2016年8月27日土曜日

資源を守る??先代の無責任さ,負の遺産

近年,有名な釣り人が「資源確保」,「資源保護」「資源を守る」などと声高におっしゃっているのをよく目にする気がします.

つまり,魚が減ってきているので,守っていきましょう!ということです.

当然,これらは昔から言われていたことで,何を今更?というのが良識ある方のご意見のように思います.
ここでは敢えて個人の名前を出すことは控えますが,いろんな方がいろんな事をおっしゃっているように思います.

ある人は大漁の写真をSNSなどにアップロードしてはいけないと言います.
ある人は小さい魚が売られている場面をSNSにアップロードして心が痛むと書かれます.
ある人はSNSの大漁写真に対して資源の保護をお願いしますなどと半ば上から目線でコメントを書かれます.

「一部」のこういった発言に対して,少々憤りと悲しみを覚えます.
おっしゃりたいことは分かるのは分かるのですが・・・.
(すべての意見についてというわけではありません)

理由を簡潔にまとめると

1.壮大なブーメラン
自分だって昔は写真を雑誌やインターネットにアップロードしていましたよね?
それを棚に上げて言えるんでしょうか?と思うのです.

2.理由が明確ではない
例えば,大漁の写真がSNSにアップロードされて何が起こるのでしょうか?
それがどういうプロセスで資源枯渇につながるのでしょうか?
私が一部と言っているのは「俺の◯◯」というように結局自分が釣れなくなることが一番嫌だからそう言っているだけのように感じます.

3.データが示されていない
魚が減っているという話はよく聞きます.ですが,その根拠たるデータを示さずにただ自分が釣れなくなってきたからとかいう感覚値で語っている方もいらっしゃいます.それ自体は重要な事であるとは思いますが,立場を考えて発言していただければなぁと思います.

4.解決策が示されていない
解決策が全く示されていないわけではないですが....「適正量の漁獲」というのは解決策でもなんでもありません.
当たり前のことだと思います.適正量の漁獲を達成するためにはどうしたらよいと個人が考えているのか?というとこをちゃんと明確に示してほしいものです.

総じて言えば,子供が駄々をこねるように,発信力がある方なのにも関わらず,ご自身のSNSやブログなどで声高に資源保護資源保護と言っていらっしゃる方は本気で資源確保!と思うのであればもう少し真面目に発信して欲しいなぁと思います.

で,ここまではタダの愚痴なのですが,本格的にちゃんとしたデータを示し,きちんと行動し,解決策を示されている釣り師の方もいらっしゃいます.

茂木陽一さんです.

太平洋クロマグロの資源保護について真剣に考えて行動していらっしゃいます.
詳しくは是非茂木陽一さんのブログやFacebookなどをご覧になられてみてください.

http://uminchumogi.blog111.fc2.com/
https://www.facebook.com/ymogi

悪名高いグリーンピース(NPO法人)が,マグロに関する動画を作っていましたので紹介します.


あまり政治的に利用されないことを祈りたいところですが・・・.
中身としてはまぁまぁ,賛同できることなのかなぁと.
産卵前の稚魚を取るということは生産的ではないと個人的にも思います.
もしくは産卵期のマグロを捕るとか・・・・.
境港では産卵期に巻網がマグロを大漁に漁獲しています.獲らなきゃ良いけど,産卵期が一番巻きやすいようですね.詳しくは茂木さんのブログやフェイスブックで.

政治のせいにするにしても発信する側がちゃんとしてないと説得力もありませんよね.

その他,アカムツなどに関しても,以下の様なニュースが半年ぐらい前に出ていました.
http://www.j-cast.com/2016/02/25259582.html

錦織発言で高級魚「ノドグロ」枯渇の恐れ 島根県、3月から新たな「禁漁区」

まぁ,キャッチコピーなので,なんとも言えないんですが,実際,テニスの錦織選手がノドクロ食べたいと言ってからアカムツの知名度はかなり上がったようですね・・・.
そして記事の中の一番気になる点は・・・・アカムツの漁獲の8割が未産卵魚であるということです.

島根は昔からアカムツ有名で私も何度か言ったことは有りますが,ノドグロは回転寿司にもありましたね(高いですけど.

で,島根のアカムツの水揚げは150トンほどらしく,その8割が18cm未満の未成魚....150トンの8割って120トン.トンっていうとわかりにくいから120000kg(12万キロ).18cm未満のアカムツっておおよそ200g程度なので,1キロで5匹. つまり12万キロで60万匹ということになります.1匹あたり333g(1キロで3匹)としても・・・36万匹.

ということで年間36万匹〜60万匹ぐらいの未成年魚のアカムツが水揚げされているんです.

こうして聞くと結構ヤバイことが分かりますよね?
絶滅するわけなくない?と思っているかたもいらっしゃると思いますが,リアルにマズイとおもいます.
というかむしろよく年間 うん十万匹も捕れるなと.むしろそんだけ居るんだ?と思いますね.

遊漁船を正当化するわけではないですが,毎回アカムツで出船している船は鹿児島にはありません.皮算用ですが年間20回〜30回ぐらいアカムツ狙えば良い方では?それで平均して一航海あたり船中10匹もあがりませんから・・・・鹿児島の遊漁船は1隻あたり獲っても年間300匹〜500匹ってとこじゃないでしょうかね?60万匹とは桁が違いますねw
 まぁこれが鹿児島もアカムツがはやってアカムツ専門船なんかが出だすと話はちがうかもしれませんが,ジギング釣り人人口的にもそんなむちゃくちゃは流行らないんじゃないかなぁと思っています.


島根県は一応記事を読めば分かりますが,禁漁期間+禁漁区区域を設置することで資源保護を開始するようです.自治体がぱっと動いてくれるとよいですね.

あと,釣り人としてできることは小さい魚を狙わないことぐらいでしょうか?釣りをしないというのも手ですが・・・.アカムツのサイズを狙っていく工夫などエキスパートな人に教えてほしいところです.

資源保護などは重要な事だと私も思いますのでちゃんと考えていかないと行けない問題だとは思いますが,おまえが言うなよって言う人が声高に発言されているのを見るとなんだかなぁと思ってしまいます.

釣るな釣るなでは釣りを始める後世が減り,釣りというホビージャンル自体が廃れてしまうように思います.今既に釣りを始めている人はそれでもいいのかもしれませんが,私はそれでいいとは思いません.ジギングなどは若者が減ってきているように思います.そうしてなくなっていく釣りがあれば寂しい限りですね.

何度も言いますが.資源保護を謳うことが悪いことだとは思いませんが,頭ごなしに言うことはまったくもって生産的ではないと思います.

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