合わず宇治となりました.

草垣はいつか行きたいです.
海は逃げません.

3月のテーマになっている数釣り.
爆釣!ってわけじゃないですが,これまでの釣行では小型に遊んでもらって,数は釣れているというような感じ.
潮回りとしては本日はマズマズ.
昼間で潮は止まらないはず.

宇治到着.

朝一ヒットはー,私ではありませんでした.
1流し目は当たらず.

まぁ,そういうこともあるかと2流し目.
あたりましたが・・・・?

スマ????ではなく,,,極小のイソマグロ.
リリースできそうだったのでペンチリリース.

で,次の流しだったと思います.ようやくカンパチらしきアタリ.
ネイゴダブルでした.

いいんです.数を釣るのが目的なので.
良型はそのうち交じるでしょう.

本日は比較的とろとろ流れる感じでぶわっっと食いが立つ瞬間はありませんでしたが,ぽつぽつ拾える日って感じで,数流しおきにポツポツ追加します.

この前釣座のはなしを書いたので釣座の話を書くと,私は大ドモ.船のケツです.
私がケツを良く取るのは魚探を見に行きやすいから.それだけです.後ろが空いてなかったら左のドウがいいですね(笑.魚探を見ることが出来ますから.
魚探を見たからといって釣れるわけではないのですが,その日のベイトの浮き方や瀬に対する付き方,その下,あるいは上にいるカンパチの反応の出方などを気にしながらしゃくり方を変えています.(効果があるかは不明です)
今日はケツから入る潮だったので,潮上です.一番釣らなきゃみなさんに申し訳ない釣座とも言えます・・・(そんなことないんですけどね

ポツポツ広いながら,移動を繰り返します.

その後,
流れ藻がすごい場所で着底ヒット.
そこそこのサイズですが,カンパチではない様子.
ちょっと横に走る感じもあり・・・何かわからないけど,とりあえず上げてみようと思いファイトしていると・・・・流れ藻がPEに絡まり,魚が急に走ったタイミングでブレイク.3分ぐらいはやり取りしてドラグも何回か出されたあとだったんですが・・・.
スパっとイッていたので牙物(イソマグロとか)の可能性もありますし,藻が絡まってドラグ以上に余計な力が加わって切れた可能性も.もしくは締めが足りずに締め切れリングから飛んだかもしれませんね.
ただ言えることは私が下手くそだということです.
これが本日1バラシ.


鮫島グルーっと回っても,魚がいる場所は限られています.
やっぱり潮って大事ですよね.
潮関係なく,とりあえず実績のポイントに入ってみるということも大事ですが,潮を読み,魚の付き場を読み,ポイントを回らないと時間が勿体無いと個人的には思っています.

次の場所.
ポツポツした反応でベイトが広範囲にいるため少し長めの流し.
回収してください〜・・・・の合図の後,いや!反応出てきたんでまだOKです.
からのヒット.

基本7kgにセットされているドラグが程よく出ます.
走りの質からすぐにヒレナガだと分かります.
浅場のヒレナガの引きは格別です.

30m以上上でかけているので余裕があり,ドラグは普通に出されますが,魚は上がります.
上がった魚は6kg弱(帰港後計測で5.7kgぐらいだったかな)のヒレナガでした.



このサイズでも浅場でやると面白いです!

このあたりが大型の時合だったのでしょうか?
さらに,ちょっとした移動先で着底ヒット.
※着底ヒットはほぼ運だと思っています.ヒットさせたのは実力じゃないです.しかし,着底ヒットを捕れるかどうかはアングラー側の技量によるところが大きいと思っています.

先程ブレイクがあった瀬周りの近く.

スピニングタックルでやっているので,着底ヒットは本意ではありません.
早い巻き上げで追わせてなるべく上でかける.この基本を無視したヒットとなります.

正確には着底まであと数mあったので,ほぼ着底ヒット.
ヒット直後,ドラグが出ます.
あっやばい・・・と思いましたが,なんとか止めて巻きます.
10mも浮かせれば根ズレはないポイントなので,そこからはゆっくり.

ちなみにリフトは結構重たいです.でも引きはカンパチじゃないです.
船長が,でかいよね?と聞いてきたので,
「重たいですけど,カンパチじゃないですよー.カンパチだったら走り方的にはさっきの(6kg弱)より小さいですよ」「デカいメダイとかですかねぇ?」などと応答しておりました.

