2016年12月25日日曜日

BOUZ(ボウズ)ドラグチェッカー徹底レビュー,インプレ:ドラグ設定!

BOUZから出ているドラグチェッカーという商品皆さんご存知ですか?
結構昔からある商品のように思うのですが,私はなぜか手が出ず.
というのも使わなくても大体わかるやん?
と思い買っていなかったんですが,たままたAmazonで少しだけ安かったので買ってみました.18%OFFとかだったと思います.



ちょっと使ってみたところ,こいつはなかなかのスグレモノだと思います.
個人的にはもう少し早く買えばよかったなと思うレベルでした.
ホームページはこちら:ボウズドラグチェッカー

BOUZドラグチェッカーの種類

ドラグチェッカーには4種類あります.
MAXが1kg,3kg,5kg,15kgです.
大は小を兼ねるというわけではないですが,
1kgはアジングやメバリング等の繊細な釣り向き〜シーバスぐらいまで
3kgはシーバス〜小型青物,ライトジギング
5kgはシーバスから外洋のヒラスズキ,中型青物釣り,ライトジギング
15kgはジギング,プラッギング,中型〜比較的大型魚狙い
に適していると思います.
ご自分がよく使われるドラグ値帯を考えてご購入されればよいかなとおもいます.
私がよく使うドラグ値は3kg〜8kgぐらいですので,15kgのものを購入しました.

BOUZドラグチェッカーの仕組み

ドラグチェッカーは以下のもので構成されています.
テンションを測るための3つのツメ,ダイヤルゲージ.
仕組みは意外と簡単で,3つのツメの間にラインを通して引っ張るだけです.
そうすると,真ん中のツメがラインによって上に押されます.
この押す力とラインテンションの関係を使って今ラインにどれぐらいの力が加わっているかを上のダイヤルゲージで示します.
ダイヤルゲージには黒いハリと白いハリがついていて,黒い針はリアルタイムな荷重を,白い針は最大値を表します.
なので,常にゲージを見ていなければいけないということはなく,ドラグを測りたいのであれば,チリチリとドラグがでたあとでゆっくり値を読むことが出来ます.
白い針はゲージの外枠を反時計まわりに回転させることによって元の場所に戻すことが出来ます.

説明書

説明書というのは意外と大事です.
私は説明書をあまり読むタチではないのですが,読んでおけばよかった!ということもあります.
ここに重要な部分だけ載せておきたいと思います.
・ドラグチェッカーはその構造上,ある程度,誤差があるということ
・使用するラインによって誤差は異なるということ
以上です.




実際に使ってみる

それでは実際に使ってみたいと思います.
とりあえず簡易的ですが,こんなシステムを用意します.
デジタルスケールとドラグチェッカー
これで,デジタルスケールで掛けている重さを読み取りながら,所定の荷重をかけたときにドラグチェッカーでどの程度の値と表示されるかを調べます.

まずはフロロラインで試してみます.
フロロラインの5号を使って,種々の荷重をかけてみます.
説明書によれば,補正率は+5%,ただし,+10%との境界にあるのでラインの種類によっても多少異なってくると思います.正しい値は測定値の+5%〜10%にあるといったところでしょうか.
まずは1kg
!!!!
なぜかドンピシャ1kgと表示されました.これはちょっと驚きです.
続いて2kg
さすがにちょっとずれましたね.
1.8kgといったところでしょうか.誤差は10%程度に収まっています.

続いて3kg
結構ずれました.
読みで2.65kgというところでしょうか.
いずれにしても8号より細いフロロ,ナイロンは実際の値より測定値が低く出るということを理解する必要があり,実際はもっとテンションがかかっているということです.

続いて4kg
 読みで3.6kgといったところでしょうか?

続いて5kg
読みで4.6kgといったところ?

という風に,1kgはジャストになってしまいましたが(そもそも誤差がわかりにくい),総じて10%程度の誤差を生じるということがわかりました.
ただ,これは説明書に予め明記されていることであり,自分の使うラインを色々測ってみて,覚えておくことが重要だと思います.
しかし,これだけ簡易的でこれぐらいの精度が出せると十分実用的です.

続いて,PEラインを使ってみます.
PE3号で同じような実験をします.
これが結構驚きなのです.ちなみに使用ラインはPEジガーULT4本組の3号です
3kg負荷
ほぼドンピシャ3kgです.※何回かやると少しばらつきます.

続いて5kg

ほぼドンピシャ5kg※何回かやると少しばらつきます.

さらに7kg
これもドンピシャ!※何回かやると少しばらつきます.

続いて10kg
流石に誤差が出てきましたがここで9.5kg計測.誤差は5%ほどです.

さらに12kg
ここでも針は11.5kg付近を刺しており,それほどの誤差はありません.

最後に15kg
14,3kg〜14.4kg程度?

ということで,PEジガーULTは補正率表では+10%と読みの値に対して真の値は10%高くなるはずが,7kgまではドンピシャ,10kg〜15kgでも誤差は最大で5%程度という結果になりました.※何回かやると少しばらつきます.
この結果はPEラインの種類によっても違ってくると思います.
また,ULTの特異な弾性特性がここから垣間見えたような気もしています.
その点についてはまだ確信もなく,今回はドラグチェッカーのレビューなので割愛させていだきますが,まとまったら記事にしたいと思います.

ということで,簡単にラインのテンションが測れるドラグチェッカー,あなたの用途に合わせて1台いかがでしょうか?(となぜかBOUZの回し者みたいになっていますが,利害関係は一切ありません(笑.でもそれぐらい人に勧めたくなる小物でした!
特に,自分のドラグ設定が何kgなのか把握せずに釣りをされている方は是非一度測ってみられることをおすすめします.
案外,ドラグかかってなかったりします.
ドラグを掛けなかったらもし太糸を使っても意味もないですからね.











---スポンサーリンク---

---スポンサーリンク---


0 件のコメント:

コメントを投稿