2016年7月12日火曜日

日本近海の海底地形図ってワクワクするよね

「海底地形図」ってワクワクしません?
まぁ,オフショアをやる人もいろいろ居て,ポイントの選択は船長任せ,釣れればとりあえずいいや!って人もいれば,どこに行きたい!どこが良さそう!などとあれやこれや考える人.

物事を考えるときはスケール感が大事だと思っています.
釣り場におけるスケール感というのはミクロからマクロまで様々です.

※今回はあくまで場所などのいわゆる空間スケールについて考えます.空間の対義語となる「時間」スケールにももちろんマクロからミクロまであり,これらも非常に重要な事は言うまでもありません.

たとえば,ミクロな例でいえば,錦江湾のどこそこにある,あの沈み根!みたいないわゆる数十メートル,数メートル四方の話.

マクロはなしで言えば,日本!とか鹿児島!とかそういう話です.

例えば,鹿児島の屋久島近海のある漁礁を考える場合,スケール毎に並べると

地球>太平洋>日本> 九州>屋久島>屋久島近海>西側?東側?南側?北側?>ある漁礁

とこんな感じで並んでいると思います.
もっと細かくも分かれますし,もっとざっくりにも出来ると思います.

なぜ,その時その場所でその魚が釣れたか?活性が高かったか?
など予測する際にはこれらのスケールすべてで納得の行く答えが欲しいところです.
(そんなことが出来るとは思っていませんが,考えないといけないことはたくさんあるなぁと)

で,だいたい,日本>九州>屋久島 このあたりのスケール感を考えるにあたって,海底地形図というのは一つのツールとして良いと思っています.
もちろん高精度な海底地形図もありますが,それらはお金を払ったりしないと手に入らない.

わりとざっくり!だけど十分使える!っていうレベルの海底地形図ならわりとネットに落ちてます・・・・特に・・・気象庁のHPは公官庁だけあって私などにとっては垂涎モノのデータが大量にあります!!!!

なかなか紹介しきれないので,今日は一つだけ紹介します.
「日本近海の海底地形図」
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/souran/main/kaiteichikeizu.pdf

pdfを開いてもらえると,全景が出てくると思います.
これで気持ち悪いという意味ではなく,鳥肌が立った人は私とよい酒が飲めそうですw

ちょっと拡大してみてください.
かなり拡大できます!
そして結構詳細に載ってます.

たとえば九州南部近海.

どうでしょうか?初めて見た方もいらっしゃいますか?

沖の曽根や堆まで大きい物ならばっちり・・・・.
マジカ・・・ってレベルですね.

ちなみに◎は火山です.

この地図全体を俯瞰しながら・・・.
例えば気象庁が発表している海流だったり海面水温だったり・・・
そのあたりとにらめっこしながら,その日遭遇した潮のかげんを見てみたり.
いろいろと妄想は付きません.

また,コレを見ていると,絶対ジグ落としたことないような曽根もあるんですよね・・・.
JGじゃないと行けないかも知れませんが・・・.

まま,これ1つだけではいろいろ妄想も膨らまないんですが,いろいろとデータと合わせると・・・.

また沖縄付近もとても魅力的なのが分かりますね〜.

ま,所詮妄想なんですけどね.

まだまだ鹿児島近海でも未知なるポイントはあると思っています.
しかし,未知なるポイントを開拓することが良いことなのか悪いことなんかわかりません.
そうやって手付かずで残っているからこそ保存されている種もあるでしょうし.
しかし,ポイントが増えることで,各ポイントを休ませることもできれば,シーズンでローテーションすることもできるようになるのかなと.
一箇所で取り尽くすよりはよいんじゃないかなぁとか資源保護の問題までかんがえだすとそれはそれで深いですね.

まま,今日はとりあえず海底地形図ってやつがあるらしいぜ!ってことを知ってもらえればいいかなぁーと思って記事を書きました.

でわ!

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