実際,走り方は本カンパチのそれともヒレナガのそれとも違う,少しだけ障害物を避けるような走り.ちなみにヒレナガは特に根に一直線に走るイメージがあります.最凶です.
着底ヒット(フォールでのヒット)だったことと,少し深場だったこともありメダイかなぁなんて思ってたんです.にしては首振るので,魚種がわからん!

ですが,あがってきた魚は・・・・
まさかの10kgオーバーのヒラマサ(笑.





※ハゲは生まれつきです.諦めてます.

宇治にヒラマサの10kgオーバーが居ると思ってなかったので,ヒラマサの可能性は最後まで考えていませんでした.ついこの前カヤックで7kgオーバーを釣っているので,パット見で7kg楽勝超え,9kg前後と思っていましたが,帰港後測ってもらったら10.7kgでした.ちなみに,ジギングでヒラマサの10kgオーバーは初めてです.海域的にもなかなか出るサイズではないので,嬉しかったです.

この前,カヤックで7kgオーバーを釣って,鹿児島でも10kgオーバー見えてきたんじゃない?なんて言ってた矢先のヒラマサ10kgオーバーでした.
今年はなんだかヒラマサ運がある年なんでしょうか?ね?

北の本場(平戸,五島,壱岐,対馬,七里)にも行こうかなぁと計画中です.

で,リーダーはちょっとザラってました.
最初の走りの時に当たった感触はあったので,少し慎重にやりとりをしてよかったです.

正直に言うと,この着底ヒットがヒレナガカンパチの10kgクラスだったらたぶん捕れていないと思います.ベイトならあげれるかもしれません.ま,予想なのでなんとも言えないのですが,いつ何時どういう魚が来ても出来る限りあげられるようになりたいですね.
って今回あげた人がいうセリフでもないように思いますが・・・.

その後もポツポツと追加.
最後はダブルでした.

※写ってるジグは私のではなく,隣の人のものです.

で・・・・最後の最後の流し・・・・ヒットした魚はバレ.
でもカンパチじゃなかったと思います.またチビイソマグロ?かスマかと.
ということで2本目のバラし.針ハズレです.
修行が足りませんね.

今回で浅場のカンパチの新境地が見えた部分があります.
エキスパートからするとアタリマエのことばかりなのかもしれませんが,自分なりにまとめてまた公表したいと思います.

とりあえず,ジグでヒラマサ10kgオーバー.外道としてですが,嬉しかったです.
これで,ブログを始めてからブログ内でブリ3属(ヒラマサ,カンパチ,ブリ)の10オーバーを記事に残すことが出来たこともちょっとだけ嬉しいです.あとはヒレナガカンパチの10kgオーバーですかねぇ・・・(笑.

10kgオーバーは他には真鯛もカヤックから釣りました.
他に10kgオーバーが居る魚は・・・オオニベ,シーバス,ヒラスズキ,マグロ系(クロマグロ,キハダ,ビンチョウなど),GT,ハタ系(マハタ,クエ,チャイロマルハタ,コクハンアラ,スジアラなど)
考えれば色々居ますね.

基本的に私は青物(カンパチ)を狙うので,その他の魚が登場することはないかもしれませんが,どこかで釣れたら嬉しいなと思います.

この1匹に舞い上がること無く,色々なフィールドで魚を大小関係なく追いかけていければと思います.

釣果:ヒラマサ(10.7kg),カンパチ×7(最大ヒレナガの6kg弱,他3kg級,それ以下・・サイズはまちまち,写真参照のこと),イソマグロ(リリース)


ヒットジグ:shout! STAY 160g, 200g
タックル:PE3号,リーダー50Lb

余談ですが,このヒラマサ,虫1匹も居ませんでした.
脂のノリも程よくて美味しかったです.

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前の釣行記はこちら
→2017-No9:【続】数釣りとかカンパチの翌日のスレとかを確認する釣行【宇治】

本記事
→2017-No10:ジギング宇治群島でやっと10kgオーバー

次の釣行記はこちら
→2017-No11:カヤックで鯛ラバ!ボウズじゃないけど・・・


2017年4月5日水曜日

かごしま水族館で年間パスポート(アカムツの展示!)

