2017年8月30日水曜日

「自分のジギングスタイル」を確立していますか?

貴方は自分なりのジギングスタイルがありますか?


ここでいうジギングスタイルとは,広義にはスローピッチジャークとかスロージギングとかハイピッチとか呼ばれるザックリしたスタイルも含みますし,もっと細かいコダワリのようなものも含みますし,大物だけを狙っていくとか,数を狙っていくとか,その場にいる魚をとりあえず狙っていくとか何を狙うのか?というスタイルも含みます.
スタイルと一口に言っても,いろいろなスタイルがあると思います.

釣りの楽しさは魚を釣り上げるという「結果」だけではないと私は思います.

釣りは結果が全てである.

という考え方(スタイル)もあるようですが,私はそうとは思いません.

もちろん,賞金のかかったトーナメントや大会において,「プロ」として飯を食うための「釣り」をしていれば,結果が全てという考え方になろうかと思います.

しかし,釣れても釣れなくても,我々のような一般人には命を取られる,あるいは飯が食えなくなるなんていうことはありません.あくまで釣りは「趣味」や「娯楽」の範疇にとどまると思います.

なんでもそうですが,そういう「趣味」や「娯楽」においては要は「楽しんだもんが勝ち」だと思っています.

では,釣りを楽しむためには?という話になるわけで,それこそがタイトルに有る「自分のスタイルを確立する」ということになってくると個人的には考えています.

とはいえ,完全に1から自分のスタイルを確立出来る人は極少数だと考えます.
最初は誰かの模倣,つまり真似事から始まるんじゃないかなと思います.
私はジギングについては誰かに教えてもらったことは無いですが,実際テレビなどで映像を見て真似をしてみるということは多々やりました.
学ぶということは真似ぶということであり,まずは過去の偉人の知見や経験を自分の体験としてやってみるということ.これは大事だと思います.

ただ,この時,個人的に重要なのは,「あの人はOK」,「あの人は駄目」とやってもみずに決めつけることだと思います.何事も自分でやってみて判断するものだと思います.

真似るということから始まる釣りも,真似る中で,真似る事以外にプラスアルファの自分なりの何かを試行錯誤の中で確立していくということが自分のスタイルを確立するということだと思います.

ジギングは正直プロがうるさい分野だと個人的には思います.

つまり,「こうしなければいけない」といわれることが多いし,他のスタイルを否定するプロだっています.どこどこの竿はダメだ!とかそういう話です.

某ジギング界の大御所様のセミナーではエバーグリーンのポセイドンでなければ参加できないなどの謎の制限があったりして,こういうところが一部から嫌われる原因なんだけどなぁと個人的な思ってしまいます.

また,そういう「こうしなければならない」というプロに感化されて,自分が使ってもいないのに,どこどこの竿はダメだ!と言ってしまう人もいます.
「スタイル」というものは他者や他社との比較によって有利不利を主張するものではないと思います.
他社を落として自分を上げるという行為自体,信者はそうだ!と思ってしまうかもしれませんが,冷静に見ている人から見れば「そういう他を落とさないと自分の有利を主張できないのかなぁ」と思ってしまうわけです.


さて,話が若干それましたが,自分なりのスタイルとはなんなのか?
自分だけのオリジナリティみなさんはありますか?

それが1つでもあるだけで,釣りは何倍にも楽しくなると思います.

---スポンサーリンク---

---スポンサーリンク---


2 件のコメント:

  1. いつも楽しく拝見しております。
    大御所様の件は確かにありますね。
    でもあれはスポンサーとして、商売としてしょうがない気はしますが…
    今回の記事で気付かせ頂いたことがあります。自分が使ってないのに批判する。
    たしかにありました!使ってないのによく折れるから使わないとか…
    以後、注意しようと思います。

    でも自分のスタイルで釣れた魚は格別ですね!
    邪道と言われようと自分のスタイルを貫こうと思えた記事でした。

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます.
      確かに,商売としては仕方ないかなと思います.
      それがあるだけ余計に,プロやメーカーが関わっている人の発言していることが本心なのか,商売のためなのか分からなくなることもあります.
      結局は自分で考えて取捨選択をしていくほうがよいかなと.

      折れる竿については,実際に同船者が折っていたり,自分の知り合いが折ってるところを見たなど聞いてきた情報でも情報としては正しいことだと思いますので,それで使わないという選択はアリだと個人的には思います.
      どういう状況かいろいろあるにせよ,折れたことは事実でしょうし.
      (キズが入っていたとか,日頃の扱いが雑とか色々バックグラウンドはあるとおもいますが)

      ただ,自分が折ってもないのに,アノ竿は折れるからダメだよ!と言ってしまうのは違うかなぁというような意味で使ってもないのに文句言わないほうが良いと書きました.

      個人的には自分で考えて釣れた魚がうれしいですね!
      自分のスタイルはできるだけ論理的であるほうが良いと”個人的には”思ってはいます.
      でも論理的に破綻していても楽しくて,他の人に迷惑かけなければ,それはアリなんだろうとも思います.

      まだまだ私もスタイルを確立出来ているわけではないので,色々試していこうと思います.

      削除