どうもです.

私,無類の水族館好きでして,1人でも平気で水族館に行きます.
九州の水族館はすべて行きました.
旅先でも水族館があれば行きます.

美ら海水族館に行ったせいで水族館熱が再来し,かごしま水族館で年間パスを作ってきました!

美ら海水族館のレポはこちら

で,この話を色んな人にすると半分ぐらいの人が年間パスポートの金額を知らないんです.
驚きました.新幹線の指定席の値段を知らない人も結構いますから,そういうもんかとも思いました.

年間パスポートは入館料×2です.
つまり,2回行けばもとが取れる!(この記事を書いている時点で既に2回行きましたので,もとはとれています)

かごしま水族館は大人の入館料が1500円なので,3000円で一年間入り放題となります.
入り口前にパスポート購入のための用紙が置いてあるので,それに記入して窓口で支払います.

入館したらサービスセンター?にて用紙を渡し,写真撮影をして館内を周り,帰りには年間パスポートが出来ているという仕組みです.
この年間パスポート,かなり手作り感溢れるもので,親しみが湧くレベルです.

さて,かごしま水族館ですが,一応HPを貼っておきます.
http://ioworld.jp/

いおワールドとも言います.

桜島フェリーターミナルのすぐ近くにあります.
※駐車場は1時間無料です,その後は1時間200円.
水族館は1時間以上居ることが普通なので,2時間無料にして欲しいところですが.
そこは色々と事情があるのでしょう.

かごしま水族館は4階まで水槽があり,かなり立体的な作りで,途中一方通行のエスカレーターなどもあり,逆走ができない順路に従って見ないといけない仕組みが整えられています.非常に工夫された水族館の印象です.

展示はわりと変わるように思いますが,ジンベエザメの展示もあります.
ジンベエザメの展示がある水族館は日本ではそこまで数が多くなく,
美ら海水族館,かごしま水族館,海遊館,のとじま水族館があります.他にもあるかもしれません.

で,今回,なんと,アカムツの展示がありました!

アカムツと同じ水槽にムツ,エビスダイ,カサゴ類,ハチビキなどが入っていました.

アカムツはカサゴみたいに完全に腹を海底につけずに泳ぐんですね.
しかし,ムツやエビスダイよりも泳層は下.
今回はかなり海底すれすれを泳いでいました.

時折みせる泳ぐスピードは結構速くで驚きます.

活きてるアカムツ今度は1時間ぐらいみに行こうかと思ってます.

カタクチイワシの水槽を見ながら魚探の画面を想像したり・・・

なんだかんだで釣り人目線な見学でした.

ということで,みなさんの町の水族館,年間パスポートはだいたいどこも2回分だと思います.作って暴風雨で釣りに行けない時などは癒されに行くのもよいですね.

でわ!


2017年4月3日月曜日

ジギングにおいて潮下の釣座で他より釣る工夫

船の釣座.

船釣りをしない人にはあんまり馴染みのない言葉が出てくると思いますので,解説しておきます.

船釣りは船の弦(船べり)に並んで釣りをします.
ポジションには名前があります.

船の通常進む側を船首,後ろを船尾といいます.
船の船首側のポジションをミヨシやオモテといい,船の船尾側のポジションをトモと言います.真ん中のポジションはドウと言ったりします.

で,ジギングは通常,錨を打たないので潮や風に煽られ船は流れます.
完全に風まかせ,潮まかせの釣りはドテラ流し
風の影響を少し抑えるためにシーアンカー,パラシュートアンカーを入れる釣り
スパンカーを貼り,風の影響を船のエンジンで相殺して潮流れと船の流れを同調させる流し釣り
などがあります.

どの例でもそうなのですが,一般的に言って,魚の群れに入っていく方の釣座(潮上)が釣果的に有利とされています.

これは大して説明しなくてもわかると思いますが,潮下のポジションの方が先にポイントに入っていくわけですから,魚に一番先に見て貰える確率が高く,食い気があれば食ってしまうということです.

なので,場所取りは釣果において重要ともいえます.

しかし,この「釣座」というのものを気にしすぎていては釣りは楽しく無いと思っています.
私も昔は有利な釣座に入りたいと思っていましたが,最近はどこでもいいなと思っています.なんなら毎回潮下でもいいです.

なぜこんな心境の変化があったのか?
釣座に関係なく釣れなきゃ上達したと言えないんじゃない?と思ったのと,実際,潮下でも工夫すれば釣れるということを何回も経験したからです.

潮下が不利であることは間違いはない事実ですが,どの程度不利かはその日の状況に寄ります.
「潮上の人は普通に釣れていて自分は釣れない,あーポジションのせいだ.」
と短絡的に考えるのは良いことだとは思いません.

釣りにくいからこそ面白いのであり,工夫のしがいがあるのだと思います.
工夫といっても事細かにすべてを書き並べられるほど単純なものではないんので,文字で全部をさらけ出すことはできませんが,私がよくやっている潮下でも釣る工夫について数点述べたいと思います.

1. ジグを落とすタイミングの工夫

ジグを落とすタイミング.
基本的には船長さんの投入してくだい〜という合図で一斉にジグを投入します.
ここで,他とタイミングを少しずらすということがあります.
船の流れは1ノット=毎秒約0.5mです.
50フィートの船は約15mあります.再船尾と再船首でポジションを取っている人がいる場合,1ノットの流れでは両者の間に30秒のラグがあります.2ノットの流れで15秒のラグがあるということです.
鹿児島では1ノット〜2ノットというのはよくある潮流ですので,これぐらいのラグの中釣りをするということをまずは考えます.
だったら30秒遅く投入するというのも1つの手です.

2.ジグの重さを他人と変える工夫

1.ではタイミングの話をしましたが,今度はジグの重さです.
1,で50フィートの船では15mの距離があると言いました.
15mという距離は回遊魚にとってはなんてことはない,すぐそこからそこまでの距離です.
ということは?食い気がありまくる場合,一番最初に落ちてきたジグを食うこともあります.
ということでジグの重さを他人よりかなり重いものにして,着底1番を狙うという方法があります.
この方法は私はあまりやりませんが,実践してみると,潮下なのに最初にヒットしたり出来ます.
もしくは先程30秒のラグがあると言ったので,逆に軽いジグを使ってフワフワ落とし,着底まで潮上と30秒ラグを作るという方法もあります.

3. 他人がシャクっている時にしゃくらず,他人が落としている時にしゃくる

船中,同じような重さのジグで同じよな仕掛けの太さで,同じようなリールで一斉にジグを投入した場合,ほぼ同時に着底し,みんな同時にしゃくり始めます.
みんながシャクっているときはそれだけ魚もジグを選ぶと思います.
そういう場合,潮上は強いです.なので,敢えて,みんながしゃくらないようなタイミングを狙ってしゃくるという方法があります.
これは1.2で書いたジグを落とすタイミングやジグの重さを巧妙に変えて,他の人がシャクってないタイミングでシャクることを可能としなければなりません.
中層付近で一旦ストップを入れてから落とすとか,他の人が30mシャクっていたら自分は40mしゃくる,あるいは20mしゃくるなど,他の人を良く観察してやる必要があります.

4.ナナメ引きする

ポジションによっては出来ませんが,ナナメ引き.
流し釣りの場合,潮が素直であればラインは垂直になります.
これだとピンポイントでさぐれますが,探れる範囲は狭くなります.
そこでナナメ引き.ジグを遠投します.
私は場合よっては50mぐらいは投げます.
もちろん,潮上に向かって投げることはせず,潮に対して垂直に投げることがほとんどです.
投げて斜めに引いてくることのメリットは広い範囲を探れることです.
違うスジを打っていく感じになります.
ボトム近辺を狙う場合はナナメの場合,根掛かり率が格段に上がるので注意が必要です.

5. 最後に

要は不利なポジションで普通にやってても釣れないことは多いです.
また,こういう工夫をいくら積み重ねても,結局最後は食わせれるシャクリをしているかどうかもかなり重要です.小手先の工夫とそれを支えるジグを動かすテクニック両方備わってこそ潮下で釣れる様になると思います.

そうなってくると,潮下でも他より釣れるなんてことももはや珍しくはないです.
ポジションばかり気にしている人は発想を転換して,楽しむ方に考えたほうが,腕も上達するし,楽しめると思います.

でわ!